再攻撃

提供: スーパーロボット大戦Wiki
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再攻撃(Re-Attack)

一度の戦闘で2度の攻撃が可能になる。戦闘システムに標準で組み入れられているか、またはパイロットの特殊技能として採用されている。作品によって仕様は異なる。

採用作品と仕様

第2次スーパーロボット大戦

ファミコン版、ファミコンミニ版ともに採用。すばやさが50以上の場合、同じ武器で2回攻撃、反撃を行う。アムロは勿論、シロッコが高い確率で発動してくる。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

パイロットの特殊能力の一つ。技能レベルに応じた確率で発動し、攻撃(反撃)時に使用した武器でもう一度攻撃を行う。ENなどは2発分消費する。リメイク版でも登場しているが、全体的に習得が遅く、高くてもレベル2どまりとなった。

行動順は 攻撃→反撃→攻撃側再攻撃→反撃側再攻撃 となる。

本作は元々ユニットの耐久力に対して攻撃力が高めに設定されているが、さらに敵味方ともにほとんどのユニットがこの能力を持ち、一度の戦闘で最大4回の攻防が行われるため、一撃必殺ゲー的な側面を際立たせている。序盤においてはソフトリセット連発で再攻撃発動まで粘らないと、撤退するボス敵(主にナグツァート)が落とせない場面が多々ある。

Z 第2次Z 第2次OG 第3次Z

パイロットの特殊技能の一つ。自軍フェイズの単体攻撃時に技量値が敵より20以上ある場合、自力で援護攻撃を行う形で2回攻撃ができる

システム上の扱いは援護攻撃とほとんど変わらない。具体的には以下のような特徴を持つ。

  • 再攻撃時は援護攻撃と同様に与ダメージに減少補正が加わる。補正値自体は援護攻撃と全く同じ。
  • 再攻撃に使用した武器のENや弾薬は消費する。
  • 攻撃時と違う武器を再攻撃に設定することもできる。移動後にP属性のない武器を再攻撃に設定することも可能。
  • 全体攻撃時は使用不可能。単体攻撃への再攻撃に全体攻撃や合体攻撃を設定するのも当然不可。
    • 第2次OGでは合体攻撃を設定可能。そのため相方がいれば合体攻撃→再攻撃でも合体攻撃が可能。
  • 援護攻撃扱いだが、初代Zではバグにより連携攻撃(援護攻撃が必ずクリティカル)は発動しない。次回作以降はこのバグが仕様と化した為、第2次OGを除き連携攻撃の対象外となった。
    • 第2次OGでは「援護攻撃の攻撃力が100%になる」効果であり、こちらは発動する。
  • 援護攻撃に関連するエースボーナスは適用される。
  • 再攻撃を使用したユニットは殆どの場合、行動済みになるので援護攻撃のような技能レベルは存在しない。ただし、覚醒などを使った場合はその都度再攻撃を使用できる。行動回数さえ確保出来れば実質発動回数に制限が無い。

消費PPは1200(Z)、200(第2次Z)と、Zでは全養成技能の中で最高。さらに確実な発動には技量値を養成する必要があり、実質的にはもっとPPを消費する。だが、発動すればどんな状況でも援護攻撃ができるようになり手数が増える上、技量値の養成はクリティカルブロッキングの発動率上昇にも繋がるため、決して無駄な投資にはならない。

援護攻撃と違い、余計なユニットを必要とせず条件さえ整えばどんな状況でも高い火力を叩き出すという1軍パイロットの最高スキル。事実上援護攻撃の上位スキルと化しており、援護攻撃には勝る部分が殆ど無い。援護攻撃もそうだが、火力や能力の低いパイロットに習得させても効果が薄い事には注意が必要。このスキルを習得させるパイロットは必然的に火力が高く能力値も優秀なパイロットが多い為、死にスキルと化す事は殆ど無い。

Zの味方側ではデフォルトだとアムロ、桂、シンシア、ハマーンしか持ち合わせていないが、彼らは元々の技量値が非常に高いため、雑魚敵なら技量を養成していなくても高確率で発動する。敵もボス級のユニットはこの技能を持っているが、その多くは全体攻撃を優先して使うのであまり脅威ではない。ただ、技量が低い神勝平など再攻撃を貰わないように注意。

