ベルゼルート
ベルゼルート | |
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外国語表記 | BELLZELUTE[1] |
登場作品 | |
デザイン | 谷口欣孝(たにめそ) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦J |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 人型機動兵器 |
全長 | 21.0 m |
重量 | 30.0 t |
動力 | オルゴン・エクストラクター |
浮揚機関 | テスラ・ドライブ(OG) |
補助MMI | サイトロン・コントロール・システム |
開発 | アシュアリー・クロイツェル社 |
設計 | フランツ・ツェッペリン |
パイロット |
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ベルゼルートは『スーパーロボット大戦J』の主役メカの一つ。
概要[編集 | ソースを編集]
フューリーの技術を用いて、アシュアリー・クロイツェル社で造られた人型機動兵器。
遠距離射撃戦用に特化した武装を持ち、運動性に優れた機体。反面装甲は脆く、一撃の被弾が命取りとなりかねない。パイロット1人でも問題なく操縦可能だが、設計上はサイトロン制御兼火器管制(主人公)と操縦管制(サブパイロット)の2人用。
機体色は青・白・オレンジ系が中心となった明るめの配色。パーツ各部の起伏がかなり激しく、傍目にはアンバランスな機体構造をしている。中でも脚部の、極限まで厚みをそぎ落とした細い、というより薄い板とでも形容できる脛の部分が目を引く。主武装は、エネルギー弾と実体弾を撃ち分けられる大型狙撃銃『オルゴンライフル』。
マン・マシン・インターフェースとして『サイトロン・コントロール・システム』を採用しており、サイトロンと呼ばれる素粒子によってパイロットの操作情報を機体に伝達している。この操作補助技術はパイロット自身にサイトロンに対する適応能力を要求するが、その機体制御補助力は高く、全く機動兵器の操縦経験がない人間でもある程度の操縦をこなせる。ただし、このシステムは適応者を1人乗せないと機能しない。
動力は、大気中の『オルゴン』を動力源とし、制御してエネルギーとする(と推測される)『オルゴン・エクストラクター』。オルゴンは物質化することが可能。さらに物質化した状態で形成機から放出、或いは形成機へのエネルギー供給を断ち切ると、形状を維持しきれなくなって崩壊し莫大なエネルギーを放出する。ベルゼルートをはじめとしたフューリーの機体動力は、この特性を用いて制御されていると思われる。
スーパーロボット大戦J[編集 | ソースを編集]
『ラースエイレムキャンセラー』と呼ばれる装置が機体コアに組み込まれており、フューリーの騎士機『ラフトクランズ』に装備されている時間制御装置『ラースエイレム』を無効化する。フューリーとの戦闘においてベルゼルートは必須の存在となる。
後に大破し、機体に強化改修を施して追加アーマーを着用可能になったベルゼルート・ブリガンディ(ゲーム中表記は『B・ブリガンディ』)へと改造される。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ[編集 | ソースを編集]
本作ではグランティードのシステムを一部流用して建造されたという設定。フューリーの技術をアシュアリー・クロイツェル社に供与したエ=セルダ・シューンら同化計画派にとっては、ヴァウーラとの三度目の戦いに備えてフューリーと地球の技術的融合を模索するための機体でもあった模様。これらの事情から、フューリーの同化計画反対派からは「紛い物」と唾棄されている。
空中及び宙間戦闘用の機体のため、細い脚部はテスラ・ドライブとミサイルランチャー、ランディング・ギアを組み合わせたものであり、歩行用のものではない。また四肢を変形させることでコアモジュールにすることができ、バスター・アーマー装着時に行うことになる。
今作ではベルゼルートにラースエイレムキャンセラーが存在しないためラースエイレムに対して全く無力となっており、これは後継機のベルゼルート・ブリガンディになっても変わらない。
本作でも大破するが、バスター・アーマーを装着するのは操縦系統が1号機から移植された2号機ベルゼルート・ブリガンディに変更された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦J
- ゲーム開始時に選択できる機体の一機。他の機体を選択した場合は登場しない。ユニットの地形適応はAACAで、最初から飛行可能。水中以外ならどの地形でも問題なく戦える。初期移動力も7と高め。1周目から統夜とカルヴィナのどちらを乗せても、機体との相性問題はない。改造段階はベルゼルート・ブリガンディへ引き継がれる。運動性を上げて敵機の命中率を0%にすると、敵から避けられるため、反撃戦法を取るなら程々に回避力を抑えることになる(『集中』込みで命中率0%の場合は攻撃される)。逆にこの仕様を利用すれば、安全に敵機を集めてマップ兵器の餌食にする戦法も取れてしまう。サブパイロットは運動性と最大射程がアップするボーナスを持つカティアか、攻撃力ボーナスを持ち『必中』を使えるテニアが候補となる。メルアはボーナスの相性が良くなく、集中を覚えるまではサポート能力に不安がある。
