「地獄王ゴードン」の版間の差分

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*外国語表記:[[外国語表記::King hell Gordon]]
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]]
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*全高:3km近く(漫画版)
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'''地獄王ゴードン'''は「[[マジンガーシリーズ]]」の登場メカ。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
永井豪の漫画版『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』のラスト(単行本の書き下ろし)で登場した、[[Dr.ヘル]]の切り札。
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永井豪の[[漫画]]版『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』のラスト(単行本の書き下ろし<ref>媒体によっては『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』1巻に収録。</ref>)で登場した、[[Dr.ヘル]]の切り札。
  
 
Dr.ヘルの拠点、[[地獄城]]の中から出現した。3km近い巨体を誇り、その身体に見合った大剣を振り回す。[[マジンガーZ]]のミサイルの直撃を受け、頭部を破壊されてもその力は衰えることなく、様々な武装を使い[[ビューナスA (さやか)|ビューナスA]]を破壊し、マジンガーZを追い詰めた。最期はマジンガーZの決死の[[自爆]]によってDr.ヘルもろとも爆散する。
 
Dr.ヘルの拠点、[[地獄城]]の中から出現した。3km近い巨体を誇り、その身体に見合った大剣を振り回す。[[マジンガーZ]]のミサイルの直撃を受け、頭部を破壊されてもその力は衰えることなく、様々な武装を使い[[ビューナスA (さやか)|ビューナスA]]を破壊し、マジンガーZを追い詰めた。最期はマジンガーZの決死の[[自爆]]によってDr.ヘルもろとも爆散する。
  
OVA『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』では地下牢に幽閉されていた[[あしゅら男爵]]が、未完成だった地獄王ゴードンに自らをパーツの一部として組み込み、稼動させた。そのため原作版とは少しデザインが違う。[[マジンカイザー]]に決死の覚悟で決戦を挑み、一時は圧倒するものの力及ばず敗れ去る。こちらのゴードンはカイザーと剣劇を繰り広げたことから全高は100mも無いと思われる。
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OVA『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』では地下牢に幽閉されていた[[あしゅら男爵]]が、未完成だった地獄王ゴードンに自らと二人の[[鉄仮面]]の部下をパーツの一部として組み込み、稼動させた。そのため「老人の顔で三面四臂」「ドクロの意匠がある胴体」という特徴は共通しつつも原作版とは少しデザインが違う。[[マジンカイザー]]に決死の覚悟で決戦を挑み、一時は圧倒するものの力及ばず敗れ去る。こちらのゴードンはカイザーと剣劇を繰り広げたことから全高は100mも無いと思われる。
  
『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』では、[[ミケーネ帝国]]の遺産として登場。[[量産型]][[マジンガー]]軍団の攻撃を受け、崩壊した[[バードス島]]の中から出現。[[光子力エネルギー]]を吸収する機能を備え、全てを奪いつくさんと[[科学要塞研究所]]へ迫るが、マジンガーZのロケットパンチ百連発によって敗れた。しかし、その真の目的は、あしゅらの血の儀式によって復活するミケーネに対抗するため、[[光子力]]を蓄えるための器であった(そのため、腕部などはマジンガーの意匠が与えられている)。
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『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』では、[[ミケーネ帝国]]の遺産として登場。[[量産型]][[マジンガー]]軍団の攻撃を受け、崩壊した[[バードス島]]の中から出現。[[光子力エネルギー]]を吸収する機能を備え、全てを奪いつくさんと[[科学要塞研究所]]へ迫るが、[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]のロケットパンチ百連発によって敗れた。しかし、その真の目的は、あしゅらの血の儀式によって復活するミケーネに対抗するため、[[光子力]]を蓄えるための器であった(そのため、腕部などはマジンガーの意匠が与えられている)。
  
