「レモン・ブロウニング」の版間の差分
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どこか気怠く退廃的な雰囲気を放っており、シャドウミラーの作戦を始めとする一連の出来事にも、他人事のような態度で対処している。若干冗談を口にすることもあるが、ヴィンデルが唯我独尊とも呼べる人間像であるのに対し、彼女の場合は[[愛|慈愛]]に満ちた面も持っている。自らが生み出したW17こと[[ラミア・ラヴレス]]や、同僚の[[アクセル・アルマー]]からも信頼されていた。 | どこか気怠く退廃的な雰囲気を放っており、シャドウミラーの作戦を始めとする一連の出来事にも、他人事のような態度で対処している。若干冗談を口にすることもあるが、ヴィンデルが唯我独尊とも呼べる人間像であるのに対し、彼女の場合は[[愛|慈愛]]に満ちた面も持っている。自らが生み出したW17こと[[ラミア・ラヴレス]]や、同僚の[[アクセル・アルマー]]からも信頼されていた。 |
2023年5月2日 (火) 22:56時点における版
レモン・ブロウニング | |
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外国語表記 | Lemon Browning |
登場作品 | |
声優 | 水谷優子 |
デザイン |
斉藤和衛(元デザイン) 河野さち子(リデザイン) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(OG世界では人造人間) |
性別 | 女 |
年齢 | 不詳(エクセレンと同じである可能性もある) |
所属組織 |
地球連邦軍
|
所属部隊 | シャドウミラー |
レモン・ブロウニングは『スーパーロボット大戦A』の登場人物。
概要
地球連邦軍・特殊技術兵装研究所の科学者。特殊任務部隊シャドウミラーと行動をともにしており、指揮官ヴィンデル・マウザーの腹心的存在。機動兵器の開発だけでなく、「Wシリーズ」と呼ばれる人造人間の産みの親でもある。
どこか気怠く退廃的な雰囲気を放っており、シャドウミラーの作戦を始めとする一連の出来事にも、他人事のような態度で対処している。若干冗談を口にすることもあるが、ヴィンデルが唯我独尊とも呼べる人間像であるのに対し、彼女の場合は慈愛に満ちた面も持っている。自らが生み出したW17ことラミア・ラヴレスや、同僚のアクセル・アルマーからも信頼されていた。
OGシリーズでの設定
上記の設定に加え、人造人間の開発者である彼女自身も平行世界のエクセレン・ブロウニングを素体に生まれた、限りなく人間に近い人造人間である、とされた。
「こちら側」の世界と同じようにシャトル事故でエクセレンは死亡したが、人造人間の研究に従事していた彼女の両親は、研究成果である人造人間のマテリアルを用いて娘を蘇らせようとした。しかし蘇生には成功したものの、エクセレンの記憶や人格などは完全な形では復元せず、容姿も変わったレモン・ブロウニングが誕生した。自分の出生を知っているためか、同じ境遇のWシリーズには「母親」に近い感情を抱いている。
その最期は各作品に違いはあれど、アクセルやもう一人の自分であるエクセレンへの想いを胸に散ったことは、ラミア、アクセル、エクセレンの心を打ち、エクセレンは自分に娘が生まれたら「レモン」と名付けたいと口にした。
完全な形では蘇らなかったとはいえ、そのしゃべり方やアシェンやラミアに妙な言語モードを複数プログラムしていたり、ラミアを修理した際にバストサイズをさらに増加させる辺りに、エクセレンに通ずるセンスがどこかしらある。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。ほぼ彼女の性格は出来上がっており、自身の存在を悔いる場面も見受けられた。乗機はアンジュルグ及びアシュセイヴァー。最終シナリオ「極めて近く、限りなく遠い世界に」では、アクセルとラミアで止めを差すと専用のセリフが用意されている。彼女を倒さずにクリアしたときのセリフも用意されているが、ED等でその去就は一切触れられないので、生存しているのか死亡しているのかは結局不明。少なくとも主人公は死んだものと考えている。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 『OGs』で収録した音声を流用したためか、乗機はヴァイスセイヴァーで固定されている。
