「サイバスター」の版間の差分

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:『魔装機神III』の発売を記念した特別配信機体として、マサキとともに登場(有料[[DLC]])。『魔装機神III』発売及び『スパロボOE第3章』の配信日である8月22日より配信。ダウンロードした時点から、ストーリー進行度に関係なく使用可能となるが、ダウンロードした時点での進行具合によって改造度が変化する。
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:『魔装機神III』の発売を記念した特別配信機体として、マサキとともに登場(有料[[DLC]]。ちなみに200円。)。『魔装機神III』発売及び『スパロボOE第3章』の配信日である8月22日より配信。ダウンロードした時点から、ストーリー進行度に関係なく使用可能となるが、ダウンロードした時点での進行具合によって改造度が変化する。ただし第1章序盤は強制出撃の機体で埋まっているミッションばかりなので序盤でダウンロードしても実質初めて出撃できるのは『ガンダム軍事介入』からとなる。
 
:機体性能は回避型なのだが、上位武器3種類に「貫通」属性が付加されており、通常参戦の機体を喰いかねない圧倒的な火力を有している。仕様上コスモノヴァもEN消費武器であるが、'''消費ENが140'''と破格の数値で(初期ENは二段階改造済みで160)、連発するには相当なケアが必要になる点に注意。残念ながら乱舞の太刀は無く、その代わりパニティリッパーが使用可能。
 
:機体性能は回避型なのだが、上位武器3種類に「貫通」属性が付加されており、通常参戦の機体を喰いかねない圧倒的な火力を有している。仕様上コスモノヴァもEN消費武器であるが、'''消費ENが140'''と破格の数値で(初期ENは二段階改造済みで160)、連発するには相当なケアが必要になる点に注意。残念ながら乱舞の太刀は無く、その代わりパニティリッパーが使用可能。
 
:[[マップ兵器]]の大半が移動後使用不可な本作でも、サイフラッシュのP属性は健在。ただし115の気力制限あり。
 
:[[マップ兵器]]の大半が移動後使用不可な本作でも、サイフラッシュのP属性は健在。ただし115の気力制限あり。

2013年9月13日 (金) 00:32時点における版

魔装機神 サイバスター(Cybaster)

地底世界ラ・ギアス神聖ラングラン王国で作られた4体の魔装機神のうちの1体。魔装機神の中で、最も高い潜在能力を有し、非常に高いプラーナをもつ操者しか選ばれないとされる。風の精霊サイフィスと契約している。4機の魔装機神の中で唯一可変機構を持ち、神鳥ディシュナスを模した姿であるサイバードへと変形出来る。風の精霊と契約した故か恐るべき機動性を誇る。脚部のクローは独立して稼動し、打撃や蹴撃にも使える。また質量減衰システムが備わっており、地形を選ばず着地できる。

ラ・ギアスと地上世界を繋ぐゲートを唯一作り出すことのできる魔装機。マサキはこの機能によって地上世界を度々訪れている。

サイバスターというのは真の名前ではなく、魔術的な攻撃を避けるための守護名。真の名は現在でも明らかになっていない。

開発者であるウェンディ自身もサイバスターの全てを理解しているわけではないようで、いったいどこまで強くなるのかと恐れを抱いている節もある。

マサキの扱い方が荒いのか、メンテナンスが困難(漫画「Record of ATX」では機体のパーツ自体はPTのものを使って修復できるが、システム周りはマサキ(とシロ、クロ)が弄るしかなく、修復に時間がかかるという描写がある)なのかは不明だが主要武器が故障しやすい。特にコスモノヴァの故障率は半端ではなく「LOE」「α」と2回も壊れている。サイフラッシュも、加入後しばらくは使えないことがしばしば。ナビゲーターも壊れることがあり、こうなると極度の方向音痴であるマサキは中々自軍に合流できなくなる。

スーパーロボット大戦におけるサイバスターの活用術

サイバスターの最大の特徴は敵味方識別可能かつ、移動後攻撃可能な広範囲マップ兵器サイフラッシュ』にある。サイフラッシュで雑魚敵を削り、気力上げのユニットで倒していく戦法が定石(逆に、別の味方機で敵機のHPを調整し、幸運がけのサイフラッシュで一網打尽にする、という資金稼ぎ型の戦法も有効)。これは殆どの作品で有効である。

サイフラッシュ使用には一定の気力が必要となるため、序盤戦では雑魚敵を倒して使用する。中盤に差し掛かるとマサキは気合を覚えるので自力で気力を上げ、終盤戦では激励を使ってマサキの精神コマンドは温存していきたい。サイバスターの運用方法で難易度も変わるので、有効活用したい。一番やってはいけないことは単機で突出して袋叩きにされること。常に味方ユニットとの歩調を合わせての移動を心がけたい。

サイフラッシュ以外の武装に関しては、シリーズ共通の問題点として、遠距離での継戦能力が弱いことが上げられる。カロリックミサイルは威力が低く、ハイ・ファミリアは弾数が少ない、コスモノヴァは大抵の作品で1発しか撃てない、というのが主な理由。そのためサイバスターを活用する場合は、サイフラッシュのために突っ込みつつ、EPでは主に無消費・低消費の近接武器で立ち回ることになる。