その他、漫画『マジンガーエンジェル』などの作品でもDr.ヘルの搭乗機として出番を与えられる事が多い。
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その他、漫画『[[マジンガーエンジェル]]』などの作品でもDr.ヘルの搭乗機として出番を与えられる事が多い。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
スパロボでは第2次Z再世篇にて『真』設定のヘルが搭乗した。
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スパロボでは東映版名義での参戦においては登場しておらず、ヘルの乗機は[[飛行要塞グール]]であることが多かった。だが、OVA『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』や、『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』での参戦においてはヘルの乗機としてマジンガーのラスボスになる場合も多い。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
:『真マジンガー』版設定で登場し、Dr.ヘルが搭乗する。倒すと記憶を取り戻しDr.ヘルに反旗を翻した[[あしゅら男爵]]にイベント戦闘で攻撃されるが、積年の恨みかはたまた等身の都合上か、'''「生身のあしゅら男爵が本機の股間を執拗に攻撃する」'''という、ある意味痛々しいものになっている。
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:『真マジンガー』版設定で初登場。Dr.ヘルが搭乗する。倒すと記憶を取り戻しDr.ヘルに反旗を翻した[[あしゅら男爵]]にイベント戦闘で攻撃されるが、積年の恨みかはたまた等身の都合上か、「'''生身のあしゅら男爵が本機の股間を執拗に攻撃する'''」という、ある意味痛々しいものになっている。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦J]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}
:OVA版設定で登場。イベント戦闘でレプリカのグレートマジンガーを一撃で破壊するなど、存在感は十分。
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:OVA版。序盤から中盤に掛けての節目を飾るステージの大ボスで、イベント戦闘でレプリカのグレートマジンガーを一撃で破壊するなど、存在感は十分。
:ゴードン自体は典型的なスーパー系ボスだが、イベントで一度復活するのでHPは額面以上。また、戦うこととなるシナリオには前座にザイード、ガウルン、悪のさやかビューナス、葎とボスクラスがひしめき合っており、これらの対処に手こずって精神ポイントを使いすぎると厄介。
+
:ゴードン自体は典型的なスーパー系ボスだが、初期位置の関係上地形効果によってただでさえ重装甲なのがますます硬くなっており、あしゅら男爵の底力まで加わると、最悪武器を改造していないユニットでは歯が立たなくなってしまう可能性もある。更に、イベントで一度ド根性を使うのでHPも額面以上。また、戦うこととなるシナリオには前座にザイード、ガウルン、悪のさやかビューナス、葎とボスクラスがひしめき合っており、これらの対処に手こずって精神ポイントを使いすぎると厄介なことになる。初期位置の防御効果が高い地形から釣り出して戦うなど、侮らずに対処していきたい。
;[[スーパーロボット大戦W]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}
:OVA版設定の登場、あしゅら男爵が一体化している。同作では[[宇宙]]にも出る。
+
:OVA版、あしゅら男爵が一体化している。同作では[[宇宙]]にも出る。
 
:第一部終盤に地獄城で戦う他、第二部終盤では[[ザ・データベース]]の同志として再登場。その際にはDr.ヘルも同乗しており(メインパイロットはあしゅらのまま)、『真マジンガー』に先駆けて「Dr.ヘルが乗る地獄王ゴードン」が登場するに至っている。
 
:第一部終盤に地獄城で戦う他、第二部終盤では[[ザ・データベース]]の同志として再登場。その際にはDr.ヘルも同乗しており(メインパイロットはあしゅらのまま)、『真マジンガー』に先駆けて「Dr.ヘルが乗る地獄王ゴードン」が登場するに至っている。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
:『真マジンガー』版設定で登場。
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:『真マジンガー』版。
 
:今回はあしゅらの裏切りを[[アイラ|とある事情]]により関知したため、'''実は乗っているDr.ヘルは[[ピグマン子爵]]が呪術で変装した[[偽者|影武者]]'''。撃墜された後改めて本物が乗ってもう1機登場する(ということは量産できたのだろうか?)が、イベントで[[暗黒大将軍]]に瞬殺される。
 
