VF-17 ナイトメア

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VF-17D ナイトメア
外国語表記 VF-17D Nightmare
登場作品

マクロスシリーズ

デザイン 河森正治
分類 特殊任務用可変戦闘機
バルキリー
生産形態 量産機
型式番号 VF-17D
全長 15.63 m
全高

3.68 m

【バトロイド時】
15.82 m
全幅 14.18 m
空虚重量 11,850 kg
動力 熱核反応炉
エンジン
主機
新中州/P&W/ロイス FF-2100X 熱核タービンエンジン×2
副機
P&W 高機動バーニアスラスター HMM-6B
エンジン推力 55,000 kg×2
最高速度
高度10,000m
M4.0
高度30,000m以上
M21
開発 ゼネラル・ギャラクシー社
所属 新地球統合軍
乗員人数 1名
主なパイロット ガムリン木崎
ドッカー
フィジカ・S・ファルクラム
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VF-17S ナイトメア
外国語表記 VF-17S Nightmare
登場作品

マクロスシリーズ

デザイン 河森正治
分類 特殊任務用可変戦闘機
バルキリー
生産形態 量産機
型式番号 VF-17S
全長 15.63 m
全高

3.68 m

【バトロイド時】
15.82 m
全幅 14.18 m
空虚重量 11,950 kg
動力 熱核反応炉
エンジン
主機
新中州/P&W/ロイス FF-2100X 熱核タービンエンジン×2
副機
P&W 高機動バーニアスラスター HMM-6B
エンジン推力 59,500 kg×2
最高速度
高度10,000m
M4.2
高度30,000m以上
M21
開発 ゼネラル・ギャラクシー社
所属 新地球統合軍
乗員人数 1名
主なパイロット 金竜
ミリア・ファリーナ・ジーナス
ガムリン木崎
テンプレートを表示

概要

ゼントラーディ系企業であるゼネラル・ギャラクシー社が開発したバルキリー。通称「ステルスバルキリー」。

同時代の主力機であるVF-11 サンダーボルトでは困難な敵拠点へのピンポイント攻撃任務を行うために開発された。

レーダー波を正反射させないパッシブステルス技術を採用したデザイン。以降のバルキリーはアクティブステルスを用いるものが多く、これは本機と系列機ならではの特徴となっている。形状上空力性能に劣り大気圏内での運用には適さないが、基本的に宇宙で運用されるため問題視はされなかった。

スーパーパックを除く全ての装備が内蔵式であり、それゆえ他のバルキリーよりも大型で重量も大きい。伴って防御力が高く、アーマードバルキリー並の重装甲を誇る。

VF-11より格段に高性能だが、高い価格、メンテナンス性の悪さ、乗り手を選ぶといった要素のため、生産数は極端に少ない。

後継機のVF-22 シュツルムボーゲルIIが運用された後も、兵器搭載量の多さから攻撃機や爆撃機としての運用が検討されている。

マクロス7』劇中ではエリート選抜部隊「ダイヤモンドフォース」が使用する機体としての活躍が目立つ。

バリエーション

VF-17D
一般機。
ガムリン木崎が初期に搭乗していたタイプ。最終回近くでは失われたSタイプの代わりに再搭乗した。また、この際には対プロトデビルン用装備であるスピリチア吸収装置銃を携行している。
VF-17S
指揮官機。エンジン出力や火力が向上している。
初期に金竜が搭乗していたが、彼が負傷した後は一時的にミリア・ファリーナ・ジーナスが搭乗し(この時ミリアのパーソナルカラーである赤に塗装された)、最終的にダイヤモンドフォース隊長に就任したガムリン木崎が受け継いだ(再び黒く塗装される)。ガビルと幾度と無く交戦するが、オペレーション・スターゲイザー任務中にてガビルの謀略により体当たり攻撃を受けて撃破される。
VF-17T
複座型の訓練機。
VF-17T改 ナイトメア
サウンドフォース用に改造されたもの。
VF-171 ナイトメアプラス
VF-17の量産機種の一つ。13年後の『マクロスF』の時代では、より量産に向くよう再設計されている。

オプションパック

フォールドブースター
プロトデビルンにフォールドさせられてしまったシティ7に救援に向かう為に装備。
マクロスプラスから5年たったマクロス7でもまだまだ技術的に不安定のようで成功確率が低く、無事転移に成功したもののブースターが爆発してしまった。
また、設置数が多ければ多いほどフォールドできる質量や成功率があがるようで、VF-19 エクスカリバーと連携して大量のフォールドブースターを設置しマクロス5船団の市民を救出する事に成功している。
スーパーパック
機動性と火力を増強するマクロス伝統の追加装備。原作ではスターゲイザー作戦とサウンドバスター作戦の合計5話しか登場しない(その内バトロイド形態に変形するのは47話以降のみ)。
バトロイド形態で両肩にビームキャノンを展開するように変形する。
SRW未登場で他のマクロスを題材にしたゲームでも使用できない珍しい装備。

