グルンガスト弐式
グルンガスト弐式 | |
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外国語表記 | Grungust Type-2 |
登場作品 | |
デザイン | 宮武一貴 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 |
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生産形態 | 量産試作機 |
型式番号 | SRG-02-1.2.3 |
全高 | 50.0 m |
重量 | 300.0 t |
動力 | プラズマ・リアクター |
装甲材質 | VG合金 |
補助MMI | T-LINKシステム(1号機) |
開発 | テスラ・ライヒ研究所 |
所属 | |
主なパイロット |
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グルンガスト弐式は『バンプレストオリジナル』の登場メカ。
概要
地球連邦軍極東支部のSRX計画で開発された、対異星人用のスーパーロボット型パーソナルトルーパー。
形式上は特機で、量産にともない、パーソナルトルーパーとして登録されている。開発はテスラ・ライヒ研究所で行われており、同研究所のグルンガストの後継機であると共に量産試作機でもある。
基本的な開発技術や素材はグルンガストを踏襲しているが、後の量産化を踏まえて、機構簡略化とコスト削減の為に重戦車形態への変形や武装の一部がオミットされている。総合的な攻撃力は初代には及ばないが、量産を前提とした機体としては十分に高い。
扱いやすさは他のグルンガストシリーズよりは上であるが、困難であることには変わりなく、運動性の低さもさほど改善されていない。そのような弱点を補う為、1号機はT-LINKシステムを始め、ジェネレーターにEOT技術を使用する等、かなりのカスタマイズを受けている。
同型機が2機存在。OGシリーズでは1号機がL5戦役、インスペクター事件、修羅の乱と第一線で戦い続けた後、封印戦争にて龍人機の材料に使用された。2号機は地球連邦軍第三人型兵器開発実験隊の預かりになったあとに異星人インスペクターに鹵獲・本星に持ち込まれ、潜入工作の一環としてヨン・ジェバナにより地球圏に持ち込まれた。ラ・ギアスに召喚された際にはキャリアーとしての使用もされ、自動遠隔操作が組み込まれたもののと推測される。ヨンが鋼龍戦隊にオブザーバー参加後は2号機と、龍人機に流用した部品を新造して再建造された1号機が運用され、鋼龍戦隊では2機の弐式が揃うこととなる。
変形形態
- Gホーク
- 飛行形態。Rシリーズの変形機構のノウハウを活かして、変形時間は大幅に短縮されている。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スーパー系主人公の初期搭乗機…なのだが、リアル系主人公機と大差無い火力に序盤の味方MSと同等の機体性能と、あまりスーパーロボットらしくない微妙な数値。弐式では飛べず武器の対空、Gホークでは飛べるが武器の対陸性能が低いのも難点。さらに後継機への改造引継ぎ無し、改造費返金も無しと、改造そのものにもデメリットがあるため、乗り換えまではとにかく我慢が続く。中盤で計都瞬獄剣が追加、魂込みなら他のスーパーロボットと同レベルの火力が出せるようになる。
- リアル系主人公では恋人[1]の搭乗機として4段階改造&武装追加済みのものが後半に加入するが、性能自体はスーパー系で使っていたものと変わらないため厳しさは否めない。さらに条件を満たすと完全上位のイルム機も加入と、とことん境遇に恵まれない初登場である。
- いずれも宇宙なら地形適応に不自由せず、主人公、恋人用精神構成が強力である点は強み。特にリアル系主人公では恋人が高レベルで仲間になるため、補助精神特化の精神構成にしやすい。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 装甲値が加算され、マキシブラスターとスパイラルアタックの攻撃力も上昇。随分強化されたが無改造での攻略は結構つらい。改造引き継ぎさえあれば…。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- クスハ機が登場。SR・SSRディフェンダーと、水着バージョンの大器SSRアタッカーが現在実装されてる。
- SR・SSRディフェンダーは2017年10月のイベント「遙かなる戦い、開幕」の報酬ユニット。「装甲値分攻撃力アップ」という現状グルンガスト弐式オンリーワンのアビリティを持っており、数値以上の攻撃力を持つ。攻撃力・装甲を向上させるヒットアップ系アビリティ「折れない心」とクスハの鉄壁のおかげで、スーパー系らしい壁役として活躍できる。
- 大器SSRアタッカーは2018年8月のイベント「激闘のバーニングPT!」にて実装。前述の通り夏らしい水着での参戦となった。
