「龍虎王」の版間の差分

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:2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」にて実装。大器型SSRシューター。
 
:2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」にて実装。大器型SSRシューター。
 
:クスハのグラフィックは新規になっているが、今までと雰囲気が大幅に変化している。
 
:クスハのグラフィックは新規になっているが、今までと雰囲気が大幅に変化している。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
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:第17回制圧戦「我ニ敵ナシ」の報酬機体として参戦。攻撃特化タイプ。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC1]]」にて追加参戦。[[虎龍王]]への変形も可能。
 
:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC1]]」にて追加参戦。[[虎龍王]]への変形も可能。
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:クスハのエースボーナスと念動フィールドで援護防御役として強力。
 
:クスハのエースボーナスと念動フィールドで援護防御役として強力。
 
:その見た目から[[アスカ]]には「妾の好みにぴったり」、[[オラシオ・コジャーソ|オラシオ]]には「私と同じセンス」と評価されている。
 
:その見た目から[[アスカ]]には「妾の好みにぴったり」、[[オラシオ・コジャーソ|オラシオ]]には「私と同じセンス」と評価されている。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:第17回制圧戦「我ニ敵ナシ」の報酬機体として参戦。
 
  
 
===[[OGシリーズ]]===
 
===[[OGシリーズ]]===
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;ラスタバン・ビーム(龍王破邪眼)
 
;ラスタバン・ビーム(龍王破邪眼)
 
:眼から青い破邪の光を放つ。ラスタバンとは、アラビア語で『りゅう座』を意味する。
 
:眼から青い破邪の光を放つ。ラスタバンとは、アラビア語で『りゅう座』を意味する。
:龍王機と同様の武装。実装はαシリーズと『30』のみだが、『OGクロニクル』では使用している。
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:龍王機と同様の武装。実装はαシリーズと『30』、『DD』のみだが、『OGクロニクル』では使用している。
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:『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
 
;ドラゴン・ナックル(龍王飛拳)
 
;ドラゴン・ナックル(龍王飛拳)
 
:[[ロケットパンチ|腕を発射する]]、[[グルンガスト]]シリーズのブーストナックルと同系統の武装。但しこちらは長射程・非Pの格闘武器。
 
:[[ロケットパンチ|腕を発射する]]、[[グルンガスト]]シリーズのブーストナックルと同系統の武装。但しこちらは長射程・非Pの格闘武器。
:武装数の整理や[[虎龍王]]との差別化の為か『[[第2次α]]』以降はオミットされているが、『ジ・インスペクター』では使用している。『DD』で23年振りにまた武装として使えるようになった。
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:武装数の整理や[[虎龍王]]との差別化の為か『[[第2次α]]』以降はオミットされているが、『ジ・インスペクター』では使用している。
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:『DD』で23年振りにまた武装として使えるようになった。打撃属性のR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
 
;龍王破山剣
 
;龍王破山剣
 
:法術によって召喚する剣。異称は『ドラゴン・クラッシュ・ソード』。後に[[真・虎龍王]]に譲られ、『虎王斬神陸甲剣』へと鍛え直される。
 
:法術によって召喚する剣。異称は『ドラゴン・クラッシュ・ソード』。後に[[真・虎龍王]]に譲られ、『虎王斬神陸甲剣』へと鍛え直される。
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:多くの作品で敵味方識別が有効だが、『30』のみ無効。
 
:多くの作品で敵味方識別が有効だが、『30』のみ無効。
 
:『30』では格闘属性だが、逆鱗断が解禁されると射撃属性に変更される。設定ミスだったのか、Ver.1.2.2からは格闘属性のままになっている。
 
:『30』では格闘属性だが、逆鱗断が解禁されると射撃属性に変更される。設定ミスだったのか、Ver.1.2.2からは格闘属性のままになっている。
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:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。マップ兵器。メインアビリティは「五行器」で、スピードが増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値・龍王爆雷符(MAP)の必殺技威力が増加する。気力120以上のとき、敵ユニットのアクション時のみ被ダメージを軽減するバリアを展開する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。今回のクスハのカットインは『OGS』の店頭用PVに使われていたカットインである(発売後は別のものに差し替えられた)。
 
