「バット将軍」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
2行目: 2行目:
 
'''『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版については「[[バット将軍 (OVA)]]」を参照。'''
 
'''『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版については「[[バット将軍 (OVA)]]」を参照。'''
  
== バット将軍(General Bat) ==
+
*外国語表記:[[外国語表記::General Bat]]
 
*[[登場作品]]:[[ゲッターロボシリーズ]]
 
*[[登場作品]]:[[ゲッターロボシリーズ]]
 
**[[ゲッターロボ]]
 
**[[ゲッターロボ]]
13行目: 13行目:
 
*キャラクターデザイン:石川賢(原案)、小松原一男
 
*キャラクターデザイン:石川賢(原案)、小松原一男
  
 +
== 概要 ==
 
[[恐竜帝国]]の将軍で、[[キャプテン]]を統率し、自らも[[メカザウルス]]に乗る勇猛な将軍。
 
[[恐竜帝国]]の将軍で、[[キャプテン]]を統率し、自らも[[メカザウルス]]に乗る勇猛な将軍。
  
22行目: 23行目:
 
自ら率先して[[メカザウルス]]を駆り、戦場へ赴く勇猛果敢な武将としての顔と、余命いくばくも無い人間を作戦に利用する卑劣漢としての側面を併せ持つ。その一方で実は身体が弱く、第18話で甥の[[キャプテン・ザンキ|ザンキ]]に[[暗殺|命を狙われた際]]、右胸に予備の心臓を移植していた事が判明する。また、第32・33話でも体調を崩し、なんと'''病欠'''している。
 
自ら率先して[[メカザウルス]]を駆り、戦場へ赴く勇猛果敢な武将としての顔と、余命いくばくも無い人間を作戦に利用する卑劣漢としての側面を併せ持つ。その一方で実は身体が弱く、第18話で甥の[[キャプテン・ザンキ|ザンキ]]に[[暗殺|命を狙われた際]]、右胸に予備の心臓を移植していた事が判明する。また、第32・33話でも体調を崩し、なんと'''病欠'''している。
  
第50話で[[メカザウルス]]・[[ゴダ]]に搭乗して[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッター]]に挑み善戦するも、脱出装置を破壊されゴダと共に深海に散った。
+
第50話でメカザウルス・[[ゴダ]]に搭乗して[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッター]]に挑み善戦するも、脱出装置を破壊されゴダと共に深海に散った。
  
 
なお、EDのキャストクレジットでは最後まで「バッ'''ド'''」と[[誤字|誤表記]]されていた。
 
なお、EDのキャストクレジットでは最後まで「バッ'''ド'''」と[[誤字|誤表記]]されていた。
40行目: 41行目:
 
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
 
;「THE ARROW OF DESTINY」
 
;「THE ARROW OF DESTINY」
:α外伝での[[グダ]]及び[[真ゲッター1]]搭乗時のBGM。
+
:α外伝での[[グダ]]及び[[真ゲッター1]]搭乗時の[[BGM]]。
 
:この曲は[[ターンX]]や[[メカギルギルガン]]の戦闘曲としても設定されているが、真ゲッター1搭乗時のインパクトの強さもあってか、一部ユーザーからは'''「バット将軍のテーマ」'''と呼ばれることも。
 
:この曲は[[ターンX]]や[[メカギルギルガン]]の戦闘曲としても設定されているが、真ゲッター1搭乗時のインパクトの強さもあってか、一部ユーザーからは'''「バット将軍のテーマ」'''と呼ばれることも。
  

2016年9月30日 (金) 07:33時点における版

ここではゲッターロボシリーズのTV版に登場するバット将軍について説明する。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』版については「バット将軍 (OVA)」を参照。

概要

恐竜帝国の将軍で、キャプテンを統率し、自らもメカザウルスに乗る勇猛な将軍。

翼竜プテラノドンの進化形と思われるが、「蝙蝠(コウモリ)」を思わせる名前となっている。その理由は、『ゲッターロボ』の原案で敵は恐竜帝国ではなく地底人であったのが、渋すぎて恐竜帝国に変えられたためであり、その名残で蝙蝠の様な外見となっている。

TV版

第14話からガレリィ長官と共に、割と遅めのレギュラー入りを果たす。

自ら率先してメカザウルスを駆り、戦場へ赴く勇猛果敢な武将としての顔と、余命いくばくも無い人間を作戦に利用する卑劣漢としての側面を併せ持つ。その一方で実は身体が弱く、第18話で甥のザンキ命を狙われた際、右胸に予備の心臓を移植していた事が判明する。また、第32・33話でも体調を崩し、なんと病欠している。

