「ゲッターエンペラー」の版間の差分

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未来の地球人類は「ゲッター線に選ばれた」と考えており、このゲッターエンペラーを使って全宇宙を支配しようとしている(無論、ゲッター側の真意は不明)。このため歴代ゲッターロボに比べるとお世辞にも正義の味方ではなく、特に『アーク』でのエンペラー(及び人類)は悪役も同然である。<br />
 
未来の地球人類は「ゲッター線に選ばれた」と考えており、このゲッターエンペラーを使って全宇宙を支配しようとしている(無論、ゲッター側の真意は不明)。このため歴代ゲッターロボに比べるとお世辞にも正義の味方ではなく、特に『アーク』でのエンペラー(及び人類)は悪役も同然である。<br />
とはいえ、ゲッターロボ世界の宇宙戦争は戦争の皮を被った'''異生物同士の生存競争'''である事を忘れてはならない。アークで語られた内容によれば、宇宙に進出した人類を待っていたのは弱肉強食の果て無き戦いの戦いの連続であり、時には利害の一致による共闘こそあれど、[[ゼントラーディ|文化による共感]]も[[ELS|異種との対話]]も存在し得ない。同じ地球出身の恐竜帝国(ゴール三世)ですらアンドロメダ流国を撃退した後は用済みになったゲッターを裏切る算段であり、未来で一度人類を追い込み、今度は逆に追い込まれているアンドロメダ流国もゲッターエンペラーと人類を滅ぼした後は今度は自分たちが再び宇宙征服を再開するつもりであった。ゲッターエンペラーが宇宙を滅ぼす悪であったとしても、滅ぼすか滅ぼされるかの世界において人類種を守護しているのは紛れも無い事実なのである。<br />
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とはいえ、ゲッターロボ世界の宇宙戦争は戦争の皮を被った'''異生物同士の生存競争'''である事を忘れてはならない。アークで語られた内容によれば、宇宙に進出した人類を待っていたのは弱肉強食の果て無き戦いの戦いの連続であり、時には利害の一致による共闘こそあれど、[[ゼントラーディ|文化による共感]]も[[ELS|異種との対話]]も存在し得ない。同じ地球出身の恐竜帝国(ゴール三世)ですらアンドロメダ流国を撃退した後は用済みになったゲッターを裏切る算段であり、未来で一度人類を追い込み、今度は逆に追い込まれているアンドロメダ流国もゲッターエンペラーと人類を滅ぼした後は今度は自分たちが再び宇宙征服を再開するつもりであった。ゲッターエンペラーが宇宙を滅ぼす悪であったとしても、滅ぼすか滅ぼされるかの世界において人類種を守護しているのは紛れも無い事実なのである。
ファンの間では、石川氏が執筆した『真説・魔獣戦線』のラスボス「時天空」を倒すために、ゲッターが作られたという見方もされている。その作品では高次元精神体である神々が、'''無限'''という最早大きさでは測れない時天空を攻撃・消滅させるために創リ出したのが、原始的な肉体を進化させていく人類である。それらが多種多様な進化を果たしていく事で兵器を扱うようになり、'''宇宙を消滅させる機械の化け物'''などと関わっていく事が予見されているといった描写がある。余談だが、多種多様な兵器の中には『虚無戦記』のラ=グースの存在を示唆する台詞もある。
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ゲッター軍艦の司令官である武蔵いわく<br />「ゲッターは…'''大いなる意思の戦い'''なのだ<br /> それでなくては宇宙に存在するゲッターの意味がないのだ!!」<br />「本能に身をゆだねれば、すべてがわかってくる!!<br /> '''生物が、人間が、なぜ存在するのか'''<br /> '''宇宙が…なぜ…存在するのか!!'''<br /> そしてお前たちが'''なぜ殺し合うのか!'''<br /> '''これしか道は…ない'''ことも…」
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ファンの間では、石川氏が執筆した『真説・魔獣戦線』のラスボス「時天空」を倒すために、ゲッターが作られたという見方もされている。その作品では高次元精神体である神々が、'''無限'''という最早大きさでは測れない時天空を攻撃・消滅させるために分子構造体を組み合わせる原始的な方法で創リ出したのが、神々のような意識体ではなく肉体を持つ生物体である。それらは喰い合い滅ぼし合うことで生き残ったものが強く進化していく戦闘的な種であり、多種多様な進化を果たすその先の一つの形として'''兵器を使い、宇宙を消滅させる機械のバケモノ'''が予見されているといった描写がある。余談だが、進化の形の予見には『虚無戦記』のラ=グースの存在を示唆する台詞もある。武蔵が語った「'''究極の進化、それは…宇宙を支配すること……'''」という言葉も、これらと関わると考えた場合、単純な宇宙征服ではなく空間支配の意味合いとも受け取れる。
  
