天海護
天海護 | |
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読み | あまみ まもる |
登場作品 | |
声優 | 伊藤舞子 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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本名 | ラティオ |
種族 | 異星人(緑の星) |
性別 | 男 |
星座 | 天秤座 |
年齢 | 8歳 → 10歳(FINAL)→14歳(覇界王・序)→20歳(覇界王本編) |
出身 | 緑の星 |
血液型 | O型 |
所属組織 |
|
所属部隊 | 機動部隊(GGG) |
学年 | 3年1組(小学校) |
役職 |
|
天海護は『勇者王ガオガイガー』『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』の主人公の一人。
概要[編集 | ソースを編集]
通称「緑の髪の少年」。カモメ第一小学校に通う小学三年生。
口癖は「うわっはー!!」。元々父親である天海勇が言う台詞であり、それが移ったものである。
両親同様に優しい性格であり、元気で勇気ある少年。一方で勉強はあまりしないほうだったり、学校に遅刻したり、ゲームやラジロボに夢中になるといった等身大の少年の姿も見せる。初野華とは幼なじみの間柄でクラスでも公認のカップル。
実は機界昇華寸前の三重連太陽系「緑の星」からギャレオンによって地球に運ばれてきた宇宙人で、8年前(物語冒頭)に天海夫妻に託されて以来、その愛情を一身に受けてごく普通の地球人の子供として育てられてきた。
EI-02の出現を契機に秘められた力に目覚め、GGGに協力するようになる。その力はゾンダー化された人間を核から救い出す「浄解」や、獅子王凱のGストーンをアジャストするなど、ゾンダーとGストーンに密接に関わっている。浄解時に体が緑に発光し八枚の光の羽を持つ姿になるが、これは浄解モードと呼ばれている。それ以外にも、強力なバリアを持ち宇宙空間を生身で飛行することも出来、また生体への治癒能力やサイコキネシス、テレパスなどが使えるようである。浄解の際に使う呪文はラテン語をベースにしたもの。
生まれ故郷「緑の星」で実の親に名付けられた名は「ラティオ」であり、ラテン語で理性を意味する。三重連太陽系赤の星の出身者(ソルダートJや戒道幾巳など)は護を緑の星での本名で呼ぶ。
その出自ゆえに、自身の出生の経緯と能力や今まで愛し育ててくれた両親が実の親ではなかったことに困惑し悩む事も多かったが、素直で優しく、愛する人たちを護るためには命の危険も顧みず戦いに飛び込む勇気ある少年であり、GGGとの関わり合いや周囲の支えもあって、次第に自身の力を受け入れるようになった。
Zマスターの脅威から宇宙が生み出した天然の抗体でもあり、能力を解析することで緑の星でGストーンが生み出され、それを受け継いだ地球でサイボーグ・ガイやガオガイガーが生み出されることとなる。またゾンダー勢力からは「カインの造りし破壊マシン」と呼ばれるが、これは元来機械であるゾンダーや原種が生命体の存在を機械的に解釈するための表現である(なので、カインの息子であるラティオ=護は、ゾンダー勢力からすると「カインが造った、ゾンダーを破壊する力を持ったマシン」という認識になる)。
テレビシリーズ最終回において、別の星の機界新種の脅威にさらされているかもしれない人々の助けになるべく、ギャレオンと共に宇宙に旅立つ。
続編のOVAにおいて、本当は、カインのテレパシーで呼び出されていたことが判明。だが、そのカインはソール11遊星主のペイ・ラ・カインであり、遊星主の罠にはまってしまう。自身のレプリジンに助けられた護は、レプリ地球でGGGと再会。彼らと共に遊星主と戦い、自身はペイ・ラ・カインと交戦。戦いが終わった後は戒道と共に地球に帰還させられ、華や両親との再会を果たす。
