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フォッカーらと比較していまいち感がぬぐえない微妙な能力に設定されていることが多い。といっても搭乗機の性能が高く、[[カツ・コバヤシ|カツ]]級に弱くはないのでユニットを鍛えてやれば十分一線を張れる実力はある。 | フォッカーらと比較していまいち感がぬぐえない微妙な能力に設定されていることが多い。といっても搭乗機の性能が高く、[[カツ・コバヤシ|カツ]]級に弱くはないのでユニットを鍛えてやれば十分一線を張れる実力はある。 | ||
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リアル系パイロットであるにもかかわらず、[[集中]]を頑なに覚えないのが特徴。その代わりに[[必中]]を必ず覚えるため回避能力に長けるボス格を相手にしやすい利点もある。 | リアル系パイロットであるにもかかわらず、[[集中]]を頑なに覚えないのが特徴。その代わりに[[必中]]を必ず覚えるため回避能力に長けるボス格を相手にしやすい利点もある。 | ||
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:第9話「愚者の祭典」より。敵の新兵器[[ゴーストX-9]]の存在を知った時の自信満々な台詞だが、後のシナリオで出てくると怖がっている描写がある。事実、そこらのエースパイロットすら[[精神コマンド]]抜きで当てるのが厳しいような相手だったりするのだから仕方ない。それでもバルキリー系の中では[[必中]]を持っており相性はいいのかもしれない。 | :第9話「愚者の祭典」より。敵の新兵器[[ゴーストX-9]]の存在を知った時の自信満々な台詞だが、後のシナリオで出てくると怖がっている描写がある。事実、そこらのエースパイロットすら[[精神コマンド]]抜きで当てるのが厳しいような相手だったりするのだから仕方ない。それでもバルキリー系の中では[[必中]]を持っており相性はいいのかもしれない。 | ||
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:エンディングの新メガロード船団出発式で、[[チャック・キース|キース]]から送られたエールに愚痴をこぼす。 | :エンディングの新メガロード船団出発式で、[[チャック・キース|キース]]から送られたエールに愚痴をこぼす。 | ||
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;「このままじゃ俺もELSに…。 ステーキを残すんじゃなかった」<br/>「しまった!?」<br/>輝「柿崎ぃぃぃぃぃ!」 | ;「このままじゃ俺もELSに…。 ステーキを残すんじゃなかった」<br/>「しまった!?」<br/>輝「柿崎ぃぃぃぃぃ!」 | ||
:CC「君を見つめて」にて、機体をELSに取り込まれかけて。出撃前にステーキを残すという[[死亡フラグ]]を立ててしまい、輝も絶叫するが、何者かの攻撃によって生還した。 | :CC「君を見つめて」にて、機体をELSに取り込まれかけて。出撃前にステーキを残すという[[死亡フラグ]]を立ててしまい、輝も絶叫するが、何者かの攻撃によって生還した。 | ||
;「あいつのせいだぜ…あの識別不明機…何だったんだよ、あのVF-19は!?」<br/>ルカ「急に現れたかと思ったら、好き勝手に暴れていましたね」<br/>美沙「けど、いい意味でどことなく楽しんでいる感じがしたわ」 | ;「あいつのせいだぜ…あの識別不明機…何だったんだよ、あのVF-19は!?」<br/>ルカ「急に現れたかと思ったら、好き勝手に暴れていましたね」<br/>美沙「けど、いい意味でどことなく楽しんでいる感じがしたわ」 | ||
− | :CC「宇宙を守ってきた者達」にて。マクロスクルーとS.M.Sとの模擬戦は突如現れたVF- | + | :CC「宇宙を守ってきた者達」にて。マクロスクルーとS.M.Sとの模擬戦は突如現れたVF-19の乱入によって中止になったようだ。そのバルキリーのパイロットとは…。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | + | *PS2用ゲーム「超時空要塞マクロス」において、原作での柿崎の死亡シナリオに該当するステージに柿崎機を駆って出撃した場合ステージ開始と同時にゲームオーバーになるという隠し演出がある。 | |