;マウンテン・プレッシャー(龍王移山法)
 
;マウンテン・プレッシャー(龍王移山法)
 
:巨大な岩を召喚し、敵機を押し潰す術。弾数性武器で、小隊システムがある作品では全体攻撃武器。
 
:巨大な岩を召喚し、敵機を押し潰す術。弾数性武器で、小隊システムがある作品では全体攻撃武器。
 
:初出の『α』では球状の岩であったが、『第2次α』以降では岩山としか表現できないほど演出規模が増大している。
 
:初出の『α』では球状の岩であったが、『第2次α』以降では岩山としか表現できないほど演出規模が増大している。
 
:『ジ・インスペクター』にて、[[ダイゼンガー]]と[[アウセンザイター]]が竜巻斬艦刀を使う直前に足場にしていた岩石は、直前に龍虎王が放ったマウンテン・プレッシャーが砕けたものである。
 
:『ジ・インスペクター』にて、[[ダイゼンガー]]と[[アウセンザイター]]が竜巻斬艦刀を使う直前に足場にしていた岩石は、直前に龍虎王が放ったマウンテン・プレッシャーが砕けたものである。
:モチーフは「西遊記」。<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1739576110650982441 寺田貴信の2023年12月26日のXのポスト]</ref>
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:『DD』では打撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「四神の超機人」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージ・命中率が増加し、戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
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:モチーフは「西遊記」にて孫悟空が封じられていた「五行山」。<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1739576110650982441 寺田貴信の2023年12月26日のXのポスト]</ref>そのため対となる[[ヒュッケバインガンナー]]共々、スーパー・リアル双方の後期主人公機に西遊記モチーフの武装が用いられていることになる。
 
;マグマ・ヴァサール(龍王炎符水)
 
;マグマ・ヴァサール(龍王炎符水)
 
:符を溶かした水「符水」を放ち、炎の龍となって敵を包み込む術。基本的には自機の前に出現した八卦板から炎が直接飛び出る演出となる。
 
:符を溶かした水「符水」を放ち、炎の龍となって敵を包み込む術。基本的には自機の前に出現した八卦板から炎が直接飛び出る演出となる。
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:『X-Ω』では通常攻撃に採用。
 
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。
 
:『30』では格闘属性だが、逆鱗断が解禁されると射撃属性に変更される。設定ミスだったのか、Ver.1.2.2からは格闘属性のままになっている。
 
:『30』では格闘属性だが、逆鱗断が解禁されると射撃属性に変更される。設定ミスだったのか、Ver.1.2.2からは格闘属性のままになっている。
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:『DD』では特殊属性のSR必殺技。メインアビリティは「全力攻撃II」で、サブアビリティは「攻撃力アップII」。
 
;龍王破山剣・逆鱗断
 
;龍王破山剣・逆鱗断
 
:龍虎王・最終奥義。『逆鱗龍炎』を纏う破山剣で敵を断つ。シリーズによって演出が大きく異なる。
 
:龍虎王・最終奥義。『逆鱗龍炎』を纏う破山剣で敵を断つ。シリーズによって演出が大きく異なる。
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:『GBA版OG2』では体当たりで打ち上げた相手に斬り下ろしを繰り出す。
 
:『GBA版OG2』では体当たりで打ち上げた相手に斬り下ろしを繰り出す。
 
:『OGS』『OG2nd』『MD』では雷鳴と嵐を呼んで敵を拘束した所に破山剣を突き刺し、引き抜きつつの切り払いから更に振り下ろす。
 
:『OGS』『OG2nd』『MD』では雷鳴と嵐を呼んで敵を拘束した所に破山剣を突き刺し、引き抜きつつの切り払いから更に振り下ろす。
:技使用前には書き文字を伴う名乗り演出が入る。『OGS』では『龍虎王伝奇』での、『OG2nd』『MD』ではジ・インスペクターでの初登場構図の再現になっている。
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:『OGS』以降、技使用前には書き文字を伴う名乗り演出が入る。<ref>『OGs』『OG外伝』は「我激燃超機人無敵青龍龍虎王」、『OG2nd』『OGMD』は「無敵青龍龍虎王」、『30』は「龍王破山剣逆鱗断」。</ref>『OGS』では『龍虎王伝奇』での、『OG2nd』『MD』ではジ・インスペクターでの初登場構図の再現になっている。
 
