「科学要塞研究所」の版間の差分
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2024年12月17日 (火) 19:52時点における最新版
概要[編集 | ソースを編集]
神奈川県・相模湾上に居を構える。兜甲児の父・兜剣造博士が極秘裏に設立した研究所。グレートマジンガーとビューナスAの基地でもあり、グレートマジンガーはここで造られた。
その名の通り武装が充実しており、トータルの攻撃・防御力は光子力研究所とは比べ物にならないほど高い。また、緊急時には建物全体を海中に潜水させることが出来る上に、ある程度の移動能力も具えている。
研究所正面玄関と地上を結ぶ吊り橋は、戦闘時にビューナススクランダーを射出するカタパルトへと変形。六角形のフォルムが特徴的な上部管制塔も、グレートブースターを射出する際に分離し、短時間の飛行を行なう事が可能。また、グレートの格納庫を応用した6万度の熱戦兵器・サンダービームロケット砲なる強力な武装も備えていたが、暗黒大将軍による総攻撃の前に破壊されてしまった。
ミケーネ帝国との抗争終結後は、新科学要塞研究所の名で再建されている事が劇場版『決戦!大海獣』で語られており、剣造博士亡き後は弓教授が光子力研究所と兼任で責任者に就いた模様。 劇場版マジンガーシリーズと共通の時間軸で描かれた後日談であるデジタルコミック『ダイナミックヒーローズ』(作:越智一裕)では、剣鉄也が所長代理に就いており、炎ジュンと共に弓教授をサポートしている事を早乙女博士が語っている他、グレートの修復のためにせわし博士とのっそり博士が訪れている。
一方、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』では一切登場しないため、この時代ではどうなっているのかは不明。
桜多吾作版では地獄大元帥の脅迫に屈した日本政府からの命を受け攻めてきた自衛隊と、国家に裏切られた激情に駆られる鉄也・ジュン・ボス・シローら戦闘要員との壮絶な同士討ちが勃発。酸鼻を極める死闘の末、研究所内にバリアなどの防御装置を操作する所員が不在だった[1]事や鉄也らが戦闘を打ち切って戦線離脱した事もあり、最終的に科学要塞研究所は同胞たる自衛隊の一斉砲撃を受け陥落、海の藻屑と化した。
『真マジンガー 衝撃! Z編』では破壊された光子力研究所の地下から出現。多数のビーム砲で地獄王ゴードンを一度は食い止めたが、そのパワーの前には陥落寸前に追い詰められた。
『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では差異次元世界の兜剣造が設立し、前作『真マジンガーZERO』(SRW未参戦)最終盤のDr.ヘルとの最終決戦時に物語の舞台になる世界に転移した。この時は終焉の魔神の引き起こした天変地異によって光子力炉が破壊されて海の藻屑と消える。その次の舞台になる世界でも同様の経緯だが、こちらの場合実は研究所自体は表に出しているだけの部分で、その下には超巨大飛行戦艦「サイエンスフォートレス・ラングーン」が眠っていた。
『マジンガーエンジェル』では、物語中盤に完成した新基地として登場する。
登場作品[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦F完結編
- 戦場にはならないが、グレートとビューナスの発進場面に登場。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ミケーネ帝国との戦いで何度か登場。
- サンダービームロケット砲が未完成であることが暗黒大将軍との決戦時に語られており、コントロールタワーで特攻を仕掛けようとしたが、αナンバーズの増援により中断された。飛びあがったコントロールタワーがαナンバーズの登場により元の位置へと戻っていく事には拍子抜けしたプレイヤーもいたかもしれない。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- トウマ編第10話と地球ルート第46話における地底帝国との戦いで登場。前者は敵の攻撃対象施設としてHPが設定されており、後者ではイベントによる幻魔要塞ヤマタノオロチの特攻ポイントとされているため、それぞれ破壊・到達されると敗北となる。
第46話では前作同様にボスを移動させると、「ミンメイのディスク」を入手できる(トウマ編第10話では小屋が地底帝国の攻撃で爆破される)。
同じく第46話では、マシーン・ファーザーが移転されているほか、前作では未遂に終わったコントロールタワー特攻が今作では再現される(対象は無敵要塞デモニカと竜魔船)。なお、この場面ではまさかの特攻を仕掛ける剣造博士と司馬博士のカットインがある。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 第45話「神と悪魔と人」の舞台。あしゅら男爵が最終決戦の地に指定する。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 日本ルート第37話「光の魔神」の舞台。時獄戦役でのミケーネ出現後から無人のまま放置されていたが、マジンガーZの光子力が覚醒したことで以前の状態に復元された。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 序盤で占領されていると、量産型グレートマジンガーのフラグが立つ。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 序盤で舞台となる。フラグに関しては『COMPACT2』同様。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- ミケーネ帝国の生き残りの戦闘獣に襲撃される。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- スーパー系男ルート序盤、記憶喪失のアクセル・アルマーが身を寄せる。戦闘マップとしても登場。バーム星人襲来の隙を突かれて、潜入した白骨鬼に量産型グレートマジンガーの設計図を奪われる場面も。
- スーパーロボット大戦R
- 第12話「さらば青春!戦闘獣になった青年!!」に登場。ミケーネ帝国に量産型グレートマジンガーの設計図を奪われる。
- スーパーロボット大戦BX
- 真・マジンガー設定で登場。Dr.ヘル一派との最終決戦の時に原作同様に光子力研究所の地下から出現している。地獄王ゴードンが登場するまでは毎ターンプレイヤーフェイズ開始時に敵機体全機のHPを少しずつ少しずつ削っていく。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 戦場マップとして2回登場。暗黒大将軍に占拠され、甲児と鉄也が二人きりで奪回に動くシナリオがある。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 『真マジンガー』同様の光子力研究所から現れたものと、『グレート』の沿岸に建造されたものの2つが登場しており、後者は「真・科学要塞研究所」として区別される。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX
- 光波獣ピクドロンとグレートブースターのイベントが再現されている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 漫画『デビルマン対闇の帝王』では兜甲児が正式に所長として任に就いた設定になっている。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 開戦前に剣造博士の判断で一般所員は全員投降している。
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