ヴァルシオーネR

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ヴァルシオーネR
登場作品

バンプレストオリジナル魔装機神シリーズ

デザイン 寺島慎也
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 人型機動兵器
生産形態 改修機
全長 28.2 m
重量 68.9 t
動力
OGシリーズ
不明
αシリーズ
量子波動エンジン
エネルギー プラーナ
MMI ダイレクト・モーション・リンク・システム(DMLシステム)
原型機 ヴァルシオーネ
設計 ビアン・ゾルダーク
改修 リューネ・ゾルダーク
所属 アンティラス隊
パイロット リューネ・ゾルダーク
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ヴァルシオーネRは「バンプレストオリジナル」の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

リューネが、ラ・ギアスで学んだ練金学を施してヴァルシオーネを改良した優雅な機動兵器(αシリーズではラ・ギアスの練金術ではなく、木星圏でEOTを用いた改造)。「R」とは「リファイン」ではなく「リターン」を差す。

胴体部の改良に熱意が注がれており、機体全身のスタイルは大人びた容姿に向上。また、『第2次スーパーロボット大戦OG ザ・コンプリートガイド OG MANIACS』の本機解説欄に性能面でも底上げに成功したことが記されている[1]

新たにプラーナエネルギー[2]として採用しており、動力炉が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装として「クロスソーサー」を装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。

その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)でテュッティは「改めてみると異色」と評価し、ミオが「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士ゼツは「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕し、戦闘台詞では「壊し甲斐がある」とも言っている。ただ、ラ・ギアス人にもリューネと同じ感性を持ち合わせた人が少なからずいるらしく、例えばシュテドニアスの双子のエース(サンドリーブ姉妹)がRの外観を絶賛している。

『α』の開発中、スタッフの一人がこの機体の戦闘アニメーションに力を入れすぎ、他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまい、結果他の作品の機体のアニメーションも全てやり直すこととなり、発売時期が延びた話がある。しかしそれがファンの心を掴み、現在の『動くスパロボ』になった。そのスタッフがいなければ今のスパロボは非常に地味になっていたかもしれない。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。カロッゾプレシアがさらわれたのでやむなく敵として登場する。ギリアムもしくはガトーに撃墜されることがある為、マサキによる説得は早めに。総ターン数320以下だと味方から離れる。
最初から全能力が3段階改造されている…が、EXまでと比べて火力が異様に抑えられており、改造前から弱体化してしまった印象が強い。
第4次スーパーロボット大戦S
上記に加えプレシアをカロッゾから救いだすシナリオが追加されて、その主力機体となる。最終決戦で離脱はしない。
また本作の仕様により、仲間にすると武器改造は初期化される。
スーパーロボット大戦F完結編
参戦と同時にサイバスターの「サイフラッシュ」が使用可能になるのが大きい。今回は長期的に参戦。
移動力7・飛行可能・敵味方識別可能なMAP兵器・νガンダムと同等の攻撃力と運動性・分身装備と、性能自体はリアル系でもトップクラスに位置する。しかし肝心のリューネの能力が「宇宙適応:Bな上に必中集中もない」「格闘が高く射撃が低く、射撃重視の武器構成と致命的に噛み合っていない」「オールドタイプではそれなりレベルの回避・命中」と大きく足を引っ張ってしまっており、後半使っていくには愛が必要。ただし努力を習得するため経験値を稼ぎやすい他、ヴァルシオーネ自体の性能の高さが幸いし、激励を2回使えるようになるレベル48には比較的容易に育てられる。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
ジュピトリアンにより改造され、試作の量子波動エンジンが追加された設定である。今回のヴァルシオーネはイレギュラーな存在。髪が風で揺れ、瞬きまでするアニメーションは多くのプレイヤーに衝撃を与えたが、加入時期が遅めで出撃枠から外されてしまいがち。
サイバスターに近い機体性能で、限界以外は同じか一段落ちる代わり、分身があって遠距離武器が多くあるなど水準以上の実力で、本作(並びにDC)のみ加入の時点で「円月殺法」が使える。またマップ兵器の消費ENがこちらは10低く、陸Aの代わり空Bになっている。遠距離と近距離をこなせる機体ではあるが、技能ポイントシステムがそれを邪魔して使いにくくしている一面もある。リューネ本人はバランス型で突出した能力値を持たないため、既に育成の進んでいるキャラ達と比べると(加入時期的に)どうしても見劣りしてしまうのが残念。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
「クロスソーサー」と「円月殺法」の攻撃力がアップ。今回もこだわりの演出。
スーパーロボット大戦α外伝
珍しくサイバスターよりも先に加入するが、未来編での再加入は遅め。アニメーションは『α』以上に進化し、PSとは思えないほどに動く。
性能は前作から一回り絞られ、機体性能は並程度、分身無し、「円月殺法」が後半追加武装になるなど使いづらい面が増えた。最低限活躍できるだけの攻撃力はあるものの、P属性武器のハイパービームキャノンが6発、しかも陸B。サイコブラスターは空Bと妙なことになっている。せめて援護レベルが高ければ長射程武器を活かしやすかったのだが。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2016年12月のイベント「地底世界からの来訪者」のイベント報酬ユニット。レアリティR・SR・SSRのシューター。後にSSRブラスターと大器型SSRアタッカーが追加。
ユニットクエストは『ムーン・デュエラーズ』の後日談となっている。

魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第二章から登場する。修行により「円月殺法」を身につけることができる。基本的に遠距離武器が充実しており、改造すれば魔装機神より化ける。なお、本作で初めて分身が搭載され(この時は正確には特殊技能だったが)、以後のシリーズにも引き継がれることになった。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
デザインを一新。新たに専用の日本刀(ディバイン・ブレード)も付け加えられた。また、ディバイン・アームの装飾がヴァルシオーネの物とは違っているが、原作の阪田氏が新規デザインした物である。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
リューネ待望の合体攻撃を引っ提げて登場。『魔装機神I』(LOE)に比べると、プラーナ消耗扱いのユニットとなったために使い勝手は良くなくなったものの、それでも十分強い。合体攻撃はプラーナを消耗するが、サイバスターポゼッションするとプラーナが全回復するのでリューネ側だけ気を付ければいい。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
「気合」1回(気力10)で使用可能になる「ツインメガビームランチャー」が主力武器。瞬時の使い易さにおいては他のBクラス魔装機を圧倒する。しかし射撃武器が充実しているのにリューネのスキルは格闘寄りであるため、段々と攻撃力不足に陥ってしまうのが難点(一応、必殺技の「円月殺法」の威力は飛躍的に上昇するが、燃費が悪く連発できない。ついでに実剣のランクアップもないため、スキル「豪腕」で破壊力を増強できる兵器は必殺技のみ)。
そして、前作から既にその片鱗を見せ始めていたRの短所……「無属性の機動兵器」に由来する欠陥も目立ってきている。弱点とする属性がないといえば聞こえは良いが、同時に回避率や攻撃力に有利な補正があってもなにひとつ受けられない。そのため、どの属性の敵からも安定して狙われ、軽減できないダメージを蓄積してしまう。
敵の火力が強化された本作中盤以降、これらが無視できない弱点となってRの前に立ち塞がることになる。主力として使うならフル改造必須だが、耐久力を補いきれるカスタムボーナスが用意されていないため、Rをフル改造するべきかで悩んだプレイヤーも多いようだ(共通ボーナスのうちの「精霊ランクアップ」の恩恵を受けられないことも拍車をかけてしまう)。さらに追い打ちをかけるような感覚で、「目覚める大地」(バゴニアルート終盤)のシナリオデモで精霊と制式な契約を結んでいないことからオカルト系(ヴォルクルスなどの呪詛)に完全無防備であることまでが語られた。次回作でどのようにRを強化していくのか御注目といったところ。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
中盤、第33話「フリングホルニ」からの登場。前作同様の機体と操者の相性の悪さが解決されておらず、それどころかツインメガビームランチャーからP属性が消えたためにかなり使い勝手が悪くなってしまった(一応、終盤に習得可能な「達人」によって射撃を強化したり、前作同様に「一撃離脱」によって移動の利便性を高めたりすることは可能だが……)。今作では味方に無属性機が多く、敵側も大半が無属性であるため、属性の問題は気にしなくてもよくなったが、今度は他の無属性機にポジションを奪われがちになる(特に今作初登場のヴァルシオーガは使い勝手が良く、序盤から登場し、シナリオ面でも目立つので、古参のヴァルシオーネRの影が薄い)。
ただし隠し必殺技として習得可能な「円月殺法・乱れ散華」の攻撃力はラ・ギアス7大超兵器と合体攻撃を除いた単機の火力では1位の数字となっており、この点においてはリューネの格闘能力を遺憾なく発揮することができる。ただしここでもヴァルシオーガの最強武器にわずか100差と迫られている他、入手するにはヴァルシオーガ(及び操者のティール)の活躍が鍵を握っていたりする。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦OG
ようやくOGシリーズに登場。SDグラフィックではヴァルシオーネより若干頭身が高い。有射程の単体攻撃を「クロスソーサー」に変更されてしまった影響で、反撃・援護性能は若干低下した。一方スマッシャーの方は、単体攻撃を不可能とする反面、全体攻撃属性にダブルアタック属性を上乗せと殲滅能力がぐっと増した。「封印戦争」は、「第二章」より前の時間軸に発生した出来事だが、「円月殺法」は撃墜数によって使えるようになるため、接近戦の火力は改修前より俄然高くなる。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
第37話「静死からの帰還」でグランゾン、サイバスター、ガリルナガン共々参戦してくれる。性能は第2次OGと同等。時系列ではすでに取得している「円月殺法」も使える。ただ、参戦が遅いので、主力として使う分には射撃武器のクロスマッシャーやクロスソーサー中心とした反撃戦法特化に。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

