「ゲシュペンストMk-III」の版間の差分
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− | 一方、「ゲシュペンストシリーズを超える量産機」を目指してEOTを取り入れたヒュッケバインシリーズの開発も進められていたのだが、試作1号機である「[[ヒュッケバイン|RTX- | + | 一方、「ゲシュペンストシリーズを超える量産機」を目指してEOTを取り入れたヒュッケバインシリーズの開発も進められていたのだが、試作1号機である「[[ヒュッケバイン|RTX-008R ヒュッケバイン・タイプR]]」のテストドライブ中、動力である[[ブラックホールエンジン]]が暴走し大破<ref>『OGシリーズ』では、テストパイロットを務めていた「あちらの世界」の[[ライディース・F・ブランシュタイン]]も死亡してしまった事が示唆されている。</ref>。基地が丸ごと一つ消滅する大惨事を引き起こしたのが大きく影響し、その後は何機か試作機が開発されながらも、ヒュッケバインシリーズの量産化は正式に中止が決定してしまった。その後、ヒュッケバインシリーズに代わる次期主力機として、『[[SRX計画]]』の機体である[[R-1]]の量産試作機「[[アルブレード|PTX-014 アルブレード]]」の正式量産型「[[エルアインス|RPT-014 エルアインス]]」の量産が決定したのだが、大量生産や機種転換にかなりの時間を要する為か、既に完成した機体であるゲシュペンストMk-IIIもまた見直しされる形で正式採用される事になった。この為、「あちらの世界」から来たシャドウミラー側の人物は、この世界のアルトアイゼンも恒常的に「ゲシュペンストMk-III(または『Mk-III』)」と呼ぶ事になっている。また一部の人物は、アルトアイゼンの更なる改修型である[[アルトアイゼン・リーゼ]]を便宜上「ゲシュペンストMk-IIIカスタム(または『Mk-IIIカスタム』)」と呼ぶ事になっている。 |
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アルトアイゼンのピーキーさを考えると、この機体を正式採用するというのはかなりの無茶な気がしないでもないが、「あちらの世界」におけるアルトアイゼンは、リーゼの更に発展系の様な性能であるらしく、テスラ・ドライブで無理矢理バランス維持しているという無茶な設計等、数々の問題点を軽減している事で、多少はマシなのかもしれない。また、「あちらの世界」における[[地球]]は異星人の襲撃を受けていた状態(『A』では、一時期異星人に制圧されOG世界でもかなりの劣勢で戦況打開が求められた)から、「対異星人用兵器として、ピーキーであろうともとにかく高性能な機体が求められていた」と考えれば、正式採用されたのも頷ける。更に、「あちらの世界」の地球人の方が、機動兵器の平均的な操縦技術その物が高かった可能性もある。なお、地球と敵対するインスペクターの軍隊は、「無人機とバイオロイド搭乗機体群に有人指揮官機が指令を下す『徹底した高効率高機能軍隊』」であった為、有人機の戦略的比重が非常に高く「『有象無象の無人機体を突破し、指揮官機の電撃的強襲・撃破』という危険が大きく伴う戦略が求められていた」為、そのドクトリンに合致するコンセプトのアルトアイゼンが求められたからと思われる。(イルムもその点を指摘しており、指揮官機を優先してして狙っていた。) | アルトアイゼンのピーキーさを考えると、この機体を正式採用するというのはかなりの無茶な気がしないでもないが、「あちらの世界」におけるアルトアイゼンは、リーゼの更に発展系の様な性能であるらしく、テスラ・ドライブで無理矢理バランス維持しているという無茶な設計等、数々の問題点を軽減している事で、多少はマシなのかもしれない。また、「あちらの世界」における[[地球]]は異星人の襲撃を受けていた状態(『A』では、一時期異星人に制圧されOG世界でもかなりの劣勢で戦況打開が求められた)から、「対異星人用兵器として、ピーキーであろうともとにかく高性能な機体が求められていた」と考えれば、正式採用されたのも頷ける。更に、「あちらの世界」の地球人の方が、機動兵器の平均的な操縦技術その物が高かった可能性もある。なお、地球と敵対するインスペクターの軍隊は、「無人機とバイオロイド搭乗機体群に有人指揮官機が指令を下す『徹底した高効率高機能軍隊』」であった為、有人機の戦略的比重が非常に高く「『有象無象の無人機体を突破し、指揮官機の電撃的強襲・撃破』という危険が大きく伴う戦略が求められていた」為、そのドクトリンに合致するコンセプトのアルトアイゼンが求められたからと思われる。(イルムもその点を指摘しており、指揮官機を優先してして狙っていた。) | ||
