カイ・キタムラ
カイ・キタムラ(北村 開 / Kai Kitamura)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:西前忠久
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 年齢:36歳
- 所属:地球連邦軍
- 部隊:特殊戦技教導隊(旧)⇒地球連邦軍極東伊豆基地所属特殊戦技教導隊(新)
- 役職:隊長
- 階級:少佐
- コールサイン:ゴースト1 / チャーリー1
OGシリーズに登場する年長風貌なパイロット(後術の通り、彼は年長でないのだが)。旧特殊戦技教導隊メンバーで、パーソナルトルーパー(PT)の操縦方法やモーションなどの基礎を創りあげた人物のひとり。極東伊豆基地でのPT部隊を指揮している。L5戦役後は新生教導隊の指揮官となった。新旧両方の教導隊に表立って参加している唯一の人物である。教導隊出身だけあって、PTをはじめとする機動兵器の操縦技術は卓越しており、特に人型機動兵器の四肢を用いた格闘戦では無類の強さを発揮する。ゼンガー同様の接近戦型のスタイルだが、彼が剣撃戦に長けるのに対し、カイは徒手空拳での白兵戦に長ける。
鬼教官と称され、劇中でも度々その姿が見られるものの、部下思いの一面も持ち併せており部下の信頼は厚い。また、ラトゥーニのようなスクール出身の子供たちを直属の部下にするようになった事から、OG2以後は厳格な性格ながらも丸くなっており、OG1と比べると融通の利く性格になっている。
その風貌から年配に見られがちだが、実際はまだ36歳であり、おっさん呼ばわりされる事を嫌う。なお、妻子持ちであり、娘の名前は『ミナ』である事が明らかになっている。
旧教導隊時代からの長い付き合いであるゲシュペンストに、格別の強い思い入れを持っている。劇中でも、度々ゲシュペンストへの熱い拘りを感じさせる発言が見られる。デフォルト乗機は常にゲシュペンスト系列の機体(乗り換えは可能)。そのゲシュペンストへの想いが「ハロウィン・プラン」へと繋がり、量産型ゲシュペンストMk-II改という傑作機を生み出す事になった。
また、OGシリーズではゲシュペンストMk-II・タイプSの『究極!ゲシュペンストキック』のモーションも彼が作成したことになっており、同武器での攻撃時に「俺が作ったモーションだ!」という台詞を発する事がある。
初登場はスーパーロボットスピリッツの攻略本の小説で、デフォルトの乗機が量産型ゲシュペンスト故、初めは専用機を持つゼンガーやエルザムらの他の教導隊メンバーに比べると地味な存在ではあったものの、徐々に彼らに劣らない人気を得た。ちなみにカイ曰く、『あいつらが濃すぎるだけ』との事。専用BGMにもあるように、ファンからは『ダンディ』と呼ばれる事が多い。場合によっては『ダンディ』の前に、ラッセルの枕詞をもじって『オフェンスに定評のある』という枕詞が付く事も。ちなみに寺田Pも曲名をもじって「ラッシングなダンディさん」と呼んだことがあるので、ある意味公式のあだ名である。
なお、スパロボとその関連作品の中で、教導隊の中では旧・新生共に、訓練も含めてプレイヤーの前に敵として立ちはだかった事が無いただ一人のキャラクターである(カーウァイはエアロゲイターに改造されて敵対、ゼンガー、エルザム、テンペストもOG1で敵対した。カイ以外の新生教導隊は全員、OG2.5とOG外伝の模擬戦で戦う機会がある。そして、ギリアムはヒーロー戦記でラスボスの経験がある)。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- ゲームでの初登場作品。初期能力は教導隊だけあってかなり高く、指揮官技能も持っているが、正式メンバーに入れる場合はキョウスケ編でプレイしなければならない。リュウセイ編ではスポット参戦のみ。実質的に、リュウセイ編とキョウスケ編は『SRXとカイの2択』という言い方が成り立つ。ただし、リュウセイ編でもバグで味方に出来る。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 今回は序盤からいる。彼の撃墜数が隠し機体のフラグにもなっている。最初から熱血があるので、場合によってはボスキラーを任せられる。また艦長を除く味方パイロットでは、唯一デフォルトでの指揮官技能を持つキャラクターとなった。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 今回から専用BGMがついた他、精神コマンドに『直撃』が追加された。また、ツイン精神コマンドは『魂』なので、ボスキラーとしての色合いが更に強くなり、OG2シナリオの序盤で、撤退する敵を倒すのに大いにお世話になる。