パスキューマシン
パスキューマシンとは、『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場するアイテム。
概要[編集 | ソースを編集]
4つのパーツからなり、全て集めて組み合わせると星形になる。当初はQパーツと呼ばれており、本来の用途は不明ながら、莫大なエネルギーを生み出すオーパーツとして、GGGとバイオネットの間で争奪戦が行われていた。
その実態は、三重連太陽系を復活させるための物質復元装置の中枢回路。すなわち、ソール11遊星主の中核というべき存在である。 元々はソール11遊星主の元にあったが、彼らの計画を知った天海護が中枢装置であるパスキューマシンを奪取。この時偶然生まれたレプリジン護とレプリギャレオンの協力のもと逃げ、太陽系の木星圏まで来たところで宇宙収縮現象を追ってきたジェイアークと遭遇、護は助けに来た戒道幾巳にパスキューマシンを託した。しかしジェイアークは戒道をESウインドウで逃がそうとしたものの、遊星主の激しい攻撃を受けて戒道はパスキューマシンと共に地球大気圏に墜落してしまい、この時にパスキューマシンはQパーツと呼ばれるパーツに分解、地球各地に飛び散った。
この頃GGGは原種との戦いが終って以来ESウインドウが開く際に発生する重力場異常の観測をしていなかったらしく、戒道がESウインドウを抜けて地球大気圏に墜落したことに気付かなかった。その上真相を知る戒道は生身で地球大気圏を突破し地上に墜落した衝撃のためしばらくの間記憶喪失に陥ってしまい、そのためGGGは地球各地に飛び散ったQパーツを「ある日地球各地で発見されるようになった超高エネルギーを発する謎の物体」としか認識せず、Qパーツの発するエネルギーを軍事利用しようと企むバイオネットとの争奪戦となっていた。
最終的にはケミカルボルトの制御を受けたレプリ護の介入により遊星主に奪還され、ピサ・ソールの中枢として機能することになった。光学異性体「レプリジン」を生成する装置であるが、これはあくまでもピサ・ソールの能力の補助装置であるため、マシン単体では生物のレプリジンを作り出せても維持することが出来ない。
登場作品[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 第36話でちらりと語られ、その後すぐレプリ護に奪取される。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦W
- Qパーツとしてノイ・ヴェルターにもその存在が明かされている。今回はパーツの一つがギムレット、ゴーゴン大公、アリア・アドヴァンスと3度に渡って奪取される。
- ギムレット・アンプルーレのパワーを目の当たりにしたコルベットが地球のために使うべきだと主張するが彼の手に渡ることはなかった。