 
石川賢氏はインタビューで「エンペラーは[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]が[[真ゲッタードラゴン]]に進化した後、最終進化を遂げたもの」と解説している。変形形態がライガー、ポセイドンを象っているのはそれを裏付けるものだが、厳密にはさらに[[真ゲッターロボ]]とも融合している。そのためか、ドラゴンに始まるGの系譜であるにもかかわらず、エンペラーのフォルムは悪魔を思わせる初代ゲッター1の意匠を残している(2、3はGの意匠を持つ)。この際に人類は外宇宙に出られず(太陽系毎遮断されていた)、範囲内でゲッターのもたらす進化に適応しており、宇宙進出の準備段階を踏まえていた。本来これらの出来事はゲッター聖ドラゴンの項で描かれる予定であったらしいが、石川氏の死で実現しなかった。
 
石川賢氏はインタビューで「エンペラーは[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]が[[真ゲッタードラゴン]]に進化した後、最終進化を遂げたもの」と解説している。変形形態がライガー、ポセイドンを象っているのはそれを裏付けるものだが、厳密にはさらに[[真ゲッターロボ]]とも融合している。そのためか、ドラゴンに始まるGの系譜であるにもかかわらず、エンペラーのフォルムは悪魔を思わせる初代ゲッター1の意匠を残している(2、3はGの意匠を持つ)。この際に人類は外宇宙に出られず(太陽系毎遮断されていた)、範囲内でゲッターのもたらす進化に適応しており、宇宙進出の準備段階を踏まえていた。本来これらの出来事はゲッター聖ドラゴンの項で描かれる予定であったらしいが、石川氏の死で実現しなかった。

2014年4月21日 (月) 02:47時点における版

ゲッターエンペラー(Getter Emperor)

真ゲッターロボ (原作漫画版)』や『真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』に登場する、遥か未来で戦っている超巨大な最強最後のゲッターロボ。巨大戦艦ゲットマシン3機によって構成されている。
搭乗人物は不明だが、ゲッター軍団と言語による意思疎通を行っていた際の声は流竜馬のものと同じであった。

ゲットマシン一つが惑星クラスの大きさで、ゲッタービーム一撃で惑星ごと敵勢力を吹き飛ばす。防御面では、あらゆる攻撃に対して効果を発揮するゲッター線シールドを備える。また、ムサシなど指揮系統の人間はクローンのような予備肉体が用意されており、死亡した場合は新しい肉体が記憶を引き継いで戦線復帰する。
他にも機体の手で時空跳躍の亜空間入り口を握り潰そうとするなど、物理的にありえないアクションを見せている。3機合体時にはビッグバンを引き起こす程のゲッター線が発生するなど超ド級のスケールで、現在も進化し続けているらしい。なお宇宙空間に出てしまった以上、陸海空が存在しないため、どの形態がどのような性能を持っているのかは全く不明。