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GBA版『OG2』までは、Mk-IIIや平行世界のキョウスケの状況を窺い知れる描写が極めて乏しく、こちら側のキョウスケやアルトアイゼンとの違いは少ないと思われていた。だが『OGs』以降は大幅に設定が変更され、「'''Mk-IIIとベーオウルフは[[アインスト]]に侵食され、Mk-IIIは自己再生と進化を行う異形の存在と化した'''」というプレイヤーを驚愕させる展開になっている。この為、指揮をしている「ベーオウルブズ」も、所属している[[量産型ゲシュペンストMk-II]]とそのパイロット共にアインスト化していたと思われる。 | GBA版『OG2』までは、Mk-IIIや平行世界のキョウスケの状況を窺い知れる描写が極めて乏しく、こちら側のキョウスケやアルトアイゼンとの違いは少ないと思われていた。だが『OGs』以降は大幅に設定が変更され、「'''Mk-IIIとベーオウルフは[[アインスト]]に侵食され、Mk-IIIは自己再生と進化を行う異形の存在と化した'''」というプレイヤーを驚愕させる展開になっている。この為、指揮をしている「ベーオウルブズ」も、所属している[[量産型ゲシュペンストMk-II]]とそのパイロット共にアインスト化していたと思われる。 | ||
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いくつか形態があり、転移前のアクセルとの戦闘で再生・巨大化後を行った後の赤いMk-III(スタッフによる通称は[[ブラッディII]]、正式名称は'''[[アインストヴォルフ]]''')、『ジ・インスペクター』の最終決戦にて、再び修復・巨大化を行い、[[ノイ・レジセイア]]を取り込んだ[[ノイヴォルフ]]へと変貌し、実質的に最恐のアインストと化した。その後、自らの眷属となるアインスト達を独自に生み出し、地球へと侵攻。立ちはだかるアクセルの[[ソウルゲイン]]を一蹴するも、[[テスラ・ライヒ研究所]]でソウルゲインと対峙した際にコアに直撃した玄武剛弾が突き刺さったままだったのが仇となり、アルトアイゼン・リーゼにコアをリボルビング・バンカーと共に玄武剛弾に撃ち抜かれて爆砕。搭乗者のベーオウルフと共に完全に滅びる末路を迎えた。 | いくつか形態があり、転移前のアクセルとの戦闘で再生・巨大化後を行った後の赤いMk-III(スタッフによる通称は[[ブラッディII]]、正式名称は'''[[アインストヴォルフ]]''')、『ジ・インスペクター』の最終決戦にて、再び修復・巨大化を行い、[[ノイ・レジセイア]]を取り込んだ[[ノイヴォルフ]]へと変貌し、実質的に最恐のアインストと化した。その後、自らの眷属となるアインスト達を独自に生み出し、地球へと侵攻。立ちはだかるアクセルの[[ソウルゲイン]]を一蹴するも、[[テスラ・ライヒ研究所]]でソウルゲインと対峙した際にコアに直撃した玄武剛弾が突き刺さったままだったのが仇となり、アルトアイゼン・リーゼにコアをリボルビング・バンカーと共に玄武剛弾に撃ち抜かれて爆砕。搭乗者のベーオウルフと共に完全に滅びる末路を迎えた。 |
2024年5月25日 (土) 13:09時点における版
ゲシュペンストMk-III(Gespenst Mk-3)とは、スーパーロボット大戦シリーズに登場、あるいは存在が語られるバンプレストオリジナルのユニットである。
概要
ゲシュペンストMk-IIの後継機を目指して開発されたパーソナルトルーパー。本編中での通称は「Mk-III」。
