「ゼルガード」の版間の差分

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'''ゼルガード'''は『[[スーパーロボット大戦X]]』の[[登場メカ]]であり、同作の主人公機。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[スーパーロボット大戦X]]』の主人公機。
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異世界[[アル・ワース]]の法と秩序の番人である[[魔従教団]]が開発したオート・ウォーロック。外見は、黒い翼の様なマントを羽織った白い魔導士を思わせる人型兵器。
 
 
異世界[[アル・ワース]]の法と秩序の番人である[[魔従教団]]が開発した[[オート・ウォーロック]]。外見は、黒い翼の様なマントを羽織った白い魔導士を思わせる人型兵器。
 
  
教団の倉庫の片隅に放置されていた機体で、少なくとも100年以上昔の機体と推測されている。制式採用機の[[ディーンベル]]と比較した場合扱いづらく、各部が非効率的である。また、コクピットが広く、パイロットの他にもう一人乗り込むことが可能。
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教団の倉庫の片隅に放置されていた機体で、少なくとも100年以上昔の機体と推測されている。正式採用機の[[ディーンベル]]と比較した場合扱いづらく、各部が非効率的である。また、コクピットが広く、パイロットの他にもう一人乗り込むことが可能<ref>第39話からサブ主人公が同乗する他、第19話では、[[モモカ・荻野目|モモカ]]が同乗して[[ミスルギ皇国]]を出奔している。</ref>。
  
 
前腕部に機械式の魔法陣が装備されており、戦闘時には素早くドグマを使用することが出来る。しかし、魔力の増幅率が不安定であり、乗り手の実力やコンディションによってダイレクトに戦闘力が変化する。
 
前腕部に機械式の魔法陣が装備されており、戦闘時には素早くドグマを使用することが出来る。しかし、魔力の増幅率が不安定であり、乗り手の実力やコンディションによってダイレクトに戦闘力が変化する。
  