OGシリーズでは「ユニバーサル・コネクター」の設定により、換装武器の装備も可能。

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘兵装[編集 | ソースを編集]

ディバイン・アーム
SFC版『LOE』で武器のグラフィックがつかなかったため、ながらくその形状が不明であった。「手刀」と思われていたこともある。αシリーズで両刃の長剣であることが判明[3]。同シリーズのみ腕で空間に光の線を描き、そこから鞘に納まったディバイン・アームが実体化する、という演出になっている。『LOE』のリメイクから新たな装飾が書き起こされて専用の鞘まで備え付けられた。魔装機神シリーズでは鞘をパージしてから斬りかかる描写で固定されつつあるが、OGでは『α外伝』とほぼ同じ視覚表現である。『α外伝』では回避されると躓きそうになりながら画面外に消えて行き、バリアなどで無効化されるとすっ転んで顔面を引きずるなどギャグ色の強い演出になっているため一見の価値あり。
IIIでとうとう初期武装としてブレードが登録されてしまった(アームからのランクアップがない)。
  • ROE:本作で「斬り返し」発動時に(アームとブレードと)2種類のエフェクトを残す唯一の近接兵器。僚機となるサイバスターも2振りの実体剣を所有しているのだが、こちらは常に「ディスカッター」を手にしているため、「斬り返し」で「バニティリッパー」が姿を現すことはない。
  • OG2nd:換装武器であることと、時系列の問題で「アーム」のまま(柄と鍔の部分の拵えが日本刀式でないことは武器換装時に確認可)。ブレード自体は「円月殺法」使用時に確認出来る。R装備時に専用のモーションがあるが、こちらも完全に「円月殺法」の軌道を描いたりする(剣を一回転→飛びかかる→上から両断⇒横一閃で斬り抜け⇒見得切り)。ちなみにラ・ギアスで登場するノーマルのアームも同様の演出。
ディバイン・ブレード
「ディバイン・アーム」の強化型(ランクアップ武器)。取り回しと切れ味を改良、リューネの趣味を反映して日本刀に拵えてある。

射撃兵装[編集 | ソースを編集]

