アマノ・ヒカル

提供: スーパーロボット大戦Wiki
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アマノ・ヒカル(Hikaru Amano)

  • 登場作品
  • 声優:菊池志穂
  • 種族:地球人
  • 性別:女
  • 所属:ネルガル重工(TV版)→民間人・漫画家(劇場版)
  • 身長:152 cm
  • 体重:42 kg
  • スリーサイズ:B82・W56・H84
  • 年齢:18歳(TV版)→23歳(劇場版)
  • 好きな食べ物:ピザのはじっこの硬いとこ、両口屋の千なり、山本屋の味噌煮込み
  • 嫌いな食べ物:ピーマン、タマゴボーロ
  • 趣味:同人誌(アカツキ×アキト
  • 特技:変な小道具作り
  • 好きな男性のタイプ:二次元キャラ
  • (以上、放送当時に発売されたカードダスマスターズより)
  • キャラクターデザイン:後藤圭二

エステバリス隊のパイロットの一人。名前の漢字表記は「天野ヒカル」。家族は病死しており、兄弟もいない。そして、叔父の家で育つという複雑な家庭環境で育った。

リョーコイズミとスリーマンセルのチームを組む。常にハイテンションで、ナデシコのムードメーカー的な存在。専用エステバリスのカラーリングは黄色。

三人娘の中ではいち早く登場しており、その際サツキミドリ2号コロニーからの脱出ポッドでナデシコのジェネレータをぶち破って入るという豪快な真似をやってのけ、アキトの真上の通気口から落ちてくるという、何やらありがちな登場の仕方をしている(問題はその時アキトがガイの部屋に引き篭もって『ゲキ・ガンガー』を見ていたことだが)。

眼鏡っ娘のアニメオタクで、『ゲキ・ガンガー』も最近知って海燕ジョーのファンになっていたりする(前述の初登場時に落ちてきたのもジョーの死亡シーンで泣いてしまったため。またミス一番星コンテスト等でジョーのコスチューム姿になることも)。自ら漫画も描いており、TV版でパイロットをしていた理由も熱血漫画のネタ探しのため。TV版では同人作家だが、劇場版ではプロの漫画家になっている。一見すると色恋とは無縁の性格だが、実は同棲経験があったり、ウリバタケの不倫の申し出を断ったりと、意外と大人。ボーイズラブも好き。

劇場版では漫画家として暮らしており、ナデシコに復帰するに当たり実戦から離れていたブランクを埋めるべく、ゲームを使い実戦感覚を取り戻していたが、その際現役のリョーコを良いようにもて遊んでいた。 これが操縦技術なのか、単なるゲームの腕なのかは不明。

登場作品と役柄

その天性の明るさが幸福を招くということでか、強運技能や幸運など、運の良さがクローズアップされる傾向にある。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
デフォルトで幸運強運を両立させている凄いキャラ。Xエステバリス改マップ兵器で一攫千金も夢じゃない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
初登場作品。この頃から幸運持ち。ナデシコとの合流に失敗した所にロンド・ベルと遭遇、しかも電池切れだったためにそのまま捕獲される形でリョーコイズミと共に仲間入り。
個別のイベントが用意されていたりパーソナリティが強烈な同僚に二人の比べると、会話で多少他作品キャラと絡む程度で、あんまり目立てていない。
パイロットとしては平均的な能力の持ち主であることと、愛機エステバリスの火力が低いため起用する機会は少ない。一方で精神コマンドはかなり充実しており、エステバリスパイロットとして唯一「奇襲」を習得する。
スーパーロボット大戦R
劇場版も登場。リョーコイズミとの合体攻撃が「移動後使用可+長めの射程+中々の威力+実質弾数無限」と使いやすく、激励の仕様変更(使用者の周囲4機の気力+10)により必要気力110も問題とならなくなった。3人セットで運用すれば、一線級の活躍が出来る。
スーパーロボット大戦J
スーパーロボット大戦W
後半では参戦は遅いものの、ルートによっては宗介や甲児ら高校生組をアシスタントとして使う。ちなみに第二部のとあるイベントから「腐女子」疑惑が浮上する。
スーパーロボット大戦BX
PV2で登場。正式加入は他の2人と同じく序盤であり合体攻撃が強力。
今作では珍しく幸運を覚えないので幸運担当はアカツキに譲ることになった。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
中盤を過ぎた頃に自軍に参入するが、説得のために足を運んだメンバーの一人であるロム兄さんを自分の漫画の題材として様々なポーズを取らせた。デフォルトで援護攻撃を持たないのが欠点だが、合体攻撃の威力と燃費が非常に良くなったため、リョーコ、イズミとセットで出撃させると活躍できる。ラスボスには漫画家らしい意気込みと意志を示したセリフを吐く。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