地球連邦軍の最新量産機として正式採用された際には、「ゲシュペンストMk-III」の名が冠される予定だったが、実際に正式採用される事は無く、あくまでも試作機の開発までに留まり、コードネームである「アルトアイゼン(独語で『古い鉄』)」の名称で呼ばれる事になっている。
現在まで発売されているスーパーロボット大戦シリーズのゲーム内では、実際にゲシュペンストMk-IIIという名のユニットを操作したり、直接プレイヤーが戦闘を行ったりすることは不可能となっている。
機体概要
ゲシュペンストシリーズの最新鋭機の開発を担当する事になったマリオン・ラドム博士は、「EOTに依存しない形での対異星人用機動兵器の開発」を目指した『ATX計画』に基づく形で、開発を開始。「ゲシュペンストの後継機」の開発が目的である為、試作機の開発は一からの再設計では無く、既存のゲシュペンストタイプの機体を改造する形で行われる事になり、ゲシュペンストMk-Iの試作3号機である「PTX-003 ゲシュペンスト・T」が、ベース機として採用された。しかし、大幅な改修を受ける事になった結果、「ゲシュペンストの後継機」として要求されたコンセプトからあまりにも逸脱した代物となってしまう事になった為に正式採用機としては不採用(後継機というよりは、改造機であることは明白)。ゲシュペンストMk-IIIは幻の機体となり、開発経緯を知る一部の人間が極稀にコードネームである「アルトアイゼン」の別名として呼称するのみとなった。
なお、その後連邦軍の次期主力量産機は量産型ゲシュペンストMk-IIではなく、テスラ・ドライブを標準搭載しており低コストのAM・リオンシリーズや、ヒュッケバインシリーズのMk-IIを量産化させた量産型ヒュッケバインMk-IIに移行している。一方、開発担当を行ったマリオンは、本機への愛着や「ゲシュペンストの後継機」としての未練から『DC戦争』の時期はあくまでも『ゲシュペンストMk-III』の名で呼び続ける様子を見せていたが、次第に心境の変化も見せていく様になった結果、「アルトアイゼン」の名称を受け入れる様になっている。
最終的に「ゲシュペンストの後継機」として認められる事は無かったアルトアイゼンであったが、その後は開発者のマリオンや搭乗者のキョウスケ・ナンブの強い思い入れから『DC戦争』や『L5戦役』、『インスペクター事件』等で多大な戦果を挙げていき、後に「ゲシュペンストとは異なる可能性」として更なる進化を遂げる事になっている。
「あちらの世界」におけるゲシュペンストMk-III
『スーパーロボット大戦A(GBA版、PSP版共通)』、『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』、『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』の第二部に登場する地球連邦軍特務実行部隊「シャドウミラー」の存在した平行世界(あちらの世界)では、ゲシュペンストシリーズが地球連邦軍の主力量産機として長年に渡り正式採用されており、主力兵器となっている量産型ゲシュペンストMk-IIも機体性能の改良が続けられた上で、最終的には約3000機もの量産が行われていた。
一方、「ゲシュペンストシリーズを超える量産機」を目指してEOTを取り入れたヒュッケバインシリーズの開発も進められていたのだが、試作1号機である「RTX-008R ヒュッケバイン・タイプR」のテストドライブ中、動力であるブラックホールエンジンが暴走し大破[1]。基地が丸ごと一つ消滅する大惨事を引き起こしたのが大きく影響し、その後は何機か試作機が開発されながらも、ヒュッケバインシリーズの量産化は正式に中止が決定してしまった。その後、ヒュッケバインシリーズに代わる次期主力機として、『SRX計画』の機体であるR-1の量産試作機「PTX-014 アルブレード」の正式量産型「RPT-014 エルアインス」の量産が決定したのだが、大量生産や機種転換にかなりの時間を要する為か、既に完成した機体であるゲシュペンストMk-IIIもまた見直しされる形で正式採用される事になった。この為、「あちらの世界」から来たシャドウミラー側の人物は、この世界のアルトアイゼンも恒常的に「ゲシュペンストMk-III(または『Mk-III』)」と呼ぶ事になっている。また一部の人物は、アルトアイゼンの更なる改修型であるアルトアイゼン・リーゼを便宜上「ゲシュペンストMk-IIIカスタム(または『Mk-IIIカスタム』)」と呼ぶ事になっている。
