アルフコート・カンパウル

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アルフコート・カンパウルは『スーパーロボット大戦Y』の登場人物。

アルフコート・カンパウル
登場作品

バンプレストオリジナル

声優 中根徹
初登場SRW スーパーロボット大戦Y
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
別名 悪の伝道師、社会の闇
種族 異世界人
性別
所属 単独行動
主な搭乗機 ドルコ・ベスタ
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概要[編集 | ソースを編集]

リア・クライエが家族の仇として行方を探っていた相手で、裏社会において「悪の伝道師」「社会の闇」と通称される人物。黒猫と思しきガリバーを連れている。

外見は白いひげを蓄え、髪を逆立てたシルクハットの老紳士であり、胸元のスカーフには歯車と鍵穴の意匠をあしらったピンを身に着けている。また、シルクハットには技師用のゴーグルをつけている他、右目は歯車状のアイパッチで隠している。

アル・ワース魔従教団が用いるルーン・ゴーレムを謎のルートで入手しており、各地のテロリストや無法者に売りつける一方、自身もロード・ドーパントの出現に合わせるようにしてゴーレムをけしかけ暴れさせていた。

その正体は異世界から現れた怪人であり、普段の老紳士の姿は擬態による仮初めの姿である。本来の姿は黒い炎が人型になったような異形であり、炎の中に表情を浮かべている。時折この姿でも行動していたらしく、「顔のない男」として噂になっていた。その内面は醜悪の一言であり、他人の悪意を煽り立て、暴走させることを好む。さらに人間を「ミジンコ」「下等生物」と呼んで見下す傲慢な性格であり、自分を絶対的上位者だと信じて疑わない。

人の負念を悪意の蒸気に変換して吸い上げる生態の持ち主であり、アルフコート本人はこれを「食事」と表現した上で自身を「美食家」と名乗っている。別次元への通路を開く力もあり、あちこちで売り付けていたルーン・ゴーレムは、厳密にはそのものを売っているのではなくゲートを開く力を分与し、これによってアル・ワースから召喚されたものであった(イオリアマリホープスがこのルーン・ゴーレムを感知できなかったのは、オドでもマナでもなく悪意の蒸気で動いていたため)。

戦闘用のアンドロイド「D・ガス」を従えており、「食事」のために本物のリアの両親を含む多くの人間を殺害、その無念を食らってきた。ドーパントが暴れる場所に現れていたのもすべては「食事」のためであり、最終的にはイヴォルバーの負念の集合体であるヴィルに目をつけ、エーアデントを標的に定めるが、その中で本物のリアを殺害し成り代わっていたジョーナの悪意をことさら気に入り、最高の御馳走として彼女を拉致する。 Yzネクストを待ち受けて迎え撃ち、彼らの向けて来る敵意をも悪意の蒸気として吸い上げ堪能。さらには吸い上げた悪意をエネルギーに変換して時空を歪め、大量のルーン・ゴーレムとディーンベルを手駒として召喚、自身も専用ゴーレムのドルコ・ベスタを召喚し一方的に優位に立った。

だが、左翔太郎ロジャー・スミス説得を受けたジョーナが「罪を数える」覚悟を決めて悪意を断ち切ったことでエネルギーが不足し、打って変わって弱体化。Yzネクストの猛攻の前に撃破され、次元の扉を開いて逃亡を図ったものの逃げ切れず、コズモレンジャーJ9によって「始末」される末路を辿った。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Y
初登場作品。DLC第1弾「闇からの依頼」のラスボスを務める。声を担当した中根徹氏は本作がスパロボ初参加となる。キャラクター図鑑には変装時と本性を現した時の2つが登録されるが、CVが表記されているのは本性時のみ。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力[編集 | ソースを編集]

防御が若干低い以外は平均的に高く、その防御も機体側の堅牢さがカバーしているため、総合的にはかなりの強敵。特に出現当初はイベント発生までこちらの気力が大幅に低下するため、相対的により苦戦を強いられる。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Y
2回行動プレッシャーL4、底力L7、気力+ボーナスモラルブレイクEX、精神耐性
2回行動やプレッシャーに加え、モラルブレイクをEXレベルまで持つ。ただし、一切移動してこないため、射程外だと無力。射程外ギリギリに待機して一気に踏み込み、1ターンで決着を付ける場合にも2回行動やモラルブレイクはあまり意味を無さない。気力+ボーナスはあるもののガードは持っておらず、底力を除けば若干脆い。神出鬼没だが、真っ向からの対決は避けたいアルフコートのスタンスの再現か。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Y
直感鉄壁不屈直撃気迫
意外なほど真っ当な受け型スーパー系のラインナップ。悪意の蒸気を操る力としぶとさを表したものか。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ガリバー
連れている飼い猫。アルフコートが「鍵穴」のアクセサリーをつけているのに対し、こちらは「鍵」のアクセサリーをつけている。
主と同じくこちらも異世界由来の存在と思われるが、アルフコートとの詳細なかかわりは不明。こちらも悪意の蒸気を糧としていることが示唆されており、ガリバーの方が利害一致でアルフコートのところに居座っていただけの可能性が高い。
リア・クライエ(ジョーナ・ベンモナーク)
アルフコートを暗殺して成り代わるため、行方を追っていた。実際に対面した際には彼女の持つ悪意を気に入り、「食事」として拉致した。しかし、最終的にはこれが裏目に出て敗北することになった。
なお、本物のリアの両親にもルーン・ゴーレムを与えていたが、悪意のままに使うことを拒否されたため殺害している。
D・ガス
アルフコートが邪魔者の抹殺用に連れているゴーレム。造形からして恐らくドルコ・ベスタの対人仕様と思われる。
ある市民の女性
「悪意の箱庭で」においてガリバーが入り込んでいた家の住人で、夫を亡くした心の隙に付け込んだガリバーに乗っかる形で彼女の悪意を煽り立てた。
なお、彼女の夫を殺したのもアルフコートである。このため、ロジャー達との会話で夫を殺した男の悪事に加担させられたという事実に気づいたことで精神崩壊してしまっている。

