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== XAM-008-HI ハイペリオン(Hyperion) ==
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{{Otheruseslist|『バンプレストオリジナル』の登場機体である'''ハイペリオン'''|『[[機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY]]』の登場機体|ハイペリオンガンダム}}
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
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{{登場メカ概要
**[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
| 外国語表記 = HYPERLION
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[OGシリーズ]]
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
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*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
*型式番号:XAM-008-HI
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}
*分類:外宇宙航行用[[アーマードモジュール]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
*全長:29.5m
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*重量:107.9t
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}}
*推進機能空中浮揚機関:[[テスラ・ドライブ]]×4基
 
*開発者:[[フィリオ・プレスティ]],[[ツグミ・タカクラ]]
 
*所属
 
**[[αナンバーズ]](αシリーズ)
 
**不明(OGシリーズ)
 
*主なパイロット
 
**[[アイビス・ダグラス]]【メイン】
 
**[[スレイ・プレスティ]]【サブ・火器管制】
 
**[[ツグミ・タカクラ]]【サブ・機体補助】
 
*メカニックデザイナー:小野聖二
 
  
「コードHYPER77」の入力後、フォーメーションヘリオスを経て、「'''[[アルテリオン]]'''」と「'''[[ベガリオン]]'''」が合体した姿。この形態になって初めて、『[[プロジェクトTD]]』の目的である恒星間航行が可能となる。まさに、シリーズ77の最終目標となる機体。
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = 外宇宙航行用[[分類::アーマードモジュール]]([[分類::リオンシリーズ]]、[[分類::シリーズ77]])
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*{{所属 (メカ)|αナンバーズ}}(αシリーズ)
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*{{所属 (メカ)|鋼龍戦隊}}(OGシリーズ)
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'''ハイペリオン'''は『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』のリアル系女主人公機の強化形態。
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== 概要 ==
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「コードHYPER77」の入力後、フォーメーションヘリオスを経て、[[アルテリオン]]と[[ベガリオン]]が合体した姿。この形態になって初めて、『[[プロジェクトTD]]』の目的である恒星間航行が可能となる。まさに、シリーズ77の最終目標となる機体。
  
劇中ではDFのアルテリオンとベガリオンが合体した状態となっているが、CFのアルテリオンと合体するのが本来の姿。この状態で4つの[[テスラ・ドライブ]]を同調させ、なおかつ十分な加速距離が得られれば、その速度は亜光速にまで達するという。速度、機動性ともに桁違いで、アイビス・ダグラス一人ではとてもではないが操縦できないらしい。そのためか、航法ナビゲーターを[[ツグミ・タカクラ]]、火器管制オペレーターを[[スレイ・プレスティ]]が勤める。戦時下では、武装オプションを施されたアルテリオンとベガリオン、両方の武器が使用可能となる為、ハリネズミの様相を呈している。
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劇中ではDFのアルテリオンとベガリオンが合体した状態となっているが、本来は航行形態であるCFのアルテリオンと合体することを想定している。この状態で4つの[[テスラ・ドライブ]]を同調させ、なおかつ十分な加速距離が得られれば、その速度は亜光速にまで達するという。速度、機動性ともに桁違いで、[[アイビス・ダグラス]]一人ではとてもではないが操縦できないらしい。そのためか、航法ナビゲーターを[[ツグミ・タカクラ]]、火器管制オペレーターを[[スレイ・プレスティ]]が勤める。戦時下では、武装オプションを施されたアルテリオンとベガリオン、両方の武器が使用可能となる為、ハリネズミの様相を呈している。
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空間転移技術が未発達のOGシリーズではさらに設定が追加されている。
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本機は構成の都合上、テスラ・ドライブ4機によって推進するのだが、アルテリオン・ベガリオンのドライブは「ツイン・モーダル」というテスラ・ドライブのシンクロ運用が実装されている。簡単に言うと、テスラ・ドライブそれぞれが互いを空間内で認識し合うことにより、常に同調率を安定できるというもの。
 +
ハイペリオンの状態になるとこれは「クワッド・モーダル」という4基での相互干渉を起こし、機体周辺に完全鏡面球体フィールド「ディスクリート・スフィア」を発生させる。このスフィアは内部と外部を可視光線などを除き完全に隔離する作用を持ち、一言で言うとハイペリオンを覆う球状結界である。
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理論上は時空連続体を切り裂き、空間・次元転移をも成し遂げられるが、[[封印戦争]]の段階では技術力とテクノロジーが全く追いついておらず、机上の空論となっている。
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なお、合体の仕組みとしては、ベガリオンが上下に分かれ、アルテリオンがDFの状態で俯せに挟まって上体を起こしたような形。ゲーム中のグラフィックだけだとアルテリオンがベガリオンを装着しているように見えるが、設定画を見ると背中にアルテリオンの脚部が確認できる。
 +
 