- 総合的な強さではどのシリーズよりも上。特にOGシリーズからの逆輸入という形で習得した「リベンジ」により圧倒的火力、効果が倍増した底力レベル8など回避率や命中率が向上している。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年12月のイベント「暗躍する「影」にて登場。NPC。イベントでは『A』の劇中設定で、アクセルと対立する。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 今回は科学者の側面が強く、「Wシリーズ」の創造者としてだけではなく、入手したATX計画のデータを流用してラピエサージュの開発なども行っている。スパロボAに比べて、彼女の心理が深く言及されている部分があるなど、人間像が大きく膨らんだ。残念ながらアクセルは彼女の最期を見届けることはなかったが、ラミアとエクセレンで止めを差すときに専用のセリフが用意されている。エクセレンの場合は彼女の過去が語られる。ちなみにこの「実は平行世界のエクセレンがもとになった」という設定は寺田貴信プロデューサーが辻褄合わせで設定した(詳しくは後述)との事で、GBA版『A』との設定は異なる。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- リメイク版では更に人間像が明確になっている。扱いはほぼ同じ。声はアルフィミィ同様エクセレン役の水谷優子氏が担当しているが、此方はいわば「大人」のエクセレンを表現している。また、エクセレンのライン・ヴァイスリッターに対してアシュセイヴァーの強化型にヴァイスと付けたヴァイスセイヴァーに乗り込む等、向こうのエクセレンである事を暗喩している。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 『OGS』と役柄はあまり変わらない。最終決戦のトドメに関してはエクセレンのほうで再現がなされた。
無限のフロンティアシリーズ
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 本編では名前のみ登場。予約特典のドラマCDでは出演しており、ラミアを起動前のアシェンに会わせたり、ベーオウルフ相手に転移までの時間を稼ごうとするアクセルの身を案じたりしていた。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 前作同様、やはり名前のみの登場だが、ハーケン、アクセル、ピートの3名のそれぞれに関わる重要な立場を担っている。なお、彼女の物と思しきサークレットがハーケン専用アクセサリとなっている。エクセレンのコピー的存在のアルフィミィとは関わりがない。
パイロットステータス
能力値
『A』の時点ではハマーンすら凌ぐほどだったが、『OG2』以降は他の名有りの敵と比べると平均的に落ちついており、回避と防御に若干優れる程度。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- A PORTABLE
- リベンジ、底力L8、切り払いL8、カウンター
- 味方も所持してないOGシリーズ版「リベンジ」を習得。
- OGシリーズ
- 援護攻撃L3、援護防御L3、気力+ (ダメージ)、ガード、Bセーブ、Eセーブ
- 特に脅威となるような技能は持っていない。あえて言えば「気力+(ダメージ)」のおかげでガードが発動しやすい事くらいで、若干堅い敵、くらいの能力。搭乗機のアシュセイヴァー・ヴァイスセイヴァーは装甲が強敵の中では低目なので、集中砲火を加えればあっさり墜ちる。ただし、回避率は群を抜いて高い。
エースボーナス
- 射撃武器の与える最終ダメージ+10%、回避率+10%
- 素の優秀さもさることながら、これをレモンが持っていると言う事は間違いなくEXハードのため、堅い、速い、射程長いの三拍子揃った強敵に早変わりする。もっとも隣にヴィンデル・マウザー&ツヴァイザーゲインという化け物がいるのだが。
人間関係
- ヴィンデル・マウザー
- 戦争がなければ生まれていなかった人間として彼の野望に付き合っているが、それ以上の人間関係はない。レモンが死亡した時に使い捨てのような発言をして、アクセルが憎悪を抱く場面がある。
- アクセル・アルマー
- 一応、恋人関係であるが、場合によっては敵対する事に。だが、レモンの死には彼なりの思いがあった。『EXCEED』を見る限り、アクセルが身につけているネックレスや耳飾りは彼女がプレゼントしたものと思われる。
- ラミア・ラヴレス
- W17。生みの親として、彼女に「人間」という感情とその生き方を与えた。
- エクセレン・ブロウニング
- OGでは同じ存在として意識していた。特に「恋人」という部分では共感していた。
- ハーケン・ブロウニング
- W00。他のWシリーズと違う技術で誕生している(試験管ベビーに近い)。同姓である事から、遺伝子上はレモンの息子ではないかとも言われている(父親がアクセル説もある)。予約特典のCDドラマでもそのことを示唆するレモンの台詞があり、ハーケンもブロウニング姓については「レモンが自分の母親(かも知れない)」と発言する場面がある。なお、『EXCEED』において、ハーケンの専用アクセサリとして「紫のサークレット」が登場し、「懐かしい感じがする」と説明されている。
- アシェン・ブレイデル
- レモンが造り上げた初期型Wナンバーの一つ、W07。ゲーム本編でレモンと会うことはない。予約特典のCDドラマでは、機動兵器の操縦に対応していないため、別の目的であるプランEFに従事させようと眠りにつかせていた。
- ピート・ペイン