第2次Zの場合は、基本的に単体ユニット同士の戦いになるので、再攻撃という技能を習得していれば、敵も味方も大半の武器が再攻撃の対象になるという心構えが重要になってくる。

スーパーロボット大戦OperationExtend

二連撃を参照。

主なパイロット

アムロ・レイ
第2次ではνガンダムのすばやさの値が断トツ(もっともすばやいのはメタスだが)なので、再攻撃の確率が高かった。そのためνガンダムのフィン・ファンネルによる射程距離外からの2回攻撃が可能。そして再びZでデフォルトで所持。ただ、Zのフィン・ファンネルは全体攻撃のため再攻撃に使用できず微妙に相性が悪い。Zで活用するならバイオセンサー追加後のΖガンダムへ乗せ換えると良いだろう。場合によっては、スーパーガンダムも選択肢に入る。第2次Zでは技量がずば抜けて高いため、殆どのユニット相手に再攻撃が発生する。Bセーブを取得して、エースボーナスを獲得すれば磐石のものとなる。手数でも一撃の勝負でも圧倒的な戦果をたたき出す。νガンダムが最適ではあるが、Eセーブを取得して、他のMSで大技を連発するという選択肢も可能ではある。
桂木桂
デフォルトで再攻撃を持っており、本人も手数で勝負と謳っている。Zの再攻撃習得者第一号。単独最強武器は全体攻撃だが、オルソンオーガスIIが加入すれば、単体合体攻撃の「オーガス・コンビネーション」を始点に再攻撃ができる。他のキャラに再攻撃を養成した時は、彼の技量値が一つの目安になる。
ハマーン・カーン
デフォルトで再攻撃を持ってるが、アムロのνガンダム同様にキュベレイのファンネルが全体攻撃。
シンシア・レーン
パイロットの能力は上記3名と同格で技量が高く、燃費と射程のバランスがいい「オーバースキル連打」を活用できる。特殊技能ゲーマーがあるので、気力130以上で技量+10されるのも好材料。
オズマ・リー
再世篇にて連続行動に代わって所持。エースボーナス取得後はバサラの歌で技量を最大+60跳ね上げられるため、ボスクラス相手でもほぼ確実に再攻撃を発動させられる。
マサキ・アンドー
魔装機神LOE内では彼に限った訳でないが、再攻撃を持っている。
シュウ・シラカワ
魔装機神LOE内で味方になった時に再攻撃をL7で取得しており、ネオ・グランゾンの縮退砲の再攻撃はスパロボ最強攻撃。第2次OGの場合はブラックホールクラスターが全体攻撃なので養成で習得させるには相性が悪い。ただしOGDPでネオ・グランゾンを使うときは話は別。OG外伝と違い同作の縮退砲が単体攻撃となったことで、LOEと同様縮退砲2連発が可能となっている(裏技を使わない限りは20話と最終話限定ではあるが)。ネオでないグランゾンの場合でも、本作は味方の数が少ないので、習得させておくと手数が増えて楽になるだろう。
リシュウ・トウゴウ
第2次OGでは数少ないデフォルト習得者。少しの強化でユーゼス相手にも2連撃を叩き込んでくれる。うっかり「てかげん」で削るべき相手を落としてしまわないように注意。

敵パイロット

パプテマス・シロッコ
第2次のアムロが味方における再攻撃の第一人者なら、シロッコは敵側の第一人者。スパロボZでも再攻撃を持っているが、全体攻撃主体なので宝の持ち腐れとなる。
ティンプ・シャローン
Zにおける敵方の再攻撃習得者の中でも最も危険な人物。油断していると、ランドシップのエンペラー改に二回轢かれることがある。Zのときは最強技が全体攻撃であるガバメントブラッカリィの時は死に技能化しやすいため大丈夫だったが、第2次Zでは小隊制廃止に伴いこれらの技も再攻撃が発動するようになったためかなり危険。
ゼツ・ラアス・ブラギオ
ガッツォーシュメル・ヒュールの脳を移植した設定となっており、それを再現するため本人がL8の再攻撃を持っている。
エーデル・ベルナル
搭乗機に全体攻撃マップ兵器しか搭載されていないため完全な死に技能扱い。
イズモ・カムロギ
実際には習得していないが、エースボーナスが「常に再攻撃が発動可能になる」というもの。