実は[[魔獣エンデ]]が自身の転生の為に作らせた、謂わば彼の新たな「肉体」である。「エンデの心」である教主、「エンデの生命」である[[ホープス]]が融合することで、エンデの新たな肉体の器となり、そこへエンデが憑依することで転生が果たされることになっていた。
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実は[[魔獣エンデ]]が自身の転生の為に作らせた、謂わば彼の新たな「肉体」である。「エンデの心」である教主、「エンデの生命」である[[ホープス]]が融合することで、エンデの新たな肉体の器となり、そこへエンデが憑依することで転生が果たされることになっていた。エンデが憑依した暁には外観が変化する事が示唆されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
=== 単独作品 ===
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=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}
:本作の主人公機。今までの主人公機とは異なり、男性か女性で武器の性能が異なる。後継機は一切なく、最後まで本機で機体の性能アップと武装(術式)追加のみである。
+
:初登場作品。本作の主人公機。選択した主人公の性別に応じて武器の性能・属性が異なり、最終的な最強武器は[[イオリ・アイオライト|男]]は『短射程・P属性の格闘』、[[アマリ・アクアマリン|女]]は『長射程・非P属性の射撃』となる。その為、適した強化パーツが男女によって異なり、男ならインファイトサポーターが、女ならガンファイトサポーターが適している。本機は移動力が高いうえ、本作は近距離を得意とする機体が多いことを考えると、インファイトサポーター装備で突出した移動力になる男主人公機よりも、ガンファイトサポーター装備で長射程になる女主人公機の方が、他の機体と足並みを揃えやすく、援護攻撃にも使いやすいと言えるだろう。
:性能的には攻撃偏重型のスーパー系に近いもので避けないわけではないが、[[集中]]をかけても不安が残る程度で、防御面もシールドこそあれ狙われやすいためやや不安がある。特にこだわりがなければ主人公の[[誕生日]]を[[鉄壁]]を習得するものにしておけば、集中や[[必中]]、[[不屈]]で立ち回ることになるデフォルト誕生日よりも安定する。毎度おなじみの特殊誕生日11/11 B型は支援型の上にサブパイのホープスと被りまくり、集中しかないので使いにくい。
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:[[ガンレオン]]や[[エグザート]]、[[ラッシュバード]]と同様の後継機不在型の主人公機で、9話で武器追加、26話と39話でそれぞれ機体性能強化と武装追加が行われる。
:本機最大の特長である特殊コマンド「ドグマ」が強力なので、ある程度鍛えて前線に置いておきたいところ。
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:性能的には攻撃偏重型で、回避面ではそれなりに避けるが[[集中]]をかけても不安が残り、防御面ではシールドがあるものの[[装甲]]が低いなど、回避や防御に若干不安が残る。特にこだわりがなければ主人公の[[誕生日]]を[[鉄壁]]を習得するものにしておけば、集中や[[必中]]、[[不屈]]で立ち回ることになるデフォルト誕生日よりも安定するがパターンが'''4種類しかない'''。その中で最速で鉄壁を習得できるのは、Lv14で習得する水瓶座(1/20~2/18)のAB型。一方、鉄壁を習得するパターンの中で、純粋な戦闘用の精神コマンドに特化しているのは、いて座(11/23~12/21)のAB型だけ。なお、主人公が鉄壁を習得するパターンには、[[気合]]や[[気迫]]を習得するパターンがひとつも存在しない点には要注意。
:DLCマップでは本編のドグマの習得状況が反映されるため、本機が出撃可能なステージでは、ドグマを多く習得しておくと幾分か楽になる。
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:毎度おなじみの特殊誕生日11/11 B型は支援型のうえ、サブパイロットのホープスと被るものが多く、自身にかける精神コマンドが集中しかないので使いにくい。しかしエキスパートモードでは[[感応]]・[[先見]]を持つ支援役の重要性が増すので一考の余地あり。
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:防御・回避面では頭を捻る一方、攻撃面は優秀。射程が長めで攻撃力が高い『比翼天翔』が援護攻撃向きで、主人公が[[援護攻撃]]と[[連携攻撃|サポートアタック]]を持つので移動力を補強して味方機と足並みを揃えて進軍したい。
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:また、本機最大の特長である特殊コマンド「ドグマ」が強力。ノーコストで使えて効果も大きいが、効果には射程・範囲があるため、ある程度鍛えて前線に置いておきたいところ。
 +
:なお、本編の成長が一切反映されないDLCマップで唯一ドグマの習得状況が反映されるため、本機が出撃可能なステージでは、ドグマを多く習得しておくと幾分か楽になる。
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:イオリ編DLC「強く正しく美しく」ではアマリ、アマリ編39話「帰るべき世界」ではホープスをメインパイロットに参戦するものの、この時は比翼天翔以降の武装が使用できなくなる。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
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:本編では[[隠し要素/T|シークレットシナリオ「来訪者X」]]限定の[[スポット参戦]]。事前のシナリオデモで主人公の性別をどちらにしたかで、イオリとアマリのどちらがメインになるかが変わる。しかし'''アマリがメインの場合、音声がまともに再生されないという[[バグ (ゲーム)|バグ]]'''があった(現在は修正済)。
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:原作終了後設定のため、天地真命まで使用可能。もちろん個別コマンドのドグマも健在だが、こちらはTACマネージメントのグレードに左右されるため、状況によっては未開放のドグマもある。
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:初戦闘時には、[[魔法]]を行使するロボットであることに[[魔法騎士]]達が反応を示している。
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:[[ダウンロードコンテンツ|エキスパンション・シナリオ]]では正式参戦。本編スポット参戦時の選択に関係なく、加入シナリオで再度主人公の性別選択が提示されるので、本編選択時と逆のキャラをメインにすることもできる。Expnの[[周回プレイ]]を行うと再度メインを選択可能だが、前周回と逆にした場合は機体改造度はそのままにフル改造ボーナスが未決定に戻る。パイロットで武器の格闘・射撃属性が変化する(内部的に別の機体に差し替わる)ことで発生する仕様と思われる。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
全武装に気力制限が存在し、100未満になると何もできなくなる。前述の通り主人公で微妙に性能が変化し、イグネスト、ヴァーテクスはそれぞれ主人公の得意とする属性の方が威力が高くなり、テンペスタ以降の武装は男主人公なら格闘、女主人公なら射撃属性となる。また、式番の数値が大きくなるほど威力が高くなる。
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全武装に気力制限が存在し、100未満になると何もできなくなる。前述の通り主人公の性別によって武器性能が変化し、イグネスト、ヴァーテクスはそれぞれ主人公の得意とする属性の方が威力が高くなり、テンペスタ以降の武装は男主人公なら格闘、女主人公なら射撃属性となる。また、式番の数値が大きくなるほど威力が高くなる。
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なお、ゼルガードが元々持っていた術式は他のオート・ウォーロック同様に英字名だが、イオリ、アマリが自ら生み出した術式は漢字の四字熟語となっている。これは二人がアル・ワース出身ではなく地球の日本出身であることの伏線になっている。
 