:今回はあしゅらの裏切りを[[アイラ|とある事情]]により関知したため、'''実は乗っているDr.ヘルは[[ピグマン子爵]]が呪術で変装した[[偽者|影武者]]'''。撃墜された後改めて本物が乗ってもう1機登場する(ということは量産できたのだろうか?)が、イベントで[[暗黒大将軍]]に瞬殺される。
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=== VXT三部作 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}
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:『真マジンガー』版。登場は地上ルート第37話「Dr.ヘル、最後の賭け」のみ。戦闘アニメは新規描き起こし。全体的に細身に変わっている。
 +
:曲がりなりにも首領格が乗る機体にも関わらず武器は'''サイクロンファイヤーただ一つ'''(MAP兵器あり)だが、MAP兵器版はP属性がある為要注意。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}
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:『真マジンガー』版。28話後の[[隠し要素/X|シークレットシナリオ]]「最凶VS最強」にて、[[ケドラ]]に寄生された機体が登場。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO|XO}}
:初登場作品OVA版設定で登場。あしゅら男爵と一体化する。登場の際にはDr.ヘルの[[DVE]]も。
+
:OVA版で初登場。第38話「決戦!炎の地獄城」にて登場。あしゅら男爵と一体化する。登場の際にはDr.ヘルの[[DVE]]も。
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
:直前の第37話で恐竜帝王の[[帝王ゴール (OVA)|帝王ゴール]]を下して疲弊したところをDr.ヘルが総攻撃を開始するという話で、[[巨大ゴール]]に次ぐ、人型ロボットながらのLLサイズで登場。
 +
:巨大ゴールと同様に動くことはなく、地獄城には地形効果の高い防御補正とHP回復効果を持つ。更に[[特殊能力]]の[[HP回復]]L・[[EN回復]]Lがあるため、味方ユニットがMサイズばかりの場合は巨大ゴール以上に苦戦を強いられる。
 +
:…と思いきや、実はこの地獄王ゴードンが鎮座している場所は地獄城ではなく「地獄城ゲート」という名称の地形。そして周囲がHP回復効果の地形で蔓延っていながら、この地獄城ゲートにだけはHP・EN回復効果がない。
 +
:更に武器は「フィンガーショック」と「剣」の2つしかなく、この2つの武器はどちらもARMSに装備しているため、ARMSを破壊すれば攻撃手段を失うばかりか特殊能力のHP回復Lも発動しないため、ダルマ状態にできる。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:OVA・『真マジンガー』版の双方が登場。イベント「放たれたタマシイ」では両方のゴードンが並び立って自軍に立ちはだかる。
 
:OVA・『真マジンガー』版の双方が登場。イベント「放たれたタマシイ」では両方のゴードンが並び立って自軍に立ちはだかる。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]」追加参戦に伴って開催されたイベント「激闘!最強の巨人」にボスとして登場。
+
:OVA版。イベント「激闘!最強の巨人」にてボスとして登場。強大な力でスーパーロボット軍団を圧倒する。
:強大な力でスーパーロボット軍団を圧倒するが…
+
:2017年8月のイベント「集結!ロボットガールズ」の強敵ボスとして再登場したが、強敵ボスでは珍しく'''スタン耐性不所持'''。[[グレンダさん]]や[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル(EW版)]]などのスタン持ちを総動員すれば殆ど攻撃させずに完封することが可能であった。
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:2018年2月のイベント「策謀渦巻く宇宙」で自軍ユニットとして実装。SR・大器型SSRファイター。Dr.ヘル一派、並びにマジンガーシリーズの敵方から初の使用可能バトルユニットである。最大強化時のステータスは、'''HPが3万越え、総合値は4万越え'''という恐ろしい性能を持っている他、アリーナではVアビリティで'''現HPに25000上乗せ、10000以下のダメージを軽減するバリア、味方が撃破される毎に更に強化される性能'''と事実上の最強ユニットとして猛威を振るい始める。欠点は命中面の弱さと状態異常への弱さ(防護策は[[信念]]のみ)で、異能発動した[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]などには一方的に嬲られる上、[[デストロイガンダム]]などにも容易に焼かれてしまう。
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:2020年5月のイベント「月と星が輝く夜」にて大器型SSRディフェンダーが追加。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:OVA版設定。2章Part2から登場するボスユニット。攻撃特化タイプ。OVA版にも関わらず2章Part11ではイベントでゴードンサイクロンファイアーを放っている。
  
== 装備・機能 ==
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==装備・機能==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
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===武装・[[必殺武器]]===
==== OVA版 ====
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====OVA版====
 