Zでの養成習得推奨パイロット

高威力の単体攻撃を持ち、攻撃力やクリティカル率を大きく伸ばせる機体のパイロットに取得させるのがお勧め。ただし大技による再攻撃を連発すればそれだけENや弾数の消費も激しくなるので、補給手段は確保しておくこと。

剣鉄也グレートマジンガー
元の技量が高く、機体にはマジンパワーがある。熱血+ファイナルダイナミックスペシャルからグレートブースターに繋ぐ恐ろしい連続技が可能。是非習得させるべき。
デューク・フリードグレンダイザー
上記の鉄也と同じく、ダイザーフルパワーを発動させた状態で+ファイナルダイナミックスペシャルからダブルハーケンorスペースサンダーに繋ぐ連続技が可能。但し、鉄也に比べるとやや技量値が低いため、多少の養成は必要。
破嵐万丈ダイターン3
隣接の必要があるが、をかけたザンボット3との合体攻撃スペース・コンビネーション及び無敵コンビネーションからサン・アタックを繋げられ、大ダメージと装甲値ダウン効果が狙える。2Lサイズなのも好材料。
シン・アスカデスティニーガンダム
、最終与ダメージとクリティカル率が伸びるSEED、クリティカル率が更に伸びる隊長効果、最強武器が長射程の単体P武器と非常に再攻撃向き。しかし、初期技量が低いため、1週目から使うならなら意識してPPを稼がせたい。
アスラン・ザラインフィニットジャスティスガンダム
ダメージアップ精神は熱血にとどまり、こそ無いが、エターナルとの合体攻撃であるミーティア・サーベル及びコンビネーション・アサルトからファトゥム01に繋げる連続技が可能。キラのSフリーダムの合体攻撃は全体攻撃のフルバーストの方が強力なため、小隊攻撃を含めた一戦闘あたりの最終合計ダメージでは彼の方が優秀。但し、前身のセイバーガンダム時には強力な単体攻撃がなく、ビームサーベルやビームライフルでの再攻撃を行なう事になる為、火力が控え目になるのが難点。
カミーユ・ビダンΖガンダム
があり、最強武器の突撃が単体攻撃なので攻撃力は絶大。だが劇場版仕様では技量がやや低く、養成の負担も大きい。リアルルートなら加入が早いので序盤から意識してPPを稼がせたい。
ちなみにFC版第2次スーパーロボット大戦ではZガンダムの素早さが高めなので再攻撃が発動しやすい。レベルを上げればラスボスにも再攻撃可能。
ゲイナー・サンガキングゲイナー
ゲーマーゲームチャンプ)の特殊技能で技量が上がるので、気力上げ手段さえ確保すれば養成の負担が減る。隣接した敵にもオーバーフリーズバレットを撃って運動性を下げられる。終盤は、+オーバーヒートから更にオーバーヒートを狙える。
天空侍斗牙ソルグラヴィオン
熱血覚醒補給を使い、超重剣の再攻撃を連発。「自軍フェイズの最終与ダメージ+10%」の隊長効果が二度反映される上、6人乗りで精神コマンドの分担も容易。超重炎皇斬が全体攻撃なのが残念。第2次Zでは超重炎皇斬→超重剣なら理論的には可能。
クライン・サンドマンゴッドΣグラヴィオン
をかけたグラヴィトンランサーから連続攻撃。
アポロソーラーアクエリオン
射程1~14の無限拳で一方的に再攻撃。エレメントシステムで各パイロットの能力が最高値に同調するので、他のメンバーに技量値の養成を任せてPPの負担を分担できる。終盤は覚醒をかけて太陽剣再攻撃を連発。Zにおいては、これと小隊長能力も合わせて頭翅音翅に大ダメージを与えることが期待できる。
壇闘志也ゴッドシグマ
トリニティチャージで、気力と行動回数を減らさずEN回復が可能。単体攻撃最強はシグマブレスト無双剣で、装甲ダウン効果があるのも魅力。トリニティウイングは全体攻撃なので組み込めない。再攻撃用に養成した技量値の効果でブロッキングの確率も向上するため、攻防一体の機体となる。第2次Zでは全ての武器に理論的には再攻撃が可能だが、今度は燃費という壁が立ちはだかる。
ロジャー・スミスビッグ・オー
Zではが使え、隊長効果が「クリティカル率+30%」。サドン・インパクトは弾数4、最強攻撃のビッグオー・ファイナルステージは弾数2の単体攻撃で射程が1~9。射程外攻撃での火力は無限拳を凌ぐ。彼もゴッドシグマと同じく、技量値の養成とブロッキングの習得で攻防一体のザ・ビッグとなる。また、本作では貴重な無消費の格闘を二連発で繰り出すことも可能。第2次Z再世篇においてもビッグオー・ファイナルステージを習得するが、最大装填数が1なので、再攻撃を取得させるなら、それを踏まえた運用が前提となる。
キリコ・キュービィー
ゲイナーと同じく所持技能の?????で技量が補強できるため、他キャラより低コストで再攻撃を活用できる。また、クリティカルダメージを上げる精密攻撃を持つため、技量の養成による恩恵が大きいのも◎。技量を上げすぎるとMAP兵器+てかげんによる?????発動が利用できなくなることには注意。
ヒイロ・ユイ等のガンダムW系パイロット
第2次Z 再世篇のウイングガンダムゼロ(ウイングゼロ)の「ゼロシステム」は気力に応じてパイロット能力が上昇する。気力170状態では「+40」である。ウイングゼロのツインバスターライフルの連発が可能。ウイングゼロも自由に乗換えが可能なのもポイント。
刹那・F・セイエイ
特に第2次Z再世篇においては、エースボーナスなどで、ガンダム系の機体や太陽炉搭載機に大ダメージを与えることが期待できる。イノベイターの取得も加味すれば、文字通り「敵を右に左に切り捨てる」運用が可能になるのもそう遠いことではないだろう。
紅月カレン
攻防一体の輻射波動を使い、敵陣営で暴れまくる「イレヴンの赤い悪魔」。ただでさえ強力な輻射波動に再攻撃が飛んできようものなら、無事で済む機体はそうそう存在しないであろう。