;灼熱の壱拾弐式~参拾玖式:IGENEST(しゃくねつのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:イグネスト)
 
;灼熱の壱拾弐式~参拾玖式:IGENEST(しゃくねつのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:イグネスト)
:右腕を前に構え、機械式の魔法陣から炎を出す。
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:右腕を前に構え、機械式の魔法陣から炎の弾丸を無数に放つ。最終的にイオリ機は弐拾伍式、アマリ機は参拾玖式になっている。
 
;旋風の壱拾弐式~参拾玖式:VARTEX(せんぷうのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:ヴァーテクス)
 
;旋風の壱拾弐式~参拾玖式:VARTEX(せんぷうのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:ヴァーテクス)
:魔法陣から発生した風を腕に身に纏い、刃のように敵を切り裂く。
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:魔法陣から発生した風を腕に纏い、回転刃の要領で敵を切り裂く。最終的にイオリ機は参拾玖式、アマリ機は弐拾伍式になっている。
 
;征嵐の壱拾陸式~弐拾捌式:TEMPESTA(せいらんのじゅうろくしき~にじゅうはちしき:テンペスタ)
 
;征嵐の壱拾陸式~弐拾捌式:TEMPESTA(せいらんのじゅうろくしき~にじゅうはちしき:テンペスタ)
:魔法陣から雷が混じった嵐を発射させる。
+
:魔法陣から雷が混じった嵐を照射する。
 
;閃光の壱式~伍式:電光切禍(せんこうのいちしき~ごしき:でんこうせっか)
 
;閃光の壱式~伍式:電光切禍(せんこうのいちしき~ごしき:でんこうせっか)
:第9話で主人公がライバルとの戦いで、自身の危機の際に新たに生み出した術式。強引に創り出した為機体にかなりの負荷を掛けているらしく、最初のドグマの収縮の際に機体の一部が小規模の爆発を起こしている。
+
:第9話で主人公がライバルとの戦いで、自身の危機の際に新たに生み出した術式。『T』では伍式になっている。
:両手に球体のドグマを収縮し、両脚に雷を帯電させて連続で蹴り込み、両手のドグマで連続で殴りつけた後融合させて発射、トドメに右脚に再び雷を帯電させて飛び蹴りで〆る。
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:両手に球体のドグマを収縮し、両脚に雷を帯電させて連続で蹴りつけ、さらに連続で殴りつけた後、両手のドグマをひとつにして発射、トドメに右脚に再び雷を帯電させた飛び蹴りを叩き込む。なお最初のドグマの収縮の際に小規模の爆発が起きているが、これは浮き上がった岩塊が両手のドグマに触れて爆発しているものであり、機体自体が爆発を引き起こしているわけではない。
 
;飛翔の壱式~参式:比翼天翔(ひしょうのいちしき~さんしき:ひよくてんしょう)
 
;飛翔の壱式~参式:比翼天翔(ひしょうのいちしき~さんしき:ひよくてんしょう)
 