『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』Number.01以降ではかつての凱のような精悍な青年に成長した姿で登場。新生GGG機動部隊の隊長となり、戒道と共にガオガイゴーのパイロットとなっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。NPCだが声が収録されている。ゾンダー絡みのイベントで出番は多い。「浄解」のシーンはデモが用意されている。年が近い真田ケン太やイルイと親しくなる。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 前作同様出番が多い。今回も声が入っている。『FINAL』の再現のため、レプリジンの護が登場する。
- 第28話「いつか星の海で」ではさすがに原作の死亡イベントは再現されず、消耗して撤退したところをイルイに助けられる、という形になっている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦W
- 既に力を使い、GGGに協力している部分からスタートしている。時限爆弾を捨て身で運ぶなど、一人で積極的な行動を起こすことも。
- 第2部からはレプリジンも登場。
- スーパーロボット大戦BX
- 本作では中断メッセージには登場しないが、DVEで声が収録されて居る。『W』同様に、シナリオ開始時点で既にGGGに協力している。今回はミス一番星コンテストにて大河長官に指名される形で戦術指揮を担当。
- 今回は原作最終話の再現で一度死亡する展開がある。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- サポーター要員。中断メッセージで声がある。
- エンディングでは原作や他のシリーズと異なり、宇宙へは旅立たず地球に留まる。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SR・SSRサポートユニット。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド2より登場。支援ユニットパーツとしてボイスが収録されている。
- スーパーロボット大戦30
- 『覇界王』設定での初参戦であり、パイロットとして初めて使用できる。
- ボイスは完全新録。担当声優は伊藤舞子氏が続投しており、成人後という設定に合わせて演じられている(それでも非常に若々しい声ではあるが)。
- 初期状態ではガオガイゴーのサブパイロット。本作では本来メインパイロットを務める覚醒人凱号状態では出撃出来ないが、『操縦者交代』コマンドを使用することでガオガイゴーのメインパイロットにすることもできる。
- エースボーナスは後に帰還する凱と同じ「気力150以上で勇気使用時に魂が発動する」であり非常に強力。ただ、発動後にメインパイロットを交代しても魂が引き継がれる仕様であり、相方である戒道のエースボーナスがフェイズ開始時メインパイロットの場合に効果が発動する都合上、特に拘りがなければボーナス習得以後はサブパイロットに収まることになる。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- 30
- 根性、不屈、鉄壁、必中、気合、勇気
- 序盤は敵の攻撃をその身で受けて対応する防御系精神に偏重。「鉄壁」とバリアとの相性が良く、後半は「気合」役としても悪くない。最後はやはり「勇気」。本人のエースボーナスとしても、終盤のファイナル・ガオガイガーのサブパイロットとしても重要になる。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 気力150以上で精神コマンド「勇気」を使用すると「魂」がかかる
- 『30』で採用。獅子王凱と寸分違わず同じ内容。
- よく勘違いされているが、取得しても護がメインパイロットの状態で「勇気」を使わなければ発動しないため、護に交代してから発動しよう。先述の通り、エースボーナス発動後に搭乗者を交代すれば「魂」を相方に引き継がせることができる。なお仕様上、交代ができないファイナル・ガオガイガーでは死にボーナス。
戦術指揮[編集 | ソースを編集]
- 防御スキル発動率上昇、気力限界10上昇、精神ポイント20上昇
- 『BX』。
サポーターコマンド[編集 | ソースを編集]
コマンド名 | 作品 | 名義 | S-SP | 使用時 | パッシブ |