A
幸運集中かく乱応援熱血奇襲
A PORTABLE
幸運集中かく乱応援熱血不屈
R
幸運集中ひらめき熱血信頼かく乱
J
幸運集中応援熱血信頼かく乱
W
集中ひらめき幸運熱血必中かく乱
IMPACT
幸運集中応援かく乱熱血奇襲
MX
集中信頼ひらめき幸運熱血鉄壁
BX
ひらめき集中てかげんかく乱熱血

特殊技能(特殊スキル)

J
斬り払い撃ち落としIFS援護攻撃L3援護防御L3コンボL3
W
斬り払い(第一部のみ)、撃ち落としIFS援護防御L3マルチコンボL3(第二部ではL2)
IMPACT
ナノマシン処理強運援護防御L4
MX
強運援護防御L3ガード
BX
IFS援護攻撃援護防御全体攻撃

パイロットBGM

「YOU GET TO BURNING」
主題歌。『IMPACT』における選曲。
「GO!エステバリス」
劇中曲。『MX』における選曲。

人間関係

テンカワ・アキト
同僚。『ゲキ・ガンガー』ファンという意外?な共通点もあるが、ジョーのファンぶりを語る様には彼も少し引いていた。ちなみに初対面で落ちてきた時に胸を顔面に押し付けてしまっている
スバル・リョーコマキ・イズミ
同僚。アキトに気を持つリョーコをイズミ共々いじる場面もしばしば(ちなみにその際凄まじくゲスい顔になる)。
ウリバタケ・セイヤ
趣味が合って意気投合するも、ヒカルに不倫を申し出て断られる。劇場版ではヒカルに毛嫌いされていた。

他作品との人間関係

リアル系

ケーン・ワカバ
MXでは終盤にマイヨに頻繁においしいところを持っていかれてしまう彼に「主役の座が危うい」と冷やかした。
相良宗介千鳥かなめ
Wでは彼らをアシスタントとしてこき使う。

スーパー系

西川大作
漫画家志望という共通点があり、共演作品では一緒に漫画を書こうと誘いをかける。
ロム・ストール
MXでは初対面の彼を自分の漫画のモデルにする。さすがのロム兄さんもこれには辟易したらしい。
草薙北斗出雲銀河
MX中盤ではイズミと毎度の遣り取りを行うことで、ベガ救出作戦を前に緊張する彼らの張り詰めた気分を解した。
兜甲児 (OVA)ボス弓さやか流竜馬神隼人車弁慶
Wでは彼らをアシスタントとしてこき使う。