- 武器名は全てインターミッションで変更可能。攻撃手段は全て射撃系で統一されている。ミサイルランチャー以外の武器は隠し属性として『PS装甲無効化』属性をもつ。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 今回はカルヴィナ専用機(アル=ヴァンの憶測ではトーヤでも操縦が可能である事を示唆する台詞があるものの、トーヤは乗り換え自体不可能)。サイトロンコントロールに適応したフューリーの人間を必要とする点は変っていない。
- なお、宇宙ルート第1話では、相手の正体を判断するためにカルヴィナが「ベルゼバイン」という偽名を使った。ヒュッケバイン系列を意識してのネーミングだろうか。
- 性能そのものはガチのリアル系。運動性が高めな一方で装甲は僅か700と目を疑う程脆い為、不意の被弾で落とされないよう注意。PTやAMと同様に換装武器を装備する事が可能だが、デフォルト武装の時点で遠近隙の無い構成である為、無理に搭載する必要は無い。若干射程が不足しているものの「全体攻撃」も保有。ただ、パイロットのリレーションの問題と特殊技能(「見切り」のみ)の関連からプレイヤーが思う以上に避けない。
- 最適な組み合わせはカティアとメルアの二人。ファーストパートナーであるテニアは防御系のコマンドがないため、ベルゼルートとの相性は一枚落ちる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- ミサイル・ランチャー
- 両脚部に内蔵したミサイルを放射する(弾数は左右8の計16弾)。Jの射程は2-6で弾数は8発。切り払いと撃ち落としの対象。
- 『MD』の射程は1~7で弾数は20発。
- ショート・ランチャー
- 左右の腰部にラックされた二挺のビームガン。ライフルとの合体機能をもつ。
- オルゴン・ライフル
- 実弾・ビームの撃ち分けが可能な、レンジを選ばない万能の大型狙撃ライフル。背面部にマウント可能。
- 似たような構成であるヴァイスリッターの「オクスタン・ランチャー」との違いは、実弾の方が長射程を攻撃でき、最大出力モードと言うべき技が存在する事。
- OGシリーズでは更にビームブレードの機能も追加され、どちらかと言うとバルゴラの「ガナリー・カーバー」に近くなった。
- またOGシリーズでは文字数の制約が解除された為か、各種武装の名称も変更されている。
- オルゴンライフルN / オルゴン・ライフル(Nモード)
- オルゴン・ライフルから実弾を射出する。N=「ノーマル」から、オルゴン・ライフルの基本形態と考えられる。前述の通り長射程を誇る。
- オルゴンライフルB / オルゴン・ライフル(Bモード)
- オルゴン・ライフルの設定変更により、「J」と「OG」で構成が大幅に変更されたモード。
- 「J」では極太のビームを射出する技であり、B=「ビーム」及び「バスター」の意匠が強く出ていた(実際にB属性持ちである)。
- 「OG」では連続射撃⇒連続斬撃のコンボ技となり、更にB=「ブレード」の意匠が加わったと考えられる。
- オルゴンライフルA / オルゴン・ライフル・アブソリュート
- オルゴンモード(高出力モード)を発動させて放つ本機の必殺技。この場合のアブソリュートとは「絶対」ではなく「制約の解除」を指す。
- 二丁のショートランチャーをオルゴンライフルの上下部に連結させクロスボウと成し、結晶化した鏃状のオルゴンの塊を射出する。マップ兵器も有り。
- OGでは突進射撃⇒二挺拳銃連射⇒クロスボウのコンビネーション攻撃になった。本作では地球製である事を意識しているのか、モード移行がフューリー製の機体とは異なり、オルゴンの結晶もやや不安定な形状になっている。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
- 標準的な大きさ。後継機でも変化はない。
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 射撃兵器の攻撃力+200
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「Fate」
- 男主人公時のデフォルトBGM。
- 「Revenger」
- 女主人公時のデフォルトBGM。OGMDではこのBGMで固定されている。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ベルゼルート・ブリガンディ
- 大破した本機を回収した、後継機。OGMDでは2号機。
- グランティード
- OGMDではこの機体のデッドコピーとしての側面を持つ。
脚注[編集 | ソースを編集]
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