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。
 
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。
 
;龍王破山剣・天魔降伏斬
 
;龍王破山剣・天魔降伏斬
:龍虎王・超奥義。逆鱗断をも超える必殺技。初出は『第2次α』からだが、『GBA版OG2』『OGS』『30』では不採用。
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:龍虎王・超奥義。逆鱗断をも超える必殺技。初出は『第2次α』からだが、「OGシリーズ」では『OG2nd』から解禁。『α』設定準拠の『30』では時間軸上故か使用不可。
 
:後ろ部分の読みは「てんまこうふくざん」だが、魔を打ち破る意味の場合の「降伏」の正しい読みは「ごうぶく」である(多くの辞書にも読みを変えると別語との注釈がある)。
 
:後ろ部分の読みは「てんまこうふくざん」だが、魔を打ち破る意味の場合の「降伏」の正しい読みは「ごうぶく」である(多くの辞書にも読みを変えると別語との注釈がある)。
 
:スタッフの勘違いによるものか、単純に『こうふく』という読みのほうが一般的で分かりやすいという判断かは不明だが、一度も修正されたことは無い。
 
:スタッフの勘違いによるものか、単純に『こうふく』という読みのほうが一般的で分かりやすいという判断かは不明だが、一度も修正されたことは無い。
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;[[念動フィールド]]
 
;[[念動フィールド]]
 
:[[グルンガスト参式]]の機能が取り込まれたもの。クスハの高い[[念動力]]による軽減率に加えて「鉄壁」も持ち合わせており、高い防御力を得る。
 
:[[グルンガスト参式]]の機能が取り込まれたもの。クスハの高い[[念動力]]による軽減率に加えて「鉄壁」も持ち合わせており、高い防御力を得る。
:『30』では、陰陽八卦陣を模した形状のエネルギー防壁を展開する専用のグラフィックが用意されている。
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:『30』では、陰陽八卦陣を模した形状の結界を展開する専用のグラフィックが用意されている。
 
;[[分離]]、[[変形]]
 
;[[分離]]、[[変形]]
 
:[[龍王機]]と[[虎王機]]へと分離。あるいは[[虎龍王]]に変形する。『α2』『OG2』『OGS』では分離は未実装。
 
:[[龍王機]]と[[虎王機]]へと分離。あるいは[[虎龍王]]に変形する。『α2』『OG2』『OGS』では分離は未実装。

2024年11月13日 (水) 17:34時点における最新版

龍虎王
読み りゅうこおう
外国語表記
北米版OGシリーズ
Long Hu Wang
30
RyuKoOh
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン 宮武一貴
初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 四神の超機人
頭頂高 49.9 m
重量 158.0 t
動力 五行器
装甲材質 護符
MMI T-LINKシステム
別形態 虎龍王
開発者 古代の中国人(αシリーズ)
バラル(OGシリーズ)
主なパイロット クスハ・ミズハ
ブルックリン・ラックフィールド
テンプレートを表示

龍虎王は『スーパーロボット大戦α』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

中国・山東地区にある遺跡「蚩尤塚(しゆうづか)」から発掘された超機人龍王機が本体となり、虎王機が胴体になって合体した姿。元々は「百邪」と呼ばれる悪魔や妖怪と戦う為に古代人が作り出した半生体兵器だと言われている。

発掘時には機能の大半を失っており、欠損部分をグルンガスト参式で補っている。その為、コクピットは参式の仕様のままで、「T-LINKシステム」もそのまま使える。このT-LINKシステムにより念動力を用いた意思疎通や機能が使える。