- 「装甲値分攻撃力アップ」という特徴はそのままに、全属性のダメージを軽減する「念動フィールド」とすべての状態異常を無効化する「健康グッズマニア」という2種のアビリティを持つため、鉄壁の防御力と高い攻撃力を兼ね備えたユニットとなっている。また、必殺スキルに「マキシ・ブラスター」が追加されている。
- アリーナでは、ディフェンダー版は壁役向きのスーパー系。必殺スキル「計都瞬獄剣」が「自分を中心にした8マス攻撃」という若干扱いづらい攻撃範囲なのが欠点。アタッカー版は前述のディフェンダー版の特徴を受け継ぎつつも、確定防御・防御のダメージ軽減率アップ・全ダメージ半減・防御時コア獲得・バリアと壁役に求められる要素を揃えた高水準なアタッカー。ゲッター號などダメージ軽減バフを持った機体と組み合わせることで、文字通り鉄壁の要塞と化す。
OGシリーズ
このシリーズでは汎用機なので、乗り換え可能なパイロットなら誰でも乗れる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- クスハ・ミズハのデフォルト機体として中盤に加入。リュウセイ編・キョウスケ編共に一時クスハが誘拐・洗脳され、敵に回る場面がある。またリュウセイ編のみ、終盤に偽物が登場。グルンガストと比べ武器攻撃力は劣るが、全体的に射程が長く、計都瞬獄剣が使いやすい。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- クスハ・ミズハの初期機体として登場。後に彼女が龍虎王へ乗り換えると、デフォルトパイロットがいなくなる。引き続き使うつもりなら他のパイロットの手動乗り換えが必要。本作のみ、Gホークのスパイラルアタックが連続攻撃武器になっている。搭乗機に恵まれないカチーナあたりか、念動力持ちで防御の高いタスクを乗せておくのがいい。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 扱いはほぼGBA版OG1&2に準じる。弐式のマキシ・ブラスターが全体攻撃になったが、連続攻撃の撤廃に伴いスパイラルアタックのC属性は消滅。なお、エピローグではアインスト空間からの脱出の際にT-LINKシステムが使えないジガンスクード・ドゥロの代わりとしてタスク・シングウジが搭乗。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 地味に性能が底上げされており相変わらず射程が長く使いやすいが、後継機のグルンガスト参式が登場してOGSより出番が減った。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ユニットとしては未登場。作中ではオーバーホール中だったところ、大破した龍王機の修理用の材料として使われてしまう。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 5話クリア時に赤い2号機を入手、以後アルバーダ、セレーナ、ヨンが乗り換え可能になる。
- 本作では貴重なグランゾン以外のパワー型で、ツインを組ませればBHクラスター&マキシ・ブラスターで敵ツインを片っ端から殲滅してくれる。攻撃力と防御力は高いが鈍足。
- 乗り手としては、PVでも搭乗しており「加速」「魂」「鉄壁」などの精神コマンドを習得するほか、格闘と防御の能力値が伸びやすい上に「援護防御」とダメージ減少のエースボーナスを持つアルバーダがあらゆる面からお勧め。
- また、本作でようやく「弐式爆連打」が復活した。ゲームではα以来実に14年ぶりである。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 第18話終了時に青い弐式が入手可能。また、ビギナーズモードであるか2周目以降であれば、赤い弐式2号機が追加で入手可能。
- 今回は青い弐式の方の武装も赤弐式と同じに変更されている。グルンガスト系統の中では燃費は良好な方となっており、特に必殺技の消費がかなり抑え目なのがミソ。
- なお、デフォルトパイロット無しである点に注意。
関連作品
- スーパーロボットスピリッツ
- ゲーム本編には登場しないが攻略本掲載の前日談小説で登場。
- ヒュッケバインMk-IIと共に量産化されており、実質的には量産型グルンガスト弐式ともいえる。
- カイの率いるPT小隊に編入されたリュウセイがR-1の代わりに搭乗するも、R-1搭乗時の癖でT-LINKナックルを繰り出そうとして(当然使えないが)メギロート相手に苦戦を強いられるなど基本はやられ役。
- α以降と設定が異なるのかガンポットを装備しており、パーソナル・トルーパーとして扱われている。
装備・機能
特機なので、OGシリーズでは換装武器が装備できない。
武装・必殺武器
- 弐式爆連打
