科学要塞研究所
科学要塞研究所(Science Fortress Laboratory)とは、『グレートマジンガー』に登場する施設。
概要
神奈川県・相模湾上に居を構える。兜甲児の父・兜剣造博士が極秘裏に設立した研究所。グレートマジンガーとビューナスAの基地でもあり、グレートマジンガーはここで造られた。
その名の通り武装が充実しており、トータルの攻撃・防御力は光子力研究所とは比べ物にならないほど高い。また、緊急時には建物全体を海中に潜水させることが出来る。
研究所正面玄関と地上を結ぶ吊り橋は、戦闘時にビューナススクランダーを射出するカタパルトへと変形。六角形のフォルムが特徴的な上部管制塔も、グレートブースターを射出する際に分離し、短時間の飛行を行なう事が可能。また、グレートの格納庫を応用した6万度の熱戦兵器・サンダービームロケット砲なる強力な武装も備えていたが、暗黒大将軍による総攻撃の前に破壊されてしまった。
ミケーネ帝国との抗争終結後は、新科学要塞研究所の名で再建されている事が劇場版『決戦!大海獣』で語られており、剣造博士亡き後は弓教授が光子力研究所と兼任で責任者に就いた模様。 劇場版マジンガーシリーズと共通の時間軸で描かれた後日談であるデジタルコミック『ダイナミックヒーローズ』(作:越智一裕)では、剣鉄也が所長代理に就いており、炎ジュンと共に弓教授をサポートしている事を早乙女博士が語っている他、グレートの修復のためにせわし博士とのっそり博士が訪れている。
また、漫画『デビルマン対闇の帝王』では兜甲児が正式に所長として任に就いた設定になっている。
『真マジンガー 衝撃! Z編』では破壊された光子力研究所の地下から出現。多数のビーム砲で地獄王ゴードンを一度は食い止めたが、そのパワーの前には陥落寸前に追い詰められた。
登場作品
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F完結編
- 戦場にはならないが、グレートとビューナスの発進場面に登場。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ミケーネ帝国との戦いで何度か登場。近くにあるボスの小屋も再現されており、ボスを移動させると「コストダウン」を入手できる。
- サンダービームロケット砲が未完成であることが暗黒大将軍との決戦時に語られており、コントロールタワーの特攻を仕掛けようとしたが、αナンバーズの増援により中断された。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- トウマ編第10話と地球ルート第46話における地底帝国との戦いで登場。前者は敵の攻撃対象施設としてHPが設定されており、後者ではイベントによる幻魔要塞ヤマタノオロチの特攻ポイントとされているため、それぞれ破壊・到達されると敗北となる。
第46話では前作同様にボスを移動させると、「ミンメイのディスク」を入手できる(トウマ編第10話では小屋が地底帝国の攻撃で爆破される)。
同じく第46話では、マシーン・ファーザーが移転されているほか、前作では未遂に終わったコントロールタワー特攻が今作では再現される(対象は無敵要塞デモニカと竜魔船)。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 「神と悪魔と人」の舞台。あしゅら男爵が最終決戦の地に指定する。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 序盤で占領されていると、量産型グレートマジンガーのフラグが立つ。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 序盤で舞台となる。フラグに関しては『COMPACT2』同様。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- ミケーネ帝国の生き残りの戦闘獣に襲撃される。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 戦場マップとして2回登場。暗黒大将軍に占拠され、甲児と鉄也が二人きりで奪回に動くシナリオがある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 「さらば青春!戦闘獣になった青年!!」に登場。ミケーネ帝国に量産型グレートマジンガーの設計図を奪われる。
- スーパーロボット大戦BX
- 真・マジンガー設定で登場。Dr.ヘル一派との最終決戦の時に原作同様に光子力研究所の地下から出現している。地獄王ゴードンが登場するまでは毎ターンプレイヤーフェイズ開始時に敵機体全機のHPを少しずつ少しずつ削っていく。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 光波獣ピクドロンとグレートブースターのイベントが再現されている。
- スーパーロボット大戦V
- 『真マジンガー』同様の光子力研究所から現れたものと、『グレート』の沿岸に建造されたものの2つが登場しており、後者は「真・科学要塞研究所」として区別される。
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