単純な空間把握ではない知覚能力を持っており、何者かが時間移動をするとそれを感知できるらしい。また、ゲッターとの縁が深い拓馬にも精神的に接触していたような描写がある。エンペラーと深い縁を持つ拓馬が相手ならば、全宇宙規模での探査なども可能な様子を見せていた。なお、エンペラーの誕生を根本的に排除しようと時空を遡ってゲッターを駆逐しようとする作戦が行われたことがあるが、逆にゲッターの力を高めるという結果に終わってしまっている。エンペラーがそこにある、という時点でどうやっても誕生は阻止できないらしい。
逆に言えば、エンペラーが存在していなければ、阻止できる。小説『スーパーロボット大戦』では当時連載中の『真ゲッターロボ』でもエンペラーが登場していない時期だったため、闇の帝王が支配する未来世界では『UFOロボ グレンダイザー』完結から約100年後に発生した機械の叛乱により人類は滅亡寸前まで追いつめられ、早乙女研究所も消滅。ゲッター線のテクノロジーが闇の帝王に握られた(そして、真ゲッターロボ以上のロボットを作ろうとしなかった)ため、結果としてエンペラーの誕生が阻止されている。この未来世界では最終的には闇の帝王一派の全滅に伴って、ゲッター線のテクノロジーが完全に消滅していると思われる。

誕生

詳細は不明。
漫画版『真ゲッターロボ』で繭のような物を形成して進化しながら地中深くに沈んだゲッタードラゴンが、『ゲッターロボアーク』のラストでついに覚醒している(ライガーやポセイドンの顔もあるようで姿はシルエットが窺えるのみ)。この真ゲッタードラゴンがさらに『真ゲッターロボ 未知との遭遇』で垣間見た未来のゲッター聖ドラゴンに進化して、さらにエンペラーへと進化したと思われる。
ただし「ゲッターの意思」は『ゲッターロボ號』のラストで真ゲッターと共に火星に飛び立って眠りについていた為、ゲッターエンペラーの肉体になったと思われるゲッタードラゴンが経た顛末はゲッターエンペラーに記憶されていない。

そして遥か未来、人類が宇宙に進出してロボット兵器で異星人を征服して植民地化するようになっていた時代、人類は始めて自分達より強大なアンドロメダ流国に遭遇。決して降伏を認めず細胞の一片すら根絶やしにするというアンドロメダ流国の徹底した殺戮により滅亡の淵に立たされたが、その時、人類に忘れ去られてかけていた太陽系から3隻の巨大戦艦ゲッターエンペラーが発進して戦況をひっくり返す。ここに第一次オリオン大戦の幕が切って落とされた。
ゲッターエンペラーは戦うたびに進化して巨大化していき、人類もその庇護下でゲッター軍団を生み出し、ゲッターエンペラー出現による第一次オリオン大戦勃発から2500年後(連載時は700年)になっても第三次オリオン大戦という形で宇宙の大戦争は続いている。

目的

未来の地球人類は「ゲッター線に選ばれた」と考えており、このゲッターエンペラーを使って全宇宙を支配しようとしている(無論、ゲッター側の真意は不明)。このため歴代ゲッターロボに比べるとお世辞にも正義の味方ではなく、特に『アーク』でのエンペラー(及び人類)は悪役も同然である。
とはいえ、ゲッターロボ世界の宇宙戦争は戦争の皮を被った異生物同士の生存競争である事を忘れてはならない。アークで語られた内容によれば、宇宙に進出した人類を待っていたのは弱肉強食の果て無き戦いの戦いの連続であり、時には利害の一致による共闘こそあれど、文化による共感異種との対話も存在し得ない。同じ地球出身の恐竜帝国(ゴール三世)ですらアンドロメダ流国を撃退した後は用済みになったゲッターを裏切る算段であり、未来で一度人類を追い込み、今度は逆に追い込まれているアンドロメダ流国もゲッターエンペラーと人類を滅ぼした後は今度は自分たちが再び宇宙征服を再開するつもりであった。ゲッターエンペラーが宇宙を滅ぼす悪であったとしても、滅ぼすか滅ぼされるかの世界において人類種を守護しているのは紛れも無い事実なのである。

