「ミラウー・キャオ」の版間の差分
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== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2022年4月11日 (月) 00:51時点における版
ミラウー・キャオ | |
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外国語表記 | Mirawoo Kyao |
登場作品 | 重戦機エルガイム |
声優 | 大塚芳忠 |
デザイン | 永野護 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ペンタゴナ星系人 |
性別 | 男 |
年齢 | 17歳 |
身長 | 182 cm |
所属 | ポセイダル反乱軍 |
ミラウー・キャオは『重戦機エルガイム』の登場人物。
概要
ダバ・マイロードの親友で、幼馴染。「お調子者で、おっちょこちょい」「お人好しで、大飯ぐらい」という、愛すべき人物。
はじめは正規軍入隊を目指していたが、ダバと行動を共にするうちに、なりゆきで反乱軍のメンバーになる。
一時はヘビーメタルを操縦していたこともあったが、後にメカニックにほぼ専念する。メカニックとしての腕は一流で、ディザードの開発に関わったり、アモンデュール・スタックを一目でヤーマン系のヘビーメタルと見抜き、正規軍のメカニックのメッシュを誘って、奪ったスタックをベースにして、エルガイムMk-IIを開発したりもしている。
キャオの故郷では「天下を取るなら、妖精と笑え」という格言があり、リリス・ファウとは仲良くしたいと思っている。初対面の時はリーリン一家に捕らえられボコボコにされていたため、リリスを怖がらせてしまう。だが、その後は鉱山惑星パラータ・スターに二人で乗り込むなど、行動を共にする機会も増える。最終回では、リリスの仲間を探すため彼女と一緒に旅立つことになる。
ちなみに、ナレーションと次回予告は大塚氏が担当しているが、次回予告は「キャオが視聴者へ語りかける」スタイルのものであり、物語世界への導入役でもあった。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。今回は非戦闘員で、モーラと共に、ロンド・ベルの整備係を担当。
- 洗脳の解けたオリビーが乗っていたバッシュを特に理由もなく解体してしまう[1]。そのまま自軍で運用させてくれれば大きな戦力になったと思われるのだが……。
- 容量カツカツだったSFC版は味方ユニット数を抑えるために仕方ないにしても、その問題が解決したはずの『第4次S』でも変わらずに解体する。
- スーパーロボット大戦F
- 今回からパイロットに昇格し、声も入った。引き続きヘビーメタルの整備も担当している。地球のメカニックに興味を持ち、リョウからゲッターを見せてもらう場面もあった。
- エルガイム勢では貴重な集中を覚えるのだが、パイロット能力がダバと比べて結構な差がある。射撃が低く、集中込みでようやく五分五分程度の命中回避なので、SPを消費し続けて戦わせるくらいなら、素直にダバに任せた方が良い。
- スーパーロボット大戦F完結編
- レベル48まで育てれば精神コマンドの補給を覚えるのだが、もっと育てやすくて使いやすい習得者も複数居る。
- ミヤマ・アスフィーを仲間にすると、彼女とどちらをメカニックに専念(パイロットから外れる)させるか2択になる。ほとんどの場合、キャオに専念してもらう事になるだろう。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 第14話「ドリーマーズ」で、ダバ、アム、レッシィらとともに味方の増援として登場。そのまま正式に自軍入りする。デフォルトの乗機はディザード。高確率で補給を習得する。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 今回ターナがユニット化されたため、一部シナリオでその艦長も務める。そのため、台詞が新規収録された。偵察持ちなので、スキルエース獲得を狙おう。
- スーパーロボット大戦XO
- 今度は初登場時もターナの艦長。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章追加ミッション「反逆のルルーシュ」に登場。本格参戦は第4章から。
- 今回もターナの艦長となっており、ターナが母艦として運用されるステージが多数存在するため、シナリオ面で比較的出番が多い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年1月のイベント「リベリオン」より登場。シナリオNPC。
- スーパーロボット大戦30
- キーミッション「コンタクト・ペンタゴナ」でダバ達と共に参入。今回は声なしの非戦闘員でメカニックに専念。
- サポーターとして加入。能力が任意のユニットに「加速」と「気合」を掛けられるというのが非常に有用なため、序盤・中盤にかけて出番が多い。一方で、一切の強化が入らないため、ストーリーが進むとより強力な他のサポーターに取って代わられて出番が無くなっていくことだろう。パッシブ効果の内容も、機体改造が進んでいない序盤・中盤向きで、機体改造が進むと恩恵が薄くなる。
- OVA版の描写を拾ったのか、ダバにそれ以上の感情を向けているような描写が散見されている。
関連作品
- リアルロボット戦線
- 完全な味方パイロット。常にダバ・レッシィと共に行動している。