- 敵に接近した後、無数の鉄拳を浴びせる技。OGシリーズでは長らく採用されなかったが、漫画「Record of ATX」で敵にまわったクスハ機が使用した他、DPでようやく復活と相成った。射程は1だが空中適応がAであり、かつ無消費の格闘武器なので、本命殺までの繋ぎとしてはなかなか優秀。
武装
- ブーストナックル
- 前腕部を飛ばして攻撃する武装。壱式のそれとは異なり、拳を握らずに掌を開いたまま、張り手で攻撃する。そのためか「シャッフルバトラー」のハプニングカード「弐式ブーストナックル」は「チャンスマークがグーのカード」に影響を与えるようになっている。
- アイソリッド・レーザー
- 眼から照射されるレーザー。Gホークでも使用。基本攻撃力は低いが、改造効率は優れている。
- APTGMランチャー
- Anti Personal-Trooper Guided Missile=対パーソナルトルーパー誘導ミサイル発射装置。零式や参式と同様、脚部に設置されている。OGDPで追加された長射程の全体攻撃武装。
- スプリット・ミサイル
- Gホークで使用。PTの物とは形状が違うものの、規格の一部を統一して低コストを図ったと考えられる。機体そのものが量産化を視野に入れたものである点を考慮されているのだろう。
- 低空垂直爆弾
- Gホークが使用する無誘導爆弾(自由落下爆弾)。誘導型でないため、有効射程は近距離(射程1)限定。航空機形態から投下する関係で空・宙の武器適正はCと劣悪。
- マキシ・ブラスター
- 胸部から高出力ビームを照射する、壱式のファイナルビームに相当する武装。扱いのややこしい武器で、αシリーズでは射程1の射撃武器、OGシリーズでは射程の長い格闘武器となっている。OGSでは全体攻撃武器で、OGDP以後は装甲値ダウン(L1)の特殊効果付きとなった。
- 計都瞬獄剣(けいとしゅんごくけん)
- グルンガスト弐式の必殺武器。剣の厚みが原子一つ分しかなく、空間ごと敵を両断する特殊武装。柄の部分を握ると同時に刃が展開する。計都羅喉剣及び、DCから流出してきたディバイン・アームの技術を基に開発されている。αでは中盤に追加されるが、OGシリーズでは最初から所持。OGSよりバリア貫通属性追加。
必殺技
- 計都瞬獄剣・本命殺(けいとしゅんごくけん・ほんめいさつ)
- DPでノーマルと入れ替わりに追加された新技。ファイナルモードを起動して剣を射出、空中でキャッチしたあと刀身を出力→二、三度振り回してから突撃⇒敵の正面に抜けてからその場で一回転して地形ごと叩き斬る、という流れ。グルンガストシリーズの技としてはかなりトリッキーかつ動きのある技であり、デモは必見。
- ちなみに例によって、「本命殺」もまた凶方位のひとつ。 ……「本命」と聞くと恋愛や競馬が先に思い出され、微妙な気持ちになる同士はいたりするだろうか?
- スパイラル・アタック
- Gホーク形態での最強武器。機体前方にエネルギーを集束し、フィールドを形成した状態で機体をドラムロールさせてドリルのように突撃し、敵に風穴を開ける必殺技。計都瞬獄剣よりは威力が劣る。GBA版OG2のみ、連続攻撃に対応する。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動。『α』で計都瞬獄剣が追加された後に装備。
- 変形
- Gホークと人型形態の切り替えを行う。
- 念動フィールド
- 全属性の攻撃を特定ダメージまで無効化するバリア。パイロットが念動力を所持していないと発動しない。T-LINK搭載の1号機のみ装備。
移動タイプ
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 念動フィールドの効果+300
- GBA版OG2以後、OGシリーズで機体の全項目をフル改造すると選択可能。念動フィールドのダメージ無効化値を高める。しかし、それでも2100までしか無効化出来ないため、強敵との戦闘に活用するには「鉄壁」が欠かせない。
- 装甲値+200、最大HP+1000
- 2号機はこちら。耐久力が順当に上がる。
- 移動後に「変形」可能
- OGMD版では一号機・二号機共にこの内容。特機版「早乙女スペシャル」であり、Gホークの移動力上昇分をフル活用できる。
機体BGM
- 「鋼鉄のコックピット」
- グルンガスト弐式のテーマ。初出は初代α。OGシリーズでは、OGS以後採用された。ボーカルバージョンの歌は堀江美都子。
なお、α・α外伝では「鋼鉄のコクピット」名義である(しかもαスーパー系の最初のシナリオタイトル)。
関連機体
- グルンガストシリーズ
- グルンガスト
- 量産型グルンガスト弐式
- 本機を量産化。αシリーズでは量産されたたが、OGシリーズでは見送られた。
- グルンガスト改 (α)
- 弐式から変形機構をカットし、代わりに人型で飛行を可能にしたグルンガスト。登場はαのみ。
- グルンガスト零式
- グルンガスト参式
脚注
- ↑ 本作のリアル系恋人の能力はスーパー系と同じ。
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