「ケンゾウ・コバヤシ」の版間の差分

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'''ケンゾウ・コバヤシ'''は「[[バンプレストオリジナル]]」の登場人物。
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巷の噂では「人間の脳以外、興味がない」負の研究者としてのイメージがあり、その噂違わず人間を半ば実験道具としか見てない面がある。その一方で、二人の娘に対しては親としての情愛に満ちているが、それを表面には出さず厳しさを前面に出している。また、かつての特脳研で起きた事故が原因なのかは分からないが、人間を道具として使うあまりアヤやマイを見てやれなかったことへの後悔を抱えているなど、単にマッドサイエンティストとも善人とも割り切ることの出来ない二面性を持つ。<br />
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巷の噂では「人間の脳以外、興味がない」負の研究者としてのイメージがあり、その噂違わず人間を半ば実験道具としか見てない面がある。その一方で、二人の娘に対しては親としての情愛に満ちているが、それを表面には出さず厳しさを前面に出している。また、かつての特脳研で起きた事故が原因なのかは分からないが、人間を道具として使うあまりアヤやマイを見てやれなかったことへの後悔を抱えているなど、単にマッドサイエンティストとも善人とも割り切ることの出来ない二面性を持つ。ただ地球の危機に対しては如何なる方法も辞さない覚悟を持っていることは、アヤやマイら[[SRXチーム]]も理解している。
ただ地球の危機に対しては如何なる方法も辞さない覚悟を持っていることは、アヤやマイら[[SRXチーム]]も理解している。
 
  
なお、ゲームだけ見るとOG2で急に善人化したようにも見える(α外伝でも伏線は描かれている)が、スーパーロボットスピリッツの前日談を描いたノベライズで既にケンゾウが父親としてアヤを大切に思っている人物である事が描かれている。
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なお、ゲームだけ見ると『OG2』で急に善人化したようにも見える(『α外伝』でも伏線は描かれている)が、『[[スーパーロボットスピリッツ]]』の前日譚を描いたノベライズで既にケンゾウが父親としてアヤを大切に思っている人物である事が描かれている。
  
 
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:サブシナリオで登場。今回は良い人的な描写は見受けられない。マイが気負い過ぎているところがあったので、敢えて厳しい態度を貫いたのかもしれない。
 
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:「実は良い人」と多くのプレイヤーの知る事になった作品であるが、顔グラの差分がないため、アヤに謝罪している場面が台無しになっているとも言えなくはない。
 
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:GBA版の反省からか、俯き気味になった顔の差分が追加され、アヤに謝罪する場面で使われた。
 
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== 名台詞 ==
 
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;「我々の研究はいよいよ最終段階へ入ったことになる。イングラム少佐、人が己の限界を超越する日は近いぞ…フフフ」
 
;「我々の研究はいよいよ最終段階へ入ったことになる。イングラム少佐、人が己の限界を超越する日は近いぞ…フフフ」
:スパロボαシナリオ第29話にて。ケンゾウの負の部分を強調する部分。人間を素材として見ている節があるが…。
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:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第29話より。ケンゾウの負の部分を強調する台詞。人間を素材として見ている節があるが…。
 
;「それは……マイ次第だ。内なる呪縛は自分自身の力で断ち切らねばならん」<br />(そうだ……。もう私が直接手を下してはならない……)<br />(過去の過ちを……繰り返すわけにはいかんのだ。マイや……アヤに対しても)
 
;「それは……マイ次第だ。内なる呪縛は自分自身の力で断ち切らねばならん」<br />(そうだ……。もう私が直接手を下してはならない……)<br />(過去の過ちを……繰り返すわけにはいかんのだ。マイや……アヤに対しても)
:OG2シナリオ「招かれざる異邦人(後半)」にて。SRXチームにマイが[[レビ・トーラー|レビ]]であることを打ち明け、それを隠すよう言い含める。チームの心境は複雑であるが、ケンゾウ自身も複雑な心境を抱え、しかしそれに立ち向かわなければならない、と心の中で言い含めている。
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:『OG2』第32話「招かれざる異邦人(後半)」より。SRXチームにマイが[[レビ・トーラー|レビ]]であることを打ち明け、それを隠すよう言い含める。チームの心境は複雑であるが、ケンゾウ自身も複雑な心境を抱え、しかしそれに立ち向かわなければならない、と心の中で言い含めている。
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;「決まっている」<br/>「生き残るためだ」
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:『Record of ATX』にてイングラムの離反後、昏睡状態のままのアヤを「戦闘できるように調整してある」と現場への復帰を決断したことをラーダに「なぜ自分の娘にそこまでするのか」と咎められた際に。
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:一見「地球人類が生き残るために自分の娘ですら利用する」ように受け取れる発言となっているが……。
  
 
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2024年5月11日 (土) 23:06時点における最新版

ケンゾウ・コバヤシ
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 麦人
初登場SRW スーパーロボット大戦α
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 49歳
所属 特脳研地球連邦軍極東支部
役職 博士
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ケンゾウ・コバヤシは「バンプレストオリジナル」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