単独でも行動出来るが、内部に自らが操縦者と認めた念動力者が乗らなければ、本来の力を発揮できない。また、自律思考回路により自らの意思を持っており、その性格は理知的で穏やか。しかし、喉元の「逆鱗」装甲に攻撃を受けると、我を忘れるほど怒り狂う。また、エクセレン曰く、『器用な性格』との事。

もう一つの姿である虎龍王と比べて、空中・水中戦闘や遠距離法術戦闘を得意とし、絶大な攻撃力を持つ。その為、射程は長いが使い勝手の良いP武器が少ない。

かつてラ・ギアスの人間によって改修を受けた過去がある為、装甲や動力源のコンセプトが、後の魔装機と似ている部分がある(ただし、OGシリーズではこの設定は明かされておらず、設定として残っているのかは不明)。

構成機体[編集 | ソースを編集]

基本的な合体パターンはメインとなる側が直立状態の人型となり、胴体部の空間をサブ側が埋めるという構成になっている[1]。虎龍王の合体も同様。

龍王機
本体を構成。
虎王機
胴部を構成。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
初登場作品。後半のスーパー系主人公機。合体ムービーもある。グルンガスト弐式からの改造を引き継がないことが痛いが、遠近マップ兵器と揃った幅広い武装に、恋人との二人乗り、変形分離とできることが非常に多いまさに万能機。特に二人乗りである点は、主人公と恋人は非常に強力な精神構成にもでき、かつ期待がサブパイロットにもかかる仕様であるため、運用の要にもなりうる。期待、復活を駆使すれば、状況次第で無限精神、無限行動すら出来てしまう。P属性有射程武器が無く、耐久に多少不安が残るのが欠点だが、変形で十分補える。
なおこの機体の分離状態である龍王機虎王機を操っていたあしゅら男爵はこの機体に合体した時に機械の神と評した。修復に参式の一部パーツを使用しており、この作品では実質的に参式扱い。実は説明書の中で使われているユニットリストの画像のうちの一つで名前だけネタバレ状態になっていたりする。
留意すべきは上記の通り改造引き継ぎがないのに初お披露目がよりにもよってエネミーフェイズ時、しかもイベント演出の都合上適応Bの陸に降ろされ、さらに「敵陣のド真ん中」に出現する為、デビュー戦からいきなり全力が出せないまま集中砲火を浴びてしまう事。主人公の気力がMAX状態なのでゼンⅡのミサイル程度なら念動フィールドで防げるが、ジェノサイダーF9の攻撃はフィールドすら突き破るほど破壊力が大きいので、命中率が低いとは言え要注意。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
ENと攻撃力に下方修正が入る。無改造では逆鱗断が一発しか撃てなくなったのでENのフル改造は必須。また龍王破斬剣の消費ENが60から50へと軽減されている。
スーパーロボット大戦α外伝
直接の登場はしないが、虎龍王共々没データとして存在する。
マップ兵器が削除され、武器性能・機体性能共にα外伝準拠になっている等の調整が施されている。登場する予定でもあったのだろうか。
第2次スーパーロボット大戦α
分離不可。前作の主人公の中から、クスハ・ミズハが正パイロットという設定が正史として採用された。前半は龍王機の改修版である龍人機に乗り、後半にて再び龍虎王となった。基本性能や攻撃力では龍人機を上回り長距離単体戦も可能になるが、全体攻撃の弾数半減やP属性有射程武器の燃費悪化など使い勝手で少々劣る部分も。「龍王破山剣・逆鱗断」使用時のクスハのカットインは一見の価値あり。乳揺れでは無いが、見応えがある。なお、クスハ達が乗るはずだったグルンガスト参式はゼンガー編で登場する。最終話にてクスハとブリットを脱出させて崩壊するバラルの園ガンエデンと運命を共にした。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」にて実装。大器型SSRシューター。
クスハのグラフィックは新規になっているが、今までと雰囲気が大幅に変化している。