版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

左翔太郎
ロジャー・スミス
「悪意の箱庭で」において、ガリバーを「保護」していた未亡人の悪意を煽り立てたのを彼のネゴシエイションで阻止され、以後目障りに思うようになる。
コズモレンジャーJ9
鳴海荘吉
本来の世界でアルフコートを追っていた際に、彼が開いた次元の扉に巻き込まれたため『Y』の世界に来た。
当初は鳴海荘吉こそが「シルクハットの老紳士」なのかと原作を知らないプレイヤーにミスリードさせる描写になっている。
ただ、立ち絵をよく見るとフェルト帽であり、老紳士という齢でもないため、分かりやすい部類ではある。
パンチョ・ポンチョ
「シルクハットの老紳士」という風貌が似ているため、アルフコートと間違われてテロリストに囚われて行方不明になった。
合流後のJ9メンバーからは「ポンチョが老紳士なんて柄か」と若干酷いことを言われている。
シュバルツ・バルト
世界に生じている歪みの根源を探っていた彼に足取りを掴まれていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「私は美食をこよなく愛している……。だがそれを極致まで至らしめるにはそう……絶景が必要だ」
「お前ならきっと、私を高みまで連れて行ってくれるだろう……なあ、ガリバー?」
「悪意の箱庭で」エンドデモより、外遊びから戻って来たガリバーへの呟き。
アルフコートの目的、というか嗜好は身も蓋もないことを言うと文字通りの「他人の不幸で飯が旨い」であり、それをもっともらしく言い換えているだけである。
「私は、美食家なのだよ。その食事は、自分自身で育て、選び抜きたいと考えている……」
「この女は、私に美食の絶景を見せてくれそうだ……これまでは養殖に力を入れてきたが、やはり天然ものは格別だな」
「YE GUILTY」より、リアに成り代わっていたジョーナの悪意を受けて翔太郎に語った美学。
「お前たちは、悪意の味を知らないのか……可哀想な生き物だ……」
「哀れなお前たちに教えてやろう。私は、生きている者の悪意が大好物なのだ。私にとって食事とは、悪意を吸収することに他ならない……」
「訣別の日に」より、ようやく明かされた目的。
生きるための糧というニュアンスが読み取れないことを踏まえると、純粋に娯楽目的の「食事」であると思われる。
「人間はとても愚かだ。悪意を抱いても、すぐに忘れてしまう……だからそれを育てるため、私は悪意の種を撒き、育て、増幅してやっているのだ」
同上。この後にも「悪意」の良さを語る言動を繰り返しており、趣味嗜好以前に根本的な価値観が全く違うことが読み取れる。
「嘘だ……人間ごときが……人間ごときがぁぁぁっ!!」
断末魔。Yzネクストの前に敗れてなお別世界への逃亡を図るが、立ちはだかったのはブライガー。
社会の闇に潜む悪意の伝道師は、世を騒がす悪党として見事に「始末」されたのであった。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ドルコ・ベスタ
悪意の蒸気で動く専用ゴーレム。
ルーン・ゴーレムディーンベル
魔従教団の兵器。アル・ワースかそれに近い世界から引き寄せ、悪意を「養殖」するために各地で売り歩いていた。

余談[編集 | ソースを編集]

  • キャラクター造形は恐らく『風都探偵』『銀河旋風ブライガー』『THE ビッグオー』それぞれのヴィランキャラクターの要素を合わせたものと思われる。
  • アルフコート本人は「怪人の」「犯罪者」であり、ドルコ・ベスタは個人専用のレトロチックな人型兵器と言う面でメガデウスの要素を持っていると言える。
  • ルーン・ゴーレムを操り、人のマイナスの感情を美食として楽しむ性質は魔獣エンデに近いと言える。