:第26話で、ホープスと力を合わせて生み出した術式。
 
:第26話で、ホープスと力を合わせて生み出した術式。
:敵機体を拘束のドグマで動きを留めてゼルガードの翼を顕現させ、ホープスが用意したブースターで加速し、突撃する。
+
:敵機体を「拘束のCOMPRE」で動きを留めてゼルガードの翼を顕現させ(こちらも頭上に翼が生える)、召喚した加速用カタパルトで加速し、突撃する。
;創造の零式:天地真命
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;創造の零式~壱式:天地真命(そうぞうのれいしき~いちしき:てんちしんめい)
:第39話にて、サブ主人公が乗り込む事によって生まれた術式。二人分のオドを収束し、魔法球の中へ敵機を拘束して破壊と創造を司る白と黒の無数の魔法陣からレーザーを撃ち込む。トドメ演出ではゼルガードが腕を静かに下ろすと共に敵機が魔法球の中で完全に消滅する。
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:第39話にて、サブ主人公が乗り込む事によって生まれた術式。二人分のオドを収束し、風・水・火を司る三つのエネルギー体を生成し、それぞれの目から放ったビームで薙ぎ払った後、魔法球の中へ敵機を拘束、破壊と創造を司る白と黒の無数の魔法陣を生成してレーザーを撃ち込む。この時ゼルガードの頭部に触角を思わせる翼が生えているのが特徴。[[トドメ演出]]ではゼルガードが腕を静かに下ろすと共に敵機が魔法球の中で完全に消滅する。「気力低下」の効果付き。困難ルート最終話では、[[魔獣ホープス]]出現後に式番が「壱式」に変化し、攻撃力が300増加する。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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:実体のシールドではなく、魔力の盾でガードする。
 
:実体のシールドではなく、魔力の盾でガードする。
 
;ドグマ
 
;ドグマ
:様々な効果をもたらす専用コマンド。それぞれ1マップにつき1回のみ使用可能。全6種類で、[[ファクトリー]]の「Magicカスタマイズ」のグレードを解放することでラインナップが追加される。詳細は以下のとおり。
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:様々な効果をもたらす専用コマンド。それぞれ1マップにつき1回のみ使用可能。全6種類で、[[ファクトリー]]の「Magicカスタマイズ」のグレードを解放することでラインナップが追加される。ちなみに力場のPALASのデバフ効果は[[オールキャンセラー]]に無力な点に注意(EN-100のみが有効)。詳細は以下のとおり。
  
 
:{| class="wikitable"
 
:{| class="wikitable"
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! 意力のSPRITA
 
! 意力のSPRITA
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| 周囲3マス以内にいる味方ユニット1機(自機を含む)のメインパイロットのSPを25回復する || GRADE1解放
 
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! 源泉のPOTANT
| 自機と周囲2マス以内にいる味方ユニット全てのENを50回復する || GRADE2解放
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| 周囲2マス以内にいる味方ユニット(自機を含む)全てのENを50回復する || GRADE2解放
 
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! 戦陣のAUXLUM
 
! 戦陣のAUXLUM
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! 魂魄のPRODIG
 
! 魂魄のPRODIG
| 自機と周囲3マス以内にいる味方ユニット1機に「魂」「気迫」「ダイレクトアタック」「スマッシュヒット」をかける<br/>「スマッシュヒット」の効果は1戦闘のみ || GRADE6解放
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| 周囲3マス以内にいる味方ユニット1機(自機を含む)に「魂」「気迫」「ダイレクトアタック」「スマッシュヒット」をかける<br/>「スマッシュヒット」の効果は1戦闘のみ || GRADE6解放
 
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=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
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:珍しいことに、機体・武器双方の適応オールAを誇る。ドグマは物理的干渉に左右されにくいということだろうか。
  
 
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;強化パーツのスロット+1
 
;強化パーツのスロット+1
:『V』の[[ヴァングレイ]]に引き続く内容。
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:VXT三部作の[[ヴァングレイ|主人]][[ティラネード|公機]]に引き続く内容。
 
:最大スロット数4を狙えるため、ドグマとパーツ使用に専念する支援機として運用するのも一つの戦略であろう。
 
:最大スロット数4を狙えるため、ドグマとパーツ使用に専念する支援機として運用するのも一つの戦略であろう。
  
 
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
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必殺技BGMは、本作の新たな[[精神コマンド]]であり、両者を象徴する精神である「[[決意]]」に肖った曲名になっている。
 