スーパーロボット大戦DD
第17回制圧戦「我ニ敵ナシ」の報酬機体として参戦。攻撃特化タイプ。
スーパーロボット大戦30
シーズンパス「DLC1」にて追加参戦。虎龍王への変形も可能。
ミッション「龍虎見参」で参戦。初期では逆鱗断が解禁されていないが、ミッション「我等二敵ナシ」で解禁される。
「αシリーズ」から転移しており、「OGシリーズ」と異なり「龍王破邪眼」を持つ。低威力短射程なものの移動後に使えるため、OGシリーズほど移動後攻撃に不便は無い。「逆鱗断」は『α』同様の炎の斬撃を飛ばす遠距離攻撃の演出になっているが、『α』の時間軸からの参戦の為か『第2次α』で使えるようになった「天魔降伏斬」が採用されていない。
クスハのエースボーナスと念動フィールドで援護防御役として強力。
その見た目からアスカには「妾の好みにぴったり」、オラシオには「私と同じセンス」と評価されている。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
蚩尤塚で発見され、クスハとブリットの正しき強念に呼応して操縦者に選ぶ。射程は長いが、それ以外の面では虎龍王の方が強力。武器の改造効率の問題で、何と最大の売りであるはずの火力が虎龍王に負けている(一応、最強武器以外は勝っているが)。このOG2での「龍虎覚醒」のシナリオではα主人公達が集うのだが、唯一タスク・レオナ組は不在となっている。タスクのみヒリュウ改防衛の為に覚醒の瞬間に直接居合わせていないが、後から増援で登場する(実はタスクもブリット達と一緒に蚩尤塚へ同行したかったらしい)。レオナは別行動によって不在。実はこの作品のみ、こっそり翼も蒼かったりする。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
OG2シナリオに準拠。ゲームシステムの変更に伴い、マウンテン・プレッシャーが全体攻撃になった。それにより、一対多の戦闘に特化したといえる。OG2.5では残念ながら使用できない。なお、こちらでも攻撃力の逆転現象は修正されず。
スーパーロボット大戦OG外伝
再び復活したが、クスハとブリットは他の汎用機に乗り換え可能という仕様である。ただし、他のパイロットを本機に乗り換えさせる事は出来ない。また龍虎王の武装名は全て漢字で統一された。本作でようやく逆転現象がなくなった。
第2次スーパーロボット大戦OG
『第2次α』同様虎王機が敵に操られてしまうものの、40話で無事参戦。久しぶりに分離が出来るようになり、「龍王破山剣・天魔降伏斬」が追加された。
恋愛補正がかかりっぱなしになるため火力は高いが、P属性武器が破山剣による必殺技しかなく通常戦闘での使い勝手は虎龍王に比べると劣るので、ボス戦に専念させるのがいいだろう。
本作では空の地形適応がAに落ちたが陸がAに上がったため陸戦もこなせるようになり、全地形で全力を発揮できるようになった。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
なんと第18話終了時にサラッと手に入る。イベント無しで龍虎王が参入するのは初。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
本作ではオリジナルの術(八房龍之助氏のアイディア)などを使用してアインストの力を無力化する結界を張るなど活躍。

関連作品[編集 | ソースを編集]

超機人 龍虎王伝奇
題名になるだけあって第一部、第二部、外伝すべてに登場。第一部では稲郷隆馬が、第二部では飛麗が乗り込む。いずれも強大な敵を前にパワーアップを果たしている。外伝では一瞬姿を見せるだけ。
アイドルマスター シンデレラガールズ
OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

『龍王破山剣』を含め、内蔵武器以外の武装は全て龍虎王の法術によって召喚されたり、繰り出されたりするものである。また、龍王破山剣を用いた剣術による必殺技も使用可能。