その他には、強敵撃墜のためにコスモノヴァの破壊力を生かす手もある。これはOG1・OG2で特に有効な手であり、いわゆる「撤退敵」を倒すには不可欠となる。

問題点としては、大半の作品で空の適応がA止まりであること。このため、「風の魔装機神」のイメージとは反対に意外と攻撃を喰らう。近年の作品では装甲も強化されてきているが、基本的には避けるタイプの機体であるため、マサキの適応を改善するか、あるいはサイフラッシュ専門と割り切ってサイバードで運用するか、となる。

登場作品と操縦者

基本的にマサキ・アンドー専用機として登場するが、一部作品では別の人物が操者となる。

バンプレストオリジナルロボットの元祖。第2次から登場している息の長いユニットであったが、諸処の事情でα外伝以降はOGシリーズ以外には登場出来なくなっていた。しかし、Another Century's Episode:Rにてスーパーロボット大戦OGが参戦を果たすと共に、久々にOGシリーズ以外の作品へと登場をする事になった。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
初出。初登場マップではサイフラッシュで砲台を一掃するという鮮烈なデビューを果たした(後のOGでオマージュされる)。出番としては顔見せ程度。最大の特徴はやはり本作唯一のマップ兵器であるサイフラッシュ。射程1が基本の本作の時点で、射程2~6、P属性、味方識別可能のマップ兵器という、現在とほぼ変わらない破格の性能を持っていた。本作に限り反撃でサイフラッシュを撃つが、その場合はマップ兵器扱いではない。
しかしステータスは軒並み低く、打たれ弱く回避率も高くないため敵ユニットに狙われやすく、移動力やマップ兵器に物を言わせて突出すると、集中攻撃を浴びてすぐにやられてしまうことも。シロッコあたりの素早い強敵に再攻撃を浴びると、ノーダメージから即撃墜なんてこともある。
第2次スーパーロボット大戦G
『第3次』以降の各種武装が追加。味方で最大の攻撃力を持つコスモノヴァが追加されたおかげで戦闘力が大幅にアップ。ただし、マサキが必中を覚えないのでボスには当たらないことがある。サイフラッシュは気力制限なし、射程1~7、P属性、味方識別可能という後のメイオウをも上回る強力さである。ただし、敵を巻き込みすぎると資金がカンストして損するので注意が必要である。
第3次スーパーロボット大戦
サイフラッシュの強さは健在。これの使い方でゲームの難度が変わると言っても過言ではない。地形適応の関係で、海の敵相手にはサイバードで撃った方が強い。雑魚敵にダメージを与え、そこを味方機が倒して気力上げをするというパターンが確立。以後のシリーズでも同様である。
スーパーロボット大戦EX
マサキの章における主役機。サイフラッシュの攻撃力は低いが、(ケルヴィンブリザード、熱血ハイメガキャノン、熱血プラズマリーダーのいずれか1発≧サイフラッシュ2発)気力制限ほぼ無し(気力100以上)、射程1~8、P属性、味方識別可能と使い勝手のよさは他の追随を許さない便利さを誇る。中盤以降は他のマップ兵器持ちを主体的に使い、サイバスターはハイファミリアで射程外攻撃に徹するのが無難。武器改造が導入されたことにより、「サイバスターが参入したらまずはサイフラッシュを改造」という手法がしばらく王道となる。
第4次スーパーロボット大戦
シナリオ「グランゾンの謎」でスポット参戦するが、正式参戦は「人間爆弾の恐怖」もしくは「新しい力」後となる。そのため自由に使用できる機会は終盤戦まで持ち越しとなる。なお仲間になるマップを登場前にクリアしてしまうと、ユニットとして使用できなくなるというバグがある。サイフラッシュの使い勝手は健在だが、EXに比べてやや弱体化(射程1~6)している上に改造費用が高額化(MAP兵器全般だが:オーラ斬りと同額)している。最初から3段階まで改造されている。
第4次スーパーロボット大戦S
今回はシナリオ「グランゾンの謎」で、選択次第で「コロスとドン・ザウサー」まで使用できるようになった。但しその場合、後に合流した際に機体が無改造となっている。第4次でのバグは修正された。
スーパーロボット大戦F
中盤からの参戦となる。サイフラッシュが故障の為に使用不可能という状態にプレイヤー達を失望させる。しかし基本性能は高いため、基本リアル系の主戦力がΖガンダムビルバインという状況下では貴重な戦力の一角である。
スーパーロボット大戦F完結編
リューネの参戦とともにサイフラッシュが復活する。サイバスターで敵にダメージを与え、その後味方で殲滅する作戦が有効。本作ではマサキが幸運を使えるので、サイフラッシュによる敵機一網打尽もあり。また、マサキは精神コマンドを持っているので、終盤戦では稼ぎ頭となりうる。ただし、宇宙の地形適応がB止まりのため終盤ではやや決定力に欠ける。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
お約束でまたしてもサイフラッシュに加えコスモノヴァが故障中。イベントでポゼッション(精霊憑依)が可能になると使用可能になる。このポゼッションが運動性+15、装甲+1500、限界+20と凶悪な性能を誇るため、運動性よりも装甲の改造を優先した方が強くなるという、他作品では考えられないような状態になっている。ルート分岐次第でディスカッター乱舞の太刀を習得できるが、習得すると何故かコスモノヴァの弾数が増えたり運動性が下がったり、色々と変化が生じる。ゲームの難易度と併せて、シリーズ最強のサイバスターかもしれない。参戦までの道のりとしては1度序盤にスポット参戦してから中盤に正式参戦となる。なお、操者になった後のテストで地上に来た際に連邦に目撃されてエアロゲイターと認識されており、「AGX-05」の識別コードが与えられていた。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
R-1との合体攻撃『アカシックブレイカー』が追加された。ただし現在の所、他作品には登場していない。
スーパーロボット大戦α外伝
マサキより遅れてセニアが地上に運び込み、次のマップからマサキがジャオームから乗り換えるが、セニア搭乗時は移動と攻撃ができないため、現代では1マップしかまともに運用できない。序盤のダカール突入作戦の際、第一波として戦闘機部隊を編成しサイバスターもこれに組み込まれていたがなぜかサイバードに変形していなかった(部隊編成理由等から考えると変形していないのは違和感がある)。
