「勇気」の版間の差分
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2021年11月17日 (水) 05:05時点における版
勇気は、精神コマンドのひとつ。
概要
『第3次α』が初出。
当初は「加速」「不屈」「必中」「直撃」「熱血」「気合」が一度にかかる、スーパーロボット大戦R以降の愛に似た複合精神として登場。
内訳は『第2次α』で獅子王凱が習得する精神コマンドに由来する。「直撃」を含むため「愛」以上に攻撃性が高い反面、努力・幸運はこちらにはつかない。
『V』以降はダイレクトアタック実装の関係で、「直撃」と入れ替わりで「突撃」がかかるようになった。
登場作品
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。消費SPは主に80~90。
- 凱と声優が同じアズラエルも声ありで登場しているからか、中断メッセージでネタにされている[1]。
- スーパーロボット大戦W
- 携帯機シリーズ初登場。消費SPは90で固定。正式加入するパイロットでは『ガオガイガー』の勇者達しか覚えない。
- スーパーロボット大戦UX
- 携帯機シリーズでは『W』以来に採用。消費SP85。
- スーパーロボット大戦BX
- 『UX』から引き続き採用。流石に今回は勇者ロボ軍団の専売特許ではない。
- スーパーロボット大戦Z
- 消費SPは60~70程。
- スーパーロボット大戦V
- 上記の通り、本作以降は「直撃」が「突撃」に変更された。使用時に「勇気」をかける消費系強化パーツ「プチナインヘルプ」も登場。
- ちなみに、リディの精神コマンド(+エースボーナス)の内容が「勇気」と同じになっている。
- スーパーロボット大戦X
- 対応する消費系強化パーツが「ブレイブカリバー」に変更。
- スーパーロボット大戦T、スーパーロボット大戦30
- 強化パーツ「勇者の印」が能力値増加に加えて消費系強化パーツとしての能力も兼ねるようになり、使用すると「勇気」がかかるようになった
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 消費SP55。本作では自力習得者はおらず、自由枠専用精神である。以降の『POJ』『COE』でも同様。
- スーパーロボット大戦DD
- 使用可能回数1回。次の攻撃時、与ダメージが1.4倍、命中率が100%になる。同作の熱血と必中の効果。
主な使用者
そのコマンド名通り、勇気に関係するキャラクターが習得する。特に『勇者王ガオガイガー』のパイロットに見受けられる。
勇者シリーズ
- 獅子王凱
- この精神コマンド誕生のきっかけとなった人物であり、実装後の作品では必ず修得する。それだけに「勇気」の効果が他の習得コマンドとかなり被るのが難点。
- 特に『BX』や『T』では「勇気」に含まれない精神も習得する反面「熱血」を覚えないので、強敵戦ではそれこそ「勇気」で補うことになる。後者ではさらにエースボーナス獲得で「魂」が追加でかかるようになり、補って余りある。
- GGG勇者ロボ軍団
- 一部を除き、基本的に「勇気」を最後に習得する。
- ソルダートJ
- ジェイアーク(キングジェイダー)は多人数乗りなので、SPの捻出はしやすい。ルネがサブパイロットになれば、「勇気」持ちが二人いる驚異のユニットに。
- なお当人は「勇者」を名乗っているつもりはなく(彼が自認するところは「戦士」)、そのためか『T』では「魂」に変更されている。
- ルネ・カーディフ・獅子王
- ジェイアークのサブパイロットになれば、Jの代わりに「勇気」を使うことができる。
- 旋風寺舞人
- 『V』にてご期待通りに習得。さすがは『勇者シリーズ』の主人公で「嵐の勇者(ヒーロー)」といったところか。
- 突撃の効果でグレートマイトガインのパーフェクトキャノンが使いやすくなるのも相性抜群。
- ブラックマイトガイン
- こちらは実際には通常枠での習得ではなく、エースボーナスで効果を受けられる。
- ジェイデッカー、スーパーピルドタイガー、シャドウ丸
- 新規参戦の勇者警察ももちろん習得。ジェイデッカーは射撃主体なので、マイトガイン以上に「突撃」効果がありがたい。
- 天海護、戒道幾巳
- 勇者の後継者達ももちろん習得。ガオガイゴーは二人乗りの上、護をメインパイロットにすれば戒道の勇気でもエースボーナスが発動する。
その他
- タカヤノリコ
- 「奇跡」が無い作品の多くで習得。ガンバスター同乗者のカズミは基本的に「愛」を習得する。
- ちなみに、一括指定で同時に使うと「熱血」が重複するが、この場合は効果はちゃんと2回分発揮される。
- ボン太くん
- 『W』ではガオガイガーのキャラ以外で唯一使用可能。ただしスポット参戦の間だけである。
- マリン・レイガン
- 『Z』で修得。覚えれば「熱血」持ちの雷太の負担が減り、彼の「気迫」を活かしやすくなる。