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

スケイル・バルカン
頬のスリットに搭載された機関砲。スケイルとは『鱗』の意。『α』でのみ採用。
ラスタバン・ビーム(龍王破邪眼)
眼から青い破邪の光を放つ。ラスタバンとは、アラビア語で『りゅう座』を意味する。
龍王機と同様の武装。実装はαシリーズと『30』、『DD』のみだが、『OGクロニクル』では使用している。
『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
ドラゴン・ナックル(龍王飛拳)
腕を発射するグルンガストシリーズのブーストナックルと同系統の武装。但しこちらは長射程・非Pの格闘武器。
武装数の整理や虎龍王との差別化の為か『第2次α』以降はオミットされているが、『ジ・インスペクター』では使用している。
『DD』で23年振りにまた武装として使えるようになった。打撃属性のR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
龍王破山剣
法術によって召喚する剣。異称は『ドラゴン・クラッシュ・ソード』。後に真・虎龍王に譲られ、『虎王斬神陸甲剣』へと鍛え直される。
『α』では巨大な符が現れて炎上してそこから生まれるという形だった。『第2次α』以降は尾の先端の爪で掴んでいる宝玉が分離して剣へと変化する形式になった。
召喚直後は片刃剣だが、必殺技を使用する際は刀身が変形・巨大化して龍頭を形作る。
基本的には変形して必殺技で使用するのみだが、『α』『GBA版OG2』『OGS』では雷鳴と共に突撃して切り裂く準必殺技として変形させずに使用している。

術・必殺技[編集 | ソースを編集]

爆雷符
雷撃で周囲を掃討する術。着弾点指定型のマップ兵器。龍王爆雷符とも言われる。第2次αでは龍人機のみ使用。
多くの作品で敵味方識別が有効だが、『30』のみ無効。
『30』では格闘属性だが、逆鱗断が解禁されると射撃属性に変更される。設定ミスだったのか、Ver.1.2.2からは格闘属性のままになっている。
『DD』では特殊属性のSSR必殺技。マップ兵器。メインアビリティは「五行器」で、スピードが増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値・龍王爆雷符(MAP)の必殺技威力が増加する。気力120以上のとき、敵ユニットのアクション時のみ被ダメージを軽減するバリアを展開する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。今回のクスハのカットインは『OGS』の店頭用PVに使われていたカットインである(発売後は別のものに差し替えられた)。
マウンテン・プレッシャー(龍王移山法)
巨大な岩を召喚し、敵機を押し潰す術。弾数性武器で、小隊システムがある作品では全体攻撃武器。
初出の『α』では球状の岩であったが、『第2次α』以降では岩山としか表現できないほど演出規模が増大している。
『ジ・インスペクター』にて、ダイゼンガーアウセンザイターが竜巻斬艦刀を使う直前に足場にしていた岩石は、直前に龍虎王が放ったマウンテン・プレッシャーが砕けたものである。
『DD』では打撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「四神の超機人」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージ・命中率が増加し、戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
モチーフは「西遊記」にて孫悟空が封じられていた「五行山」。[2]そのため対となるヒュッケバインガンナー共々、スーパー・リアル双方の後期主人公機に西遊記モチーフの武装が用いられていることになる。
マグマ・ヴァサール(龍王炎符水)
符を溶かした水「符水」を放ち、炎の龍となって敵を包み込む術。基本的には自機の前に出現した八卦板から炎が直接飛び出る演出となる。
射程が長く反撃時に便利でヒット&アウェイがある作品なら主力武器にもなるが、EN制なので使うほど龍王破山剣を振るう余力を削る点には注意。また射撃属性なので龍王破山剣と育成を両立し難い。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。
『30』では格闘属性だが、逆鱗断が解禁されると射撃属性に変更される。設定ミスだったのか、Ver.1.2.2からは格闘属性のままになっている。
『DD』では特殊属性のSR必殺技。メインアビリティは「全力攻撃II」で、サブアビリティは「攻撃力アップII」。
龍王破山剣・逆鱗断
龍虎王・最終奥義。『逆鱗龍炎』を纏う破山剣で敵を断つ。シリーズによって演出が大きく異なる。
『α』と『30』ではその場で破山剣を振り下ろし、地面を走る炎の斬撃を飛ばす。
『DC版α』のみ、斬撃を飛ばしてから更に飛びかかって直接斬撃を繰り出す2段攻撃を行う[3]
『第2次α』では上空に跳躍し、降下した勢いを乗せて斬り下ろしを叩き込む。
『GBA版OG2』では体当たりで打ち上げた相手に斬り下ろしを繰り出す。
『OGS』『OG2nd』『MD』では雷鳴と嵐を呼んで敵を拘束した所に破山剣を突き刺し、引き抜きつつの切り払いから更に振り下ろす。
『OGS』以降、技使用前には書き文字を伴う名乗り演出が入る。[4]『OGS』では『龍虎王伝奇』での、『OG2nd』『MD』ではジ・インスペクターでの初登場構図の再現になっている。
『X-Ω』では必殺スキルに採用。
龍王破山剣・天魔降伏斬
龍虎王・超奥義。逆鱗断をも超える必殺技。初出は『第2次α』からだが、「OGシリーズ」では『OG2nd』から解禁。『α』設定準拠の『30』では時間軸上故か使用不可。
後ろ部分の読みは「てんまこうふくざん」だが、魔を打ち破る意味の場合の「降伏」の正しい読みは「ごうぶく」である(多くの辞書にも読みを変えると別語との注釈がある)。
スタッフの勘違いによるものか、単純に『こうふく』という読みのほうが一般的で分かりやすいという判断かは不明だが、一度も修正されたことは無い。
こちらもシリーズによって演出が変わるが、共通して初手は逆鱗断と同様だが片刃剣のまま初動を繰り出し、技の途中で剣を変形させる。
『第2次α』では飛び込み斬りから連続斬りを繰り出し、突き刺しから刀身を変形させて斬り上げる。
『OG2nd』『MD』では突き刺し後に変形させ、更に連続攻撃で敵を上空に打ち上げ、最後に斬り抜けからの落雷&画面色相反転&白抜き文字のカットインで〆。
斬り抜け前にはクスハの全裸カットインとポーズを合わせた龍虎王の全身が交互に映るフラッシュバックから龍虎王の光る眼へのズームと演出がド派手。一部では「全裸幸福斬」と呼ばれることも。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