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=== 構成機体 ===
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;[[アルテリオン]]
 +
:DF形態で機体中央に位置。両脚は背部でスラスターのようになっている。
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;[[ベガリオン]]
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:機体の上下でアルテリオンを挟み込むように合体。
  
 
=== ゲームの扱い ===
 
=== ゲームの扱い ===
合体した機体であるにもかかわらず高い運動性を持ち、さらに[[分身]]まで可能という、リアル系面目躍如の機体。さらに、アイビスが[[集中]]を使えば、回避率はかなりのものになる。当然実弾しかないので、わりと敵を選ばずに戦えるのも利点。移動力が高いのも魅力。だが、合体状態での出撃が不可能なので、小隊員枠を一つ無駄にしてしまうところが残念といえば残念(とは言え、ベガリオンのコストは0.5である)。OGシリーズでは「ツインユニット」が導入され、2機一組が完成する。
+
合体した機体であるにもかかわらず高い運動性を持ち、さらに[[分身]]まで可能という、リアル系面目躍如の機体。更に[[集中]]を使えば、回避率はかなりのものになる。射撃武器は実弾系しかないのでBセーブとすこぶる相性が良く、[[PS装甲]]の類に弱い。武装が豊富で射程も長い反面、攻撃力自体は若干低めになっている。
また第2次スーパーロボット大戦OGでは合体したまま出撃できることが明らかにされた。
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 +
合体状態での出撃が不可能なので、『[[αシリーズ]]』では小隊員枠を一つ無駄にしてしまうところが残念といえば残念(とは言え、ベガリオンのコストは0.5である)。一応分離で小隊攻撃などの手数を増やすことも可能。『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』では合体したまま出撃できるようになっている(これは同じく合体機である[[グルンガスト参式|参式]]や[[龍虎王]]、[[Gコンパチブルカイザー|カイザー]]も同じ)。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:リアル女主人公であるアイビスの後継機…というか合体機。ちなみに他主人公と比べると参戦時期が僅かに遅い(アイビスルートのみ他主人公が乗り換える話のところが本人の覚醒イベントになるため)。3人乗りで使いやすいMAP兵器持ちなので敵殲滅にはうってつけ。マニューバGRaMXsはPS2の限界を僅かに超えており、処理落ちが発生する。
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:初登場作品。リアル女主人公であるアイビスの後継機…というか合体機。37話で登場。他主人公が後継機に乗り換える第31話が、アイビスルートのみ本人の[[覚醒]]+アルテリオンの強化イベントとなっているため、参戦時期が僅かに遅い。3人乗りで使いやすいMAP兵器持ちなので敵殲滅にはうってつけ。本機以外で地点指定型MAP兵器を持つのは終盤の[[核ミサイル|核兵器]][[ラー・カイラム|持ち]][[ガンダム試作2号機|2機]]だけのため活躍の場は多い。マニューバーGRaMXsはPS2の限界を僅かに超えており、処理落ちが発生する。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:マニューバGRaMXsの演出が変わったため、女性三人のカットインは見れなくなった。小隊員としても案外いける。合体は第44話より。
+