性能の方は攻撃力が不足しがちな上に武器の陸適応が全てBのため、防塵装置かフル改造ボーナスで補うことが前提に近く、そうしても気力が稼ぎづらいため若干使いづらい。頼みのサイフラッシュも上記の欠点が影響するが、しっかり補強すれば敵の援護防御フォーメーションを崩す際などに効果を発揮する。なお乱舞の太刀は後半に必ず追加される武装となった。
今回から武器が一括改造になったためコスモノヴァも自然に強化できるが、改造費用も大いに増したため、これまで本機をサイフラッシュ一点改造していたユーザーにとってはデメリットともなっている。武器演出はαよりパワーアップしており、特に必殺技はどれも凝っており、コスモノヴァはSDキャラの動きにあわせ後画面奥でカットインが動くという専用のカットイン効果がある。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
リュウセイ編では、初登場マップで固定砲台をサイフラッシュで一掃するという第2次と同じ流れで登場・加入し、ヴァルシオングランゾンとの対決も再現された。キョウスケ編ではより早い段階でスポット参戦し、その際にあのマリオン・ラドム博士も、サイバスターの美しいフォルムを賞賛している。ただし正式加入は中盤以降。リュウセイ編では終盤に偽物が登場する。αと同じくテストで地上に来た際に「AGX-05」の識別コードが与えられていた。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
シナリオ的に本筋からはやや離れながらも、アギーハの駈るシルベルヴィントとライバル的な関係になったり、アイビス・ダグラスアステリオンと連携を取るなど局地的にスポットは浴びている。全体的に武器の火力が上がり、武器改造費が下がった。また本作のみ、ディスカッターが連続攻撃対応となっている。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
マップ兵器で敵を撃墜した時の獲得PPが半減されるようになったため、無闇にサイフラッシュでの大量敵機撃墜ができなくなってしまった。とはいえ撃墜すればするほど大量のPPと資金が手に入る事は当然変わらないため、PP最優先でない場合は遠慮なく資金稼ぎに利用できる。また、ツイン精神コマンドの修行を使う事でPPの問題は解決できる。修行を使えるキャラがメインパイロットのヒュッケバインガンナーとツインユニットを組めば、AMガンナーに搭乗したサブパイロットの分だけ、少し多めにPPを稼ぐ事が出来る。OG2.5では、サイフラッシュがODEシステムの弱点として、ウォン重工業に警戒されている。
スーパーロボット大戦OG外伝
ラスボスがシュウである関係からか、ユニット・パイロットともに性能が飛躍的に向上。ディスカッターが射程2となり、武器攻撃力も向上している。
第2次スーパーロボット大戦OG
パッケージイラストのメインを飾っている。バニティリッパーがディスカッターとは別装備で登場する。また、アカシックバスター発動の掛け声がサイバスターの設定に準じたものとなっている。本作では条件次第で乱舞の太刀を習得し、攻撃能力に幅が出る。また、武器改造が第2次α仕様の一括になったこととカスタムボーナスの変更で、コスモノヴァが若干使いやすくなった。その代りなのかサイフラッシュが異様に弱体化しており、本作でのMAP兵器殲滅はジガンスクード・ドゥロに譲ることになる。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
南極事件時にグランワームソードで串刺しにされそうになったリュウセイ機を救う場面で初登場。その颯爽たる出現とBGM、その後またすぐにどこかに去っていくなど、まさしく「風と共に去る」を体現する。その後はやはり砲台をサイフラッシュで一掃し墜落、ハガネに回収される。ロブをして「機体を構成するパーツはPTに似通っているが、動力源などのことになるともうわからない。この機体を造った人間は正直言って天才」と言わしめる。設定が映像にもろに直結するアニメ版では、高機動高火力機として主人公機であるR-1よりも活躍する場面がしばしば見られる。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
テスラ・ライヒ研究所を脱出した際のアギーハシルベルヴィントと対峙。一度は撃墜寸前まで追い詰めている。その後何度か対峙して、最期の対決でもアカシックバスターで倒している。今回活躍頻度は前作に比べ少ないが、第25話でサイフラッシュでアインストの大群を薙ぎ倒す等、偽サイバスターとの高機動力対決を演じている。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
主人公機。属性による相性があり、炎属性に弱い。単純な攻撃数値は高く、また敵のラスボスクラスは地属性であることが多く、サイバスターが切り札となる。今作では「地上と空中」といった概念が存在しないため、空中戦を行うことは無い。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
リメイクにあたり、魔方陣の描写に変更が入り、各種属性の紋章が組み込まれた。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
中盤からポゼッションが使用可能になり、劇的なパワーアップを果たした。また、ポゼッション中は外見も変化する。ヴァルシオーネRと同様、(「ディスカッター」と「ディスカッター彊」の)2種類の斬り返し動作が存在する。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
『魔装機神III』の発売を記念した特別配信機体として、マサキとともに登場(有料DLC。ちなみに200円。)。『魔装機神III』発売及び『スパロボOE第3章』の配信日である8月22日より配信。ダウンロードした時点から、ストーリー進行度に関係なく使用可能となるが、ダウンロードした時点での進行具合によって改造度が変化する。ただし第1章序盤は強制出撃の機体で埋まっているミッションばかりなので序盤でダウンロードしても実質初めて出撃できるのは『ガンダム軍事介入』からとなる。
機体性能は回避型なのだが、上位武器3種類に「貫通」属性が付加されており、通常参戦の機体を喰いかねない圧倒的な火力を有している。仕様上コスモノヴァもEN消費武器であるが、消費ENが140と破格の数値で(初期ENは二段階改造済みで160)、連発するには相当なケアが必要になる点に注意。残念ながら乱舞の太刀は無く、その代わりパニティリッパーが使用可能。
マップ兵器の大半が移動後使用不可な本作でも、サイフラッシュのP属性は健在。ただし115の気力制限あり。