;大剣
 
;大剣
 
:剣先からビームを出すことも出来る。
 
:剣先からビームを出すことも出来る。
 
;フィンガーバリヤー
 
;フィンガーバリヤー
 
:指先から光線を放つ。視覚的には[[バリア]]には見えないが、OVAではしっかりファイヤーブラスターを弾いている。この攻撃で[[ビューナスA]]を撃墜した。
 
:指先から光線を放つ。視覚的には[[バリア]]には見えないが、OVAではしっかりファイヤーブラスターを弾いている。この攻撃で[[ビューナスA]]を撃墜した。
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:『GC』では[[対ビームコーティング|ビームコート]]として再現されたのでファイヤーブラスターは弾けないが、ビームを弾いた際にはきちんとあしゅらがフィンガーバリヤーと言う。
 
;フィンガーショック
 
;フィンガーショック
 
:合わせた両手を振り下ろすことにより発生する光線。
 
:合わせた両手を振り下ろすことにより発生する光線。
:運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。
+
:運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。『DD』では特殊属性の通常攻撃に採用。
 
;稲妻剣
 
;稲妻剣
 
:OVA版でカイザーと激突する際に使用した攻撃。死んでいった機械獣達の恨みの力を稲妻として剣に纏わせ、攻撃力を高めた上で切りつける。
 
:OVA版でカイザーと激突する際に使用した攻撃。死んでいった機械獣達の恨みの力を稲妻として剣に纏わせ、攻撃力を高めた上で切りつける。
 +
:『DD』では斬撃属性の必殺技に採用。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では稲妻を纏わせながらも、単に「剣」という名義の武器になっている。
  
==== 真マジンガー ====
+
====真マジンガー版====
 
;ゴードンファイアー
 
;ゴードンファイアー
 
:胸から放つ火炎。
 
:胸から放つ火炎。
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;ゴードンサイクロンファイアー
 
;ゴードンサイクロンファイアー
 
:ゴードンサイクロンにゴードンファイヤーを合わせ、火炎竜巻を発生させる。
 
:ゴードンサイクロンにゴードンファイヤーを合わせ、火炎竜巻を発生させる。
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:『DD』では先述の通り、OVA版の本機が2章Part11のイベントで本武装を使用している。
 
;剣
 
;剣
:グラフィック上は腰に剣を差しているが原作・SRW共に未使用。
+
:腰に差した剣。[[科学要塞研究所]]の[[光子力]][[バリア]]をこれで突破しようとした。SRW未採用。
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=== [[特殊能力]] ===
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;[[対ビームコーティング|ビームコート]]
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:『GC』にてフィンガーバリヤーの代替として装備。ビーム兵器を軽減する。
  
=== 移動タイプ ===
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===移動タイプ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
 
:
 
:
  
=== [[サイズ]] ===
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===[[サイズ]]===
 
;2L(LL)
 
;2L(LL)
 
:
 
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== 対決・名場面 ==
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==対決・名場面==
 
;VS[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]
 
;VS[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]
:『真マジンガー』版。マジンガーは海中に沈み量産型マジンガー軍団も全滅。勝利を確信するDr.ヘルの頭上から降ってくる一発のロケットパンチ・・・それこそが反撃の狼煙だった。破壊されたマジンガー軍団の内部から飛び出す無数のロケットパンチがゴードンの全身を穿つ。一発一発は微小でも次第に追い詰められて行く地獄王。復活したマジンガーZの指示の下、無数の拳は「全てを原子に打ち砕く」神の拳を完成させる・・・。
+
:『真マジンガー』版。マジンガーは海中に沈み量産型マジンガー軍団も全滅。勝利を確信するDr.ヘルの頭上から降ってくる一発のロケットパンチ…それこそが反撃の狼煙だった。破壊されたマジンガー軍団の内部から飛び出す無数のロケットパンチがゴードンの全身を穿つ。一発一発は微小でも次第に追い詰められて行く地獄王。復活したマジンガーZの指示の下、無数の拳は「全てを原子に打ち砕く」神の拳を完成させる…。
 
;VS[[マジンカイザー]]
 