:マニューバGRaMXsの演出が変わったため、女性三人のカットインは見れなくなった。小隊員としても案外いける。合体は第44話より。上述通り実弾しかないため、[[PS装甲]]を持つコズミック・イラ製の敵ガンダムと相性が悪い。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:合体したまま出撃できることがプロデューサー直々に明らかにされた。見事に合体し、ハイペリオンになる。頭身がαシリーズより多少変わったため人によっては違和感を感じるかもしれない(というより一部以外の第2次OGでOGシリーズに初登場した機体のほとんどがOG外伝までに登場していた機体より頭身が高めになっている)
+
:第43話で登場。本作で貴重な空「A」を所持しており、更に宇宙マップこそ少ないものの適応地形宇宙「S」を持つ。全機体No.1の移動力と、高い[[運動性]]、3人乗りによる潤沢な精神コマンドが持ち味。特にスレイはラーニング使えるため、PP稼ぎに便利。強化パーツを3つ装備できるため、「カートリッジ」を装備させてBセーブを習得させずに運用するといい。なお最大攻撃力は並より若干上程度。少しでも火力を稼ぐなら逐一分離させよう。
:本作で貴重な空「A」を所持していおり、更に宇宙マップこそ少ないものの適応地形宇宙「S」を持つ。
+
:合体状態がデフォルトとなるので、出撃枠圧迫の心配はなくなった。マニューバGRaMXsなど大半の武器が合体前と弾数を共有しているが、援護攻撃に使いやすいアルテリオンのGアクセルドライバーおよびベガリオンのGブレイクドライバーの弾数はハイペリオンから独立しているので、分離と援護攻撃を駆使してダメージを稼ぐ戦法に支障はない。なおリアル系にしては初期攻撃力が高いためか改造での上昇値が最低レベルで、改造すると中ランクまでの通常武器は合体前より弱くなる逆転現象が起こる。同じ名前のものは勿論、ツインやWになって初期威力が多少上がったものまで逆転されるのはなかなか不思議な光景である。
:全機体No.1の移動力と、高い運動性、3人乗りによる潤沢な精神コマンドが持ち味。
+
:『第2次OG』でOGシリーズに初登場したほとんどの機体のグラフィックは『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』までに登場していた機体より頭身が高めに描かれており、ハイペリオンもその例に漏れないのだが、他のSRWより頭身が低く描かれていた『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』以来の参戦であるハイペリオンは、特に大きな差が感じられるかもしれない。
:武装の大半が実弾兵器で敵が多めのため、弾数が少なりがちだが、強化パーツを3つ装備できるため、余りがちな「カートリッジ」を装備することでその点は補える。
+
:ちなみに、アルテリオンがDFでないと合体できないのに注意。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
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:宇宙ルート7話から参入。基本的な性能は『第2次OG』と変わらず。一部の武装で逆転現象が起こるのもそのまま。
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:アイビスの成長タイプが射撃系大器晩成型なので序盤は機体性能にパイロット能力が追いつかない。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;ツインGGキャノン 「ツイングラビティーガイダンスキャノン」
+
[[ミサイル]]系武装の詳細は[[CTM]](Consolidated Tactical Missile;戦術統合ミサイル)の項目を参照。
:主力武器となる機関砲。GGとはGravity Guidance(重力誘導)の略で、テスラ・ドライブを用いて弾道を安定させ、射程距離と命中率を向上させている。
+
;ツインGGキャノン
 +
:主力武器となる機関砲。GGとはGravity Guidance(重力誘導)の略で、テスラ・ドライブを用いて弾道を安定させ、射程距離と命中率を向上させている。この武装を始めアルテリオンとベガリオンで同じ武装を装備しているものは、それらを同時使用している。
 