その他

ヒーロー戦記
スポット参戦の後、条件を満たせばF91の代わりに最終メンバーに加える事が可能。最高レベルなのでかなり強い。なお、この世界では人間より一回り大きい程度の乗るというより着るといった感じのサイズになっており、パーソナル転送システムにより瞬時に装着可能。
バトルサッカー2
隠しキャラとして登場。戦士ロアとも共演している。
魔装機神サイバスター
後半の主人公機。設定は他の作品とかなり異なる。デザインは森木靖泰氏によりリファインされ、ゲームのサイバスターに比べて重装甲な雰囲気。
真・魔装機神 PANZER WARFARE
主人公機。ア・ゼルスの魔装機神で、ラ・ギアスのサイバスターとは似て非なる機体。ラ・ギアスの物と比べてサイズが少し低くなり、丸みが増した形状をしている。ラ・ギアスのサイバスターの腕らしき「神の腕」がア・ゼルスの魔装機技術の元になっている。
Another Century's Episode:R
「スパロボOG」と「クロスボーン・ガンダム」ルートの第2章クリア時に加入。キョウスケとリュウセイ、もしくはトビアとキンケドゥが押し寄せる無数の敵機に包囲された窮地に颯爽と現れ、サイフラッシュで敵群を一気に壊滅させるというお得意の展開で華々しく登場する。システム上、サイフラッシュを撃ちまくることも不可能ではなく、雑魚戦ではかなり強い。また、機体とパイロットの強化をMAXにするとコスモノヴァ含む全武装が一定時間ごとに無制限に使用可能になると言うボーナスが付く。

装備・機能

高い運動性を誇り、機体とパイロットの回避力を高めれば避けて当てるリアルロボット的な運用法ができる。だが設定上はスーパーロボット扱いになっており、OGシリーズでは換装武器が装備不可能。

開発スタッフの見解では、風の精霊の力により機動性に優れてはいるが、空中戦は地上戦と同程度に得意と解釈されているようで、地形適応Sが登場するOGシリーズにおいても、サイバスターの機体地形適応は空・陸共にA止まりとなっている。空中移動形態のサイバードに変形することで空中戦が得意となり、空・宇宙の地形適応がSとなる。

運動性の改造で安定する回避率はともかく、機体の改造でフォローできない命中率が安定しないため、パイロット養成や強化パーツで、空か陸の地形適応をSにして戦闘に参加したいところ。宇宙適応に関しては、強化パーツ・スラスターモジュールの装備で補うことも可能。

  • OG2nd:自軍の地形適応が見直された結果、地形適応の値を1階級ほど落とされた機体が増加した。空・宙Sを誇ったサイバードもその影響を免れなかったが、本作では地形適応Sの機体がそもそも少ないため、サイバスターが地形で不利を得ることは滅多にない。

武装

主力武器に格闘系と射撃系が混在しており、アカシックバスターなど一部武器はシリーズによってどちらの系統か異なるのが悩みの種。両方を鍛えようとすると中途半端になってしまうので、強化はどちらか片方に絞るのがベスト。

