世界観/V

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本作には3つの並行世界が舞台となるが、世界が融合されたZシリーズに対し、それぞれの世界を行き来しながら戦いの旅が繰り広げられる。

新正歴世界

一年戦争に始まるアースノイドスペースノイドの戦乱を経て「空白の10年」を挟み100年近くが過ぎた世界。年号は新正歴2199年。 木星戦役が終結して間もない地球圏に侵略を手を伸ばしたガミラスの遊星爆弾によりコロニーや都市群が壊滅し、海は干上がり、あらゆる生命体が死滅。人類は地下に潜って細々と生き延びているが、滅亡まであと1年というところまで追い込まれている。ガミラスの物量の前に連邦は敗戦を重ね続けている一方で、木星帝国残党が地球への報復を目論んでいる。

以前のスパロボでもα外伝の未来世界やUCWに組み込まれていたランド・トラビスの出身世界など荒廃した地球は存在していたが、この世界の荒廃度合いはそれらを遥かに凌駕する末期的な状態である。

スーパー系の作品が組み込まれていない関係か、他世界でいうところのスーパーロボットが存在せず、ガンダムタイプがそれに相当する存在として扱われている。ガミラスの戦艦に対抗できるモビルスーツはそれこそエース級のパイロットが登場したガンダム位しかいない為、航空機が主要兵器となっている。

宇宙世紀世界

UCWに組み込まれていた宇宙世紀の世界同様御三家作品が集まっている。 100年前に発生したラプラス事件により地球とコロニーの間で対立が発生してから83年後に襲来してきたインベーダーを迎え撃つ月面戦争が勃発し、人類側の勝利に終わる。そのわずか2年後に一年戦争とセカンドインパクトが同時期に発生し、後者の影響で海が赤に染まり壊滅的打撃を受けている。 このような惨状にもかかわらず人類間の争いは終わることがなくさらに13年後にはグリプス戦役が、翌年には第1次・第2次ネオ・ジオン抗争とDr.ヘル一派による地上侵攻が発生。 現在はネオ・ジオン、ヘル一派、アマルガム等の各組織が暗躍し、地球連邦軍特殊部隊Gハウンドがネオ・ジオンとの全面戦争中にある。

西暦世界

3つの世界の中では唯一現実の地球同様に青い海が広がっており、最も環境が安定した世界。 3年前に地球・宇宙の各勢力による戦争が繰り広げられ、アレハンドロ・コーナーパトリック・ザラの死亡及び熱血クーデターにより終息へ向かうも、その2年後にアロウズの台頭・第2次連合・プラント大戦勃発・ガイゾックの侵略が立て続けに起きるという短期間で非常に混沌とした歴史をたどっている。 現在は大きな戦いは起きていないものの、以前からアルゼナルのノーマ達と宇宙世紀世界から来訪したドラゴンの知られざる戦いが続いているほか、犯罪者達の活発化や火星の後継者の暗躍といった火種が残っている。

勢力

地球艦隊・天駆

『V』におけるプレイヤー部隊。3つの世界から集まった艦隊たちの連合舞台で、イスカンダルからコスモリバースシステムを受領しそれぞれの世界を救うことを目的に結成された。

新正歴世界

大ガミラス帝星
木星帝国
地球への報復を狙っており、その利害からガミラスの傘下に下った。
超文明ガーディム

宇宙世紀世界

Gハウンド
ネオ・ジオンと交戦している連邦の特殊部隊。
ネオ・ジオン
行方不明となったシャア・アズナブルに代わりフル・フロンタルが首魁となりラプラスの箱を狙っている。
Dr.ヘル一派
ミケーネ帝国
インベーダー
使徒
アマルガム

西暦世界

デンジャラスゴールド同盟
ブラックノワール一派
始祖連合国
火星の後継者