- ゲイナー・サンガ
- 『Z』で修得。「魂」も併せ持つが、使い分けるのに困ることも。
- レントン・サーストン
- 『Z』でイベント後に修得可能となる。ニルヴァーシュの機体性能やエウレカの存在が強烈なため、もはや反則に近い。『第2次Z』ではニルヴァ―シュが「魂」を習得するため、重要性は若干下がった。
- ランド・トラビス
- 『Z』の男主人公。どのような誕生日と血液型の組み合わせでも、最後には必ず「勇気」を覚える。『第2次Z』『第3次Z』も同じ。
- ヒビキ・カミシロ
- 『第3次Z』の男主人公。デフォルトの誕生日で習得する。『天獄篇』での最強武器はサイズ差補正無視が無いため重要。
- 赤木駿介
- 乗機ダイ・ガードの固定兵装が「勇気」であることもあってか習得するも、必殺武器はサイズ補正無視とバリア貫通を併せ持つうえに、『第2次Z』ではエースボーナスを得ると「魂」が使用可能になるため、あまり使われない。『第3次Z』ではエースボーナスが変更されたので重要になった。
- クライン・サンドマン
- 『再世篇』で修得するが、「愛」も同時に修得するためほぼ使われない。
- 天空侍斗牙
- 『破界篇』から習得する。ただし、「覚醒」を習得する上に構成コマンド自体もメンバー全員で賄えるため使われない。
- シモン
- カミナの戦死以降取得するようになる。『再世篇』まではロシウ、ヴィラル共々「加速」を覚えないため、移動力を増やすために使われることも。
- 兜甲児 (真マジンガー)
- 『再世篇』で『破界篇』の「突撃」の代わりに取得する。
- ボス
- 『再世篇』でエースボーナスによって「根性」から変化する形で取得する。が、ムチャ、ヌケ共々この「根性」以外に回復精神を覚えず、全ての精神をボス(「加速」「不屈」「気合」「熱血」)とムチャ(「必中」「直撃」)でまかなえるため、ある意味ハズレとも言える。
- 孫権ガンダム
- 『UX』でイベント後に修得可能になる。決め台詞からの採用であるが、呂布はもとより劉備と曹操も「魂」を習得するため、最大火力において彼らに一歩劣ることになる。
- キーン・キッス
- 『BX』にて、なんと全キャラ最速のレベル37で習得する(このレベル帯では「勇気」どころか「熱血」を覚えるのもジンネマンぐらいしかいない)。今回はボチューンでの合体攻撃もあるのでバカにできない火力が出せる。
- ナトーラ・エイナス
- 『BX』で最後に習得。臆病者の新米艦長の成長を表現したのだろうか?艦長キャラでは珍しい「勇気」の取得者で、同作におけるディーヴァは数少ない「勇気」と「熱血」を使い分けられるユニットとなる。
- ヨウタ・ヒイラギ
- 『BX』の主人公であり、初期設定では最後に習得。ファルセイバーの勇者っぽさに拍車をかけている。ちなみに「熱血」はブルーヴィクターが受け持つのでこちらも使い分けは可能。
- ハサウェイ・ノア
- 『V』ではエースボーナスにより「熱血」が「勇気」に変化する。『V』では「突撃」込みなのでファンネル・ミサイル等と好相性。
- リディ・マーセナス
- 『V』にて習得。上述したとおり、エースボーナスで「加速」に付加される「突撃」も込みで見ると残りのコマンド全てで構成されることに。ビームマグナムを使いやすくなってはいるが、今度のバンシィ・ノルンはまた移動後攻撃できる武器が最強になっているのでちょっと勿体ないのが惜しいか。
- ナイン
- 『V』にて習得。「勇気」を付加させる強化パーツ「プチナインヘルプ」は彼女の名前から取られている。
- ヴェルターブ・テックスト
- 『V』にて習得。ヒュッケバインのブラックホール・キャノンと相性がいい。
- 一方でパートナーのロッティは「愛」を習得する。
- グラハム・エーカー
- 『V』にて習得。彼の乗機のブレイヴに掛けているのと原作での彼の最期を表したものだろう。
- 兜甲児(INFINITY版)
- 『T』『30』で習得。『真』版と異なり主力武装はP武器ばかりだが、ダブルバーニングファイヤーを移動後に使えるようになるため恩恵を受ける機会は多い。
- イーグル・ビジョン
- 『T』『30』で習得。FTO搭乗時は『突撃』はほぼ腐るが、NSX搭乗時は逆に活かすことが出来る極端なパターン。
- ネロ (ガン×ソード)
- 『T』『30』で習得。『突撃』は完全に腐る。
- 葵豹馬
- 『30』で習得。
- 十三が「閃き」、ちづるが「愛」、小介が「希望」を習得するため、精神面での不足はまず起きない。
- アーキッド・オルター
- 『30』で習得。自前で「努力」、相方のアディが「ひらめき」「祝福」「愛」を習得するため、単独で稼ぎをこなせる。
- グリッドマン
- 『30』で習得。覚醒も習得する上、流竜馬と違ってサブパイロットがいないため同時使用を考えると平時の負担が大きい。
- ガンガン戦わせるなら片方を強化パーツやサポートで補う割り切りが必要になる。