「ニー・ギブン」の版間の差分
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2014年10月16日 (木) 23:41時点における版
ニー・ギブン(Nie Given)
ルフト家の隣の領地を治める地方領主ロムン・ギブンの息子。父の指揮の下、ドレイクと戦っていた。敵対するドレイクの娘・リムルとは恋仲である。
ゼラーナ隊のリーダーをつとめるが、最初の頃はお坊ちゃんさが抜けきれず、リムルのことにばかりとらわれていた為、ショウ達は辟易していた。しかし、彼はなぜか女性をひきつけるものをもっていたため、キーンやマーベルはそれでも彼についていっていた。
父と母を結果的にドレイクの手によって殺され、流されるままであった彼も、戦いの中リーダーとして成長していく。ゼラーナを失った後はボチューンに乗り、最終決戦で見事ドレイクを討ち取るが、その直後にドラムロの合体攻撃を受け戦死する。
スパロボのゲーム中では能力的にもストーリー上も今ひとつぱっとしない扱いだが、原作では単独で潜入を実行するエピソードがあるなど、生身でもそれなりの実力を持っていることが窺える。また、恋人の仇ルーザを討ち、最終決戦でドレイクを討ち取るのもニーであるなど、実際はかなり活躍している。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初出演作品。マサキの章で神殿に急ぐルートを通るとシーラ、キーンと共に仲間になる。幸運持ちでこの時は聖戦士技能の概念がなかったためオーラ斬りも普通に使えるため、育てやすい。PS版では音声収録が行われた。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ガラリアを倒した方のルートを選ぶと、エレ、キーンと共に仲間になり、ボチューンに乗って登場。聖戦士技能を持っていないため、二軍行き決定。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- スーパーロボット大戦IMPACT
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初めて初期機体がゼラーナとなる。特殊技能にも指揮や狙撃(今回は他でのガンファイトに当たる技能)を持っていたりとゼラーナの艦長らしくなっている。
- しかし、シナリオ面では出番自体は多いものの、序盤自分が立てた作戦に対する自信をクワトロやフォルカに呆れられたり、地上に出て取り乱しているところを年下のバァンに諭されるなど、不遇なシーンが目立つ。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- Fでは未登場だったため久々に登場。オーラ斬りは使えるがやはり二軍落ちは免れない。音声はPS版EXからの流用。デフォルトユニットはボチューン。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 捨て身を習得した。追加ユニットのガルストームのパイロットに適任。
関連作品
- リアルロボット戦線
- ルート次第では敵として登場し得るが、その場合はマーベルで説得できる。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
意外にも、全作品において「熱血」を習得している。原作での恋人への想いを反映してか、「愛」を習得している作品もある。
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「ダンバイン とぶ」
- オープニング主題歌。
- 「聖戦士たち」
- 劇中BGM。『IMPACT』にてハイパーオーラ斬り使用時の選曲。
人間関係
- ロムン・ギブン
- アの国の地方領主で、父親。原作では撃墜されたトッド用ダンバインを回収し、補充用の弾薬と共にニーに届ける途中に殺された。COMPACT3に登場。
- キーン・キッス
- 部下。想いを寄せられているが、気付いていない。
- リムル・ルフト
- 恋人。打倒ドレイクという目的との間で苦悩する。
- ドレイク・ルフト
- 恋人の父親で、宿敵。最終決戦にてニーの手で討たれる。
- ルーザ・ルフト
- 恋人の母親。実の娘を殺害したこの恐ろしい女は、最終的にニーの手で討たれた。
- ギー・ロズン
- OVAダンバインに登場する騎士。公式では特に言及されていないが、名前にニーとの繋がりが感じられる。
名台詞
- 「聖戦士の帰還を心から感謝する」
- 第19話「聖戦士ショウ」終盤、ショウに対して。東京では辛い出来事ばかりだったショウだが、異世界には彼を受け入れてくれる仲間がいた。
- 「俺たちのゼラーナが…!」
- 墜落していくゼラーナを見ながら。この時点ではグラン・ガランとゴラオンがあるとはいえ、主人公の母艦が沈むというのは珍しい例かもしれない。
- 「お前が殺したのか…! 母親のお前が…我が子を殺したのか~!」
- ようやく再会できた恋人・リムルはすでに母ルーザの手にかかっており、その様子を目の当たりにして逆上した時の台詞。
- 一方、ルーザはそんなニーの問いに対して「他人にお前呼ばわりされる私ではない」などと傲然と言い放つ始末であった。
- 「ドレイク! 貴様のような奴がいたから~!!」
- ドレイクを討ち取った際の台詞。どこかで聞いたような台詞であるが、彼らは未遂に終わったり、戦闘中の敵に発している。