スーパーボスボロット
スーパーボスボロット | |
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登場作品 | |
デザイン | ダイナミックプロ[1] |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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原型機 | ボスボロット |
開発者 | 三博士(もりもり、のっそり、せわし) |
主なパイロット |
ボス ヌケ ムチャ |
スーパーボスボロットは『マジンガーZ』の設定を基にしたSRWオリジナル機体。
概要
『新スーパーロボット大戦』において、ボスが三博士をけしかけてボスボロットを宇宙戦用に改造した機体。
そのデザインは「コックピットである頭部に金魚鉢のようなカバーを被せて背部の酸素ボンベらしきものに繋いだ[2]」という、宇宙を舐めているのかと言いたくなるような、いい意味でも悪い意味でもコメディリリーフ担当らしいものである。特筆点としては、脇に抱えたミサイルがマップ兵器という事。これに驚いた兜甲児がボスに頼みこんで乗り込んだが、「何処に飛んでいくか分からない」というとんでもない欠点がある辺り、やはりボロットである。
それまでの作品で気密性が無いとの理由で、宇宙MAPでは出撃不可能だったボスボロットを出撃可能にするために考案されたスパロボオリジナルの改造機だが、デザインをダイナミックプロに発注した後で阪田雅彦氏に「ボスが宇宙服を着ていればそれで大丈夫じゃないか」と指摘され[1]、以後登場しなくなった。『新』開発中はその事実に気付かれなかったらしい[3]。
但し、機体に気密性が無ければ宇宙服に不具合が出た場合パイロットの死に直結するので、(例えそれが金魚鉢レベルだとしても)気密性があった方が良いのは厳然たる事実である。
登場作品と操縦者
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初にして唯一の登場作品。「スーパー」の名の通り機体性能が上がっており、『第4次S』比でHPが100、装甲が230向上している。ただし地形適応が宇宙Bに向上した代わりに陸Cに下がってしまった。
- 武装面にも調整が入り、パンチ・Sパンチ・SDXパンチの戦意(気力)制限がそれぞれ100・110・125に改善され、代わりに消費ENを10・25・50に設定。攻撃力もパンチが500、Sパンチが300向上した代わりにSDXパンチが500低下し、概ね「最大火力と経戦能力を下げる代わりに使いやすく」という調整が施されている。
- 最大の特長はやはりマップ兵器のスーパーDXミサイル。130の戦意制限があるが、部隊に激励を使えるパイロットが既に何人もおり、しかも今作の激励は効果が+15なので、実際の制限は無いに等しい。全体的にマップ兵器持ちが少ない本作において、SDXミサイルは唯一の着弾点指定型、攻撃力もブレストファイヤーに匹敵する高さなので、しっかり改造すれば問題なく敵を葬れるようになる。パイロットは必中・幸運を覚え、マジンガー系で唯一遠攻撃が高いさやかが適任だろう。
- 甲児が登場して強制出撃するシナリオがあり、その際に「どこに飛ぶかわからない」と評されるが、実際には指定したマスにちゃんと飛ぶので気にしなくてもよい。むしろプレイステーション本体の型番によっては使用時にフリーズする方が厄介である。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場する他、おまけマップではボスが乗り味方機として出撃させられる。同マップにおける唯一のマップ兵器装備ユニットだが、『新』本編同様プレイステーション本体の型番によっては使用時にフリーズする。
装備・機能
武装・必殺武器
- ボロットパンチ
- スペシャルボロットパンチ
- スペシャルDXボロットパンチ
以上は通常のボスボロットのものと同じ。
- スーパーDXミサイル
- 本機を代表する秘密兵器。脇に抱えた大型ミサイルを発射する。『新』では直線一列のみのマップ兵器持ちが多い中、唯一の着弾点指定型マップ兵器であり、必中を使えるパイロットが乗ればボロットとは思えないほどの殲滅力を発揮できる。
- ちなみに、寺田貴信プロデューサーの提案で実装されたとのこと[3]。
特殊能力
移動タイプ
機体BGM
- 「マジンガーZ」
余談
- まさかの宇宙戦仕様になってスーパーになったボスボロットだが、マジンガーシリーズのファンからは「この程度の改造でスーパーと名乗るのはおこがましい」と顰蹙を買ったとか、なかったとか。
- とは言え、ボロットが宇宙に出撃するというインパクトはデカかったらしく、『F』のアンソロジーコミックにはボロットが制御用ブースターの追加だけで宇宙に出れるようになった事に対して「スーパーボスボロットはどうしたんだ」とツッコミが入るというネタがある。
- 唯一の参戦がリアル等身の『新』のみという本機体だが、カードゲーム『スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー』参戦の際に使われたSD体型のイラストが存在している。
脚注
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