「由木翼」の版間の差分

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;「ふっ、でもプロの仕事じゃないわね。初歩的なファイヤーウォールの応用よ。停止命令を弾いてここを汚染させるようになっている」
 
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:操作を開始した直後にトラップを発見した際に。
 
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:SRWでは「プロの仕事じゃないわね」が汎用回避台詞として採用されている。
 
;「所詮素人の小細工、舐めるんじゃないわよ」
 
;「所詮素人の小細工、舐めるんじゃないわよ」
 
:直後に海動から「解除できんのかよ」と返されて、顔色一つ変えずに。
 
:直後に海動から「解除できんのかよ」と返されて、顔色一つ変えずに。

2023年7月21日 (金) 00:31時点における版

由木翼
読み ゆうき つばさ
登場作品

マジンガーシリーズ

声優 早見沙織
デザイン 伊藤岳史
初登場SRW スーパーロボット大戦UX
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
所属組織 WSOスカルフォース
所属部隊 グレンファルコン隊
軍階級 中尉→大尉(OVA第3巻エピローグ)
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由木翼は『マジンカイザーSKL』の登場人物。

概要

WSOの女性技官。気が強く生真面目な性格。技官という立場ではあるが、操縦や白兵戦の技術もある程度備えている。

重力炉の停止担当として奇械島へ同行したが、突入直後にカーゴシップにキバ軍の放った流れ弾[1]が直撃してしまい、隊長のスカーレット・ヒビキを含めたグレンファルコン隊は、由木一人を残して[2]全滅してしまう。生き残った彼女は辛くも脱出して八稜郭の面々に回収され、彼女らの協力を取り付けて海動真上と共に作戦を続行する。

エピローグでは大尉に昇進し、スカーレットと同じ赤いマフラーを身に着けている[3]

オープニング映像では右の顔がSKLのドクロに変貌したり、スカーレットと共に水晶化して砕けるという不吉な描写が見られたが、スカーレットとは違い、単なるイメージで終わっている。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作。担当声優の早見沙織氏はシリーズ初参加。海動・真上より少し早く自軍に加わる。
上官のスカーレットも同行しているが、実戦訓練も兼ねて初めからウイングルのパイロットを任されている。
スーパーロボット大戦BX
今回は戦術指揮も担当。原作終了後の参戦という事もあり、顔グラフィックに上述の赤いマフラーが書き加えられた。また、軍人としての経験も豊富でスカーレット仕込みの啖呵も披露する。
ウイングルが修理中なので当初はカーゴシップを操縦しており、カーゴから味方機を出撃させて自身は後方へと下がる。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
「聖バレンタインの騒乱」ではエリス北斗銀河のどちらかにチョコをあげるのかを聞かれた際にアドバイスをするシーンがある。
しかし、「激戦!魔神達への挑戦状!」ではケドラから仲間を庇ってウイングルを機関部まで寄生されてしまう。止むを得ず機体を自爆して一時MIAとなったが、フルギーロとの決戦に置いて復帰、4体のマジンガーにそれぞれの翼を渡す。
また、ハロウィンイベントでは魔女コスプレのセクシーな彼女が見られる。
スーパーロボット大戦X-Ω
2017年10月のイベント「新天地!その名は…地獄」より登場。今のところはNPCだが、自身はレアリティSSRのサポートユニットとして登場している。

パイロットステータス

能力値

サポート系の宿命として、万遍なく低め。極端に低い部分はなく、ウイングルの性能も悪くはないのである程度は戦える。

精神コマンド

UXBX
努力集中ひらめき追風補給
加速を持たず、EN消費も激しいマジンカイザーSKLのサポートとしては理想的。
補給をさほど使わない場合、他にも貴重なサポート精神を覚えるキャラクターに代わってメイン追風担当になることが多いと思われる。

特殊スキル

UXBX
底力L5、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2

戦術指揮

援護行動効果上昇、全体攻撃時の攻撃力上昇、初期気力5上昇
『BX』。シングルユニットの強化に特化した内容。実は、『UX』における由木の上官と同じ戦術指揮である。

サポートアビリティ

グレンファルコン隊の技官
『X-Ω』。セットしたシューターの攻撃力、クリティカル率大アップ。

人間関係

海動剣真上遼
同僚(実際には特務中尉である彼らよりも正規中尉である由木の方が階級は上)。好き勝手にやる彼らとは反りが合わないが、実力については互いに信用している。
なお、真上に対しては海動と比較して言葉遣いが丁寧なものになっているが、真上の方が怒らせると危険である事に気付いているからである
スカーレット・ヒビキ
上官。奇械島に赴く際に緊張していたが、スカーレットに緊張を和らげてもらった。彼女の死後、形見のウイングルを受け継ぐ。
UX』では原作と異なってスカーレットが生存するため、師弟のような間柄になっている。