登場作品と操縦者

D型とS型が登場。

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
第15話より登場。バルキリー系共通の変更点だが、ガウォーク形態への変形がシステム上からオミットされた。合体攻撃ができるようになるのは暫くあとになるので、それまでは単機での使用となる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
初登場。後継機のVF-19 エクスカリバーと比較すると、こちらのほうが射撃武器の種類が多く、武器改造費用も安いため使いやすい。本作では金竜は死亡しないのでガムリンがS型を受け継ぐ事はない。乗り換えでガムリンをS型に乗せることは可能だが、合体攻撃が使えなくなる。また、ミリア機は金竜機と別機体として登場する。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

対空レーザー砲塔
頭部左右側面に角の用に付いている迎撃用武装。D型では単装のものを2基、S型では2連装のものを2基装備。
SRWでは原則単独では使われない。
小口径レーザー砲
機首に装備されたレーザー砲。バトロイド形態では胸部に位置する。主に牽制使用。
中口径ビーム砲
腕部に内蔵されたビーム砲。
ガトリングガンポッド
大口径のガンポッド。折りたたんで右足脚部に収納。予備弾薬も脚部に収納。
ガンポッドビーム
ガンポッドに左脚部に収納しているビームアダプターを装着し、ビームを放つ。
SRWでは初期から使えるが原作登場は30話と非常に遅い。登場以降はガビルサウバーゲランをこの兵装で何度も撃墜している。
D』ではEN制の長距離武器のため、ミサイルと使い分けることで他のバルキリー系機体より継戦能力が高くなる。『第3次α』では弾数制になった。
マイクロミサイル
内蔵式のミサイルポッド。
『第3次α』では高速でバレルロールしながら連射する。

オプション装備

レドーム
ファイター時の機体上部に装備する円盤状の索敵ユニット。第13話でフォールド空間痕跡を探索するために装備。
大型対艦用反応弾
バルキリーが携帯する中では最強の兵装。原作では対プロトデビルン戦でのみ使用許可が下りた。
『D』では「反応弾」表記。
スピリチア吸収光線銃
鹵獲したAz-130A パンツァーゾルンから取り外されたスピリチア吸収装置を追加ガンポッドとして加工したもの。
VF-19と共に配備され、一丁でグラビルの動きを封じたりと対プロトデビルン用兵器として絶大な効果を上げた。
47話でスーパーパックに通常ガンポッドと同時に装備し、所謂フル装備で出撃しているのだが、こちらもSRWでは再現されていない。

必殺技

一斉射撃
バトロイド形態でガンポッドとマイクロミサイルを叩き込む。『第3次α』では変形を交えた多数の武装による連続攻撃。

合体攻撃

Dフォースフォーメーション(D) / ダイヤモンドフォースアタック(第3次α)
隊長機・VF-17Sのサインによる【VF-17】3機の連携攻撃。OPでも3機の編隊飛行から3段変形・一斉攻撃を行っている。『D』ではP属性・射程5・気力120で、Sタイプに金竜搭乗が条件。『第3次α』ではP属性・射程3・気力115の全体攻撃で、ビームやガンポッドで牽制しながらミサイルの集中砲火を浴びせ、3方からのガンポッドビームでトドメ。Sタイプに金竜あるいはガムリンが搭乗するのが条件。

特殊能力

銃装備(Dのみ)
バトロイド形態でのみ所持。撃ち落としを発動。
変形
ファイター、バトロイド、ガウォークへと変形する。『第3次α』ではガウォークは省かれた。

移動タイプ

ファイター時。飛行可能。
ホバー
ガウォーク時。『D』のガウォーク形態は機体の陸適応がSでホバー移動が可能だが、機体の宇宙適応がBに悪化する。
/
バトロイド時。『D』では飛行不可。

サイズ

S

機体BGM

「SEVENTH MOON」
OPテーマ。

関連機体

VF-22 シュツルムボーゲルII
後継機。

余談

  • モチーフになった機体は、実在するアメリカ空軍のステルス攻撃機「F-117 ナイトホーク」。ファイター時の外見、型式番号、愛称にその影響が強く見られる。
    • 型式番号に戦闘機を表す「F」があるものの、F-117は空戦能力の無い純粋な攻撃機である。
  • 言うならばマクロス7のもう一つの主人公機のような側面がある本機だが、4話までずっとファイター形態で変形しない。
    • リアルタイムでは実に1ヶ月待たされることになった。
  • SRWではさも当然にガムリンVF-19 エクスカリバーに後続機のように(更には合体攻撃の為に隊長機に)乗り込んでいるが、本編では1回も乗ったことがない。
    • 基本最初から最後までこのナイトメアで戦い続けている。

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