カロリックミサイル
ラ・ギアス製魔装機の高威力ミサイル。カロリックとは「熱素」を意味する単語である。サイバード形態でも使用可能。作品によって描写の差が激しい武器。旧シリーズでは実弾(ミサイル)を撃つ。αシリーズからカロリックで精製された光弾を撃つ演出で完全に固定された。貴重な飛び道具だが、魔装機神シリーズでは使用不可。
ディスカッター / ディスカッター彊
サイバスターの剣。ラングラン製の標準武器だが、サイバスターの所有するものだけシリーズによってデザインが異なる。ランクアップで「バニティリッパー」となるが、魔装機神シリーズを除く現行作品では、「ディスカッター」だけを携えて登場することが多い。GBA版『OG2』と『第2次OG』では連続攻撃に対応。『OGS』ではコスモノヴァ等を使用する際に後ろに投げ捨てていた。『第2次OG』よりちゃんとしまうようになっている。
ディスカッター彊(きょう)
ポゼッション発動後に用いる形状変化を果たした「ディスカッター」の名称。
バニティリッパー
「ディスカッター」のランクアップ武器。演出がマサキの兄弟子ファングの必殺技「虚空斬」と全く同じであり、マサキ自身も『第2次』では「バニティリッパー虚空斬波」と叫んでいたため、長らく「バニティリッパー=マサキ版虚空斬」と思われていた。近年、「ディスカッター」とは別の剣という設定が明かされ、DSリメイクで長らく不明であったその実体が明らかにされた。その形状は一刀の大剣が二刀の剣に分割するというもの。なお、『魔装機神II』では「ディスカッター」から「バニティリッパー」に変形する表現があるため、現状の設定では完全に別の武器とも言い切れない。
  • OG2nd:追加武器として実装される。みたところ、OGシリーズでも「ディスカッター」から変化する形で召喚されている。「乱舞の太刀」を彷彿とさせる斬撃の連携。
  • POJ:第一弾PVの〆で虚空斬波を使っている
プラーナディスチャージ / 擲斬撃・偃月
「ディスカッター」に込めたプラーナを地を這う衝撃波のように放つ。元々設計時に搭載されていたものの出力不足で封印されていた武装で、『魔装機神II』でサイフィスがサイバスターに手を加えた際に、問題なく使えるようになった。
擲斬撃・偃月(てきざんげき・えんげつ)
「プラーナディスチャージ」のランクアップ。横薙ぎに鋭い斬気を飛ばす連撃。剣の握りを逆手に持ちかえて初弾を放った後、順手の握りに戻した返し刀で2撃目を放つ。『ROE』における「擲斬劇」という表記は誤記だった模様。
ハイファミリア / ファミリア
マサキのファミリアである「クロ」と「シロ」の自意識が融合した遠隔操作武器で、両形態で使用可能。2基装備。
  • OG:本シリーズでサイバードに変形した場合、「ハイファミリア」の射程が短くなる代わりに移動後使用可能となる。また、一部作品ではサイバード形態になると攻撃力が落ちる。『OG2nd』からシロとクロのカットインが挿入されるようになった。
  • ROE:ランクアップ属性はないが、精霊憑依を選択すると攻撃時の演出が専用のものに切り替わる。
ハイファミリア(ポゼッション
2基の「ハイファミリア」が小型のサイバードに変貌する。ランクアップ後の「アカシックバスター」の如く、透過した魔方陣から蒼い輝きを得た2羽の火の鳥が獲物に襲い掛かる。
ファミリア
ランクアップすることで「ファミリア」から「ハイファミリア」に変化。外観の攻撃性も増す。『LOE』のみ使用可能。
サイフラッシュ
プラーナを消耗し、広範囲に青い光を放つ。移動後使用可能なP武器且つ、敵味方識別可能なマップ兵器。サイバード形態でも使用可能。あまりにも便利な兵器ゆえ、シリーズによってしばしば性能に調整が入り、作品によっては加入後しばらく使えなくなることがある。開発したのはウェンディ・ラスム・イクナートヴァルシオーネの「サイコブラスター」は、この武器を研究してビアン・ゾルダーク博士が搭載したもの。『第2次OG』では熱血・幸運・努力をかけてこの武器を撃ち込むことで解放される隠しトロフィーがあり、その名もズバリ「財布ラッシュ!?」である。
  • ROE:射程1-3と歴代最短。スキル「射程延長」でカバー可能。
  • OG2nd:フル改造しても攻撃力が800しか増えないという弱体化が発生している。ちなみに、弱体化している敵味方識別可能なマップ兵器は「サイフラッシュ」だけではない(サイコブラスター・テレキネシスミサイル・龍王爆雷符)。