;「強き心と共に」
 
;「強き心と共に」
 
:[[イオリ・アイオライト]]のテーマ。
 
:[[イオリ・アイオライト]]のテーマ。
 
;「旅立ちの季節」
 
;「旅立ちの季節」
:[[アマリ・アクアマリン]]のテーマ。
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:[[アマリ・アクアマリン]]のテーマ。アマリ編39話でのホープスのスポット参戦時でも使用される。
 
;「生まれいずる力、その名は決意」
 
;「生まれいずる力、その名は決意」
:イオリで比翼天翔を使う際のBGM。
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:イオリで比翼天翔及び天地真命を使う際のBGM。
 
;「振り向かないと決めた日」
 
;「振り向かないと決めた日」
:アマリで比翼天翔を使う際のBGM。
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:アマリで比翼天翔及び天地真命を使う際のBGM。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ゼルガード・ミラー]]
 
;[[ゼルガード・ミラー]]
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:ホープスが作り出したゼルガードのコピー機。イオリ編でのみ登場する。
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== 脚注 ==
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{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}

2024年4月9日 (火) 00:26時点における最新版

ゼルガード
外国語表記 Xelguard[1]
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 浅井真紀
初登場SRW スーパーロボット大戦X
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 オート・ウォーロック
全高 26.3 m
重量 37.3 t
開発 魔従教団
所属 魔従教団エクスクロス
主なパイロット イオリ・アイオライト
アマリ・アクアマリン
ホープス
テンプレートを表示

ゼルガードは『スーパーロボット大戦X』の登場メカであり、同作の主人公機。

概要[編集 | ソースを編集]

異世界アル・ワースの法と秩序の番人である魔従教団が開発したオート・ウォーロック。外見は、黒い翼の様なマントを羽織った白い魔導士を思わせる人型兵器。

教団の倉庫の片隅に放置されていた機体で、少なくとも100年以上昔の機体と推測されている。正式採用機のディーンベルと比較した場合扱いづらく、各部が非効率的である。また、コクピットが広く、パイロットの他にもう一人乗り込むことが可能[2]

前腕部に機械式の魔法陣が装備されており、戦闘時には素早くドグマを使用することが出来る。しかし、魔力の増幅率が不安定であり、乗り手の実力やコンディションによってダイレクトに戦闘力が変化する。