- W03。ゲーム本編でレモンと会うことはない。矛盾だらけの任務に翻弄された生き様だったが、最期の瞬間、自分を開発したレモンへの感謝の言葉をアクセルに託して散った。尤も、この言葉が彼女に届く事はないのだが…。
名台詞
戦闘台詞
- 「あなたの存在が、彼女の運命を変えたのかもね」
- キョウスケとの特殊戦闘台詞。間違ってはいないのだが、「向こう側」を考えるとそうとも言い難い面がある。
- 「なにこれ、ちょっとヤバイんじゃない?」
- 被弾(大破)時の台詞。何気にエクセレンの言いまわし。
携帯機シリーズ
- 「はーい。酸っぱいレモンはいかが? 今なら地獄の片道切符付よ」
- 『A』の没シナリオの台詞の一つ。この時点ではエクセレンとは設定に繋がりはないが、どこかエクセレンっぽい言葉遣いである。
- ヴィンデル「私は楽しくて仕方がない。…この感覚…闘争だよ。そして、その混沌が生むものが、我々の望むものだ」
レモン「あなたが、でしょ?」 - 第25話「星明りの小夜曲」or「スターライト・セレナーデ」より。主語を大きくして悦に浸るヴィンデルに対しての皮肉。組織としては同調していても、個人としてはヴィンデルと反りが合うわけではないことが描写されている。
- 「ダメ、あなたが決めなさい。Wシリーズとしてのあなた自身の意思でね」
- 『A』ラミア編第27話「エンドレス・ワルツ」より。OGシリーズでも「楽園からの追放者」にて発言する。ラミアに帰還を呼び掛けた際、「レモン様がそう仰るのならば」と返した彼女を制して。「人形」だったラミアが感情を得て「人間」となったとき、レモンは「創造主」でも「敵」でもなく、「母親」としてその決断を認め、見送った。
- 「知恵のリンゴを食べたアダムとイブは、楽園から追放されたのよ、W17」
- 同上。自らの選択でシャドウミラーから出奔したラミアにかけた言葉。アダムは複数の宗教で最初の人間とされた存在であり、善悪の知識を得たアダムとイブを、感情を得たラミアに喩えての台詞。これに関連して、『OG外伝』でエクセレンが、新天地を求めて旅立つアクセルとアルフィミィをアダムとイブに例える場面がある。レモンとエクセレンには何かアダムとイブに拘りがあるのだろうか?
- 「ご名答。台所事情がきびしいのよ、我が隊はね」
- 『A』最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」にて。オリジナルの敵組織が版権敵勢力の機体と共に登場する展開は数あれど、ここまで情けない理由はちょっと他にないだろう。
- 「戦いこそが兵士の魂のよりどころとなる…そんなことを言った坊やがいたと思ったけど?」
- 同上。自軍に戦争を否定された際、シャドウミラーと似た主張を掲げていた張五飛を例にとって自軍の反論を黙らせようとする。これに五飛自身は何も言えなくなってしまうが、ヒイロからは「五飛とお前達とでは根本的に違う」と一蹴され、五飛はそのフォローに救われている。
- 「凄いわ、W17。そこまで感じ取れるようになったなんて…あなたは私の誇りよ」
「でもね、これも覚えなさい。…絶対に退けない、意地をかけた戦いがあることをね」 - 最終決戦におけるラミアとの会話にて。この前にアクセルの仇と言うが、ラミアのこの発言を聞いて、仇どころか「感情を理解し、母親から巣立っていく」ということを喜んでいるようにも見受けられる。しかし、Aでは自軍と戦わずともよい場面であえて決着を付けにきた際の台詞だったが、OG2では実際に退けない状態のため微妙に違和感がある。むしろ「一度進んだ道である以上、簡単に引き返せはしない」という意味合いととるべきだろうか。
- 「…私もね…時々、考えたことはあるわ」
「私たちが…戦争がない世界で…軍とは無縁の形で出会ってたら…」
「ふふ…やめ…た」 - 『A』におけるレモンとアクセル(主人公バージョン)の最期のやり取り。ラミアが主人公の場合は「私たちが…」の箇所が「私とアクセル…」に変わる。この台詞や機体からの脱出を促したアクセルの態度からもわかる通り、道や考えは違えどお互いに相思相愛であったことがわかる。
- 「…そうか…あなたは…」
- 『A』で彼女を倒さずにクリアしたときの、主人公が自爆する直前の台詞。レモンは以前に主人公から、この世界に自分たちの居場所はないと気付いたから自爆を図ったと聞かされていた。その思いは今も変わっていないことに気付いたのだろう。
OGシリーズ
- 「違うわね。感情や判断力を個々に持たせる…いえ、持っていると思わせるのは反対よ」
「それによって引き出せる力は大きいけど、ひどく不安定だもの。……スクールの子供達みたいに」
「そして、調整されている以上の力を出すことは出来ない…その呪縛を解かない限りは、次のステージにはたどり着けない…」 - 「現れた「影」」にてヴィンデルから「マシンナリー・チルドレンとWシリーズは似たようなものではないか」と言われた際の返答。兵器としてのWシリーズに感情を持たせることは反対しているようだが、一方で感情を持つことでスペック以上の力を出せることには科学者として興味があるようだ。ヴィンデルからは「何を言いたいのかわからない」と一蹴されてしまったが。
- (W17……この子は……まさか?)