必殺技

アカシックバスター
サイバスターの必殺技。「ディスカッター」を地面に向けて魔方陣を描き、火の鳥を召喚して敵にぶつける。現行作品では、『LOE』で初登場した召喚した火の鳥をサイバード形態で追尾して纏い、蒼き焔と変えて敵に突貫するバージョンがメインで使われる。その名称からアカシックレコードに干渉する武器ではないかと長らく言われていたが、『OG2nd』や『II』の新規ボイスから「対象をアカシックレコードから消し去る」事が判明した。「アカシックレコードサーチ」という台詞もある。高火力で扱いやすく、単体攻撃が主体なら主力武器となる。『α』や『OG1』では赤い焔の突撃版だったため、『LOE』を知る一部のファンからは不評だった。また、元の攻撃方法が射撃武器だったため、突撃版になっても射撃武器扱いが長らく続き、その事でも不評の声があった(格闘武器になったのはOG1から)。使い勝手の良さからか、ゲーム以外の媒体においてもサイバスターの必殺技として使用される事が多い。逆に「コスモノヴァ」はその特性からか、終盤で一発放つくらいの扱いである。
  • LOE・ROE:ランクアップ前とランクアップ後の2種類のバージョンが存在する。DSリメイク以降、ランクアップさせると六芒星魔方陣の六角に各種元素の象徴が配置されるようになった。なお、『II』のランクアップ演出が「前面に展開した六芒星魔方陣に左手のディスカッターを突き刺すもの」に変更されているが、これはゼルヴォイドの「アストラルイナー」との間に鏡面対称を持たせるためである。なお、『II』においてもランクアップ後も射撃武器のままであった。
  • OGバリア貫通属性は『OGs』と『OG外伝』のみ。外伝ではトドメ演出で旧シリーズのサイバスターの決めポーズが再現される。『OG2nd』から魔装機神シリーズに倣い各種元素の象徴をプラスされた六芒星魔方陣を展開する。
ちなみにこの攻撃は要約するとアカシックレコードに干渉し、攻撃した相手を歴史から消し去るというものであり、アストラナガンの「インフィニティ・シリンダー」よりタチが悪い。
コスモノヴァ
サイバスター最強の必殺武器。両腕に4つの光球を集束して放ち、標的を爆発させる。多くの作品で1発限りの弾数制。クルセイドのカードにも「搭乗者のプラーナを大量に消費するため、再使用が非常に難しい」とある。
『α』では「乱舞の太刀」習得後になぜか弾数が増えるが、これにはプレイヤーからクレームが来たとのこと。また、サイバスターの登場作品では『α外伝』と『OG2nd』を除いて武器が個別改造なのが災いし、資金引継ぎのないゲームでは改造しづらい。繊細な構造なのか、マサキの荒っぽい使い方で故障する事がある。また、作品が変わる度に演出が大きく変化する
  • LOE:第一章では使用不可。この背景事情を説明する公式解答はいまだない。第二章でもサイバスターの開発者であるウェンディが「コスモノヴァ」を修理するまで使用できない。この時は「あ、コスモノヴァが故障してたんだ」とクロが説明するシナリオ(ベッキーとの再会)が存在する。旧シリーズでは「第4次大戦」終結後、OGシリーズでは早くとも「封印戦争」終結後に故障したため、この武器を使用出来ない時期があったと判断することが可能である。DSリメイク以降、六角に各種元素の象徴が配置された六芒星魔方陣を四層展開する描写で固定された。
  • ROE:第1話から使用可能。数値上は全武器中最も攻撃力が高い兵器(補正の問題で最終攻撃力は真伝・乱舞の太刀の方が上)。プラーナおよびMG消費となり、プレイヤーに衝撃を与えた。最も、「乱舞の太刀」よりもプラーナ消費量が高いため、中盤まではプラーナが足りず放てないのだが……。
  • OG:『OGs』からバリア貫通属性を追加。4つの光球が着弾した敵を、上下から巨大な光の柱が押し潰すというド派手な演出となっている。『OGIN』最終話での使用時には『OGサーガLOE』に準拠した演出となった。『OG2nd』では武器改造システムの変更により利便性は向上。演出も強化され、光球着弾後に四方から光の柱が押し寄せると豪勢なものへと変化した。展開する六芒星魔方陣の数も、足元にひとつ、両腕に4つ、光の柱の発生源にも4つと歴代最多。また、『α外伝』以来久々にカスタムボーナスで弾数が増えるようになっている。が、もしかしたらカスタムボーナスやさらにBセーブで弾数を無理矢理増やしたのが故障の遠因かもしれないと思うとなんとも…。