実は魔獣エンデが自身の転生の為に作らせた、謂わば彼の新たな「肉体」である。「エンデの心」である教主、「エンデの生命」であるホープスが融合することで、エンデの新たな肉体の器となり、そこへエンデが憑依することで転生が果たされることになっていた。エンデが憑依した暁には外観が変化する事が示唆されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
初登場作品。本作の主人公機。選択した主人公の性別に応じて武器の性能・属性が異なり、最終的な最強武器はは『短射程・P属性の格闘』、は『長射程・非P属性の射撃』となる。その為、適した強化パーツが男女によって異なり、男ならインファイトサポーターが、女ならガンファイトサポーターが適している。本機は移動力が高いうえ、本作は近距離を得意とする機体が多いことを考えると、インファイトサポーター装備で突出した移動力になる男主人公機よりも、ガンファイトサポーター装備で長射程になる女主人公機の方が、他の機体と足並みを揃えやすく、援護攻撃にも使いやすいと言えるだろう。
ガンレオンエグザートラッシュバードと同様の後継機不在型の主人公機で、9話で武器追加、26話と39話でそれぞれ機体性能強化と武装追加が行われる。
性能的には攻撃偏重型で、回避面ではそれなりに避けるが集中をかけても不安が残り、防御面ではシールドがあるものの装甲が低いなど、回避や防御に若干不安が残る。特にこだわりがなければ主人公の誕生日鉄壁を習得するものにしておけば、集中や必中不屈で立ち回ることになるデフォルト誕生日よりも安定するがパターンが4種類しかない。その中で最速で鉄壁を習得できるのは、Lv14で習得する水瓶座(1/20~2/18)のAB型。一方、鉄壁を習得するパターンの中で、純粋な戦闘用の精神コマンドに特化しているのは、いて座(11/23~12/21)のAB型だけ。なお、主人公が鉄壁を習得するパターンには、気合気迫を習得するパターンがひとつも存在しない点には要注意。
毎度おなじみの特殊誕生日11/11 B型は支援型のうえ、サブパイロットのホープスと被るものが多く、自身にかける精神コマンドが集中しかないので使いにくい。しかしエキスパートモードでは感応先見を持つ支援役の重要性が増すので一考の余地あり。
防御・回避面では頭を捻る一方、攻撃面は優秀。射程が長めで攻撃力が高い『比翼天翔』が援護攻撃向きで、主人公が援護攻撃サポートアタックを持つので移動力を補強して味方機と足並みを揃えて進軍したい。
また、本機最大の特長である特殊コマンド「ドグマ」が強力。ノーコストで使えて効果も大きいが、効果には射程・範囲があるため、ある程度鍛えて前線に置いておきたいところ。
なお、本編の成長が一切反映されないDLCマップで唯一ドグマの習得状況が反映されるため、本機が出撃可能なステージでは、ドグマを多く習得しておくと幾分か楽になる。
イオリ編DLC「強く正しく美しく」ではアマリ、アマリ編39話「帰るべき世界」ではホープスをメインパイロットに参戦するものの、この時は比翼天翔以降の武装が使用できなくなる。
スーパーロボット大戦T
本編ではシークレットシナリオ「来訪者X」限定のスポット参戦。事前のシナリオデモで主人公の性別をどちらにしたかで、イオリとアマリのどちらがメインになるかが変わる。しかしアマリがメインの場合、音声がまともに再生されないというバグがあった(現在は修正済)。
原作終了後設定のため、天地真命まで使用可能。もちろん個別コマンドのドグマも健在だが、こちらはTACマネージメントのグレードに左右されるため、状況によっては未開放のドグマもある。
初戦闘時には、魔法を行使するロボットであることに魔法騎士達が反応を示している。
エキスパンション・シナリオでは正式参戦。本編スポット参戦時の選択に関係なく、加入シナリオで再度主人公の性別選択が提示されるので、本編選択時と逆のキャラをメインにすることもできる。Expnの周回プレイを行うと再度メインを選択可能だが、前周回と逆にした場合は機体改造度はそのままにフル改造ボーナスが未決定に戻る。パイロットで武器の格闘・射撃属性が変化する(内部的に別の機体に差し替わる)ことで発生する仕様と思われる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

全武装に気力制限が存在し、100未満になると何もできなくなる。前述の通り主人公の性別によって武器性能が変化し、イグネスト、ヴァーテクスはそれぞれ主人公の得意とする属性の方が威力が高くなり、テンペスタ以降の武装は男主人公なら格闘、女主人公なら射撃属性となる。また、式番の数値が大きくなるほど威力が高くなる。

なお、ゼルガードが元々持っていた術式は他のオート・ウォーロック同様に英字名だが、イオリ、アマリが自ら生み出した術式は漢字の四字熟語となっている。これは二人がアル・ワース出身ではなく地球の日本出身であることの伏線になっている。

