「勇者王ガオガイガーFINAL」の版間の差分

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:初参戦作品。TVシリーズ(機界原種編)の再現が終わった直後に本作のストーリーに突入する。
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:初参戦作品。TVシリーズの再現が終わった直後に本作のストーリーに突入する。
 
:本来は参戦する予定はなかったが、同作品に合うスケールの大きな話だと判断されて参戦が決定した<ref>『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ プレイヤーズバイブル』118頁。</ref>。
 
:本来は参戦する予定はなかったが、同作品に合うスケールの大きな話だと判断されて参戦が決定した<ref>『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ プレイヤーズバイブル』118頁。</ref>。
:ただその結果、機界原種編の尺や機体枠が圧迫されてしまっている。
 
  
 
===携帯機シリーズ===
 
===携帯機シリーズ===

2022年11月25日 (金) 07:36時点における版

勇者王ガオガイガーFINAL
原作 矢立肇
総監督 米たにヨシトモ
キャラクターデザイン 木村貴宏
メカニックデザイン 大河原邦男
藤田一己
音楽 田中公平
制作 サンライズ(第7スタジオ)
発表期間 2000年1月21日 -
2003年3月21日
話数 全8話
巻数 全8巻
シリーズ 勇者シリーズ
前作 勇者王ガオガイガー
次作 覇界王 ガオガイガー対ベターマン
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
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勇者王ガオガイガーFINAL』はサンライズ制作のOVA作品。

本作および本項では一貫して、「神話」をマイソロジーと読む。

概要

勇者王ガオガイガー』の2年後を舞台とするOVAシリーズ。TVシリーズ放映後に展開されたドラマCD小説などの設定を引き継いでおり、序盤にバイオネットシャッセールの戦いが描写されている。その後は、天海護の生まれ故郷である緑の星が存在する「三重連太陽系」を舞台として、ソール11遊星主との戦いが描かれる。なお、OVAというテレビ放送を主体においてない大人向けの媒体で展開したためか、前作ではあまり見られなかったエログロ描写などの過激なシーンが描かれている。

勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING

2005年4月から6月には、このOVAに『ベターマン』のシーン等を追加・再編集を行ったTVアニメ『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』が放送された。裏設定レベルであった『ガオガイガー』と『ベターマン』との繋がりがはじめて明確に描写された作品である。

地上波での放送に際し放送コードに考慮したためか、過激なシーンにボカシや白塗り修正が施されている。

このTVアニメは、『ガン×ソード』の制作が諸事情により遅れたために放送枠の穴埋めとして急遽企画されたという制作経緯を持つ。なお『ガン×ソード』は2005年7月より本作の後番組として無事放送が開始されている。

DVD-BOXには特典として後日談にあたるピクチャードラマ『プロジェクトZ』が収録されている。このピクチャードラマの構想を膨らませたのが、2016年9月から2021年3月まで矢立文庫にて連載された長編小説『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』である。

ストーリー

西暦2007年、ゾンダー及び機界新種との戦いに勝利したGGGは、外宇宙からもたらされたとされる謎の物体「Qパーツ」をめぐって、犯罪組織バイオネットとの戦いを繰り広げていた。Gストーンの力によって生機融合体エヴォリュダーとなった獅子王凱は、新たなる勇者王ガオファイガーでバイオネットの野望を打ち砕き、すべてのQパーツを揃えることに成功した。

そんな中、外宇宙に旅立ったはずの天海護が再び地球に現れ、Qパーツの引渡しを要求する。それは、太陽系の存亡をかけた新たなる闘いの幕開けを意味していた。

これは、われらが勇者たちの熱き神話である。

登場人物

勇者ロボ#登場メカの項を参照。『勇者王ガオガイガー』から引き続き登場しているキャラクターはそちらを参照。

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

GGG

ルネ・カーディフ・獅子王
パピヨン・ノワール
アルエット・ポミエ
八木沼範行
高之橋両輔

ソール11遊星主

パルス・アベル
パルパレーパ
ピルナス
ピア・デケム
ペイ・ラ・カイン
ピサ・ソール
天海護 (レプリジン)