GBA版にあったリュウセイ編のバグはなくなった。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 主役キャラクターでは無いがオープニング戦闘デモでは1番手に出て来る。新教導隊が本格的に始動。最序盤から登場し、愛機量産型ゲシュペンストMk-II改も完成した。愛機の強さもあり、また集束攻撃も持つので依然としてボスキラーの役目を補う。シナリオ面でも『OGクロニクル』のエピソードが組まれており優遇されている。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 本作では量産型ゲシュペンストMk-II改の正式量産機に搭乗。タイプGとタイプNの両方に搭乗している。分岐ルートから合流した際にノーマル状態に戻っているので換装は忘れずに。アタッカー・指揮官・統率という極めて有用かつ稀少なスキルを持っており、これまで以上に優秀なパイロットになった。また数少ない魂習得者でもあるので、アタッカー同士で組ませてボスキラー用にするかバランスよく養成して雑魚を散らすか。好みが分かれるところ。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- 第2話ではリュウセイに銃を突き付ける場面があった。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- ディバイン・ウォーズに比べ大幅に出番が増えた。実質的キョウスケと共に機動部隊の隊長を務める。旧特殊戦技教導隊の同僚のギリアムと絡みが最も多い。
- スーパーロボット大戦OG -SECRET HANGAR-
- turn.8ではタスク、キョウスケ、ショーンと雀卓を囲む場面がある。タスクとたまに賭け事勝負をしており、度々気迫で圧倒するらしい。turn.14では、アラド相手に鬼教官ぶりを披露している。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
高水準で平均的な能力を持ち、特に格闘に優れる。その他の能力も高い部類だが、射撃・防御だけは平均的。
精神コマンド
- GBA版OG1 気合 熱血 ド根性 見切り 集中 気迫
- GBA版OG2 集中 熱血 必中 信念 鉄壁 気迫
- ゲシュペンストよりはグルンガスト系列に向いたラインナップ。いきなり「熱血」が使えるため、序盤の強敵撃破には彼の力が必要不可欠。
- OGS 直撃 熱血 集中 不屈 必中 気迫
- コマンドが整理され、ゲシュペンスト向きの構成になった。相変わらず最初から「熱血」が使えるため、序盤から主力として使って行ける。OG外伝では専用機の性能も相まって大暴れ出来る。
- 第2次OG 集中 不屈 必中 気迫 魂 強襲
- 序盤の火力こそ以前より劣るが、終盤は魂+アタッカーの相乗効果で凄まじい火力を叩き出す。
パイロットBGM
- 『RUSHING DANDY』
- OGSからついた彼専用BGM。ハードロックの曲調がキャラのスマートな格好良さをより引き立てる。それ以前の作品では汎用戦闘BGMが使われており、GBA版OG1では『BORN TO FIGHT』、GBA版OG2では『RAIL TO THE DANGERZONE』だった。
人間関係
- ゼンガー・ゾンボルト
- 旧教導隊の一人にして同僚。
- エルザム・V・ブランシュタイン / レーツェル・ファインシュメッカー
- 旧教導隊の一人。
- ギリアム・イェーガー
- 旧教導隊の一人。現在は情報部に所属。
- カーウァイ・ラウ
- 旧教導隊隊長。カイも厚い信頼を寄せていたが、ゲシュペンスト・タイプSの機動実験に失敗して生死不明になった後、エアロゲイターの手でガルイン・メハベルへと改造されてしまった。L5戦役で正式に戦死。
- テンペスト・ホーカー
- 旧教導隊メンバー。OG1で戦死。カイが直接戦う事は無い。
- ホァン、カガサキ、サカマキ
- 『ディバイン・ウォーズ Record of ATX』に登場。エアロゲイターとの交渉を目論むシロガネ護衛のために南極に派遣されたキタムラ小隊のメンバー。このうちカガサキとサカマキはゲーザ・ハガナーのエゼキエルに撃墜され戦死。
- ラトゥーニ・スゥボータ
- OG2から新生教導隊の部下。
- アラド・バランガ
- OG外伝から新生教導隊の部下。
- ゼオラ・シュバイツァー
- OG外伝から新生教導隊の部下。
- ラミア・ラヴレス
- シャドウミラーの生き残り。カイにスカウトされ、OG外伝からは新生教導隊の部下。カイの副官格となり、2人で行動する事も多い。
- ライディース・F・ブランシュタイン
- エルザムの弟。一時期、新生教導隊に出向していた。
- ジャーダ・ベネルディ