アルトアイゼンのピーキーさを考えると、この機体を正式採用するというのはかなりの無茶な気がしないでもないが、「あちらの世界」におけるアルトアイゼンは、リーゼの更に発展系の様な性能であるらしく、テスラ・ドライブで無理矢理バランス維持しているという無茶な設計等、数々の問題点を軽減している事で、多少はマシなのかもしれない。また、「あちらの世界」における地球は異星人の襲撃を受けていた状態(『A』では、一時期異星人に制圧されOG世界でもかなりの劣勢で戦況打開が求められた)から、「対異星人用兵器として、ピーキーであろうともとにかく高性能な機体が求められていた」と考えれば、正式採用されたのも頷ける。更に、「あちらの世界」の地球人の方が、機動兵器の平均的な操縦技術その物が高かった可能性もある。なお、地球と敵対するインスペクターの軍隊は、「無人機とバイオロイド搭乗機体群に有人指揮官機が指令を下す『徹底した高効率高機能軍隊』」であった為、有人機の戦略的比重が非常に高く「『有象無象の無人機体を突破し、指揮官機の電撃的強襲・撃破』という危険が大きく伴う戦略が求められていた」為、そのドクトリンに合致するコンセプトのアルトアイゼンが求められたからと思われる。(イルムもその点を指摘しており、指揮官機を優先してして狙っていた。)
代表的なパイロットは、「ベーオウルフ」と言う異名で呼ばれる「あちらの世界」のキョウスケ・ナンブ(ただし、階級は「大尉」)である。開発コードは「アルトアイゼン・ナハト」。キョウスケの搭乗する本機を隊長機とする連邦軍特殊鎮圧部隊ベーオウルブズ(GBA版『A』ではゲシュペンスト隊)は、こちら側のロンド・ベル隊(A)やハガネとヒリュウ改(OGシリーズ)に匹敵する戦力を持ち、シャドウミラーの反乱を鎮圧する程の実力を持っていたというが、敵・味方見境無く殲滅する殺戮部隊と化してもいた。
「こちらの世界(作中世界)」のゲシュペンストMk-III(アルトアイゼン)との外見の差異
当初、プレイヤーの間で「外見はアルトアイゼンと同じ」と解釈されており、GBA版『OG2』で発表された情報もアルトアイゼンと同様のデザインのユニットアイコンのみであった。しかし、没データに「アルトアイゼン・ナハト」という機体色が青のアルトアイゼンが存在していた為、これがゲシュペンストMk-IIIであるとの説があった。その後、『OGs』に移植されるにあたり、立体的に描かれるようになったユニットアイコンで「青いアルトアイゼン」である事が正式に発覚し、更に「あちらの世界」でゲシュペンストMk-IIIとの交戦経験があるアクセル・アルマーがアルトアイゼン・リーゼの姿を見た際にも、「Mk-IIIに近くなった」という台詞が追加されている。
その後『無限のフロンティア』にアルトアイゼンやアルトアイゼン・リーゼとも異なる、「アルトアイゼンのフォルムをもったアルトアイゼン・リーゼ」というデザインコンセプトのアルトアイゼン・ナハトが登場すると、『電撃ホビーマガジン』の連載企画で寺田プロデューサーが「Mk-IIIとナハトは同じデザイン」とコメントするに至っている。ちなみに、アルトアイゼン・リーゼが「現地改修」、Mk-IIIが「正統進化」らしい。
アインスト化
GBA版『OG2』までは、Mk-IIIや平行世界のキョウスケの状況を窺い知れる描写が極めて乏しく、こちら側のキョウスケやアルトアイゼンとの違いは少ないと思われていた。だが『OGs』以降は大幅に設定が変更され、「Mk-IIIとベーオウルフはアインストに侵食され、Mk-IIIは自己再生と進化を行う異形の存在と化した」というプレイヤーを驚愕させる展開になっている。この為、指揮をしている「ベーオウルブズ」も、所属している量産型ゲシュペンストMk-IIとそのパイロット共にアインスト化していたと思われる。