- 能力は特別高くはないが、熱血や努力を覚える。本作の味方ヘビーメタルは多くがマップ兵器持ちなので、より多くを活用したければ彼も必要となる。
- ハマーンルートのみ、クワサン・オリビーともども最終的には非戦闘員となる。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 体力
- 『OE』で採用。毎ターンHP+10%。
サポーターコマンド
名称 | 作品 | S-SP | 使用時 | パッシブ |
---|---|---|---|---|
サプライズ・アタック | 30 | 30 | 「加速」「気合」をかける | 味方フェイズ開始時、全味方のENを10回復 |
パイロットBGM
- 「エルガイム-Time for L-Gaim-」
- 前期OPテーマ。
人間関係
- ダバ・マイロード
- 最後まで対等の関係を貫いた親友。更に、後述のキャオの初期設定を踏まえた様な行動も散見される事から「それ以上の感情を抱いている」とも言われる。
- リリス・ファウ
- 彼の故郷では、ミラリーは幸運の象徴らしい。最終話で、一緒にミラリーの生き残りを探す旅に出る。
- ファンネリア・アム
- 憎からず思っていたようだが、むしろ良き喧嘩相手といった所。
- ガウ・ハ・レッシィ
- 正規軍を抜けて協力してくれた彼女を疑った。
- ギャブレット・ギャブレー
- 敵対関係。OVA短編「レディ ギャブレー」では顛末こそぼかされているものの、どうやら彼の唇を奪った模様。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ブライト・ノア
- 殆どのシリーズで共演する際には、自軍の司令官で彼の下で戦っていく事になる。
- 『F』のリアル系ルート序盤で、彼が率いるロンド・ベル隊に助けられた時には、合流直後に職務上仕方ないがまるで自分たちを犯罪者のように尋問する彼の物言いに激昂し反発した。
リアル系
- タップ・オセアノ
- 『GC(XO)』でのキャオの慌てるシーンを見て「親近感が沸く」と発言している。
- もちろん声優ネタだが、両者とも大塚氏がしばしば演じる「陽気なアメリカ人」風のキャラクターの典型例であるから、当然と言えば当然か。
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『30』では技術者仲間として意気投合。二人してアマンダラ・カマンダラから提供されたジャンクパーツに目を輝かせ、その中に本当に眠っていた幻のヘビーメタルのパーツを組み込んだりしてエルガイムMk-IIを完成させる。
スーパー系
- ゲッターチーム(流竜馬、神隼人、車弁慶)
- 『F』では、ロンド・ベル隊に合流して早々に地球のメカに興味を湧かせるが、MSは軍の所有物なので機密扱いされているのでダメだったので、民間の研究施設で作られた彼らのゲッターロボを見せてもらえる事に。
- 碇ゲンドウ
- 『F完結編』では、彼を苦手と評したアムに続き「あんなおっさん好きな人居るのか」と痛烈な陰口を叩いた。……なお彼らの予想に反してゲンドウは一部の女性から非常にモテるのだが。
名台詞
- 「何しに来たんだよ? ピラピラターバン!」
- 第1話より。一度自分を騙したアムに向って。
- 「ダメだダメだ! ここで簡単に戻っちゃ、ダバがつけあがるだけだ! しかし、アムがいるしなぁ~。あいつは俺に気があるようだし…。ここは素直に戻るかな…いやいや! 俺にもプライドってもんがある! …でもなぁ~。アムをとるべきか、プライドをとるべきか…そこが問題だ…」
- 第5話より。一度ダバ達の元を去ろうとした時の葛藤。ただしこの直後、ご飯ができたと聞いてあっさり戻る。
- 「二人きりなんて久しぶりだねぇ…」
- 第17話より。紆余曲折あってアムとレッシィが宇宙船を降り、ダバと二人旅になった時に。表情が明らかにアブナイ。
- もっとも、リリスや実は残っていたレッシィのおかげで二人旅はあっさりおじゃんになってしまうのだが。
- 「どうしたってんだよ! リーリンの娘だろ!?」
- 第24話より。ミヤマ・アスフィーとの戦闘で攻撃を止めさせようとするダバに対して。この時はどういう演出なのか、歌舞伎の隈取のような顔になっていた。
- 「バーカ、元々エルガイムがベースなんだろ? エルガイムのMk-IIにすんのさ!」
- 第26話より。アモンデュール・スタックをかっぱらう際、メカニックのメッシュを勧誘して。不完全なスタックの完成度を上げたかったメッシュはこの言葉に飛び付き、彼らの手で新たなHMが完成する事となる。
- 「ドッキングセンサー! …一度言ってみたかったんだよね」
- 念願のエルガイムに乗って出撃した時の台詞。この台詞で「実は毎回ダバが『ドッキングセンサー』と言っていたのは、別にエルガイムが他人に操縦されないようにする声紋認証システムなどの類ではなく、単なる出撃時の決め台詞に過ぎない」という衝撃の事実が発覚する。
- 「あんたらねぇ! ギワザには世界を背負っていくだけのパワーはないんだよぉ!」
- スヴェートでの最終決戦にて、ギワザに付き従っていた正規軍の兵士に対して。この短い台詞がギワザの本質を端的に表していると言える。
- 『GC(XO)』ではパワーが力になっている。
迷台詞
- ダバ「ホーントに素敵だぜ! そのヒップよォ!」
謎の美女「そ、そ、その声は!」
キャオ「ムフフフフフ…。美人だぁーい好きっ!」 - OVA短編「レディ ギャブレー」より。誘惑したダバとは違う声を聞いた謎の美女は、背後を振り返る。なんと、彼の正体はキャオの変装だったのだ!