- 元部下。ガーネットと共にラトゥーニを救った。
- ガーネット・サンデイ
- 元部下。ジャーダの妻。カイがスクールの生き残り(ブーステッド・チルドレン)に心を砕いているのはジャーダとガーネットの影響があると思われる。
- キョウスケ・ナンブ
- 彼と共に機動部隊を指揮する局面がある。
- マサキ・アンドー
- OG1のキョウスケ編で、彼がシュウの気配を感じて勝手に出撃したことに激怒し、帰ってきた彼に長時間の説教を正座で聴かせると息巻いていた。マサキはこの後さらに、ラーダのヨガのアサナまで受ける羽目になっている。
- アクア・ケントルム
- OG外伝で登場。ラミアが妻だと間違われカイは仰天していた。尊敬の眼差しを向けられているようで、サインをねだられている。
- ミナ・キタムラ
- 16歳になる娘。現時点では名前のみ登場。存在自体はOG2で語られており、OG外伝で名前と年齢が判明した。カイ曰く『幸いカミさんに似てくれたんで、恨まれないで済む』との事。この『似てくれた』というのは容姿・性格、どちらの意味で言ったのかは不明だが、直後のドナの『じゃあ、寂しいでしょ』という台詞に『いや、まあ……』と不器用ながらも同意しているような返答をしたことから考えると、『家を空けていても恨まれなくて済むのは助かるが、娘が寂しがってくれないのは寂しい』と考えるのが自然かと思われる(容姿だけなら、妻と自分のどちらに似ていても寂しいだろうから)。
- アルベロ・エスト
- 彼とはかつて共に戦った戦友。ただし、直接顔を合わせたのはOG外伝が初。
- ヒューゴ・メディオ
名台詞
戦闘台詞
- 「拳一つで戦えるとは言わん…!」
「だが、拳一つを甘く見るなよ!!」 - OG2以後のジェットマグナムでの決め台詞。
- 「こいつは俺の手足も同然でな!」
- ゲシュペンスト系の機体に乗った際の台詞。
- 「パターンJM4、リアルタイム・アレンジ!」
- 「ジェット・マグナムS」(背負い投げから、プラズマ・ステークを打ち込む)使用時の台詞。本来TC-OSではBMセレクト後の細かいモーションは自動化されているのだが、カイはモーション・セレクトをマニュアルに設定して、ジェット・マグナムのモーションを手動で選び(モーションはJM4)、さらにはモーション自体にリアルタイムアレンジを加えている。マニュアル操縦しながら1からモーション構築してきた旧教導隊の経験を存分に生かした攻撃であり、カイのパイロットとしての凄腕が伝わることだろう。
- 「ブラスターキャノン、発射!!」
- OGSの没台詞の一つ。ゲシュペンスト・タイプS搭乗時の台詞だが、これは敵サイドのガルインの機体である。元々教導隊の機体だから、だろうか。
- 「俺が作ったモーションだ……!」
- 究極!ゲシュペンストキック使用時。…何考えてあんなド派手なモーション作ったのやら。しかも叫ぶ事を前提とするあたり、やはりカイも他の三人と同じく濃い所がある。
インターミッション
- 「おい、お前ら! 説明をしろ、説明を!」
- キョウスケ編34話「亡霊、過去より来たりて」において、突然現れたゼンガーとエルザムに驚いて。結局、この後本隊と一緒にギリアムが来るまでまともな答えは返って来ず、途中で諦めていた。教導隊現役時代の4人がどういうやり取りをしていたかが垣間見られる場面。当時もこんな調子で他の3人に振り回されていたのであろう。
- 「いや、遠慮する。俺達は亡霊と共に歩むからだ。…ゲシュペンストとな…!」
- OG1で、レビ・トーラーのジュデッカと戦闘させた時の戦闘前メッセージ。この頃から既に、ゲシュペンストに対する拘りの強さが見られた。
- 「リー中佐、全ての責任は隊長の自分にあります。今回の件に関してはいかなる処分をも受ける所存です」
- OG2の序盤で連邦軍の新型機であるビルトファルケンがDCの部隊に強奪された後の場面。テストパイロットであったラトゥーニがDCの副総帥であったアードラーが務めていたスクールの元メンバーであるという理由で、ラトゥーニに疑いを向けてきたリー中佐に対して。
- 「気持ちはありがたいがな、ブリット。軍隊では経歴よりも階級が物を言う」
「それに新型機を敵に奪われたのは事実だ。何を言われても反論できん」 - 上の場面の後、リー中佐の高圧的な振舞いに憤慨していたブリットに苦言を呈した。恐らくOGの味方パイロットで、もっとも「軍」という組織を理解している男である。
- ドナ「お子さんは?」
カイ「4人……かな」
ドナ「かな、って……どういうこと?」
カイ「実の娘が1人と、面倒を見ている子供が3人いてね」 - OG外伝第3章でのドナ・ギャラガーとの会話。面倒を見ている子供とは新教導隊の部下でもあるラトゥーニ、ゼオラ、アラドのこと。3人に対して上官としてのみならず、親としての情を抱き始めているのかもしれない。