;ソニック・セイバー
 
;ソニック・セイバー
:機体船体内蔵のエネルギーソード。
+
:機体船体内蔵のエネルギーソード。ソニック・ブレイカーの発展型のさらに発展型。『αシリーズ』では切り裂くというよりも4本を束ねて伸ばして突き刺す、射撃武器にも見える演出となっている。
 
;CTM-02 スピキュール
 
;CTM-02 スピキュール
:脚部内蔵のミサイルランチャー。
+
:アルテリオンに内蔵された小型ミサイルランチャー。本来はアルテリオンの背から放つ武器だが、現状どのタイトルでもベガリオンのプレアディスと同じ部分から発射している。[[全体攻撃]]武器。
 
;CTM-05 プレアディス
 
;CTM-05 プレアディス
:ベガリオンに内蔵されたクラスターミサイルを一基装備。着弾指定型[[マップ兵器]]
+
:ベガリオンに内蔵されたクラスターミサイルを一基装備。着弾指定型[[マップ兵器]]。マップ兵器専用の上昇値なため、OGシリーズでの逆転現象は発生しない。
 
;CTM-07 プロミネンスW
 
;CTM-07 プロミネンスW
:両腕に内蔵のミサイルランチャー
+
:アルテリオンの両腕とベガリオンの両翼の武装コンテナにそれぞれ内蔵されたミサイルランチャー。
 
;CTM-09 セイファート
 
;CTM-09 セイファート
:脚部から発射される対艦用の巡航ミサイルを二基内蔵。
+
:両翼のユニットに搭載された対艦巡航ミサイル。気力制限が無い中では最も長射程・高威力だが弾数が非常に少なく、命中補正もやや悪い傾向。
 
;Gドライバー・Xコンビネーション
 
;Gドライバー・Xコンビネーション
 
:機首先端から4基によるテスラ・ドライブによって加速した弾体を高速で撃ち出すレールガンの一種。
 
:機首先端から4基によるテスラ・ドライブによって加速した弾体を高速で撃ち出すレールガンの一種。
;[[マニューバGRaMXs]]
+
:弾速を重視したアルテリオンのGアクセルドライバーと、破壊力を重視したベガリオンのGブレイクドライバーを時間差で発射する。
:テスラ・ドライブを応用した高速攻撃フォーメーションアタック。[[第2次α]]では全火器発射ののち、Gドライバーを至近距離で放つ。[[第3次α]]においてはGドライバーでなく、アステリオンとベガリオンが分離してソニック・セイバーで切り裂く。分離してGRaMXsを使用していることから、スレイもこの技術を修得していると思われる。
+
:OGシリーズでは合体前のどちらの元武器とも弾数を共有していない、というか弾数が半分に減っているのをはじめ、元武器から性能が割と変わっている。逆転現象はこれ以上の武装では起きない。
 +
;[[マニューバーGRaMXs]]
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:テスラ・ドライブを応用した高速攻撃フォーメーションアタック。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では全火器発射ののち、Gドライバーを至近距離で放つ。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』においてはGドライバーでなく、アステリオンとベガリオンが分離してソニック・セイバーで切り裂く。分離してGRaMXsを使用していることから、スレイもこの技術を修得していると思われる。『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』は『第2次α』と『第3次α』の折衷に近い。3人揃ったカットインがヘルメットの形状のせいで某モンスターをもじって『ダグ○リオ』や『ダ○トリオン』と言われたりすることも。
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:最低射程に穴があったりP属性だったりする。装弾数は基本的に少ない。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
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=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]・[[宇宙|宇]]
 
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:[[テスラ・ドライブ]]4基で[[飛行]]速度は亜光速となる。
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:[[テスラ・ドライブ]]4基による[[飛行]]速度は亜光速となる。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』では空のみであり、ツインの相方次第では地上に降りられなくなってしまう。
  
 
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
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== [[BGM|機体BGM]] ==
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== 機体BGM ==
 
;「流星、夜を切り裂いて Ver.H」
 
;「流星、夜を切り裂いて Ver.H」
:[[ハイペリオン]]のデフォルトBGM。Hとはハイペリオンを指す。
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:ハイペリオンのデフォルト[[BGM]]。Hとはハイペリオンを指す。
 