- 謎の美女の正体(女装したギャブレー)だけでなくダバの正体(と性癖)も明かされるという、驚愕の(迷)場面。
- 「オレ、男の方がもっと好きぃ~!」
- 同上。逃げ場を失って恐怖するギャブレーに対して、キャオは頬を染めながら熱いベーゼをぶちかます。
- ちなみに番外編である本作は、初期段階で存在したとされる「キャオは同性愛者」という設定をフル活用している(本編では男にも女にも甘い「お人よし」という設定)。
- 「銀河の果てまで飛んでいく!!」
- OVA短編「ペンタゴナ ドールズ」より。ダバを巡って争うアム対レッシィの女子プロレスによる決闘シーンを締めくくる、実況者キャオの迷アナウンス[2]である。
- ちなみに上記のアナウンスの後、アムとレッシィは白熱のあまりに互いに重火器を持ち出し、発射。リングはおろか試合会場を破壊してもなお、相変わらず彼女達はダバを巡ってキャットファイトを繰り広げた。三角関係のもつれ、恐るべし…。
- 余談だが、『マクロスF』でも同じような台詞がある。
スパロボシリーズでの名(迷)台詞
- 「だいたい、あのおっさんのこと好きな人なんかいんのかよ?」
- 『F完結編』宇宙編シナリオ「灯火は炎となりて」より、アムが碇ゲンドウを「何考えてるかわからないから苦手」と評した直後の台詞。ゲンドウのロンド・ベルに対する態度も感じの良い物ではないので真っ当な反応ではある。
- しかし、NERVの面々とは別行動中であったから良かったものの、いささか爆弾発言である。この直後にクリスチーナ・マッケンジーが声優ネタとも取れる発言をする。
- 「ダ、ダメだってふたりとも! お前らが脱いだら良い子のみんながプレイできなくなる!」
- 『X-Ω』のユニットシナリオ『女の友情』Ep.2より。言い争いのあまりに、服を脱ごうとするアムとレッシィを咎めて。
- もっとも、本作の対象年齢は12歳以上であり、このまま二人が服を脱いだら対象年齢がさらに上がってしまう事を懸念する、メタフィクションの要素が入った台詞とも言えるが、この後アムに「良い子ってなによ!?」と言い返された。
- 「何言ってやがる。こういうスクラップの中にとんでもないお宝が眠ってる場合があるんだよ」
「過去の戦争で使われた超兵器の一部とか、幻のヘビーメタルのパーツとか…」 - 『30』のサブミッション「クロス・ポイント」より。アマンダラ・カマンダラから商品にはならないパーツを無料で入手しはしゃいでいたところ、ジークンから「ガラクタを押し付けられただけじゃねえのか?」と言われての反論。この言葉に対して技術者仲間の趣味人は「そういうロマンあふれる展開! 大好物です!」とこちらもはしゃいでいた。幻のヘビーメタルのパーツとかあったら二人して嬉々として取り入れそうである。
搭乗機体・関連機体
搭乗機体
- ディザード
- レッシィの乗っていた赤い機体。彼女がダバの元を離れた後に乗機としている。
- エルガイム
- 主にダバ不在時に搭乗。
- ターナ
- ダバ一行そして反乱軍の旗艦として使用される中型戦艦。
- SRWでは、キャオがこの艦の艦長を務めていることが多い。
- ワークス
- エルガイム輸送用のホバーマシン。物語序盤ではダバやキャオの移動拠点となっていた。SRW未実装。
- グルグル
- リトル・セイを脱出した際、ターナに戻るまでダバ一行が一時的に生活拠点にしていた高速キャリアー。『30』にてユニットアイコンのみ登場。
- グライア
- 第26話にてギャブレー配下のポセイダル兵のものを奪い搭乗。ハッシャ搭乗のバルブドの右脚を破壊する等の健闘を見せるが、ギャブレーのアモンデュール・スタックに敗れる。
SRWでの搭乗機体
- アモンデュール・スタック
- 『30』ではユニットアイコンのみ登場。流れでギャブレー君から奪って持ち帰った。
開発機体
- エルガイムMk-II
- 未完成だったアモンデュール・スタックを改造して造り上げる。彼のメカニックとしての才能が最も発揮された機体。