他作品との人間関係

ダイナミック系

錦織つばさ
BX』では協力関係。
ケドラ
CC』内イベント「激戦!魔神達への挑戦状!」にて、乗機に取り付かれてしまう。

その他

フェイ・イェンHD
奇械島で「眠り姫」と呼ばれていた彼女を発見。以降、フェイの姉のような存在になる。
UX』第17話ヨーロッパルート 「ハート・オブ・ディーヴァ」では悩むフェイに助言。その事もあって、フェイはハート・オブ・ディーヴァに目覚める。
ちなみに由木のことを「翼」と下の名前で呼ぶ。これは原作を含めても彼女が初めてである。
ミハエル・ブラン
『UX』では嫌がるランカを無理やり連れ出していると勘違いして、サヤたち3人と共に彼をボコボコにした。
アイシャ・ブランシェット
『BX』では重力炉の専門家として、彼女からも一目置かれている様子。なお彼女も由木を「翼」と呼ぶ。
エリス・ウィラメット
CC』内イベント「聖バレンタインの騒乱」にて、気になる二人ののどちらにチョコレートを渡すか悩む彼女に「まだ小学生なのだから結論を急ぐ必要はない」とアドバイスを送った。

バンプレストオリジナル

マリ・ヒイラギ
BX』ではWSOの先輩。階級は由木の方が上だが、マリの方が年上かつ先輩なので、敬語を使っている。

名台詞

「アレに乗っている人はまともではありません!近くに居れば巻き添えを食います!」
OVA第1巻より。八稜郭所属の機体に後退して砦の防衛に専念するように要請した際に、マジンカイザーSKLに乗る海動真上を評して。
あんまりな言い方だが、事実である。ダイナミック作品だから仕方がない(一応、ある程度の良識は持ち合わせているのだが…)。
真上「どうだ、止められそうか?」
由木「大丈夫、時限爆弾の解除じゃないんだから。過去の物でも正規のシステムなら全て理解してるわ」
OVA第2巻より。キバ軍本拠地のプラントの動力炉を停止するため制御システムの操作を行う際に。この台詞で、ただの技官では無いことが伺える。
「ふっ、でもプロの仕事じゃないわね。初歩的なファイヤーウォールの応用よ。停止命令を弾いてここを汚染させるようになっている」
操作を開始した直後にトラップを発見した際に。
SRWでは「プロの仕事じゃないわね」が汎用回避台詞として採用されている。
「所詮素人の小細工、舐めるんじゃないわよ」
直後に海動から「解除できんのかよ」と返されて、顔色一つ変えずに。
海動「教えてやろうか、赤いコードをだな…」
由木「黙ってて!」
解除中に海動の茶化しに対して。この時、返された海動だけでなく真上も驚いている。
「うるさい!私だってウイングル起動したりして大変だったんだから!!」
OVA3巻より。「早く停止方法を見つけろ」と急かす真上と海動に、怒りのあまりに素で返した暴言。しかしウイングルを独力で起動させた事が、翼が二人から見直されるきっかけとなった。
由木「ティアラエールおよびアーシュガード、分離!」
真上「ウイングクロスだ!」
海動「おうっ!」
ウイングルの飛行ユニットを分離し、マジンカイザーSKLドッキングさせるBGMの「LEGEND of KAISER」も相まって一連の熱い流れ。
「ウダウダ言ってんじゃないわよ!! 地球が爆発したらアンタのせいよ!? 早くしなさい!!」
OVA第3巻より。緊急時にも関わらず、「機密データだ」と情報提供を渋り、詳しい説明を求めるWSO幹部の唐吉に対してキレる。
なお、前述のウイングル起動、このやり取りを傍受していた海動と真上は、由木のことを見直している。
「カーゴベイ、オープン! 降下開始! グッド・ラック! “地獄からの使い”さん!」
OVA第3巻エピローグより。奇械島での激戦の後、新たな任務に挑む海動・真上に対する一言。
危険な奇械島での任務において緊張していた初めの頃と比べると、余裕が感じられる台詞である。
UX』ではエピローグにて「降下開始〜」以降がDVE。『BX』では別の人物にセリフを奪われてしまう。