---|---|---|---|---|---|
超力ガッツ | T | 命&護[1] | 30 | 気力+15、状態異常を解除 | - |
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 見守る少年
- SR。ほんの少しダメージを受けた時、装甲大アップ(HP満タンの時、無効)。
- 浄解
- SSR。HP2/3以下で暗闇、スロウ無効。
支援効果[編集 | ソースを編集]
パーツ | メイン効果 | サブ効果 | 精神コマンド | 専用演出対応 |
---|---|---|---|---|
無垢な応援 | 特殊攻撃軽減III | タイプ強化III(攻撃) | 信頼 | ガオガイガー (獅子王凱) |
人間関係[編集 | ソースを編集]
家族 [編集 | ソースを編集]
GGG[編集 | ソースを編集]
- 獅子王凱
- 兄貴分。(初対面では)おじさん→凱さん→凱兄ちゃんと呼び方が変化した。おじさん呼ばわりは凱にトラウマとして残ってしまったようだが、後に時を経て成長した護自身に跳ね返ってしまうことに…。
- ギャレオン
- いつも見守ってくれるライオンロボット。実は父・カインの分身的存在。
- ボルフォッグ
- 身辺警護を行うロボ。もう一人の兄貴分。
カモメ第一小学校 [編集 | ソースを編集]
- 初野華
- ガールフレンド。北海道では幼馴染、東京ではクラスメイト。最終話では結婚するが小学生なので当然だが法的な婚姻ではない事実婚であり、婚約と言ったほうが正しいかもしれない。
- 10年後も関係は良好だが、まだ法律上の夫婦にはなっていなかった。『覇界王』での決着後にめでたく本当の夫婦となる。
- 牛山末男、数納鷹泰、狐森レイコ
- 仲の良いクラスメイトたち。末男と鷹泰とはラジロボ仲間でもある。また、第19話では3人揃って、教頭先生に叱られてもいる。
- 戒道幾巳
- クラスメイトであり、自身を基に赤の星が作り出した生体兵器アルマ。
- 彼のことは「戒道」と地球での名の苗字で呼んでいたが10年後は互いを育ての親が付けてくれたファーストネーム(原文ママ)で呼び合うようになっている。
- 護の担任
- お団子ヘアの眼鏡をかけた妙齢の女性。幾多のゾンダー事件において、狼狽したり、腰を抜かしたりするが教師としての責任感はあり、生徒を避難させる姿を見せる。
- 教頭先生
- 末男と鷹泰と共に遅刻した際に叱られた上、直後にペンチノンの手でEI-19と化した教頭先生によって、学校に閉じ込められてしまう。事件解決後は護たちも教頭も改善された。
その他 [編集 | ソースを編集]
- 天海護 (レプリジン)
- ピサ・ソールからパスキューツールを持ち出そうとした際、誤作動によって生まれた自分の複製。本物と同じように勇気を持ち、レプリギャレオンとの自爆も覚悟の上で護の活路を開いてくれたのだが、ソール11遊星主に捕まり洗脳され、凱と戦うはめに。
- ベターマン・ラミア
- 本編終了後を描いたDVDにおいて、ガオガイゴーの試験運転中に彼と遭遇し、覇界王に関する警告を与えられる。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
勇者シリーズ[編集 | ソースを編集]
- ウォルフガング
- 『T』では、ゾンダーとなった彼を浄解して人間に戻した。
- カトリーヌ・ビトン
- 『T』では、これまで散々敵対し自分たちの邪魔をしてきたくせに、何食わぬ顔で仲間入りした彼女の厚顔無恥ぶりに、流石の護も非難の声を上げた。
- 友永勇太
- 『30』では「勇者」としての後輩で、彼にとっては憧れの存在。正式に対面を果たした際のやり取りや、後に『護兄ちゃん』と呼んで慕うなど、かつての凱と護と同様の関係となる。
- ブレイブポリス
- 『30』ではGGG勇者ロボの勇気を受け継ぐ新たな勇者として期待している。特にシャドウ丸は自身の警護役だったボルフォッグと同じ忍者ロボとあってか、思い入れが少々過剰になっている。
その他スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 真田ケン太