ゲッター軍艦の司令官である武蔵いわく
「ゲッターは…大いなる意思の戦いなのだ
 それでなくては宇宙に存在するゲッターの意味がないのだ!!」
「本能に身をゆだねれば、すべてがわかってくる!!
 生物が、人間が、なぜ存在するのか
 宇宙が…なぜ…存在するのか!!
 そしてお前たちがなぜ殺し合うのか!
 これしか道は…ないことも…」

ファンの間では、石川氏が執筆した『真説・魔獣戦線』のラスボス「時天空」を倒すために、ゲッターが作られたという見方もされている。その作品では高次元精神体である神々が、無限という最早大きさでは測れない時天空を攻撃・消滅させるために分子構造体を組み合わせる原始的な方法で創リ出したのが、神々のような意識体ではなく肉体を持つ生物体である。それらは喰い合い滅ぼし合うことで生き残ったものが強く進化していく戦闘的な種であり、多種多様な進化を果たすその先の一つの形として兵器を使い、宇宙を消滅させる機械のバケモノが予見されているといった描写がある。余談だが、進化の形の予見には『虚無戦記』のラ=グースの存在を示唆する台詞もある。武蔵が語った「究極の進化、それは…宇宙を支配すること……」という言葉も、これらと関わると考えた場合、単純な宇宙征服ではなく空間支配の意味合いとも受け取れる。

石川賢氏はインタビューで「エンペラーはゲッターロボG真ゲッタードラゴンに進化した後、最終進化を遂げたもの」と解説している。変形形態がライガー、ポセイドンを象っているのはそれを裏付けるものだが、厳密にはさらに真ゲッターロボとも融合している。そのためか、ドラゴンに始まるGの系譜であるにもかかわらず、エンペラーのフォルムは悪魔を思わせる初代ゲッター1の意匠を残している(2、3はGの意匠を持つ)。この際に人類は外宇宙に出られず(太陽系毎遮断されていた)、範囲内でゲッターのもたらす進化に適応しており、宇宙進出の準備段階を踏まえていた。本来これらの出来事はゲッター聖ドラゴンの項で描かれる予定であったらしいが、石川氏の死で実現しなかった。

エンペラーはチェンゲの時点では惑星より大きい程度だったが、最終的には『アーク』での描写のように太陽系に匹敵するサイズにまで至るとされている。発表当時はロボット作品史上最大のロボットであり、スパロボに間接的に登場している機体では2012年7月現在、未だに最大のロボットである。確固たる物理的実体を持つ機体としては今でも最大であろう(天元突破グレンラガンは認識宇宙で実体化した機体であり、オルタニティコンボイは高次元の上位存在と化しており、大きさは意味を成さない)。匹敵する可能性があるのは軍神デモンベインであるが、こちらの最終的なサイズは不明である(確認されている最後のサイズは約5550km)。
なお、作中の台詞によると、ゲッターチェンジは「エンペラーチェンジ」、ゲッター1に相当する形態の名称は「ゲッターエンペラー1」とのこと。ただし変形が終了したらしたらで、合体した際に発生するビッグバン級の超エネルギーの放出により敵はほぼ全滅している。そのため一つの文明がすべてを懸けて合体を阻止しようとしたが結局、ゲッター艦隊に阻まれてしまい、最終的に武器による攻撃が無意味になったため諦めた。これでも石川賢作品ではまだ中堅クラス。その上は空間支配能力の使い手が名を連ね、それらとは赤子と大人ほどの差がある。更にその上には、極道兵器こと岩鬼将造がいる(体の各部を機械化した人間だが、石川作品ではラ=グースを超えて最強に位置づけられている)。
なお、『ゲッターロボアンソロジー~進化の意志』に収録されているラ=グースとの直接対決が描かれたエピソードではどうも空間支配能力対策ができるようになったらしく、更に成長したラ=グースを盛大にぶん殴って倒した