- 「君が悪いわけではないだろうが、俺も軍人だからな」
- ウェンディゴを追い詰めた際の独白。敵機を操縦していたのは飲み仲間になったドナの息子・トニーだったが、基地を守るため、軍人として容赦なくウェンディゴを撃破する。
- 「軍人だからな。無駄な人死には出せんよ」
- そしてウェンディゴを撃破した際、息子の身体となっていたウェンディゴが破壊された事で泣き崩れるドナの前に彼女の息子が入ったコアユニットを差し出して。軍人である以上、守るべきものはきっちりと守るのである。
- 「よしてくれ。俺は他の連中ほど濃くはない」
- OG外伝で「伝説の旧教導隊の方にお会いできて光栄です」と言うヒューゴに対して。確かに残っている3人は個性的過ぎるがカイが他ならぬ、整備員泣かせとまでいわれる「究極!ゲシュペンストキック」や量産型ゲシュペンストMk-IIが相手のサイズを問わず背負い投げをかます「ジェットマグナム・S」といったゲシュペンストの真の力を引き出し、なおかつ多数のパイロットでも可能なモーションを構築した人物である事を考えると、そうも言えないだろう。事実ヒューゴも(そ、そうかな)と呟いている。
- 「守るべき市民を戦いに使うとは、本末転倒もはなはだしい!」
- OG2.5及びOG外伝でカイル・ビーンと戦闘したときの台詞。カイの言うとおり、機動兵器も軍人も開発プロジェクトも、本来は市民を守るために存在している。それを取り違えて効率と自分たちの理想のみを優先するカイルに対し、軍人・カイが怒りを燃やす。
- ユルゲン「だが、お前達はコアナンバー521を失った……悲しかろう……悔しかろう……」
カイ「確かにその通りだ……だが、俺は! それに負けん! 屈せん! ラミアが生きた証を残すためにも! 特殊戦技教導隊隊長として、貴様の存在を滅殺するッ!!」 - OG外伝でユルゲンと対決した際のセリフ。カイの部下思いが強く現れている。
- 「お前がそんなことでどうする。それをあいつが望むと思うのか?」
「俺達がやっていることは何だ? 言ってみろ、キョウスケ」
「俺やお前が、今までどれだけの命に引き金を引いてきたか、そして引き金を引かれてきたか……言ってみろ……!」
「今回は……あいつだった。それだけの話だ。……俺達はそんな世界にいる」 - OG外伝のヘルゲート戦でラミアが生死不明になった後、その事を後悔していたキョウスケを叱咤した。カイとて割り切れているわけではないが、ベテランたる彼は今、それ以上に優先すべきことがあるのを知っているのだ。
- 「アイビス!」
「聞け。彼女一人と宇宙に住む者達全ての命を秤に掛けるわけにはいかん」
「最悪の場合、辛い選択をせねばならん。 だが、そこに至るまでの道を歩まぬ者には、その選択権すら与えられん」
「下を見るな、顔を上げろ。 この状況、答えは目の前……レティクルの中しかない」 - 第2次OGのバラルの園で(別の存在に操られたとはいえ)イルイに自身の夢を否定されたうえに敵対するという事実に大きく動揺したアイビスに対して。ちなみに「レティクル」とはスコープに描かれている照準合わせ用の十字線のこと。
搭乗機体
彼の場合は初代教導隊時代からの縁であるゲシュペンストシリーズに強い思い入れを持ち、その想いは最強のゲシュペンスト計画へと繋がった。他の機体への乗り換えは可能だが、OG外伝では専用機が登場。なお、乗り換えさせる場合、彼の攻撃力を活かす為にグルンガスト系の機体に乗せると良い。
- ゲシュペンスト
- 特殊戦技教導隊時代の機体。
- ゲシュペンストMk-II・タイプS
- 主にSタイプを使用。『究極!ゲシュペンストキック』のモーションデータを作成したこともあり、相性は抜群。
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- メインの乗機ではあるが、ゲームでは力不足。
- 量産型ゲシュペンストMk-II改
- 「ハロウィン・プラン」により大幅に強化された。専用機には「ジェット・ファントム」が追加。
余談
- GBA版OG1では、ある事をすると彼が増殖するというバグがあった。後に、半公式的なネタにもされている(シャッフルバトラーにおいて、カイ機のゲシュペンストMk-II・Sの特殊能力が「分身」)。このバグの影響によりカイの存在があまり浸透していなかったGBA版OG1~OG2の頃は「カイ=増殖」というイメージが定着し、大半のプレイヤーからネタキャラとして扱われていた。しかし現在のカイは自身の魅力で根強い人気を得ており、ほぼ完全にネタキャラのイメージを払拭している。最初はネタキャラ扱いされていた人物が純粋な人気でその座から脱した、中々希有な例と言える。
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