ケルベリオン

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ケルベリオン(Cerbelion)

ガーリオンの後継機であるガレリオンの試作機をベースにブーステッド・チルドレンのアルジャン・クラス用に改良した機体。

重装甲ながらも、高性能のテスラ・ドライブによってアステリオンAXを上回る高機動性を誇る。腕部には射撃武装兼格闘武装の武器腕「ターネイル」を装備している。また両肩に装備されている力場誘導子はシャークマウスのような動物の顔を模しており、それはさながら名の由来であるケルベロスを彷彿させる。

アラド・バランガ達を初めとする鋼龍戦隊と交戦したが、封印戦争末期におけるグランド・クリスマスでの戦いで全機破壊、パイロットも運命を共にしてしまう。

ケルベリオン・プレザン

指揮官専用機のケルベリオン。両腕にターネイル・クラッシャーが搭載されているため、攻撃力に長けている。
フランス語で「現在」を意味する。

ケルベリオン・パッセ

標準仕様機のケルベリオン。最も装甲が高く、パイロットであるシアンのガードと合わせて結構固い。
フランス語で「過去」を意味する。

ケルベリオン・アヴニール

電子戦仕様のケルベリオン。その為か、本機体はジャマーを搭載しており、照準値も優れている。バンプレストオリジナルでは極めて珍しい電子戦機。
フランス語で「未来」を意味する。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
合体攻撃の「ケルベロス・ストライク」の威力は高く、加えて3機から3回連続で放たれる為、集中攻撃を受ければ撃墜される恐れが高いので、注意するべきである。
しかし、消費ENが少々高めであるほか、ケルベリオンは共通してEN回復能力を持っていないのでEN切れを誘発するのが容易である。
勿論、誰か一機に集中攻撃を浴びせて連携を切り崩すのが定石であることは言うまでもない。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
第6話「ラングラン侵入」おいてシアン機のみ交戦。撃墜することでSRポイント取得となるが、特殊スキルのガードも発動するため撃墜は決して容易ではない。
バリア貫通武器まで持ち合わせているので、歪曲フィールドを持つグランゾンでも危険。位置取りには注意。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
通常は登場すらせず、最終話クリア時にアラド・ゼオラ・ラトゥーニの内一人でも撃墜数が70機を超えている場合2周目以降に入手可能になる。ロボット大図鑑に登録したい方は意識したい。
性能は標準仕様のパッセと同じ。基本性能も高く、地形適応も空陸共にAであるものの、全体攻撃を持っておらず換装武器も装備できないため、殲滅力には欠ける。

装備・機能

武装・必殺武器

ピーク・シューター
ターネイルの先端を展開し、そこから弾丸を発射する。
ダブル・ピーク・シューター
両腕で放つピークシューター。これは両腕にターネイルを装備したプレザンのみの武装である。
ちなみにこれはALLW武器であるため、序盤で密集するときは注意を払おう。
ターネイル・クラッシャー
ターネイルを高速回転させて敵をズタズタにして攻撃する。
バリア貫通の効果があるため優秀。特に『OGMD』ではオルゴン・クラウド対策として意外な活躍が期待出来る。
ソニック・デストロイヤー
顔を模した力場誘導子を展開し、機体の先端にフィールドを発生させて連続突撃し、ターネイルクラッシャーで攻撃した後ダメ押しの一撃を与える。
HMPキャノン
力場誘導子から発射する拡散ビーム砲。ソニック・デストロイヤーのトドメで使用。

合体攻撃

ケルベロス・ストライク
ケルベリオン3機で敵にピーク・シューターを打ち込み、その後フィールドを発生して空中に上昇し、3機同時にフィールドを纏いながら敵に突撃する。
バンプレストオリジナルではシュムエル・ベン以来となる敵専用の合体攻撃。
なお、シエンヌとシアンが気合い入れてるのに対し、シオは面倒くさそうにぼやいているため、こちらに印象に残るプレイヤーも少なくない。

特殊能力

ジャマー
電子戦用のアヴニールにのみ搭載されている。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

運動性+10、全武器の攻撃力+200

関連機体

ガレリオン
試作機をアルジャンクラス用に改良したのが本機。