;VS[[マジンカイザー]]
 
:OVA版。カイザーのあらゆる攻撃を撥ね退け一方的に追い詰めていく地獄王。トドメの一撃を見舞わんとしたその時、カイザーは眩い光とともに大剣・カイザーブレードを抜き放った。「マジンカイザーのテーマ」をバックに、カイザーとゴードン…甲児とあしゅら男爵の死力を尽くした最後の戦いが始まる。
 
:OVA版。カイザーのあらゆる攻撃を撥ね退け一方的に追い詰めていく地獄王。トドメの一撃を見舞わんとしたその時、カイザーは眩い光とともに大剣・カイザーブレードを抜き放った。「マジンカイザーのテーマ」をバックに、カイザーとゴードン…甲児とあしゅら男爵の死力を尽くした最後の戦いが始まる。
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==関連機体==
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;ゴードンヘル
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:『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|真マジンガーZERO]]』における本機に相当する、[[バードス島]]が丸々変形した'''全長数10km'''にも及ぶ超ド級機械獣。SRW未登場。
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:なお、同作にはこの機体がいるため地獄王ゴードンは存在していないが、別世界の甲児のビジョンとして原作漫画版やOVAカイザー版のゴードンも僅かに登場している。
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== 脚注 ==
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<references />
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{{マジンガーシリーズ}}
 
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:しこくおうこおとん}}
 
{{DEFAULTSORT:しこくおうこおとん}}
 
[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:マジンガーシリーズ]]
 
[[Category:マジンガーシリーズ]]

2024年8月4日 (日) 18:11時点における最新版

地獄王ゴードン
登場作品

マジンガーシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 機械獣(?)
全高 3km近く(漫画版)
所属 Dr.ヘル一派
パイロット Dr.ヘル(漫画版・真マ)
あしゅら男爵(カイザー)
テンプレートを表示

地獄王ゴードンは「マジンガーシリーズ」の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

永井豪の漫画版『マジンガーZ』のラスト(単行本の書き下ろし[1])で登場した、Dr.ヘルの切り札。

Dr.ヘルの拠点、地獄城の中から出現した。3km近い巨体を誇り、その身体に見合った大剣を振り回す。マジンガーZのミサイルの直撃を受け、頭部を破壊されてもその力は衰えることなく、様々な武装を使いビューナスAを破壊し、マジンガーZを追い詰めた。最期はマジンガーZの決死の自爆によってDr.ヘルもろとも爆散する。

OVA『マジンカイザー』では地下牢に幽閉されていたあしゅら男爵が、未完成だった地獄王ゴードンに自らと二人の鉄仮面の部下をパーツの一部として組み込み、稼動させた。そのため「老人の顔で三面四臂」「ドクロの意匠がある胴体」という特徴は共通しつつも原作版とは少しデザインが違う。マジンカイザーに決死の覚悟で決戦を挑み、一時は圧倒するものの力及ばず敗れ去る。こちらのゴードンはカイザーと剣劇を繰り広げたことから全高は100mも無いと思われる。

真マジンガー 衝撃! Z編』では、ミケーネ帝国の遺産として登場。量産型マジンガー軍団の攻撃を受け、崩壊したバードス島の中から出現。光子力エネルギーを吸収する機能を備え、全てを奪いつくさんと科学要塞研究所へ迫るが、マジンガーZのロケットパンチ百連発によって敗れた。しかし、その真の目的は、あしゅらの血の儀式によって復活するミケーネに対抗するため、光子力を蓄えるための器であった(そのため、腕部などはマジンガーの意匠が与えられている)。

その他、漫画『マジンガーエンジェル』などの作品でもDr.ヘルの搭乗機として出番を与えられる事が多い。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