スパロボシリーズの名台詞

「人の痛みも想像できない人間が、想像力を語るな!」
UX』第8話(地上ルート)「明日への道標」におけるとの戦闘前会話より。
想像力の無い他者を嘲笑する陸にスカーレット仕込みの啖呵でぶった切る。
「結構です! 常識的でない仲間はもう間に合っています!」
『UX』第42話(ユニオンルート)「リザレクション」におけるティベリウスとの戦闘前会話。
ウイングルのプロポーションを気に入られ、仲間に加えられそうになるも突っぱねる。
「鉄(くろがね)の城と、くろがねの巨神…。まさに壮観ね…」
BX』第2話「決意!引き継がれる意志」より。並び立つマジンガーZガオガイガーを評して。
前者の台詞の元ネタは言わずもがなだが、後者の台詞の元ネタは『勇者王ガオガイガー』の主題歌「勇者王誕生!」の一節からである。
「やめんか、馬鹿者どもがッ!!」
『BX』第10話「皇の浮上」より。シーラたちとの会話中に、何時もの如く喧嘩を始めた海動と真上を一喝する。
スカーレットを彷彿とさせるこの一言に、流石の海動と真上も驚き、その場にいたも普段の彼女とのギャップにうろたえた。またカワッセはあの二人の暴走を止めた事に感心していた。
フラッシュ「キバ、古代ミケーネのエルプスユンデは、あなた以外に存在するの?」
キバ「クク…そんな事を聞いてどうするんだよ?」
ミスティ「分かんないの? あんたみたいな奴と同じDNAなんて、気持ち悪くて嫌なのよ!」
キバ「ハハハハハハ! ストレートに言ってくれるじゃねえか! 心配しなくてもお前らは違うぜ!」
ハリケーン「それを聞いて安心したよ! これで心置きなくあんたをぶっ倒せるッ!」
由木「いくわよ、八稜郭のみんな! ここで奇械島の戦いの決着をつけるわよ!!」
『BX』第37話「降臨!大いなる神の化身!」より。キバとの戦闘前会話。
「閻魔様にも匙を投げられたみたいね、地獄の使いさん」
同話にて、暗黒大将軍もろとも重力炉が消滅した後、無事に生還した海動達に対して。直後に彼らは原作通りの反応をする。
「静かにせんかッ!!」
「ピーチクパーチクといつまでも何を騒いでいる!? 貴様らは小鳥か!?」
「それで、誰が一番強いかと馬鹿面並べてガキのように騒いでいたと…?」
「分かった。そこまで言うなら。希望通り、誰が一番強いか白黒つけてやる」
「いいからついて来い!」
『BX』キャンペーンマップ「最強は誰だ!?」で「自分達の誰が一番強いか」に関する言い合いが起こった際に一喝して。
ちなみに由木の一喝には、を除いたその場に居た全員が戦慄した(特に、海動&真上に至っては嫌~な女を思い出している)。仁はその後も彼女に口答えしようとして飛鳥吼児が必死に抑え込んでいた。
「…このままウイングルを自爆させます!」
海動「テメエ…何言ってるか、分かってんのか?」
「死んでくるって言ってるんですよ!」
CC』より。ケドラウイングルの機関部に取り付かれた際に。
この台詞自体は重力炉を止める際に地獄コンビに言った『死んでこいって言ってるんですよ!』が元ネタ、残る方と残らない方が逆になっている。

搭乗機体

ウイングル
本来のパイロットではないが、スカーレットから受け継ぐ。
カーゴシップ
WSOの大型輸送機。作中ではグレンファルコン隊を乗せて奇械島へ突入するが……。
『UX』『BX』にユニットアイコンのみ登場。『BX』では由木自ら操縦し、母艦ユニット不在の最序盤でプレイヤー部隊の移動拠点となる。

余談

  • 名前の由来は、由木→ゆうき→勇気で「勇気の翼」。名付け親は永井豪氏。

脚注

  1. この時キバ軍とガラン軍が交戦しているが、ガラン軍にはマシンガンのような兵装が存在しない。
  2. この時流れ弾が由木を固定していたバーを破壊していなければ直後に座っていたシートを貫通していたため、彼女も死亡していた。
  3. 漫画版では実際にスカーレットから受け継いだ物。