ここからマサキが編み出した技を挙げる。

乱舞の太刀 / ディスカッター・乱舞の太刀 / バニティリッパー・乱舞の太刀
マサキが修行で生み出した連続で敵に切りつける剣技。「コスモノヴァ」と並ぶサイバスターの必殺技である。OGクルセイドのカードには、「本機が有する圧倒的な機動性を活かしたこの技は、幾度と無く対峙した敵を縦横無尽に切り裂いた」とある。元々マサキはゼオルートの弟子ということで、このような剣技も生み出した。元は「ディスカッター」使用時の台詞だったが、『LOE』から必殺技として独立。相性の良い大地系のラスボスばかりであるため、フル改造した「乱舞の太刀」に熱血をかけた上で後ろから命中させると、一撃で撃墜可能。OGシリーズでは『第2次OG』にて登場したが、ファンサービスを意識した隠し要素で、時系列上はまだ習得していないと公式で発表されている。なお、作品によって名義が異なる(使う武器が名前の頭についているかいないか)。
  • LOE:凄まじい燃費の悪さを誇る。資金引継ぎを可能とするDSリメイクでは、残弾1とはいえプラーナを消耗せずにわずかなMG消費のみで放てる「コスモノヴァ」が、消耗と気力制限の厳しい「乱舞の太刀」に代わって猛威を振るっている。
  • α・α外伝:必要気力条件はあるものの『α』ではEN無消費、『α外伝』ではEN消費で使用できる燃費のよい必殺技。オーラ斬りを参考にして会得したため、マサキに「プラーナ斬り」という安直とパクリにもほどがある名前を付けられそうになった(そのためか、『ダンバイン』が参戦していた『α』では刀身にプラーナをまとう演出がある)。
  • OG:演出は『α外伝』準拠。幾多の斬撃の軌跡が六芒星魔方陣を形成。陣の中央に縫いつけられた敵機へ止めの一撃を見舞う。技の発現時と最後の一撃を放つ際、「ディスカッター」の刀身に刻み込まれた呪符文様が浮かびあがる。
バニティリッパー・乱舞の太刀
『魔装機神II』にて使用。「乱舞の太刀」を「バニティリッパー」で仕掛ける。事前に「ディスカッター」をランクアップさせておく必要はない。真正面に展開した六芒星魔方陣がサイバスターの全身を透過したとき、手にした剣が「バニティリッパー」への変貌を遂げている。このとき使用する魔方陣は六角に各種元素が配置されているものだが、風系魔装機特有の緑の輝きを放つ。
『魔装機神II』では「乱舞の太刀」名義だったが、『魔装機神III』にて正式に「バニティリッパー・乱舞の太刀」名義になった。
真伝・乱舞の太刀
ポゼッション発動後に使う、マサキ曰く「本当のディスカッター・乱舞の太刀」。また、「ゼオルートの技の冴えを再現」とも言っているため、「乱舞の太刀」はゼオルートの技の模倣と思われる。実際、ファングの「虚空斬・葉隠」はSFC時代の「乱舞の太刀」を彷彿させる動きをみせるため、源流は神祇無窮流の技にある可能性が高い。

ヒーロー戦記で登場

ディスカッター・霞斬り
サイバスターの剣技の一つ。その名の通り霞のような斬影で敵を斬る。元々はヒーロー戦記のサイバスターの最弱必殺技だったが、OG2でコンボ時の攻撃台詞として登場、OGSでもディスカッターの台詞に組み込まれている。
アストラル斬り
HP吸収効果のついた斬撃。
サイブラスター
ヒーロー戦記』に登場する武器。サイフラッシュの強化版と思われる。
オメガブラスター
ヒーロー戦記』に登場する武器。

合体攻撃

アカシックブレイカー
R-1との合体攻撃で、アカシックバスターとT-LINKナックルの合成技。「αDC」でしか登場していない。
歌舞伎十八番参会名護屋暫
ヴァルシオーネRとの合体攻撃で「魔裝機神II」に登場。2機で交互に斬りつけた後に、相手の左右から同時に横薙ぎに斬り捨ててトドメを刺す。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動させる。サイバスター形態で所持。OGシリーズでは切り払いが未実装なので所持しない。
変形
サイバスターとサイバードの形態を切り替える。
精霊憑依 / ポゼッション
サイバスターの守護精霊サイフィスが認めた操者と一体化し、爆発的な潜在能力を引き出す。ゲーム的に実装されたのはαシリーズと魔装機神シリーズ。αシリーズでは精霊が少ない地上のためかサイバスター自体がマサキに力を与えており、負担が少ない代わりに強化もマイルドになっていて、ラ・ギアスで発動させた精霊憑依とは別物であるとマサキ自身、感じている。ラ・ギアスで発動した際には、マサキは死の危険に陥るほどプラーナを吸われていた(その分、気力+200というトンデモ状態になるのだが…。ちなみに、LOEの気力は他シリーズの100の状態を0とするので、他シリーズで言えば丁度ザ・パワー弾丸Xが発動した状態であるが、常時(攻撃力3倍)がかかっている状態と言ったほうがシリーズのプレイヤーには精確に理解していただけるだろう)。『魔装機神II』ではサイフィスの手により、サイバスターがポゼッション用の形態へと変化するようになり、数ターンの間一部の武器しか使えなくなるが、攻撃力が1.5倍になる。サイフィスが施した調整により、以前ほどのプラーナの消耗もなくなったようである。
気力系無効(GBA版OG2のみ)
気力低下系の特殊武器の影響を受けなくなる。ダメージ自体は防げない。
SP系無効(GBA版OG2のみ)
SP系の特殊武器の影響を受けなくなる。ダメージ自体は防げない。
マインドブロック(OGs・OG外伝) / パイロットブロック(OG2nd)
P系の特殊武器の影響を受けなくなる。ダメージ自体は防げない。他でも機体能力を損なうR系特殊武器の影響は受けてしまう。これらの能力は「対魔術耐性を持つ」という設定を反映したものと思われる。
HP回復(小)(LOE・ROE)
魔装機神シリーズでは、魔装機神は4体ともこの力を所持している。