バンプレストオリジナル

ブレスフィールド・アーディガン
彼の破天荒な半生を聞いて興味を引かれ、彼を題材にした同人誌を出したいと発言した。

名(迷)台詞

「やっぱジョーって最高ですよねぇ!」
「あたしつい最近ゲキ・ガンガー3っての知ったんですよぉ!それで見たらもう『もえもえ』って感じでぇ~、久しぶりに昔取った杵柄で同人誌作ってコスミケ出しちゃおうかな~なんてことも考えたりしたんですぅ~」
第4話の初登場時、アキトが見ていた『ゲキ・ガンガー』の海燕ジョーの死亡シーンを感涙しつつ見終わって間髪入れず。「コスミケ」が何を指すのかはお察しください。「もえもえ」が「燃え」なのか「萌え」なのかは判断しかねる。
「あ、そーですよねぇ。いやー、しっけいしっけい」
「もぉー、ツッコんでくれなくっちゃ!今時『しっけい』はないってさぁ!」
上の後、アキトに名乗ってないことを指摘されての台詞。イズミとは違うベクトルながら彼女のギャグセンスもいささか微妙なようである。ちなみにこの時アキトにタンコブができるくらいのデコピンをかました。
SRWでは前半の「いやー、しっけいしっけい」が戦闘台詞に採用されている。
「そんなの基本中の基本じゃん!」
同じく第4話。再潜入したサツキミドリコロニー内部にて、ナデシコからの重力波が遮蔽物で届かないとエステがEN切れで動けなくなることをアキトがイズミに指摘されたのに続いて。『ゲキ・ガンガー』を見ていた時のハイテンションぶりとはうって変わってシビアな反応。
こちらもSRWでの戦闘台詞(回避時)に採用されているが、「そんなの」が「こんなの」に変わっている。
「木星蜥蜴って、進化するメカぁ?」
第6話でバッタが新型となり強化されているのを目の当たりにしての台詞。先のデビルエステバリスの件と言い、DG細胞的な何かだと思ったのだろうか。
「私、次の同人ネタ思いついた!」
イズミ「男の友情転じて…」
第11話の最後、握手を交わすアキトとアカツキを見て。何のネタなのかは察するべし…というか上の趣味の欄に書いてある通りである。
「趣味と恋愛って違う事だって、一緒に住んでいた彼氏と別れてから気付いたんです」
「ごめんね、ウリピー。ここに来るのも今日で最後にする…」
第17話。好意を寄せたウリバタケに対して、きっぱりと断った際の台詞。普段の明るい調子とは違う大人な一面。

スパロボシリーズの名台詞

TV版設定

IMPACT

「怖っ! トカゲよりよっぽど怖いよ!」
第2部宇宙激震篇第7話「怒りの魔神」より。サツキミドリ2号コロニー内で、鉄也から「返答次第では纏めて叩き潰す」と警告されたことに対するリアクション。
そもそもナデシコとの接触を優先するために、敢えてグレートマジンガー木星蜥蜴との戦闘を傍観していたことが、鉄也に挙動不審と見做されてしまった原因なのだが。
「親衛隊って、もっとかっこいい人かと思ってたのになぁ…」
第2部宇宙激震篇第17話「たとえ我が命つきるとも」より。「親衛隊」という言葉の響きに抱いていたイメージを、コマンダー・ジグラの濃いルックスに粉砕され漏らした不満。
「あ~っ! 今回は逃げる時の捨て台詞を考えていないんだ!」
第2部宇宙激震篇最終話「激震する宇宙に」より。エクセレンに追従してデビルサターン6へと放った挑発。
案の定、頭に血が上ったデビルサターンだが、ガルディの助言によって作戦は失敗してしまう。
「この人も性格、悪そうだよぉ!」
第3部銀河決戦篇第5話「呪われしジャンヌ=ダルク」より。ジェリル・クチビを評して。