HP回復(小)
下の念動フィールドとも相俟って、主人公機としては最高クラスのサバイバビリティを誇る。
EN回復(小/中)
OGシリーズではカスタムボーナスで追加されるが、『30』では初期所持かつカスタムボーナスで一段階強化される。
念動フィールド
グルンガスト参式の機能が取り込まれたもの。クスハの高い念動力による軽減率に加えて「鉄壁」も持ち合わせており、高い防御力を得る。
『30』では、陰陽八卦陣を模した形状の結界を展開する専用のグラフィックが用意されている。
分離変形
龍王機虎王機へと分離。あるいは虎龍王に変形する。『α2』『OG2』『OGS』では分離は未実装。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。
設定通りに空と水中適応が高い反面陸が苦手な傾向で主役機としては稀なタイプ。対地上戦は虎龍王の担当とするのが無難。
『OG2nd』以降は空適応がAに落ちた代わりに陸適応がAに上昇。このため、機体・武器共にオールAという地形を問わずに戦える汎用性を手に入れた。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

EN回復(小)装備
『OG2』『OGS』『OG外伝』。これのおかげでサバイバビリティに拍車がかかる。
特殊能力「EN回復(中)」装備
『第2次OG』『OGMD』。効果が(中)に上がったことでサバイバビリティにますます拍車がかかる。
EN回復(小)がEN回復(中)になる。
『30』。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「我ニ敵ナシ」
龍虎王及び虎龍王のデフォルトBGM。なお、なぜか第3次αにも存在する。また、GBA版OG2の「武神装攻ダイゼンガー」シナリオでのグルンガスト参式のユニットBGMにも何故か設定されている。
ボーカルバージョンの歌唱は水木一郎アニキ。

対決[編集 | ソースを編集]