 
== 対決・名場面など ==
 
  
== 関連機体 ==
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== 対決・名場面 ==
;[[カリオン]]
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;闇穿つ流星
:シリーズ77の試作機。実質ベガリオンの試作機。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』。ゼゼーナン打倒に成功した[[ヒリュウ改]]の面々は、[[ハガネ]]に合流すべく地球へ帰還することに。しかし、地球は未だに[[バラル]]と[[ルイーナ]]が展開するフィールドによって覆われ、侵入は不可能だった。そんな中、シュウとツグミにより突入プランが提示される。それは、二つのフィールドの隙間を「滑り落ちる」ことで突破する作戦だった。内容はテスラ・ドライブ4基の共鳴力場を展開したハイペリオンを先頭に突入して穴をあけ、[[グランゾン]][[歪曲フィールド]]で続く衝撃を緩和しつつ穴をさらに広げ、その後をブレイク・フィールドを展開したヒリュウ改が突き進むというもの。グランゾンによる保険があるとはいえ、決して成功確率は高いものとは言えなかったが、戦隊はこの作戦を決行。成否のカギを託されたチームTDは、ハイペリオンに全てを懸けて障壁の接触面に突入。視界が開けた時、そこはルイーナの兵器がひしめく南極大陸だった。続けて降下して来たグランゾン、ヒリュウも戦闘態勢に入るが、突如現れたクストースがルイーナを殲滅し、去る。とにもかくにも降下に成功したヒリュウ改はハガネとランデブー、オペレーション・アイスブレイカーに臨む。
;[[アステリオン]]
 
:シリーズ77の試作機。実質アルテリオンの試作機。
 
;[[アステリオンAX]]
 
:アステリオンをテスラ・ドライブのみで推進する機体。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
第3次スーパーロボット大戦αでは、マニューバGRaMXsの最中分離し、合体するのだが、このときハイペリオンのCFを見ることができる。
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*『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、マニューバGRaMXsの最中分離し、合体するのだが、このときハイペリオンのCFを見ることができる。
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
『[[αシリーズ]]』では『[[マクロスシリーズ]]』の存在もあり、フォールドブースターに類する超空間モジュールを取り付けることで恒星間航行が可能となる。しかし『[[OGシリーズ]]』の人類は未だ超空間技術を手にしていないため、現状のままでは恒星間航行は不可能である。仮に光の速度で地球を出発した場合、一番近いプロキシマ・ケンタウリでも片道4.22年かかってしまう。
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*『[[αシリーズ]]』では『[[マクロスシリーズ]]』の存在もあり、フォールドブースターに類する超空間モジュールを取り付けることで恒星間航行が可能となる。しかし『[[OGシリーズ]]』の人類は未だ超空間技術を手にしていないため、現状のままでは恒星間航行は不可能である。仮に光の速度で地球を出発した場合、一番近いプロキシマ・ケンタウリでも片道4.22年かかってしまう。
<!-- == 商品情報 == -->
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**それを踏まえたのか、第2次OGにて概要で述べたクワッド・モーダルやディスクリート・スフィアの設定が追加され、作中時点では机上レベルではあるものの、将来的な空間転移能力獲得の可能性も示された。
<!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> -->
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<!-- == 話題まとめ == -->
 
<!-- == 資料リンク == -->
 
<!-- *[[一覧:ハイペリオン]] -->
 
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:はいへりおん}}
 
{{DEFAULTSORT:はいへりおん}}
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]
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[[Category:OGシリーズの登場メカ]]
 
[[Category:アーマードモジュール]]
 
[[Category:アーマードモジュール]]
 
[[Category:第2次スーパーロボット大戦α]]
 
[[Category:第2次スーパーロボット大戦α]]
 
[[Category:αシリーズ]]
 