スパロボでは東映版名義での参戦においては登場しておらず、ヘルの乗機は飛行要塞グールであることが多かった。だが、OVA『マジンカイザー』や、『真マジンガー』での参戦においてはヘルの乗機としてマジンガーのラスボスになる場合も多い。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
『真マジンガー』版設定で初登場。Dr.ヘルが搭乗する。倒すと記憶を取り戻しDr.ヘルに反旗を翻したあしゅら男爵にイベント戦闘で攻撃されるが、積年の恨みかはたまた等身の都合上か、「生身のあしゅら男爵が本機の股間を執拗に攻撃する」という、ある意味痛々しいものになっている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦J
OVA版。序盤から中盤に掛けての節目を飾るステージの大ボスで、イベント戦闘でレプリカのグレートマジンガーを一撃で破壊するなど、存在感は十分。
ゴードン自体は典型的なスーパー系ボスだが、初期位置の関係上地形効果によってただでさえ重装甲なのがますます硬くなっており、あしゅら男爵の底力まで加わると、最悪武器を改造していないユニットでは歯が立たなくなってしまう可能性もある。更に、イベントで一度ド根性を使うのでHPも額面以上。また、戦うこととなるシナリオには前座にザイード、ガウルン、悪のさやかビューナス、葎とボスクラスがひしめき合っており、これらの対処に手こずって精神ポイントを使いすぎると厄介なことになる。初期位置の防御効果が高い地形から釣り出して戦うなど、侮らずに対処していきたい。
スーパーロボット大戦W
OVA版、あしゅら男爵が一体化している。同作では宇宙にも出る。
第一部終盤に地獄城で戦う他、第二部終盤ではザ・データベースの同志として再登場。その際にはDr.ヘルも同乗しており(メインパイロットはあしゅらのまま)、『真マジンガー』に先駆けて「Dr.ヘルが乗る地獄王ゴードン」が登場するに至っている。
スーパーロボット大戦BX
『真マジンガー』版。
今回はあしゅらの裏切りをとある事情により関知したため、実は乗っているDr.ヘルはピグマン子爵が呪術で変装した影武者。撃墜された後改めて本物が乗ってもう1機登場する(ということは量産できたのだろうか?)が、イベントで暗黒大将軍に瞬殺される。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
『真マジンガー』版。登場は地上ルート第37話「Dr.ヘル、最後の賭け」のみ。戦闘アニメは新規描き起こし。全体的に細身に変わっている。
曲がりなりにも首領格が乗る機体にも関わらず武器はサイクロンファイヤーただ一つ(MAP兵器あり)だが、MAP兵器版はP属性がある為要注意。
スーパーロボット大戦X
『真マジンガー』版。28話後のシークレットシナリオ「最凶VS最強」にて、ケドラに寄生された機体が登場。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GCXO
OVA版で初登場。第38話「決戦!炎の地獄城」にて登場。あしゅら男爵と一体化する。登場の際にはDr.ヘルのDVEも。
直前の第37話で恐竜帝王の帝王ゴールを下して疲弊したところをDr.ヘルが総攻撃を開始するという話で、巨大ゴールに次ぐ、人型ロボットながらのLLサイズで登場。
巨大ゴールと同様に動くことはなく、地獄城には地形効果の高い防御補正とHP回復効果を持つ。更に特殊能力HP回復L・EN回復Lがあるため、味方ユニットがMサイズばかりの場合は巨大ゴール以上に苦戦を強いられる。
…と思いきや、実はこの地獄王ゴードンが鎮座している場所は地獄城ではなく「地獄城ゲート」という名称の地形。そして周囲がHP回復効果の地形で蔓延っていながら、この地獄城ゲートにだけはHP・EN回復効果がない。
更に武器は「フィンガーショック」と「剣」の2つしかなく、この2つの武器はどちらもARMSに装備しているため、ARMSを破壊すれば攻撃手段を失うばかりか特殊能力のHP回復Lも発動しないため、ダルマ状態にできる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
OVA・『真マジンガー』版の双方が登場。イベント「放たれたタマシイ」では両方のゴードンが並び立って自軍に立ちはだかる。
スーパーロボット大戦X-Ω
OVA版。イベント「激闘!最強の巨人」にてボスとして登場。強大な力でスーパーロボット軍団を圧倒する。
2017年8月のイベント「集結!ロボットガールズ」の強敵ボスとして再登場したが、強敵ボスでは珍しくスタン耐性不所持グレンダさんガンダムデスサイズヘル(EW版)などのスタン持ちを総動員すれば殆ど攻撃させずに完封することが可能であった。
2018年2月のイベント「策謀渦巻く宇宙」で自軍ユニットとして実装。SR・大器型SSRファイター。Dr.ヘル一派、並びにマジンガーシリーズの敵方から初の使用可能バトルユニットである。最大強化時のステータスは、HPが3万越え、総合値は4万越えという恐ろしい性能を持っている他、アリーナではVアビリティで現HPに25000上乗せ、10000以下のダメージを軽減するバリア、味方が撃破される毎に更に強化される性能と事実上の最強ユニットとして猛威を振るい始める。欠点は命中面の弱さと状態異常への弱さ(防護策は信念のみ)で、異能発動したスコープドッグ・レッドショルダーカスタムなどには一方的に嬲られる上、デストロイガンダムなどにも容易に焼かれてしまう。
2020年5月のイベント「月と星が輝く夜」にて大器型SSRディフェンダーが追加。
スーパーロボット大戦DD
OVA版設定。2章Part2から登場するボスユニット。攻撃特化タイプ。OVA版にも関わらず2章Part11ではイベントでゴードンサイクロンファイアーを放っている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