雀武王
龍虎王伝奇にて。
ペルゼイン・リヒカイト
OG2「龍虎覚醒」にて。参式のパーツと2人の操者を得て復活した超機人は、二つの形態による連続攻撃でアインストの使者を圧倒した。
鋳人
鋳人の技によって属性が変えられた土地に対応するため、武器を失った虎龍王は龍虎王に変形。法術で対抗するも鋳人の動きを追い切れない。しかし、ブリットの励ましで迷いを振り切ったクスハによって破山剣による必殺の一撃が放たれ、鋳人の撃破に成功する。OG外伝では決着がつかず、取り逃がしている。

名場面[編集 | ソースを編集]

龍虎覚醒
OG2・21話(OGS・26話)「龍虎覚醒」より。発掘作業で頭部が出て来た超機人と対話すべく、ヒリュウ改からリョウトとリオ、クスハとブリットが派遣される。しかし、そこで超機人を狙うノイエDCと戦闘に陥り、さらにアルフィミィが介入して来る。ペルゼインの猛攻でクスハとブリットは危機に陥るが、叩きつけられた蚩尤塚から超機人・龍虎王が語りかけて来る。道を開くべくそれに応えた2人の声により、龍虎王は法術で参式を取り込み、二つの念によって目覚める。そして、動揺するアルフィミィ目掛けて虎龍王と共に必殺の一撃を叩き込み、撃退に成功する。
守護者として
第2次α最終話「FOREVER&EVER」より。ガンエデンの撃破に成功したαナンバーズだが、このままガンエデンが爆散すれば高められた念が暴走し、結界が形成されてしまう。それを防ぐため、イルイは念を抑え込んだままガンエデンと運命を共にしようとする。だが、それを拒むクスハとブリットは龍虎王でバラルの園に降り立ち、ガンエデンの念を抑え込み、イルイを救おうとする。その時、龍虎王が突如として2人を弾き出し、ガンエデンに組みつく。必死で止める2人に別れを告げ、人界の守護者は機械の神と共に光の中に消えて行く。しかしその対価として、地球へ帰還した2人の傍には、笑顔で佇むイルイの姿があった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

龍人機
本機の半身である龍王機の新たな姿。
轟龍
龍虎王を模した鋼機人。
真・龍虎王 / 真・虎龍王
本機と虎龍王の新たな姿。
四神招魂 龍虎王五鋼合体 魁龍虎王
四霊の超機人を前に龍虎王がパワーアップした姿。
雀武王 / 武雀王
四神の超機人の一対。
真・龍王機
龍虎王伝奇での宿敵。αシリーズでは真・龍虎王として生まれ変わってからの対峙となる。OGシリーズでは「応龍皇」と名を改め龍虎王に立ちはだかる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 龍虎王、虎龍王共にOGシリーズでも第2次αの様にクスハ・ブリットの専用機の設定となったが、αでは主人公全員が後継機として乗る為、OGでも他のα主人公の搭乗による活躍も見たかったプレイヤーも少なからずいる。
  • ヒュッケバインが軒並み破壊されてしまうため、α主人公のみ乗せ替えできれば…と思わずにはいられない。が、もはやこの2機に乗る機会は今後も無いとみられる。グルンガスト参式でガマンしよう。
  • ちなみに初登場のαでは主人公と恋人に設定できる特殊誕生日による強力な組合せの精神コマンドのものが多く、組合せ次第では反則的な強さになる場合がある。
  • また、OGでは二人に直接話しかけてくる龍虎王(虎龍王)であるが、αでは恋人を介して話しかけてくる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 他作品でいえば人型になった獣魔といった所。
  2. 寺田貴信の2023年12月26日のXのポスト
  3. この時、最初の一撃と合わせて相手にXの字にダメージエフェクトが入るため、漫画作品『ダイの大冒険』の必殺技「アバンストラッシュX」を連想するプレイヤーも多かったという。
  4. 『OGs』『OG外伝』は「我激燃超機人無敵青龍龍虎王」、『OG2nd』『OGMD』は「無敵青龍龍虎王」、『30』は「龍王破山剣逆鱗断」。