サイコブラスター
「サイフラッシュ」と同様の効果をもつ敵味方識別型マップ兵器。Rのブラスターは主要部品とそれらを接続するための規格に「サイフラッシュ」と同じものを採用したらしく、スペアパーツで相互補完することが可能となっている(『F完結編』)。光の輝きは前身機と同じ桃色。魔装機神シリーズでは、IIから弾数消費がオミットされ、プラーナのみを消費するかたちで使用する。
  • POJ:魔装機神シリーズ初となる専用の演出動作があるが、その威力は歴代最弱。精霊の補正もないため破壊力で4体の魔装機神に完全に劣るが、リューネは精神コマンド「手加減」を習得するため、使いどころが完全に消えるわけではない。
メガビームキャノン / ハイパー・ビームキャノン
携行する小銃型の光学兵器。「ハイパー・ビームキャノン」はαシリーズ、およびOGシリーズ換装武器として使用する際の名称だが、どちらの表記でも銃のデザイン自体に変化はない。銃身の塗装も同じ色(グレイ)である。『α』と『OG1』『OG2』では、幾筋もの光の線が空間に走った後、その残光が銃型に実体化して出現するという演出が使われており、『α外伝』ではより洗練され、実体化させた銃を画面に向けて発砲する。発射されるのは『α』以前は光線、『α外伝』以降は光弾で、OGシリーズでは後者が採用されている。
『LOE』ではこの武器が「クロスマッシャー」にランクアップする。IIでは使用不可。
ツインメガビームランチャー
IIIから配備される新兵装。銃身を白で染めた美しい2挺の小銃を左右に連結した2連装光線銃。分離状態での連射モードなど、ウイングガンダムゼロの「ツインバスターライフル」を彷彿とさせる。射程1-4で移動後使用可。IIIではフル改造することで「クロスマッシャー」にランクアップする。
ヴァルシオーネの「ハイパービームキャノン」と改造が連動するので、その後継武器と思われる。
クロスソーサー
ヴァルシオーネの両肩から、円形のユニット(円盤)を回転させながら飛ばす。魔装機神シリーズではフル改造すると別の武器にランクアップする。発動時にふたつの円盤が赤と青に染まる。
魔球・ミラージュボール(1号)
IIから「クロスソーサー」のランクアップとして登場する新技。発動時の力を応用した技で、蹴り上げた赤と青のエネルギーが渦巻く球体を、右腕のジャンピングサーブで加速をつけて相手に叩きつける。リューネの台詞から、ビアンに強制的に見せられたアニメが元になっているらしい。射程2-4のP武器なので便利。
魔球・ミラージュボール(2号)
「ソーサー」のランクアップ技。放り投げた赤と青のエネルギーが渦巻く球体を、素早く振上げた右脚で強く蹴る。射程(2-4)とP属性もそのままだが、単純火力(最高3600)で「ツインメガビームランチャー」(最高4300)に劣るため、人によっては無駄金を投じたと後悔したくなることもあるだろう。属性が射撃から格闘に変更されないことが地味に厳しい。
メビウスジェイド
インフィニティ(∞)の軌跡に沿って光の素粒子が続けざまに命中する長射程の攻撃兵器。
  • LOE:「クロスソーサー」のランクアップで使用可。リメイクから、「インフィニティ(∞)の軌跡を描いた蒼紅の円盤が分裂を繰り返して煌く宝石状の弾丸を無数に生み出す」という華やかな描写に固定された。本作ではランクアップ前の攻撃時にあった乳揺れ演出が消える仕様。
  • ROE:通常の追加武装として登場する。前作のアンケートの結果か、「寄せて上げる」ようなカットインになって「揺れる」。高威力長射程なのだが、2発しか撃てない。
  • POJ:初期武装のひとつ。長射程(射程2-7)は変わらず弾数も2発のまま。プラーナを消費するようになったため「クロスマッシャー」とリソースを食い合ってしまう上にランクアップもない。
クロスマッシャー
両腕から青赤の螺旋状のビームを放つ。『OG2nd』では全体攻撃属性が付加され殲滅力が向上。単体攻撃は「円月殺法」と「クロスソーサー」があるため援護にも困らない。
  • LOE:「メガビームキャノン」のランクアップ武器。
  • ROE:銃砲使用不可につき、ランクアップ属性の武器として単独で武装欄に登録されている。消費対象はプラーナのみ(なんと弾数もMG消費もない)。
  • POJ:「ツインメガビームランチャー」のランクアップ武器。弾数とプラーナを消費する。
拡散クロスマッシャー
『ROE』で使用する「クロスマッシャー」のランクアップ技。光線の放射中に両手を払って複数の螺旋に拡散。分かたれた螺旋の波動は引き寄せられるように一箇所に収束。一斉に相手を貫く。IIIでは使用不可。