OVA版[編集 | ソースを編集]

大剣
剣先からビームを出すことも出来る。
フィンガーバリヤー
指先から光線を放つ。視覚的にはバリアには見えないが、OVAではしっかりファイヤーブラスターを弾いている。この攻撃でビューナスAを撃墜した。
『GC』ではビームコートとして再現されたのでファイヤーブラスターは弾けないが、ビームを弾いた際にはきちんとあしゅらがフィンガーバリヤーと言う。
フィンガーショック
合わせた両手を振り下ろすことにより発生する光線。
運動性低下の特殊効果を持つ。『DD』では特殊属性の通常攻撃に採用。
稲妻剣
OVA版でカイザーと激突する際に使用した攻撃。死んでいった機械獣達の恨みの力を稲妻として剣に纏わせ、攻撃力を高めた上で切りつける。
『DD』では斬撃属性の必殺技に採用。『GC』『XO』では稲妻を纏わせながらも、単に「剣」という名義の武器になっている。

真マジンガー版[編集 | ソースを編集]

ゴードンファイアー
胸から放つ火炎。
ゴードンサイクロン
機体を高速回転させ、巨大な竜巻を発生させる。
ゴードンサイクロンファイアー
ゴードンサイクロンにゴードンファイヤーを合わせ、火炎竜巻を発生させる。
『DD』では先述の通り、OVA版の本機が2章Part11のイベントで本武装を使用している。
腰に差した剣。科学要塞研究所光子力バリアをこれで突破しようとした。SRW未採用。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

ビームコート
『GC』にてフィンガーバリヤーの代替として装備。ビーム兵器を軽減する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

2L(LL)

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

VSマジンガーZ
『真マジンガー』版。マジンガーは海中に沈み量産型マジンガー軍団も全滅。勝利を確信するDr.ヘルの頭上から降ってくる一発のロケットパンチ…それこそが反撃の狼煙だった。破壊されたマジンガー軍団の内部から飛び出す無数のロケットパンチがゴードンの全身を穿つ。一発一発は微小でも次第に追い詰められて行く地獄王。復活したマジンガーZの指示の下、無数の拳は「全てを原子に打ち砕く」神の拳を完成させる…。
VSマジンカイザー
OVA版。カイザーのあらゆる攻撃を撥ね退け一方的に追い詰めていく地獄王。トドメの一撃を見舞わんとしたその時、カイザーは眩い光とともに大剣・カイザーブレードを抜き放った。「マジンカイザーのテーマ」をバックに、カイザーとゴードン…甲児とあしゅら男爵の死力を尽くした最後の戦いが始まる。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ゴードンヘル
真マジンガーZERO』における本機に相当する、バードス島が丸々変形した全長数10kmにも及ぶ超ド級機械獣。SRW未登場。
なお、同作にはこの機体がいるため地獄王ゴードンは存在していないが、別世界の甲児のビジョンとして原作漫画版やOVAカイザー版のゴードンも僅かに登場している。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 媒体によっては『グレートマジンガー』1巻に収録。