[[Category:αシリーズ]]
[[Category:OGシリーズ]]
 

2024年10月14日 (月) 17:45時点における最新版

ハイペリオン
外国語表記 HYPERLION
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン 小野聖二
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 外宇宙航行用アーマードモジュールリオンシリーズシリーズ77
型式番号 XAM-008-HI
全長 29.5 m
重量 107.9 t
推進機関 テスラ・ドライブ×4
所属
パイロット
【メイン】
アイビス・ダグラス
【火器管制】
スレイ・プレスティ
【機体補助】
ツグミ・タカクラ
テンプレートを表示

ハイペリオンは『第2次スーパーロボット大戦α』のリアル系女主人公機の強化形態。

概要[編集 | ソースを編集]

「コードHYPER77」の入力後、フォーメーションヘリオスを経て、アルテリオンベガリオンが合体した姿。この形態になって初めて、『プロジェクトTD』の目的である恒星間航行が可能となる。まさに、シリーズ77の最終目標となる機体。

劇中ではDFのアルテリオンとベガリオンが合体した状態となっているが、本来は航行形態であるCFのアルテリオンと合体することを想定している。この状態で4つのテスラ・ドライブを同調させ、なおかつ十分な加速距離が得られれば、その速度は亜光速にまで達するという。速度、機動性ともに桁違いで、アイビス・ダグラス一人ではとてもではないが操縦できないらしい。そのためか、航法ナビゲーターをツグミ・タカクラ、火器管制オペレーターをスレイ・プレスティが勤める。戦時下では、武装オプションを施されたアルテリオンとベガリオン、両方の武器が使用可能となる為、ハリネズミの様相を呈している。

空間転移技術が未発達のOGシリーズではさらに設定が追加されている。 本機は構成の都合上、テスラ・ドライブ4機によって推進するのだが、アルテリオン・ベガリオンのドライブは「ツイン・モーダル」というテスラ・ドライブのシンクロ運用が実装されている。簡単に言うと、テスラ・ドライブそれぞれが互いを空間内で認識し合うことにより、常に同調率を安定できるというもの。 ハイペリオンの状態になるとこれは「クワッド・モーダル」という4基での相互干渉を起こし、機体周辺に完全鏡面球体フィールド「ディスクリート・スフィア」を発生させる。このスフィアは内部と外部を可視光線などを除き完全に隔離する作用を持ち、一言で言うとハイペリオンを覆う球状結界である。 理論上は時空連続体を切り裂き、空間・次元転移をも成し遂げられるが、封印戦争の段階では技術力とテクノロジーが全く追いついておらず、机上の空論となっている。

なお、合体の仕組みとしては、ベガリオンが上下に分かれ、アルテリオンがDFの状態で俯せに挟まって上体を起こしたような形。ゲーム中のグラフィックだけだとアルテリオンがベガリオンを装着しているように見えるが、設定画を見ると背中にアルテリオンの脚部が確認できる。

構成機体[編集 | ソースを編集]

アルテリオン
DF形態で機体中央に位置。両脚は背部でスラスターのようになっている。
ベガリオン
機体の上下でアルテリオンを挟み込むように合体。

ゲームの扱い[編集 | ソースを編集]

合体した機体であるにもかかわらず高い運動性を持ち、さらに分身まで可能という、リアル系面目躍如の機体。更に集中を使えば、回避率はかなりのものになる。射撃武器は実弾系しかないのでBセーブとすこぶる相性が良く、PS装甲の類に弱い。武装が豊富で射程も長い反面、攻撃力自体は若干低めになっている。