第2次OGでの養成習得推奨パイロット

ツインユニット編成時にも問題なく発動するため、持っているとさらに火力が上がり、2体のユニットが同時に攻撃を行なう為、1度のバトル中4回攻撃とかなり強力。ただし今作にはさらに強力なマキシマムブレイクが存在するため、どちらを優先するかは状況次第。無論、持っていても決して損はしない。また、本作から仕様変更され、解散まで持続するようになった「同調」持ちの技量を養成してツインを組めば、その分のPPが浮く。そいつにも再攻撃を覚えさせれば文句なし。

ヴィレッタ・バディム / レーツェル・ファインシュメッカー
トップクラスの技量を誇り、更にエースボーナスで技量が上がるため、クリティカル率も同時に上がる。優先的に習得させる価値は十分にある。彼らの場合は合体攻撃で運用すること。都合よく最優先スキル集中力をデフォルトで所持していることもあり、養成の負担も少ないのがポイント。
ゼンガー・ゾンボルト
元々の技量値が高いため、意識的にパイロットポイントを加算させれば、ラスボスにも再攻撃発動が可能。
アクセル・アルマー
先天スキルとなったアタッカーを持つ貴重なパイロットの一人。ソウルゲインの火力が非常に高いため、終盤のボス相手に再攻撃が出来るとかなり楽になる。ただし本人は援護攻撃を最初から持っており、さらに覚醒を覚えるので援護の位置取りが容易だったりする。単機特化と援護特化のどちらでも。加入時期が中盤の分岐ルートであり、ゼンガー以上にパイロットポイントを加算させる必要がある。
カイ・キタムラ
同じくアタッカー持ちで、しかも「魂」を習得。ただし、彼の場合「統率」によるマキシマムブレイク発動が主な仕事となるので、その辺りは戦術と相談。
シャイン・ハウゼン
ツイン精神「同調」の使用が前提となるため、相方のツインユニットには上記の技量の高いパイロットと組ませる必要がある。
アリエイル・オーグ
エースボーナスで援護攻撃のダメージが上がるうえ、キョウスケとの強力な合体攻撃「E.D.N.」が存在するため、多少無理をしてでも覚えさせておく価値はある。そのためには加入直後から意識的にパイロットポイントを加算させないと、ボスに発動させるのが困難となる。