- 「招かれざる異邦人(後編)」にて、ラミアに指令を伝えた後、指令とは関係ない質問をしてきたラミアを見て。その質問には答えなかったが、「関係ない質問をしてきた」ということから、ラミアにはWシリーズに本来存在しないはずの「自我」が芽生えていた。この様子をみたレモンは…
- 「自分で考えて、自分でお決めなさい。W…いえ、ラミア・ラヴレス」
- 同話の通信の最後に。あえてこう伝えることで、ラミアの意思を見ることにした。この指令を聞いたラミアが、ハガネやヒリュウ改の面々との交流を経て出した決断は…
- 「W17……!それがあなたに芽生えた“意思”なの……!?」
「あなたは…次のステージに進んだのね……やはり、あなただけが…あなたこそが……最高傑作……」 - 「壊れた人形」より。自爆しようとしたラミアに対し。Wシリーズ最高傑作に芽生えた意志は、シャドウミラーの理想を否定するものだった…
- 「するわけないじゃない。今までのWシリーズにはなかった、完全な自我の確立…成功したのはあなただけよ、W17」
- 「でも、あなたにはあなたの自我が生まれ…与えられた指令に従わず、自分自身の意思で判断し、行動した」
- 「つまり、目覚めた方向が私のプランとまったく正反対。…素直には喜べないわね」
- 「楽園からの追放者」にて、指令に対して疑問を持つどころかそれに逆らって行動するような思考ルーチンは組み込まれてないWシリーズであるはずのラミアが、指令を無視して自爆した事で「壊れている」と戸惑っていたがそれを修正しなかった事を問われて。自分のプランとは正反対の方向に目覚めたとはいえ、レモンは自我の確立に成功したラミアの成長を認め、その意思を尊重し、そして喜びを示していた。OGシリーズのどこぞのマッドサイエンティストに爪の垢でも飲ませてやりたいくらいである。
- 「『向こう側』でも……『こちら側』でもない世界で……彼と話す……わ」
- 『OGS』で追加された台詞。アクセルへの愛情が垣間見られる名台詞……なのだが、そのアクセルはなんと続編で生還。「『向こう側』でも『こちら側』でもない世界」で、レモンは何を思うのか……。ただし、「『向こう側』でも『こちら側』でもない世界」のエンドレスフロンティアにおいては、アクセルはもう一人のエクセレンの複製的存在である、アルフィミィとのコンビを組んでいたが…。なお、『OGIN』ではアクセルより先に退場するためカットされている(後述)。
- 「いいのよラミア。私は私のもう一つの可能性を見られた。それには貴方も含まれている…」
「じゃあね…もう一人の私…そして私の娘…生きなさい…この世界で…」 - 『ジ・インスペクター』での最期の言葉。エクセレンだけでなくWシリーズでありながら完全な自我を確立したラミアも「自分のもう一つの可能性」であり「娘」だと認めていた。
搭乗機体・関連機体
搭乗機体
- アンジュルグ
- GBA版『A』での搭乗機。GBA版『A』では主人公の搭乗機によってアシュセイヴァーと二者択一で固定される。
- アシュセイヴァー
- GBA版『A』並びに『OG2』での搭乗機。
- ヴァイスセイヴァー
- 『OGS』以降に設定された専用機。『A PORTABLE』でも逆輸入されて、同作での搭乗機はこちらで固定。
開発機体
余談
- エクセレンと同姓ということで、OG参戦まで彼女との関係がファンの間では取りざたされた。しかし寺田貴信プロデューサーがレモンを参戦させる際にもともとの設定を考えた森住惣一郎氏に「2人は同姓だが何か関係があるのか」を尋ねた所、森住氏は「ないです」と答えた上、後に「一緒だと意味深かな……と思って(笑)」とも吐露している[1]。寺田プロデューサーは辻褄合わせに苦労した末[1]、「実は平行世界の同一人物だったが…」という後付設定を与えた。
- ただ、Lemonは英語では果物のレモンを指す以外に「ポンコツ」、「傷物」といった意味合いでも使われる単語であり、Excellent(優秀)に通じるエクセレンと対照的なネーミングともなっている。これは偶然の一致であるが、結果的に設定の補強に役立ったようである。
- ちなみにファンの間ではエクセレンとの関係は姉妹説が有力視されていたが、そちらもレモンがエクセレンを死んだ妹だと周囲に誤魔化していたという形で拾われている。
脚注
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