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2015年6月6日 (土) 16:05時点における版
柿崎速雄(Hayao Kakizaki)
- 登場作品:マクロスシリーズ
- 声優:鈴木勝美
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 所属:統合軍・スカル小隊
- 階級:伍長→少尉
- 年齢:17歳
- 身長:不明(マックスより背が高い)
- キャラクターデザイン:美樹本晴彦
スカル小隊に所属するパイロット。TV版では一条輝の部下、劇場版では彼と同僚。
大柄な大食漢で、憎めないムードメーカー。輝やマックスと比べると技量は高いと言えず、TV版ではオンタリオ市上空戦においてマクロスが展開した全方位バリアの暴走に巻き込まれて死亡し、劇場版ではメルトランディ軍との戦いで、ミリアの攻撃を受けて戦死する。スカル小隊所属である辺り、技量は相当なものである可能性もあるが詳しい設定はない。TV版では成績評定A(マックスも同様)となっているが、飛行時間は少なく輝からはヒヨッコ扱いされている。
スパロボを始めとするアンソロジーコミック等でもネタキャラ扱いされる事が多く、PSPの『マクロスエースフロンティア』での必殺技が先述の全方位バリアだったり(アイコンがステーキで、しかもやたら威力が高い)、続編の『マクロストライアングルフロンティア』ではVF-0からVF-27までの全てのパイロットが柿崎であるステージが存在したり、妙にスタッフに愛されている。後年の『マクロスF』では「作戦中に味方を女関係の事でからかうと戦死する」というジンクス(詳しくは後述)として暗に彼の存在が語られている場面まである。
登場作品と役柄
スパロボでは基本的に劇場版準拠の設定。回避が生命線のバルキリー乗りに必須な集中を覚えないため、バルキリー系パイロットにおけるカツやキース的な存在と言える。ただ、バルキリー系のパイロットの絶対数が少ない事や、搭乗機の性能自体は悪くないという点において、彼らよりは恵まれている。
また、原作と違って撃墜イベントがあろうと死なない。ある意味彼もスパロボで救われたキャラと言えるかもしれない。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 必中・捨て身を覚えるので、デストロイド・モンスターやVF-1J アーマードバルキリーに乗せる手はある。また、選択肢次第で原作通りミリアの攻撃を受け、壮絶な表情で爆死……と思いきや、無事に生存する。ちなみにミリアが仲間になってもこの件についてはお互い全く触れていない。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ひらめきが追加されたおかげでボス戦に気兼ねなく起用できるようになった。あいかわらず2回行動可能になる時期が遅いのがネック。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 捨て身が無くなり、集中も魂も覚えないので基本的には二軍。ただし早期に援護を覚える上にバルキリー系パイロットでは唯一必中、ひらめき、脱力を覚える為、全く使えないという訳でもない。なお、搭乗機であるVF-1A(S)柿崎機のみ、反応弾が無限に近くなるバグがある為、機体をほかのパイロットに渡す方が無難。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場時に撃墜されて「ああ、原作の死亡フラグをへし折り続けてきた彼も遂に…」と多くのプレイヤーを悲しませたが、その後捕虜にしたバロータ兵の正体が実は柿崎だったという意外な復帰を遂げる。その為、正式参戦が遅れてしまう。能力的には相変わらずな上に、友情くらいしか有効なサポート系の精神コマンドを覚えない。しかし、小隊制というゲームシステムと、フォッカー、輝との合体攻撃の存在がある為、レギュラーとして使う価値は大いにある。