灼熱の壱拾弐式~参拾玖式:IGENEST(しゃくねつのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:イグネスト)
右腕を前に構え、機械式の魔法陣から炎の弾丸を無数に放つ。最終的にイオリ機は弐拾伍式、アマリ機は参拾玖式になっている。
旋風の壱拾弐式~参拾玖式:VARTEX(せんぷうのじゅうにしき~さんじゅうきゅうしき:ヴァーテクス)
魔法陣から発生した風を腕に纏い、回転刃の要領で敵を切り裂く。最終的にイオリ機は参拾玖式、アマリ機は弐拾伍式になっている。
征嵐の壱拾陸式~弐拾捌式:TEMPESTA(せいらんのじゅうろくしき~にじゅうはちしき:テンペスタ)
魔法陣から雷が混じった嵐を照射する。
閃光の壱式~伍式:電光切禍(せんこうのいちしき~ごしき:でんこうせっか)
第9話で主人公がライバルとの戦いで、自身の危機の際に新たに生み出した術式。『T』では伍式になっている。
両手に球体のドグマを収縮し、両脚に雷を帯電させて連続で蹴りつけ、さらに連続で殴りつけた後、両手のドグマをひとつにして発射、トドメに右脚に再び雷を帯電させた飛び蹴りを叩き込む。なお最初のドグマの収縮の際に小規模の爆発が起きているが、これは浮き上がった岩塊が両手のドグマに触れて爆発しているものであり、機体自体が爆発を引き起こしているわけではない。
飛翔の壱式~参式:比翼天翔(ひしょうのいちしき~さんしき:ひよくてんしょう)
第26話で、ホープスと力を合わせて生み出した術式。
敵機体を「拘束のCOMPRE」で動きを留めてゼルガードの翼を顕現させ(こちらも頭上に翼が生える)、召喚した加速用カタパルトで加速し、突撃する。
創造の零式~壱式:天地真命(そうぞうのれいしき~いちしき:てんちしんめい)
第39話にて、サブ主人公が乗り込む事によって生まれた術式。二人分のオドを収束し、風・水・火を司る三つのエネルギー体を生成し、それぞれの目から放ったビームで薙ぎ払った後、魔法球の中へ敵機を拘束、破壊と創造を司る白と黒の無数の魔法陣を生成してレーザーを撃ち込む。この時ゼルガードの頭部に触角を思わせる翼が生えているのが特徴。トドメ演出ではゼルガードが腕を静かに下ろすと共に敵機が魔法球の中で完全に消滅する。「気力低下」の効果付き。困難ルート最終話では、魔獣ホープス出現後に式番が「壱式」に変化し、攻撃力が300増加する。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

シールド防御
実体のシールドではなく、魔力の盾でガードする。
ドグマ
様々な効果をもたらす専用コマンド。それぞれ1マップにつき1回のみ使用可能。全6種類で、ファクトリーの「Magicカスタマイズ」のグレードを解放することでラインナップが追加される。ちなみに力場のPALASのデバフ効果はオールキャンセラーに無力な点に注意(EN-100のみが有効)。詳細は以下のとおり。
ドグマ 効果 解禁条件
意力のSPRITA 周囲3マス以内にいる味方ユニット1機(自機を含む)のメインパイロットのSPを25回復する GRADE1解放
源泉のPOTANT 周囲2マス以内にいる味方ユニット(自機を含む)全てのENを50回復する GRADE2解放
戦陣のAUXLUM 隣接する味方ユニットのExCを1上昇させる GRADE3解放
力場のPALAS 周囲2マス以内の敵ユニット全てのENを-100させ、「運動性▼」「装甲値▼」「照準値▼」を付与 GRADE4解放
跳躍のSALIRA 周囲4マス以内にいる味方ユニット1機を4マス以内の任意の位置へ移動させる
対象ユニットが待機できない位置へは移動不可
GRADE5解放
魂魄のPRODIG 周囲3マス以内にいる味方ユニット1機(自機を含む)に「魂」「気迫」「ダイレクトアタック」「スマッシュヒット」をかける
「スマッシュヒット」の効果は1戦闘のみ
GRADE6解放

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

珍しいことに、機体・武器双方の適応オールAを誇る。ドグマは物理的干渉に左右されにくいということだろうか。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

強化パーツのスロット+1
VXT三部作の主人公機に引き続く内容。
最大スロット数4を狙えるため、ドグマとパーツ使用に専念する支援機として運用するのも一つの戦略であろう。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

必殺技BGMは、本作の新たな精神コマンドであり、両者を象徴する精神である「決意」に肖った曲名になっている。

「強き心と共に」
イオリ・アイオライトのテーマ。
「旅立ちの季節」
アマリ・アクアマリンのテーマ。アマリ編39話でのホープスのスポット参戦時でも使用される。
「生まれいずる力、その名は決意」
イオリで比翼天翔及び天地真命を使う際のBGM。
「振り向かないと決めた日」
アマリで比翼天翔及び天地真命を使う際のBGM。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ゼルガード・ミラー
ホープスが作り出したゼルガードのコピー機。イオリ編でのみ登場する。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Steam英語版にて確認。
  2. 第39話からサブ主人公が同乗する他、第19話では、モモカが同乗してミスルギ皇国を出奔している。