合体状態での出撃が不可能なので、『αシリーズ』では小隊員枠を一つ無駄にしてしまうところが残念といえば残念(とは言え、ベガリオンのコストは0.5である)。一応分離で小隊攻撃などの手数を増やすことも可能。『第2次OG』では合体したまま出撃できるようになっている(これは同じく合体機である参式龍虎王カイザーも同じ)。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。リアル女主人公であるアイビスの後継機…というか合体機。37話で登場。他主人公が後継機に乗り換える第31話が、アイビスルートのみ本人の覚醒+アルテリオンの強化イベントとなっているため、参戦時期が僅かに遅い。3人乗りで使いやすいMAP兵器持ちなので敵殲滅にはうってつけ。本機以外で地点指定型MAP兵器を持つのは終盤の核兵器持ち2機だけのため活躍の場は多い。マニューバーGRaMXsはPS2の限界を僅かに超えており、処理落ちが発生する。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
マニューバGRaMXsの演出が変わったため、女性三人のカットインは見れなくなった。小隊員としても案外いける。合体は第44話より。上述通り実弾しかないため、PS装甲を持つコズミック・イラ製の敵ガンダムと相性が悪い。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦OG
第43話で登場。本作で貴重な空「A」を所持しており、更に宇宙マップこそ少ないものの適応地形宇宙「S」を持つ。全機体No.1の移動力と、高い運動性、3人乗りによる潤沢な精神コマンドが持ち味。特にスレイはラーニング使えるため、PP稼ぎに便利。強化パーツを3つ装備できるため、「カートリッジ」を装備させてBセーブを習得させずに運用するといい。なお最大攻撃力は並より若干上程度。少しでも火力を稼ぐなら逐一分離させよう。
合体状態がデフォルトとなるので、出撃枠圧迫の心配はなくなった。マニューバGRaMXsなど大半の武器が合体前と弾数を共有しているが、援護攻撃に使いやすいアルテリオンのGアクセルドライバーおよびベガリオンのGブレイクドライバーの弾数はハイペリオンから独立しているので、分離と援護攻撃を駆使してダメージを稼ぐ戦法に支障はない。なおリアル系にしては初期攻撃力が高いためか改造での上昇値が最低レベルで、改造すると中ランクまでの通常武器は合体前より弱くなる逆転現象が起こる。同じ名前のものは勿論、ツインやWになって初期威力が多少上がったものまで逆転されるのはなかなか不思議な光景である。
『第2次OG』でOGシリーズに初登場したほとんどの機体のグラフィックは『OG外伝』までに登場していた機体より頭身が高めに描かれており、ハイペリオンもその例に漏れないのだが、他のSRWより頭身が低く描かれていた『第3次α』以来の参戦であるハイペリオンは、特に大きな差が感じられるかもしれない。
ちなみに、アルテリオンがDFでないと合体できないのに注意。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
宇宙ルート7話から参入。基本的な性能は『第2次OG』と変わらず。一部の武装で逆転現象が起こるのもそのまま。
アイビスの成長タイプが射撃系大器晩成型なので序盤は機体性能にパイロット能力が追いつかない。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