その他

ロゼ・アプロヴァール
ギムレット
パピヨン・ノワール (レプリジン)
ラミア
ベターマン』に登場したソムニウムの一人でTVアニメ版にゲスト出演。パピヨンとのセンシングマインドを通じてGGGに助力する。またZ計画に参加した護に新たなる脅威の出現を警告する。

登場メカ

勇者王ガオガイガー』から引き続き登場しているメカはそちらを参照。

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

GGG

バイオネット

ソール11遊星主

プロジェクトZ

覚醒人凱号 / メカノイドガイゴー
勇者ロボとニューロノイドの技術が融合したニューロメカノイド。ヘッドダイバーは天海護戒道幾巳。名称はアクセプトモード時は前者、アクティブモード時は後者となる。
GBR-21 ガオガイゴー
メカノイドガイゴーとステルスガオーII、ドリルガオーII、ライナーガオーIIがファイナルフュージョンすることで完成する新たなる勇者王。覚醒人凱号状態では合体不可。
ディビジョンVI 無限連結輸槽艦ミズハ
ザ・パワーの採取・運搬を目的として建造されたデビジョン艦。

用語

ソール11遊星主
三重連太陽系が壊滅した際にその再生を担うプログラム。元々復興が目的だが、戦闘にも遜色ない力を発揮する。
パスキューマシン
エヴォリュダー
レプリジン
パスキューマシンの力でオリジナルをコピーして生まれる。有機無機を問わず、生物の場合は記憶も継承される。オリジナルと比較して若干色素が薄いのが特徴。基本的に意図して作られるが、事故で生成されることもある。
パレッス粒子
パルパレーパの能力の一つ。浴びた者を平和ボケさせる。ただし効果の無い者や自力で正気に返った者もいる。
ガオファイガープロジェクト
機界原種および機界新種との戦い、そしてギャレオンの旅立ちで失われた地球圏の防衛戦力を立て直すための計画。ガオファイガーを筆頭にGGG艦の新造が主な内容である。完成後しばらくはバイオネットという地球人の悪を相手にしていたが、ソール11遊星主の襲来で宇宙を揺るがす局面に出会うことになる。
バイオネット
シャッセール
Z計画
『プロジェクトZ』に登場する、三重連太陽系と共に別次元に消えたGGG機動部隊の捜索・救出を目的とした計画。しかし、その真の目的は木星ザ・パワーを新たなエネルギー資源として開発することにある。
覇界王
『プロジェクトZ』に登場する、木星から現れたザ・パワーの化身と思しき謎の存在。ジェネシックガオガイガーに酷似したシルエットを持つ。ソムニウム達は「次元の変革者」と呼称する。

楽曲

オープニングテーマ
全作詞 - 米たにヨシトモ / 全作曲 - 田中公平 / 全編曲 - 根岸貴幸・田中公平
「勇者王誕生! -神話(マイソロジー)ヴァージョン-」(1話 - 6話)
歌 - 遠藤正明
『第3次α』で採用。
スパロボではTV版の主題歌同様「ガガガッ ガガガッ ガオガイガー!」と「ブロウクン・ファントム!」に遠藤氏のコーラス・シャウトが使用されている。
「勇者王誕生! -究極神話(マイソロジー)バージョン-」(7話)
歌 - 遠藤正明&GGG少女歌激部隊
「GGG少女歌劇部隊」によるバックコーラスが入っている。なお、ネタバレ対策のため一部歌詞が省略されている。
『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
「勇者王誕生! 〜ピアノソロ・ヴァージョン〜」(8話)
元々はTVシリーズの挿入歌として使われていたもの。
「勇者王誕生! -集大成神話(ギャザリング・マイソロジー)ヴァージョン-」(TV版)
歌 - 遠藤正明&スリージーズ2005
TVアニメ版の主題歌。「スリージーズ2005」として出演声優陣がコーラスで参加している。声優陣がしょっぱなから盛り上げていき、時には遠藤氏の声を食うほどの絶叫を披露することも。
『W』で採用。
劇中BGM
「ヘル&ヘブン」
『30』で採用。
「ジェネシック・ヘルアンドヘヴン」
『第3次α』『W』で採用。
「ゴルディオンハンマー」
『30』で採用。
ネタバレ防止のためか当初はサウンドセレクトに表示されておらず、関連イベント後に表示される。
「ゴルディオンクラッシャー」
『第3次α』『W』『30』で採用。
このBGMも当初はサウンドセレクトに表示されず、関連イベント後に表示される。