- 同年代の友人。無限力ビムラーに選ばれた、人間(有機生命)とメカ(機械)の調停者たる存在。『第2次α』EDでは星の海へと旅立つ彼を見送る(つまり本編最終話とは逆の立場)事に。
- 日向仁
- 『BX』では彼のメダルを返して以来の友人となる。ちなみに護より2つ年上。
- 竹尾ワッ太
- 『T』では先輩的な立場。
- ゼンカイザー / 五色田介人、ゼンカイジュラン / ジュラン、ゼンカイガオーン / ガオーン
- 『DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」にて、Gアイランドシティにて聞き込み調査を行う彼らに遭遇、GGGとの橋渡しとなる。
- 兜シロー
- 『30』では幼馴染の一人。
- 渓(早乙女元気)
- 『30』では幼馴染の一人だが、「元気」が実は女の子だったことには気づいていなかった。
リアル系[編集 | ソースを編集]
- 相良宗介
- 『W』にて共演。最初は護をテロリストの少年兵だと誤解する場面もあったが、すぐに誤解は解ける。その後は護を「GGGの戦士」と評し、一目置くようになる。
- ヒイロ・ユイ、デュオ・マックスウェル
- 『W』では職業柄、プリベンターと行動することがあったらしく、お互いに面識がある。
- シュンカ・ザマ
- 『BX』にて、ビショット軍に避難所を攻撃された際、近くに居合わせた彼に助けられる。
- ホウメイ
- 『BX』にて、母の得意料理であるトロピカルハンバーグを作ってもらった。曰く、「お母さんのとは違うけど、美味しい」とのこと。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「クーラティオー、テネリタース、セクティオ、サルース、コクトゥーラ!」
- 浄解の呪文であり、「ラテン語」である。直訳すると「治療、繊細、切り取り、安全、分解」となる。31原種の核の浄解も同じだが、呪文を放つ手が異なる。また、最後に「ウィータ」は「人生」となる。
- 「壊れてもいないのに捨てるなんて、始めから買わなきゃいいのにね」
- 第1話の最初の台詞。カモメ第一小学校の三年一組のクラスメートたちと一緒に社会科見学として夢の島を訪れた時に捨てられたロボットの玩具を拾いながらぼやく。
- なお、この時護が持っている玩具は前作『勇者指令ダグオン』に登場するダグファイヤーに酷似しており、「ロボットアニメに登場するロボットの玩具はテレビ番組の放送が終わったら見向きもされなくなり、最終的には捨てられる」という残酷な現実を現しており、護の台詞は『勇者シリーズ』に留まらず、ロボットアニメに対するメタフィクションな皮肉とも取れる。
- 「天海護…9歳!所属と番号は…ありません!」
- GGGベイタワー基地へ向かうエレベーターのセキュリティに名前、年齢、所属、認識番号を問われて。『第2次α』ではDVE。
- 「うわっはぁ!おじさん、カッコイイ!」
- 第1話、獅子王凱に助けられたときのセリフ。凱は二十歳であり、当然ながら指摘された。後年の作品で凱が「ドライバーおじさん」なる俗称が付けられる事になった罪作りな台詞でもある(?)。
- 「それを壊しちゃ…だめぇぇぇぇ!!」
- 同話。ガオガイガーがゾンダー核を潰そうとした時、無意識に自分の力に目覚めて止めたセリフ。
- 「ッ! ダメだ、凱兄ちゃん! それは本物のコアじゃないッ!!」
- 第18話「約束は光の彼方」にて、EI-18にヘルアンドヘヴンを放った凱に対して。だが、警告は遅く、ガオガイガーの手がゾンダーコアを掴み取った瞬間、全ては光に包まれ……。
- 「嘘だよね…凱兄ちゃん…。ギャレオン…!みんな返事をしてよ!目を覚ましてよ!!」
「凱兄ちゃん…!答えてよぉおおおおおおおお!!」 - 第30話。死闘の末、EI-01に勝利するも力を全て使い果たし、もはや生存が絶望的となった凱達に涙ながらに叫んだ、その時……。
- 「すごく強い、すごくでかい、すごいロボットだ!」
- 第31話、キングジェイダーの圧倒的で重量感あるパワーを見せられてたときのセリフ。『第3次α』ではDVE。
- 「凱兄ちゃんのやってきた事…絶対無駄じゃなかったよ! だから…だから…何のためになんて言わないでよ…」
- 第32話、原種に敗北し弱音を吐いた凱に向けて激励する。
- 「華ちゃんと一緒か…一緒!?」