ミサイル系武装の詳細はCTM(Consolidated Tactical Missile;戦術統合ミサイル)の項目を参照。

ツインGGキャノン
主力武器となる機関砲。GGとはGravity Guidance(重力誘導)の略で、テスラ・ドライブを用いて弾道を安定させ、射程距離と命中率を向上させている。この武装を始めアルテリオンとベガリオンで同じ武装を装備しているものは、それらを同時使用している。
ソニック・セイバー
機体船体内蔵のエネルギーソード。ソニック・ブレイカーの発展型のさらに発展型。『αシリーズ』では切り裂くというよりも4本を束ねて伸ばして突き刺す、射撃武器にも見える演出となっている。
CTM-02 スピキュール
アルテリオンに内蔵された小型ミサイルランチャー。本来はアルテリオンの背から放つ武器だが、現状どのタイトルでもベガリオンのプレアディスと同じ部分から発射している。全体攻撃武器。
CTM-05 プレアディス
ベガリオンに内蔵されたクラスターミサイルを一基装備。着弾指定型マップ兵器。マップ兵器専用の上昇値なため、OGシリーズでの逆転現象は発生しない。
CTM-07 プロミネンスW
アルテリオンの両腕とベガリオンの両翼の武装コンテナにそれぞれ内蔵されたミサイルランチャー。
CTM-09 セイファート
両翼のユニットに搭載された対艦巡航ミサイル。気力制限が無い中では最も長射程・高威力だが弾数が非常に少なく、命中補正もやや悪い傾向。
Gドライバー・Xコンビネーション
機首先端から4基によるテスラ・ドライブによって加速した弾体を高速で撃ち出すレールガンの一種。
弾速を重視したアルテリオンのGアクセルドライバーと、破壊力を重視したベガリオンのGブレイクドライバーを時間差で発射する。
OGシリーズでは合体前のどちらの元武器とも弾数を共有していない、というか弾数が半分に減っているのをはじめ、元武器から性能が割と変わっている。逆転現象はこれ以上の武装では起きない。
マニューバーGRaMXs
テスラ・ドライブを応用した高速攻撃フォーメーションアタック。『第2次α』では全火器発射ののち、Gドライバーを至近距離で放つ。『第3次α』においてはGドライバーでなく、アステリオンとベガリオンが分離してソニック・セイバーで切り裂く。分離してGRaMXsを使用していることから、スレイもこの技術を修得していると思われる。『第2次OG』は『第2次α』と『第3次α』の折衷に近い。3人揃ったカットインがヘルメットの形状のせいで某モンスターをもじって『ダグ○リオ』や『ダ○トリオン』と言われたりすることも。
最低射程に穴があったりP属性だったりする。装弾数は基本的に少ない。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

分身
「ブレイクターン」による高速回避。
分離
アルテリオンベガリオンへと分離する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

テスラ・ドライブ4基による飛行速度は亜光速となる。
第2次OG』では空のみであり、ツインの相方次第では地上に降りられなくなってしまう。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「流星、夜を切り裂いて Ver.H」
ハイペリオンのデフォルトBGM。Hとはハイペリオンを指す。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

闇穿つ流星
第2次OG』。ゼゼーナン打倒に成功したヒリュウ改の面々は、ハガネに合流すべく地球へ帰還することに。しかし、地球は未だにバラルルイーナが展開するフィールドによって覆われ、侵入は不可能だった。そんな中、シュウとツグミにより突入プランが提示される。それは、二つのフィールドの隙間を「滑り落ちる」ことで突破する作戦だった。内容はテスラ・ドライブ4基の共鳴力場を展開したハイペリオンを先頭に突入して穴をあけ、グランゾン歪曲フィールドで続く衝撃を緩和しつつ穴をさらに広げ、その後をブレイク・フィールドを展開したヒリュウ改が突き進むというもの。グランゾンによる保険があるとはいえ、決して成功確率は高いものとは言えなかったが、戦隊はこの作戦を決行。成否のカギを託されたチームTDは、ハイペリオンに全てを懸けて障壁の接触面に突入。視界が開けた時、そこはルイーナの兵器がひしめく南極大陸だった。続けて降下して来たグランゾン、ヒリュウも戦闘態勢に入るが、突如現れたクストースがルイーナを殲滅し、去る。とにもかくにも降下に成功したヒリュウ改はハガネとランデブー、オペレーション・アイスブレイカーに臨む。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 第3次α』では、マニューバGRaMXsの最中分離し、合体するのだが、このときハイペリオンのCFを見ることができる。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • αシリーズ』では『マクロスシリーズ』の存在もあり、フォールドブースターに類する超空間モジュールを取り付けることで恒星間航行が可能となる。しかし『OGシリーズ』の人類は未だ超空間技術を手にしていないため、現状のままでは恒星間航行は不可能である。仮に光の速度で地球を出発した場合、一番近いプロキシマ・ケンタウリでも片道4.22年かかってしまう。
    • それを踏まえたのか、第2次OGにて概要で述べたクワッド・モーダルやディスクリート・スフィアの設定が追加され、作中時点では机上レベルではあるものの、将来的な空間転移能力獲得の可能性も示された。