携帯機シリーズ

「赤いタカと青いイルカは?」
「ファイト一撃! 生きとし生けるもののために戦っているんじゃないの?」
W』第一部第9話宇宙ルート「最悪な災厄の採択」より。青銅強ゴライオンのイエローライオンのパイロット)の自己紹介に反応しての台詞。
だが、すぐにプロスペクターから釘を刺されて、深くは突っ込まれずに終わる。元ネタは『超獣戦隊ライブマン』の初期メンバー3名。
「いやん! あたしの聖地が破壊されちゃう!」
『W』第一部第18話「悲劇のワン・ナイト・スタンド」より。東京ビッグサイトが爆発した際の台詞その1。リョーコから「何の話だ!」と突っ込まれる。
「いや~ん! 今年の冬のコスミケどうするのよ!?」
同上。東京ビッグサイトが爆発した際の台詞その2。
ちなみにその「冬のコスミケ」とやらだが、それが開催されていたと思われる時期にヴェルター火星にいたことがカズマの日誌から分かるので、どっちにしろヒカルは参加できないのだった(ついでに言えば、次の年も同じ時期にヒカルは宇宙に上がっている)。
「いやん! 月のクリスタルパワーでオシオキなんてステキ!」
『W』第一部第21話「送られてきた刺客」より。合体原種の弱点を撃ちぬくため、ガトリングドライバーの重力レンズで攻撃を収束させるがパワーが足りず、さらにテッカマンのテッククリスタルを使って威力を増幅させた。元ネタは、もちろん『某美少女戦士』である。
「坊やだからさ!」
W』にて敵側が「何故負けた」という趣旨の発言を取ると即座にこれを返す。第一部と第二部で1回ずつ発言。
「うそ! 宇宙ウルフって俺が正義だ、じゃないの!?」
『W』第一部第25話「木星決戦!超重力の罠」より。ホネルバの妖術により出現した宇宙ウルフの全容をライブルに聞かされて。
上述のイエローライオンに続く特撮ネタであり、こちらはメタルヒーローシリーズの『巨獣特捜ジャスピオン』(ちなみに、そっちは「銀河狼」と書いて「スペースウルフ」と読む)。
「同感! 年頃の少年の応援…アリだね!」
ミーナ「ええ…!」
BX』第26話「三つの星が集う時」より。大河長官によって戦術指揮官に任命された時の感想。
ちなみに、ヒカルと同じ趣味を持つミーナに至っては特に嬉しそうな表情であった。君達は、一体を考えているのかね…?
「んー…」
「アリ、だね!」
『BX』第32話「対の獣と光」より。イアンリンダの年の差夫婦に驚くBX一同の中、一人放った一言。一方、当のイアンはまんざらでも無さそうであった。
「完全回復って…! ラスボスだからってズルすぎじゃないの!?」
『BX』最終話「君と共に」より。バルギアス・ドラグーンが全回復した際に。もっとも、こういうラスボスの全回復はよくある演出の一つだが…。

劇場版設定

「だって、彼って私の書く熱血少年マンガの主人公にピッタリなんだもの!」
「無敵の拳法家で妹に激ラブ、おまけに決め台詞まで持ってるなんてオイシ過ぎる!!」
MX』第33話(『MX PORTABLE』では第34話)宇宙ルート「虹を越えて」より。マグネイト・テンと合流した際のひとコマ。こう言って、天空宙心拳の使い手を地獄に叩き落すマンガ家であった…。
「そう言えば、あの時…アムロ大尉も他のガンダムと一緒にクルクル回ってましたよね?」
『MX』第50話(『MX PORTABLE』では第51話)「勝利者達の挽歌」より。対デビルガンダム戦で、サラリと口にした衝撃発言。話を振られた当の本人は、バツが悪そうに「成り行きでな」と頷くのであった。勿論これは…。
「おまけに資金もゼロだし。こりゃ、やってられないね~」
『MX』第51話(『MX PORTABLE』では第52話)「希望、それは最後のGEAR」より。ガルファ本星突入時、何度倒しても再生するゼロに辟易して発したメタフィクショナルな台詞。
「これじゃ主役の立場、ますます危ないかもね」
『MX』第52話(『MX PORTABLE』では第53話)「W-Infinity」より。ガルファとの最終決戦にて、マイヨにおいしいところを持っていかれたケーンを冷やかして。
「ガルファ脅威のメカニズム、戦いは数だよ兄貴…ってかんじ?」
同上。「実は量産型」という設定が明かされ出現した螺旋城の群れを指して、『ガンプラ』初代CMのキャッチコピーとドズルの名台詞を合わせて発した珍言。
「そうそうこれが意外にキツくて…ってそんなの穿いてませんってば!」
「褌を締めてかかれ」というリョーコに対して。彼女の本職と趣味を思うと、深く考えるのは危険
「そうよ!締め切りの度に諦めてたらマンガ家なんてやってられないわよ!」
MX』最終話「約束の地」におけるエルデ搭乗時のAI1との戦闘前会話より。リョーコからは「非常時にふざけんな!」と苦言を漏らされるが、彼女の本職が漫画家であることを考えれば、あながち間違っていない主張と意気込みである。無論ヒカルは冗談抜きの発言である。
リョーコが戦闘しないと見ることは出来ない。