登場作と扱われ方

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初参戦作品。TVシリーズの再現が終わった直後に本作のストーリーに突入する。
本来は参戦する予定はなかったが、同作品に合うスケールの大きな話だと判断されて参戦が決定した[1]

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
第2部からストーリーが展開。ギムレットとロゼ・アプロヴァールが初登場。収録BGMにテレビアニメ版の主題歌が採用されている。

単独作品

スパロボ学園
スーパーロボット大戦X-Ω
第2期参戦作品第10弾として2016年10月に追加参戦。本編のシナリオではガオファイガーをすっ飛ばしてジェネシックガオガイガーが登場する。
2018年5月のイベントで天竜神がユニットとして実装された。
スーパーロボット大戦30
機体のみの参戦。番外作品の『学園』を除けば『W』以来14年ぶりのコンシューマ向けタイトル参戦となる。
シナリオが再現されるのは続編の『覇界王』となっており、本作が出典となっているのはガオファイガーのみ。ただし、ガオファイガーも図鑑の説明文では『覇界王』での設定が書かれているため、厳密に本作のみが出典の機体は登場しておらず(強いていうのであれば回想シーンで明確に登場しているEI-15等)、実質的にはBGMのみの参戦となる。どこかでみたような扱いである。

各話リスト

本作初登場のメカのみ記載。

数話 サブタイトル 登場メカ・敵 備考 再現スパロボ
FINAL.01 勇者王新生! 光竜闇竜ガオファイガー
ギムレット・アンプルーレ
W
FINAL.02 破壊神!嵐の決戦! スターガオガイガー (レプリジン) 第3次α、W
FINAL.03 GGG追放命令 ピア・デケム・ピット
機雷艦載機
FINAL.04 勇者王!最期の パルパレーパ・プラス 第3次α、W
FINAL.05 復活の白き方舟
FINAL.06 我が名はGジェネシック ジェネシックガオガイガー
パーツキューブ
第3次α、W
FINAL.07 超勇者黙示録 天竜神
ソール11遊星主各機
OP変更 第3次α、W
FINAL of FINAL 神話 ES艦載機、反中間子艦載機 OP変更 第3次α、W
GRAND GLORIOUS GATHERING
数話 サブタイトル 登場メカ・敵 備考 再現スパロボ
第1話 勇者王新生!! 光竜闇竜ガオファイガー
ギムレット・アンプルーレ
第2話 奇蹟なる伝説
第3話 破壊神!嵐の決戦!! スターガオガイガー (レプリジン)
第4話 GGG追放命令! ピア・デケム・ピット
機雷艦載機
第5話 心-animus-
第6話 勇者王!最期の パルパレーパ・プラス
第7話 復活の白き箱舟!
第8話 ねがい星、かなえ星
第9話 我が名はGジェネシック ジェネシックガオガイガー
パーツキューブ
第10話 超勇者黙示録!! 天竜神
ソール11遊星主各機
第11話 命を超える者
第12話 神話!!! ES艦載機、反中間子艦載機

余談

  • 初期構成案ではGGGが地球に帰還するまでが内容に含まれていたが、ストーリーが膨らんだ結果外された事を『覇界王 ~ガオガイガー対ベターマン~』掲載サイトで作者の竹田氏がコメントしている。

商品情報

Blu-ray

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  • TVアニメDVD-BOX

  • OVA単巻

書籍

楽曲関連

レンタル・動画配信

レンタルビデオはなし。

サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
バンダイチャンネル
GYAO!ストア
TSUTAYA TV
DMM動画

脚注 

  1. 『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ プレイヤーズバイブル』118頁。

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