不屈を持っているので、いざという時も安心。中断メッセージでは死亡フラグの注意をプレイヤーにしてくるが、その後自らフラグを立ててしまう。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初期能力は低く、最大値もそれなりだが成長コストも低いので育てやすい。本作のバルキリーは使いやすいユニットであり、さらに彼は希少な脱力持ちなので従来よりも存在意義が高く、育てれば充分に活躍してくれる。また輝やマックスと違い途中離脱がないのも良いポイント。ファン待望のカットインが採用された。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「君を見つめて」ではあわや機体をELSに取り込まれてしまうが、既のところで何者かに攻撃を加えられたことで九死に一生を得た。
- 「カイルスの青い夏」ではランカのライブに熱狂するコミカルなシーンも。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
フォッカーらと比較していまいち感がぬぐえない微妙な能力に設定されていることが多い。といっても搭乗機の性能が高く、カツ級に弱くはないのでユニットを鍛えてやれば十分一線を張れる実力はある。
精神コマンド
リアル系パイロットであるにもかかわらず、集中を頑なに覚えないのが特徴。その代わりに必中を必ず覚えるため回避能力に長けるボス格を相手にしやすい利点もある。
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 第3次α
- ダメージ-10%
人間関係
- 一条輝
- TV版では上官であり、劇場版では同僚。
- マクシミリアン・ジーナス
- 劇場版では彼がフォッカーの後任として隊長になったので、上官になる。
- ロイ・フォッカー
- 尊敬している。
- リン・ミンメイ
- TV版で出会った時に握手を求めるも、拒否された。
- ミリア・ファリーナ・ジーナス
- 劇場版で自分を殺した張本人であり、αでも撃ち落とされた。第3次αの援護台詞では若干その点を意識しているような台詞が存在する(後述)。
他作品との人間関係
マクロスシリーズ
- イサム・ダイソン
- αシリーズでは同僚。時折彼に「頼りにならない」と言われてしまうことも。
- ドッカー
- 援護時に彼を「似たもの同士」と評する。確かにそうだが、ドッカーは一応生存している。
- ゲペルニッチ
- 第3次αでは一時期バロータ軍の捕虜になっていた頃、彼に洗脳されて部下にされていた。
- ガビル
- 彼曰く、柿崎には美は「欠片もない」との事。
- イリーナ早川
- 「マクロス7」に登場する一般兵。彼が捕虜になったことによりバロータ軍の正体が洗脳された地球人であることが判明する。第三次αでの柿崎は彼の代役になったといえる。
- 工藤シン
- SC2では彼がスカル小隊に復帰する為、先輩である。
- 早乙女アルト
- 原作では当然面識はないが、彼の死亡フラグを有名なジンクスとして語っている。
ガンダムシリーズ
- チャック・キース
- αシリーズでは何かと彼と絡む場面が多い。ちなみに第3次αのEDで柿崎に別れ言葉を贈ったのも彼だった。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- SC2のEDでは彼の姉目当てで彼の護衛に就いている。尚、カトル曰く「姉達は趣味がいいからご安心を」とのこと。「趣味がいい」って……
スーパー系
- 藤村静流
- SC2で彼女にアプローチをかけまくるも、全く相手にされない。
- 光司鉄也
- SC2では静流にアプローチをかけまくる柿崎の事を疎んでいた。
- ミラ・アッカーマン
- SC2では輝に彼女も交えて、共にケイジの訓練に付き合った。
バンプレストオリジナル
- ケイジ・タチバナ
- 不断の努力を続ける彼に、柿崎とミラも交えて親身に彼の訓練に付き合う。
名台詞
- 「うわ!隊長!なんとかしてください!」
- TV版で敵を見つけて輝が止めるのも聞かずに勝手に突撃してピンチになり輝に助けを求める。
- 「う~ん…隊長まだ食べれますよ…」