移動タイプ

飛行可能で、風のサイフィスの恩恵により超高速飛行が可能。ラ・ギアスではその飛行性能を十二分に生かせる。

カスタムボーナス

Iフィールドジェネレーター
『第2次G』で、武器以外の全項目をフル改造した際に得られるボーナス。
運動性+10%、最大EN+15%
GBA版OG2以後のOGシリーズで、武器以外の全項目をフル改造した際に得られるサイバスター&サイバード専用のボーナス。
運動性+10、コスモノヴァの弾数+1
『OG2nd』のカスタムボーナス。「コスモノヴァ」を撃てる回数が増えるので、タフなボスが多い今作ではマキシマムブレイクに使うといい。ついでに、Bセーブをつければさらに1発増やせる。EN消費が激しい機体なのでEセーブが欲しいところだが、遠距離武器の「ハイファミリア」も増えるので価値はある。

機体特性

格闘(サイバスター) / 回避(サイバード)
OGsやOG外伝で採用。ツインユニットを組んだ時に、対応する能力値ボーナスが得られる。

サイズ

M

特筆機能

ラプラスコンピューター(ラプラスデモンタイプ)
あらゆる事象を予測するために搭載されたメインコンピュータ。その予測の的中率は極めて高いが、パイロットに高い魔力が伴っていなければ発動しない(尚、初出の第2次スーパーロボット大戦でマサキが窮地に陥った自軍の脱出経路を調べるのに発動させている)。因果律すら歪めてしまう可能性も秘めており、特異点を持つグランゾンとの接触は危険を伴う。…まぁ、それを言ったらラングラン製魔装機はみんなそうだが。理論上はマサキの方向音痴はこのコンピューターで回避できるはずだが、マサキは毎回のようにナビゲーターを壊して道に迷う。その理由として「マサキの方向音痴はラプラスデモンコンピューターの機能すら上回っているから」という驚異的な説がある。
ラ・ギアスと地上世界を自由に行き来できるサイバスターの特性上、αシリーズでは因果律の操作を目論むユーゼス・ゴッツォに狙われることに。サイバスターが地上世界に現れる理由となるラングラン王都壊滅は、αシリーズでは同じく地上世界を行き来するシュウ・シラカワにユーゼスが干渉したため、ということになっている。

機体BGM

「熱風!疾風!サイバスター」
サイバスター及び、マサキ・アンドーのテーマ。
旧シリーズの途中までは「魔装機神 サイバスター」という曲名であった。
「ポゼッション」
ポゼッション後のサイバスターのテーマ。ゲーム中は如何なるBGMよりも優先される。この時のサイバスターの圧倒的な火力故に「処刑用BGM」と評される事も。
「ラ・ギアスの風」
登場イベントでかかることがある。システム設定で戦闘曲にすることも可能。結構あっているので試してみるといい。

対決・名場面など

ヴァルシオン
スーパーロボット軍団と共に挑むサイバスターであるが、その圧倒的な力は未熟なマサキを追い詰める。だが、最後は仲間達の力を借りてとどめを差した。「Record of ATX」では、ビアンと熱い激論を交わし、「正義の味方として、地球を守る」という誓いを立てる事となる。
ネオ・グランゾン
ネオ・グランゾンの圧倒的な力の前に立ち尽すマサキであったが、ヴァルシオンとの対決と同じく仲間達の力を借りて、最後はサイバスターの最終必殺技・コスモノヴァを放ち、ネオ・グランゾンとシュウを倒した。その際マサキは涙を流しており、戦いの中でシュウの真意に気付いたらしい様子が窺える。
イスマイル
テューディの悪意で作られた超魔装機であるが、仲間達の力を借りたサイバスターの力はイスマイルの力すら凌駕し、彼女の悪意を断ち切った。
真ナグツァート
復活したルオゾールとヴォルクルスが合体した真ナグツァートに立ち向かう、魔装機神操者とシュウ達。マサキは再び邪神の支配下に置かれたシュウを説得して呪縛から解き放ち、長きに渡る戦いに終止符を打つのであった。ただ、確かにルオゾールとの因縁はこれで決着はついたのだが、(少なくともOGシリーズにおいては)ヴォルクルスとの戦いは一区切りがついたに過ぎなかった…。

関連機体

グランヴェール / ガッデス / ザムジード
炎・水・大地の魔装機神。
ヴァルシオーネ / ヴァルシオーネR
サイバスターのサイフラッシュを参考にした武装『サイコブラスター』が搭載されている。
ガルガード
LOEリメイクにあたり、サイバスターのノウハウが導入されているという設定が新たに判明した。
ゼルヴォイド
(結果的にだが)モデルとなった機体。
ヴァルク・バアル / ヴァルク・イシャー
ゼ・バルマリィ帝国の機動兵器。サイバスターを参考にして開発されたという裏設定がある。
イズラフェール
真・魔装機神 PANZER WARFARE』に登場するア・ゼルスの魔装機神。形状や武装などに似た点がある他、右腕に装着された「神の腕」がラ・ギアスのサイバスターの物ではないかと推測されているが、真偽は不明。
シュロウガ
Zに登場する似たような機体。操者ともども関連性が取り沙汰されているが、見かけはあんまり似ていない。

没機体

偽サイバスター
第4次で、ROMデータ上にのみ存在する未登場ユニット。

余談

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