必殺技[編集 | ソースを編集]

円月殺法
元ネタは「眠狂四郎」の必殺技「円月殺法」。演出も本家と同じ。OGシリーズでは例え「ディバイン・ブレード」にランクアップしていなくても、この技使用時のみ刀を使用する(αシリーズでは「ディバイン・アーム」を使用)。ほとんどの作品で背景に満月が浮かび、作品によっては最後の一太刀で背景の満月も両断される演出もある。
『ROE』の演出は、「真一文字に切り下ろした後、返す刀で横一文字に斬り捨て十文字に裂く」というもの。OGシリーズではこの演出を採用している。
円月殺法・乱れ散華
元々はPOJにおける限定版ヴァルシオーネの必殺技として登場したものだが、COEにて条件を満たすと円月殺法のランクアップ技として使用可能になる。限定版ヴァルシオーネとは違い2刀流での乱れ切りになっている。7大超兵器を除けば単体での最高火力を誇る。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

十八番参会名護屋暫(じゅうはちばんさんかいなごやしばらく)
リューネ待望のマサキ・アンドーとの合体攻撃。サイバスターとヴァルシオーネRが斬撃を叩き込む。歌舞伎十八番の一つとして知られ、元々は『参会名護屋』のクライマックスであった一場面が独立した作品となった『暫』が元ネタ。清原武衡ら悪党の手に攫われた加茂次郎義綱ら善男善女らが打ち首にされそうになっている所に、「しばらく~!(意味合いとしては「今からそっちに行くからしばらく待っていろ!」、要は「待てい!」)」と言いながら鎌倉権五郎景政が颯爽と現れ、超人的な力で暴れまわって救うという荒事の見本のような単純明快なストーリー。
念願だったマサキとの合体攻撃だが、POJ以降では未登録。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
分身
F完結編』から追加された特殊能力。αシリーズ及びOGシリーズでも所持。リューネの技量か、あるいはヴァルシオーネの性能か、分身する。原理は不明
魔装機神シリーズではIのみ操者技能で「分身」を行ない、射撃も含めたすべての攻撃を躱しきる。
HP回復(小)
魔装機神シリーズのみ。
MG回復(小)
魔装機神シリーズの特殊能力。IIIは全機体がこの力をもつ。
換装
『魔装機神III』では初回限定特典のヴァルシオーネにインターミッションで変更可能。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。OGではテスラ・ドライブを搭載している。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
腰周りを改修した影響で、全高も3.6 mほど伸張している。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

分身」の発生確率+20%
OGシリーズのボーナス。
HP+2000、移動力+2、HP回復+30%
魔装機神シリーズのボーナス。装甲値は上昇しないため、よく敵から集中砲火を受ける。「分身」技能のない『ROE』では注意。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「フラッパーガール」
専用BGM。作品によっては『フラッパー・ガール』と区切られている場合も。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ヴァルシオン
ヴァルシオンシリーズ。
ヴァルシオーガ
イルゼノン社がヴァルシオン改・タイプCFのデータを基に開発した特機でヴァルシオーネ(R)の従弟機とも言える機体。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 武器の刷新のみ。運動性能に関する内部構造はダイレクト・モーション・リンク(OGシリーズにおけるDGG)や人工筋肉を採用しており、リューネの知識やラ・ギアスの技術では改良するだけの下地はなかったと思われる。
  2. プラーナコンバーター」を採用しているかは不明
  3. α』発売よりも前に発売された関連商品の中には「剣を所持したヴァルシオーネR」を象ったものも存在したが、この剣がディバイン・アームであると明言されてはいなかった。