- TV版で敵の捕虜となり捕まって気絶していた時の寝言。寝言の定番「もう食べられない」という台詞でない辺り、柿崎の大食いぶりが伺える。これを見た輝はあきれていた。
- 「そんな事も知らないのかよ。男と女が愛し合うと子供ができるんだよ」
「それは…キスしたり…抱き合ったり…」 - ゼントラーディの捕虜になった際に、子孫を残す方法を聞かれて。
- 「そうっすね、頑張らなきゃ。我々が隊長の後釜狙ってるんだから!うぁははははははは!」
- 第18話、入院中の輝をスカル小隊メンバーがお見舞いに訪れる場面。マックスの失言に輝が湿気ての一言。実に不謹慎だが、この鈍さと豪快な笑いに柿崎らしさを禁じえない。
- 「あ~あ…俺のステーキが…」
- 特大ステーキを食べようとしたら敵襲で出撃。この後、下の台詞に。出撃前に食べ物を残すと死亡フラグになるというお約束を生み出した。元々脚本ではステーキを一口も食べられない予定だったらしいが、彼を哀れに思った作画監督の平野俊弘(平野俊貴)が一口くらいは食べさせてやろうという事で改変され、結果一口は食べる事が出来たとの事。
- 「ダメです!!隊長、間に合いません!!うおおおおお!!」
- TV版での最期の台詞。彼だけ数秒変形が遅れたせいで暴走したバリアからの離脱が間に合わず爆散してしまう…。瞑目して十字を切るマックスがクール。
- 「女ばかりぃ?そいつはいいや!」
- 劇場版にて、早瀬未沙の通信に対するリアクション。
- 「マックス隊長の言う通り! もしかすると女が出来たせいかな…ハハハハハっうわぁぁっ!!」
- 劇場版での最期の台詞。作戦中に関係の事で輝をからかって笑うが、その最中にミリアの攻撃を受けて爆死した。もちろんこの後輝の「柿崎ィィィ!!」に続く。
- 後の歴史でもある人物が部下に女関係の事でからかわれた際にバルキリー乗りのジンクスとして「作戦中に女のことで人をからかうと、いきなり撃墜される」と有名となった。
- αではこの場面の為でDVE+無茶苦茶怖い顔グラが用意されている。初見で驚いたプレイヤーも多いと思われる。
- なお、柿崎役の鈴木勝美氏はこのシーンを見て「吹いてしまった」とコメントしたことも(当時のムックより)。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
α(α for Dreamcast)
- 「ふぅ、死ぬかと思ったぜ」
- 何があっても死なない、それがスパロボの柿崎である。
α外伝
- 「大丈夫、大丈夫。ゴーストなんざ俺がバーッと片付けてやるよ」
- 第9話「愚者の祭典」より。敵の新兵器ゴーストX-9の存在を知った時の自信満々な台詞だが、後のシナリオで出てくると怖がっている描写がある。事実、そこらのエースパイロットすら精神コマンド抜きで当てるのが厳しいような相手だったりするのだから仕方ない。それでもバルキリー系の中では必中を持っており相性はいいのかもしれない。
第3次α
- 「タンマタンマ!俺を打ち落とすなよ!?」
- ミリアに援護すると発生する特殊台詞で、実はトラウマである事が窺える。
- 「ちぇ…俺もどうせなら、もう少し色気の有る送る言葉が欲しいぜ」
- エンディングの新メガロード船団出発式で、キースから送られたエールに愚痴をこぼす。
単独作品
- 「このままじゃ俺もELSに…。 ステーキを残すんじゃなかった」
「しまった!?」
輝「柿崎ぃぃぃぃぃ!」 - CC「君を見つめて」にて、機体をELSに取り込まれかけて。出撃前にステーキを残すという死亡フラグを立ててしまい、輝も絶叫するが、何者かの攻撃によって生還した。
- 「あいつのせいだぜ…あの識別不明機…何だったんだよ、あのVF-19は!?」
ルカ「急に現れたかと思ったら、好き勝手に暴れていましたね」
美沙「けど、いい意味でどことなく楽しんでいる感じがしたわ」 - CC「宇宙を守ってきた者達」にて。マクロスクルーとS.M.Sとの模擬戦は突如現れたVF-19の乱入によって中止になったようだ。そのバルキリーのパイロットとは…。
余談
- PS2用ゲーム「超時空要塞マクロス」において、原作での柿崎の死亡シナリオに該当するステージに柿崎機を駆って出撃した場合ステージ開始と同時にゲームオーバーになるという隠し演出がある。
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