- 第33話、学校からの帰り道で華と別れた後、勇から今度の休日に華を誘って釣りに行こうと言われた事を思い出して。この時、赤面になっている辺り、意識している様子。
- 「こんな時…僕にできる事は…」
- 「超竜神…お願い…力を貸して…!」
- 第42話、原種たちの猛攻により追い詰められる勇者ロボ軍団。護は発掘された超竜神の元に行き呼びかけ、その直後に超竜神が輝き出す。
- 「宇宙人だって嫌われたって構わない! 僕は華ちゃんを守るんだ!!」
- 第44話、ゾンダーロボ(EI-74)に捕われた華ちゃんを助けに向かった時の台詞。
- これまで秘密にしてきた真実を明かすことになっても、大切な人のために立ち上がる姿はまさしく「勇者」と呼ぶにふさわしい。
- 「二つの力を一つに…ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ・ウィータ!」
- 第47話。ゾンダークリスタルに向けて、ヘルアンドヘブンを放って浄解。これにより、全宇宙のゾンダーは活動停止し、機械昇華されていく地球も救われたのだった。
- 「ダメだ…あいつは…あいつは…みんな殺される」
- 第49話=最終回。ゾヌーダロボに戦慄した際に発言。ゾンダーに対する抗体として生まれた護ゆえにGパワー耐性を備えたゾヌーダをより恐れたのであろう。しかし、立ち向かっていくギャレオンを放っておけずに加勢する姿はまさに勇者である。
- 凱「俺たちの、俺たちの文明は……間違っていたのか!?」
- 「僕たちが、物を大切にしないから…!? 何でもかんでもゴミにしちゃうから…!? だから滅ぼすの!?」
- ゾヌーダロボの猛攻により、東京都庁一帯が焼け野原となった際に発言。この辺も第1話と対になっているがゴミ関連が本作のテーマではないので少々こじつけ感がある。
- 「奇跡が…起きたよ…」
- ゾヌーダとの戦いで戦死した護であったが、凱の浄解で蘇生。命を安心させるかのように呟く。
- 「宇宙のあちこちには、新種のゾンダーが生まれてるかもしれない。 僕には、それを倒す力はないけど…でも、困ってる人たちを助けることはできると思う。地球を守ったのと同じように…」
- 最終話エピローグ、戦いが終わってから数日後に護はギャレオンと共に宇宙へ旅立つ決意をし、両親に報告をする。
- 後に、この理由は建前であり、生きていたカイン(実は遊星主だったが)に呼び出されたことが小説版で判明。
- 「僕らは、ついにこの瞬間を迎えた……僕らは待っていた!」
「みんな……みんな帰ってくるんだね! 次元を超えて、この宇宙に!」
「でも……あれは……ジェネシック!? それとも、ザ・パワー……!? あれが……ソムニウム達の言っていた、次元の変革者……覇界王!!」 - ピクチャードラマ「プロジェクトZ」より。迫る勇者達の帰還……だが、それに先駆けて起きた木星の異常。護が、そして上空のソムニウム達が見守る中、木星より現れたのは最強の破壊神そのものの姿をした、「全ての次元を覇界する者」だった。
- 「これが、勝利の鍵だ!」
- その続き。覇界王との戦いにてガオガイゴーが果たす役割とは? それは『覇界王』で描かれる。
- 「なんで幾巳ばっかり、大きくなるんだよ。あんまり食べないくせに!」
- 『覇界王』8話での回想より。幾巳からは「低重力下だと身長が伸びるという説があったな」と返される。自分が幾巳より頭半分小さく、童顔で幼少時の面影をより強く残していることを気にしている護は、オービットベースの自室で人工重力をオフにできないものか、真剣に悩んだりしたらしい。
- 「坊やはないだろ…僕はこれでももう二十歳なんだよ…」
- そしてこう続く。『覇界王』9話にて、バイオネットに囚われていたアルエットを助けた後、彼女から「坊や」呼ばわりされての発言。漫画版では「ず~ん」と頭を垂らしており、相当のショックを受けていた。
- なお、この台詞はTVシリーズ1話における凱の「おじさんはないだろ!」のセルフオマージュでもあるほか、『覇界王』2話では十四歳の護が当時を思い返し、おじさん呼ばわりは申し訳なかったなと思う場面が描かれていた。
- 護「そういうものなんだ」