「こちらの世界」ではヴァイスリッターと搭乗者のエクセレン・ブロウニングがアインストの浸食を受ける事になったのだが、「あちらの世界」のエクセレンはアインストに回収される事無く研究者である両親に特殊なマテリアルを埋め込まれる形で「レモン・ブロウニング」という別人として生まれ変わり、人間関係や立ち位置に関しても「こちらの世界」とは大きく異なる物となっている。これが大きく影響したのか、「あちらの世界」ではキョウスケがアインストに回収される事になり、アインストの浸食を受けた彼は自我を失っていき、搭乗していたゲシュペンストMk-IIIまでも変貌させるまでに至っている。アニメ版となる『ジ・インスペクター』では、キョウスケのアインストの浸食に対する肉体・精神的な耐性が低かったのか、「こちらの世界」における同様の変異体であるライン・ヴァイスリッターやエクセレンの様子と比べても浸食率はより深刻な物となっており、最終的にはMk-IIIと搭乗者のキョウスケ共に、もはや面影が殆ど残らないまでに変わり果てる事となっている。なお、ソウルゲインに右腕を破壊された際にコックピットのベーオウルフまでも右手を負傷するという描写があり、操縦系統がPTから変化していると思われる。
いくつか形態があり、転移前のアクセルとの戦闘で再生・巨大化後を行った後の赤いMk-III(スタッフによる通称はブラッディII、正式名称はアインストヴォルフ)、『ジ・インスペクター』の最終決戦にて、再び修復・巨大化を行い、ノイ・レジセイアを取り込んだノイヴォルフへと変貌し、実質的に最恐のアインストと化した。その後、自らの眷属となるアインスト達を独自に生み出し、地球へと侵攻。立ちはだかるアクセルのソウルゲインを一蹴するも、テスラ・ライヒ研究所でソウルゲインと対峙した際にコアに直撃した玄武剛弾が突き刺さったままだったのが仇となり、アルトアイゼン・リーゼにコアをリボルビング・バンカーと共に玄武剛弾に撃ち抜かれて爆砕。搭乗者のベーオウルフと共に完全に滅びる末路を迎えた。
登場作品と操縦者
OG以前
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- アルトアイゼンは「ゲシュペンスト3型の試作型」と語られている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』と同じくアルトアイゼンが「ゲシュペンストの3型」と語られている。保存されていたゲシュペンストの3号機を改造したという設定が追加された。
- スーパーロボット大戦A
- 本編では機体そのものは登場しない。記憶を取り戻したアクセル・アルマー、またはラミア・ラヴレスがロンド・ベル隊復帰後、自分達の世界状況を話す際に本機の名を語る。連邦軍の特殊鎮圧部隊の隊長機が「ゲシュペンストmkIII」だったとのこと。ゲシュペンストの発展系として開発される機体の言及にある「低コスト、高性能の量産機」は量産型ゲシュペンストMk-IIに間違いないが「1機で戦況を変えられる究極の機動兵器」が何を指すのかは不明(パーソナルトルーパーの系譜で考えればSRXの可能性も)。
- リアルロボットレジメント
- 欠陥機であるゲシュペンストMk-IIIの手足を、アリエイル・オーグが未完成のまま手足がなかったフリッケライ・ガイストに再利用した。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- プロローグに登場。アクセル・アルマーのソウルゲインと交戦。その間にリュケイオスによってヴィンデル・マウザーやレモン・ブロウニング達は転移した。その後アクセルも転移したが、Mk-IIIの消息は不明。リメイク版とは異なり、本作ではアインスト化していない模様(本編内でのアクセルやラミアからもそういった旨の発言は見られていない)。