第50話でメカザウルス・ゴダに搭乗してゲッターに挑み善戦するも、脱出装置を破壊されゴダと共に深海に散った。

なお、EDのキャストクレジットでは最後まで「バッ」と誤表記されていた。

原作漫画版

帝王ゴール生存よりも恐竜帝国存続を選んだため、漫画版『ゲッターロボ』終了後も生き残り、冬眠に入る。

続編『ゲッターロボアーク』(SRW未参戦)では、先帝時代から唯一の生き残り将校となっている。ボケてきており、流竜馬達との戦いの話だけが生きがいになってる。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
第21話「地上をこの手に」で帝国の先遣隊を率いて初登場。DVEも存在。同シナリオではメカザウルス・ゾリに搭乗し、新兵器ウランスパークゲッタードラゴンを苦しめ、その後の第36話では自らの体がゲッター線に蝕まれる危険性を侵しながらも奪った真ゲッターロボゲッターチームに対抗するなどの見せ場が多い。
第2次スーパーロボット大戦α
α外伝と比べると出番が少な目。中盤に消えてしまう勢力である以上仕方のないことかもしれない。ゾリグダに搭乗する。
リアル系24話で熟練度次第では前半マップでグダに搭乗していたのに、後半マップでは何故かゾリに乗り換えている。

パイロットBGM

「THE ARROW OF DESTINY」
α外伝でのグダ及び真ゲッター1搭乗時のBGM
この曲はターンXメカギルギルガンの戦闘曲としても設定されているが、真ゲッター1搭乗時のインパクトの強さもあってか、一部ユーザーからは「バット将軍のテーマ」と呼ばれることも。

人間関係

帝王ゴール
主君。漫画版では帝国存続のため地上に置いてけぼりにする。
ガレリィ長官
同僚。TV版ではいがみ合っていたが、漫画版では仲良くゴールの無謀に振り回された。
キャプテン・ザンキ
甥。出世の為に命を狙われた
キャプテン・ギラバ
SRW未登場。『小学三年生』に連載された桜多吾作の漫画版における「甥」。ザンキと同様に処刑するが、その武勇と知恵を使いこなせなかった事を惜しんでいた。
キャプテン・ラドラ
設定上、部下にあたるがTV版では対面していない。
キャプテン・ニオン
漫画版では部下。

他作品との人間関係

兜甲児
αシリーズではゲッターチームに次ぐ宿敵の一人。α外伝ではルートによっては自身の搭乗する真・ゲッターロボで甲児のマジンガーZに勝利する。
ひびき洸
甲児と同じくα開始以前からの恐竜帝国の脅威の一人としてα外伝では彼の名を認識していた。

名台詞

TV版

「フンッ!ガレリィが逃げ出し、ここで手柄を立てりゃ帝王ゴール亡き後は、このバット将軍の天下だぜ!!フハハ…」
TV版第26話でメカザウルス・バリ(SRW未登場)で逃げるゲッターを追跡する最中に漏らした恐るべき発言だが、あまり知られていない。普段、帝王ゴールにあれだけ忠誠を誓っているバット将軍でさえ、本心ではゴールを蹴落として頂点に君臨しようと考えている事が分かる台詞。
「奴らにはこのゴダと共に、仲良く海底旅行を楽しんでもらうのだ!」
メカザウルス・ゴダの触手でゲッター3を拘束し、行動不能に追い込んだ事で勝利を確信するバットだったが……。
「もはやこれまでか…ゲッターロボめ!貴様を地獄の道連れにしてやる――ッ!!」
至近距離からのゲッターミサイルで脱出装置が故障し、死を悟った際の呪詛。この後、ダメ押しのミサイルを喰らい、バットは崩壊するコクピット内で死亡する。

原作漫画版

「偉大なる帝王…ゴールに栄光あれ!!」
原作漫画にて帝王ゴールさえも見捨て帝国を守った時の台詞。なお、『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』では逆にゴールを助ける。
「ムホホ…オヤジそっくりよのう」
『ゲッターロボアーク』での登場シーンの時の台詞で、この頃は既に車椅子に乗っている。
「わしらの戦いも凄かったが、お前のオヤジも大いしたもんじゃった」
同じく『アーク』時代の台詞でボケが進行している。

スパロボシリーズの名台詞

「フハハハ!実に久方ぶりの地上だ!」
「だが、太陽や大空、そして大地はこれより我が恐竜帝国の物になるのだ!」
α外伝での初登場時の台詞。DVE仕様である。
「どうだ!?ゲッターロボを敵に回した気分は!!」
α外伝における真ゲッター1搭乗時の特殊戦闘台詞で、バックに流れる「THE ARROW OF DESTINY」も相まってプレイヤーに絶大なインパクトと恐怖を残した。
「ストナーサンシャインで止めをさしてくれる!」
α外伝での非常に珍しい特殊戦闘台詞。