幾巳(そういうものなんだな…) - 漫画版『覇界王』第23話。凱がアルエットとも再会を果たし、「大きくなったな」と声をかけたところ、それは子供への挨拶と反発されたのを見ての感想。二人揃って乙女心が分かっていない。護に関しては無表情で2コマ使ってこれである。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ぼ、僕には華ちゃんがいるんだ…!」
- 『30』で、対ファサリナとの特殊戦闘台詞。
- TV版やFINALの頃と違って、青年になった今の護には元娼婦の彼女の色香はかなり強烈だったようで、永遠の愛を誓った筈の華に対する愛が一瞬揺らぎかけてる。何も、そこまで昔の凱と一緒になる事はないだろうに…。この時の護の様子を華が知ったら、どうなるのやら…。やはり、護も勇者以前に色を好む男の子だったというワケである……。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「僕は…僕は……」
「原種だ!!」 - 『第3次α』第13話「もう一度、自らの足で」より。パスダー戦後、新たに姿を現した原種の存在を感知することができず、苦悩していた護。ようやく原種の存在を感知することができたシーン…なのだが、テキストで読むと、原作未見のプレイヤーにはまるで自分が原種であると気付いたかのように読めてしまう。ちなみに、台詞の間には感知の効果音が入っている。と言っても、原作でも台詞は全く同じなのだが。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 介人「5人揃って…機界戦隊ゼンカイジャー!!」
護「…どう見ても三人、だよね?」 - 『DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」にて。この時ゼンカイジャーは2名程人質になっており、GGGと合流できたのは3人。5人揃っていないのに言い間違えた介人に素で容赦ない突っ込みを入れる。
- 勇太「ごめんなさい、おじさん。ぶつかっちゃって…」
「そっちはいいけど、おじさんはやめてよ…僕、二十歳なのに」
「…これくらいの年頃だと大人はみんな、おじさんに見えるんだな…」 - 『30』「勇者の系譜」にて、勇太との初対面のシーン。10年前の凱との出会いがリフレインされている。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ギャレオン
- 彼と同じくカインが遺した遺産。護に危険が及ぶと必ず現れる。
- ガオガイゴー
- 『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』にて護が乗る勇者王。
- ファイナル・ガオガイガー
- 凱と共にファイナル・ガイガーにダブルフュージョンしている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 企画段階での本名は天使軍の長であるミカエル。
- テレビシリーズエンディング映像の天使たちは初期案の名残といえる。
- テレビシリーズ最終回でのゾヌーダ戦で実は一度死亡している。ゾヌーダロボの攻撃を受け止め切れなくなって吹き飛んだ際に首が明後日の方向に曲がっており、Gストーンの奇跡がなければそのまま死んでいた。
- ゲーム『サンライズ英雄譚2』においてはガオファイガーとレプリガオガイガーとの戦いが描かれたものの、発売時点でOVAが完結していなかったために詳細が判明していないレプリジンの説明がつけられなかったのか、レプリジンではなく本物の護であったとして仲間になり、彼がガオガイガーを操縦することになる(ガオガイガーのデザイン自体はレプリガオガイガーのものとなっていた)。
- 『勇者特急マイトガイン』のラジオドラマ『嵐を呼ぶハネムーン』では護と声優が同じ悪役がいる上に同作の主役の旋風寺舞人も獅子王凱と同じ演者の為、悪役が「ゾンダーを…ゾンダーを感じる! ざーんす」と護の声真似をし、それに舞人が思わず「本当か、護!?」と反応してしまう、作品を超えた声優ネタが存在する。
- 演者の伊藤舞子は前作『勇者指令ダグオン』第47話に出演し、女性や少年の声を担当(特に少年のほうの声はよく聞いてみると護に似ている)したが伊藤によると「ガオガイガーが主役としてのデビューゆえ、アフレコの雰囲気を掴むための出演だった」とのこと[2]。