- なお、プロローグのMk-IIIのアイコンは内部データではアルトアイゼンが指定され代用されている。没データに存在するアルトアイゼン・ナハトが指定されている、というのはよく勘違いされるが誤り(故に本作の時点では「『向こう側』のアルトアイゼンはアルトアイゼン・ナハトである」というのはファン間の妄想・考察の代物であり、後にリメイク版で肯定された形になる)。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- GBA版同様、『2』パート冒頭に登場。本作でもマップ上のアイコンのみの出番。本作ではナハトカラー(青色)で描かれている。GBA版では見られなかった「向こう側」のキョウスケ・ナンブことベーオウルフの姿も描かれるが、その変貌ぶりに驚かされたユーザーも少なくないだろう。最終的な展開はリメイク前と同じだが、本機がアインスト化していた設定になった関係で、本編内でのシャドウミラー関係者のキョウスケ&アルトアイゼンへの反応・対応が変化している。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 第1話冒頭でSRXを破壊、リュウセイにトドメを刺すという衝撃的な登場を果たした(その他、グルンガストやビルトラプターも破壊している事が公式HPで明かされた)。その後、前述の無限のフロンティアのドラマCDを再現した死闘をソウルゲインと繰り広げる。なおソウルゲインに右腕を破壊された後、異形の存在へと進化を果たした。
無限のフロンティアシリーズ
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- ゲーム本編には登場しないが、予約特典のスペシャルディスクに収録されたドラマCD「無限の"刻"が交わる場所で」に登場し、アクセル・アルマーのソウルゲインと死闘を繰り広げた。搭乗者はアインストに支配された「ベーオウルフ」で、担当声優もキョウスケ役の森川智之氏だが、声のイメージはかなり異なる。このドラマ内において、Mk-IIIはソウルゲインをも超える巨大なサイズへ変化したが、それが仇となってソウルゲインとの戦いに敗れた。また、ゲーム本編内で登場するアルトアイゼン・ナハトは、シャドウミラー側の平行世界における本機がモデルになっている。装甲がかなり頑丈になっているらしく、5機の量産型ゲシュペンストMk-IIのスプリットミサイルの一斉攻撃を受けても全くの無傷で、至近距離からのマシンガンの連射にも同様の描写がされている。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 名前のみ登場。ピートはナハトの事を「Mk-III」と呼ぶ。
装備・機能
アルトアイゼンに近いと推測はされるものの、詳細は不明。平行世界のMk-IIIに最も近い武装なのは、サイズが異なるが本機のデータを元として開発された、無限のフロンティアのアルトアイゼン・ナハトと思われる。 無限のフロンティアのドラマCD及び「ジ・インスペクター」によるとアインスト特有の修復機能を所持しているようである。
武装・必殺武器
以下の武装は基本的にはアルトアイゼン・ナハトのものの名称である。
- ダレイズ・ホーン
- 頭部の角。本家のように電撃や熱は帯びず、そのまま斬る。
- 5連チェーンガン
- 左腕に装備されたマシンガン。『ジ・インスペクター』最終話で進化した後は巨大なビームをここから放っていた。
- リボルビング・ブレイカー
- 右腕の杭打機。本家のステークに相当する武器だが違いは不明。
- レイヤード・クレイモア
- 両肩の積層指向性地雷。ハッチの裏にも散弾が搭載されている。
その他
- シールド・クレイモア
- 左腕のシールドに内蔵された積層指向性地雷。リアクティブアーマー的に使うのかもしれない。『ジ・インスペクター』ではシールドそのものが装備されていない。
関連機体
- アルトアイゼン
- 平行世界の本機。
- アルトアイゼン・ナハト
- 別世界で呼称された本機。
- アルトアイゼン・リーゼ
- 平行世界で強化されたアルトアイゼン。肩などが本機に似ている。
- フリッケライ・ガイスト
- 原作ではこの機体の両脚両脚を継ぎ接ぎで完成した機体。
- アインストヴォルフ
- アインストの力で本機が変異した姿。
- ノイヴォルフ
- ノイ・レジセイアを取り込み、更なる進化をしたアインストヴォルフ。
- ライン・ヴァイスリッター
- 本機と同様にアインストの力で変異した姿。但し、パイロットまで取り込まれてない。
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- ↑ 『OGシリーズ』では、テストパイロットを務めていた「あちらの世界」のライディース・F・ブランシュタインも死亡してしまった事が示唆されている。