SRX計画の参加者の一人。アヤ・コバヤシマイ・コバヤシの父でもある。禿頭で口ひげに丸メガネの風貌で、頭部の脳にあたる辺りには傷口がある。かつては「特脳研」(特殊脳医学研究所)の研究者であり、人間の念(αパルス)を研究していた。念動力の存在を証明し、それを引き出す装置T-LINKシステムイングラム・プリスケンと協力して開発した。

巷の噂では「人間の脳以外、興味がない」負の研究者としてのイメージがあり、その噂違わず人間を半ば実験道具としか見てない面がある。その一方で、二人の娘に対しては親としての情愛に満ちているが、それを表面には出さず厳しさを前面に出している。また、かつての特脳研で起きた事故が原因なのかは分からないが、人間を道具として使うあまりアヤやマイを見てやれなかったことへの後悔を抱えているなど、単にマッドサイエンティストとも善人とも割り切ることの出来ない二面性を持つ。ただ地球の危機に対しては如何なる方法も辞さない覚悟を持っていることは、アヤやマイらSRXチームも理解している。

なお、ゲームだけ見ると『OG2』で急に善人化したようにも見える(『α外伝』でも伏線は描かれている)が、『スーパーロボットスピリッツ』の前日譚を描いたノベライズで既にケンゾウが父親としてアヤを大切に思っている人物である事が描かれている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
スーパーロボット大戦α外伝
アヤとレビ・トーラーだったマイをティターンズから匿っていた。この事に対してリュウセイが感心しており、結果として『OG2』の伏線になっている。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
サブシナリオで登場。今回は良い人的な描写は見受けられない。マイが気負い過ぎているところがあったので、敢えて厳しい態度を貫いたのかもしれない。

単独作品 [編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
本編には登場しないが、『新スーパーロボット大戦大百科』ではR-3パワードの制作者として名前が記載されている[1]

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
「実は良い人」と多くのプレイヤーの知る事になった作品であるが、顔グラの差分がないため、アヤに謝罪している場面が台無しになっているとも言えなくはない。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
GBA版の反省からか、俯き気味になった顔の差分が追加され、アヤに謝罪する場面で使われた。
第2次スーパーロボット大戦OG
本作ではイーグレット・イングの念動力を調べた。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
本作ではラマリス対策を生み出したほか、トーヤ・シウンの脳構造を調べる課程で、シュンパティアとサイトロン・コントロールの関連など要所で活躍している。本職と言うことで負の部分を垣間見えたり。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター

人間関係[編集 | ソースを編集]

アヤ・コバヤシ
娘であるが、実はケンゾウの娘という確たる事実はない。SRXチームの要を強要しているものの、お互い嫌っているどころかむしろ心配し合っている。ケンゾウがアヤに過酷な実験を繰り返すのも、全てはSRXの生体パーツ的な側面を持つ彼女を生き延びさせるためであり、アヤもそれを理解しているからだろう。
マイ・コバヤシ
養父として引き取る。課せられた運命に立ち向かうよう促す。
イングラム・プリスケン
念動力研究の第一人者であり、彼とともに「人間を超える存在」を追究している。
ヴィレッタ・バディム
死亡したイングラムの後継ぎとして、共に研究を進めている。
カーク・ハミル
SRX計画のチームであり、T-LINKシステムの運用を一手に任されている。ケンゾウとは性格は似ている。
ロバート・H・オオミヤ
オオミヤの場合は実験道具として使うことに難色を示している。
リュウセイ・ダテ
彼の念動力を研究しているが、それ以前に彼の母親にも関連がある。また、彼に対しては無理に実験を行うなどの行動は取っておらず、現在のケンゾウの基本的な方針が伺える。
ライディース・F・ブランシュタイン
過酷な研究を見て、彼も過去の事故を思い起こしては複雑な心境である。それゆえ、自分が課せられた使命を心に刻んでいる。
ユキコ・ダテ
かつての被検体。
アギラ・セトメ
かつて彼女と共に研究を行っていた事がある。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「我々の研究はいよいよ最終段階へ入ったことになる。イングラム少佐、人が己の限界を超越する日は近いぞ…フフフ」
α』第29話より。ケンゾウの負の部分を強調する台詞。人間を素材として見ている節があるが…。
「それは……マイ次第だ。内なる呪縛は自分自身の力で断ち切らねばならん」
(そうだ……。もう私が直接手を下してはならない……)
(過去の過ちを……繰り返すわけにはいかんのだ。マイや……アヤに対しても)
『OG2』第32話「招かれざる異邦人(後半)」より。SRXチームにマイがレビであることを打ち明け、それを隠すよう言い含める。チームの心境は複雑であるが、ケンゾウ自身も複雑な心境を抱え、しかしそれに立ち向かわなければならない、と心の中で言い含めている。
「決まっている」
「生き残るためだ」
『Record of ATX』にてイングラムの離反後、昏睡状態のままのアヤを「戦闘できるように調整してある」と現場への復帰を決断したことをラーダに「なぜ自分の娘にそこまでするのか」と咎められた際に。
一見「地球人類が生き残るために自分の娘ですら利用する」ように受け取れる発言となっているが……。

関連機体[編集 | ソースを編集]

R-3
SRX
バンプレイオス

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦大百科』56頁。