原作における扱い

真ゲッターロボ (原作漫画版)
未来世界でゲッターエンペラーによって無差別攻撃された昆虫型の異星人が、ゲッター研究所の過去の姿である早乙女研究所を攻撃。そして、フルパワーの真・ゲッター1で敵宇宙船を叩き、未来へとタイムスリップ。その姿に流竜馬神隼人は驚愕するも、隼人はその存在に少なからず惹き付けられ、逆に竜馬はゲッターを降りる決心をする。
真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
真ドラゴンのシャインスパークでインベーダーの次元断層に突撃を敢行した際に、別次元の世界で巨大インベーダーと戦闘を繰り広げるゲッターエンペラーが率いるゲッター軍団の姿があった。竜馬隼人弁慶はここからは自分達が始末をつけると言って戦乱の渦に飛び込む。
ゲッターロボ アーク(未参戦)
主人公たちがゲッター線によって遥か未来で遭遇。

登場作品

その無茶苦茶な能力と戦いのスケール上、スパロボにはユニットとしては未参戦だが、作品によっては真・ゲッター1真ドラゴンの「(真)シャインスパーク」のカットインでその姿を見る事ができる。また敵の組織やある一部の人間に、その存在をなんらかの形で知られており、敵意を剥き出しにされるケースが多い。

スーパーロボット大戦D
真ドラゴンが「シャインスパーク」を使用すると、背景に登場する。
第3次スーパーロボット大戦α
真・ゲッター1が「真・シャインスパーク」でとどめを刺す際、背景に登場する。
スーパーロボット大戦W
真・ゲッター1が「真・シャインスパーク」を使用すると、背景に登場する。また、ザ・データベースは別の世界でチェンゲの真ゲッターと戦い、そこからこの機体の情報を得ていたらしい。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
インベーダーとの最終決戦にて、『真(チェンジ!!)ゲッター』の最終話のワンシーンを再現した一枚絵にて、エンペラー艦隊が登場。背景のみの登場となっていた今までとは違い、艦隊での登場で「何か」と戦っている様子。再世篇の状況からみれば恐らくバアルに分類される何かの可能性がある。ちなみにこのイラストでは奥にポセイドン(エンペラー3)、手前にライガーの意匠を持った別形態(エンペラー2)が飛んでいる。

ちなみにPS版「ゲッターロボ大決戦」では、「早乙女博士が開発した宇宙戦艦型ゲッター」という設定であり、クロスオーバー含めた登場作品で唯一味方として使用可能。

名場面

ゲッターエンペラーに立ち向かう昆虫人の艦隊をゲッタービームで消し飛ばす際「まかせろ、ごとふっ飛ばしてやる!」と発言しており、その声は流竜馬の声そのものだった。
なお、この月は地球の月に比べて遥かに大きいにも拘らず本当に消し飛んだ。

「ああ~ ダビィーンがおしつぶされる」
「エンペラーのゲッター線量が上がっていくぞ ウォォ この指数はビッグバンを引きおこすだけの」
「ゲッターチェンジをさせてはならん!! 阻止せよ」
ゲッターエンペラーと戦う昆虫人のセリフ。ダビィーンは彼らの住む惑星であるが……。
「惑星ダビィーン消滅!!」
「星域のゲッター指数がますます上がっていきます」
「だめだもうわれわれの武器はすべて無意味になった!!」
ゲッターチェンジを防ぐことは出来なかった。ゲッターエンペラーは合体しただけでこの有様である。上述するように、これはゲッターと対立する異星人のセリフである。もはやゲッターロボは紛れもなく宇宙の侵略者であるが、もしゲッターが時天空に挑む兵器であるのなら宇宙を征服し終えた所で本当の戦いのスタート地点となる

関連機体

真ドラゴン
「真」に登場した前段階に当たる姿。
ゲッター聖ドラゴン
「新」において鬼たちが恐れた機体であり、別の可能性の竜馬が搭乗する暴虐のゲッターロボ。「ゲッターセイントドラゴン」と読む。ドラゴンの名が示す通りGの系譜に当たり、外見は太陽系サイズのゲッタードラゴンが鬼の意匠を取り込んだような姿。首の部分にライガー、胸部にポセイドンの顔があり、機体各所にそれぞれの形態の武装が取り付けられている。
ゲッタードラゴン
大本の姿その1。百鬼帝国と戦ったTV版とは別物。