ミレーヌ・フレア・ジーナス

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ミレーヌ・フレア・ジーナス(Mylene Flare Jenius)

マクロス7』のヒロインマクシミリアン・ジーナスミリア・ファリーナ・ジーナスの七女にあたる。勝ち気で我がままな面はミリアの血を引いており、容姿はマックスの血が濃い。既に自立した生活を送っているのだが、衣類等は両親から着服している。ペットにグババを飼っている。

熱気バサラと共に「FIRE BOMBER」にてボーカルとベースを担当。グループの人気アイドル。新人だが、レイ・ラブロック北条アキコの計らいにより中心メンバーに抜擢される。だがそれは勿論バサラのピーキーなサウンドに付いて来れるからこそ。勝ち気な性格から努力を重ね、バサラの技量に追いついていった。時にはバサラを気にかけることもある。尤もバサラ自身は異性に対しては無頓着で気に掛けていない。やがて「サウンドフォース」が結成されて、ミレーヌもレイによりメンバーに抜擢される。流石に両親を説得するのは苦労しただろうが。やがて自身の才能に目覚め、グラビルに囚われた際にはバサラに「歌」を「サウンドエナジーシステム」を通じて伝え、彼の歌声を復活させ究極のデュエットを完成させる。

母のミリアからガムリン木崎を紹介され、彼の純真さに心を引かれ、時にはガムリンから激励される。そしてバサラを含めた所謂「三角関係」となる。(当のバサラはガムリンと意気投合する)。バサラがシビルスピリチアを吸われ意識不明となると、ガムリンは歌を歌うようにミレーヌを説得。ミレーヌは最終作戦である「サウンドバスター」の歌い手となる。作戦は失敗しても、持ち前の性格で持ちこたえた。

また、漫画『マクロスダイナマイト7 ミレーヌビート』では実質的な主役を務めている。

登場作品と役柄

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
担当声優の櫻井智氏は当作品でスパロボ初参加。
エピソードも多数追加され、他作品との人間関係も盛り込まれている。主人公がアクの強いバサラなのでその影に隠れがちではあったが、DVEも豊富で、プロトデビルンに対抗できるのが彼女のみとなるシナリオが組まれるなど、優遇されている。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
残念ながらパイロットとしての登場ではないが、ファイアーバルキリーの一部の曲目で愛機VF-11MAXL改と共に登場。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
初参戦作品。概ね原作と同様のエピソード。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

バサラを若干弱くしたような能力で命中回避が高いが、防御が低い。バサラ同様にパイロットステータスが特殊で「射撃」「格闘」が存在せず、代わりに「歌魂」と「歌EN」が存在する。プロトデビルン戦ではアタッカーとして活躍する。作品によってはバサラ、ミレーヌが個別にMAP版の歌をかけることが出来る(必要気力を満たす必要があるが)。特に第3次αでは覚醒激励持ちのユニットを自分の小隊に組み込めるため、両者にこれを採用すると全部隊気力130以上・ほぼ全能力上昇という、とんでもないドーピングが1T目で可能となる。

精神コマンド

祝福を習得する傾向がある。

D
集中鉄壁信頼熱血祝福
第3次α
集中祝福ひらめき熱血情熱必中

特殊技能(特殊スキル)

D
シールド防御底力L4、援護攻撃L3、援護防御L3
第3次α
底力L7、シールド防御L4、ガード援護防御L2

小隊長能力(隊長効果)

小隊全員に戦意高揚の効果
第3次αでの能力。

パイロットBGM

「SEVENTH MOON」
OPテーマだが、ミレーヌを始めとするサウンドフォースの面々の戦闘曲は、曲目により変化するのでデフォルトはないに等しい。
「MY FRIENDS」
ミレーヌ専用曲。

人間関係

熱気バサラ
チームメイトで同じボーカルであり、目標でもある。
ガムリン木崎
ミリアから交際相手として紹介され、彼の純真さに引かれる。
レイ・ラブロック
チームのリーダーであり、ミレーヌの扱いには困っている。
ビヒーダ・フィーズ
チームメイトであり、ミレーヌとバサラの関係を良く知っている。彼女は無口なので、普段は声を掛けないが。
マクシミリアン・ジーナス
父親。彼女を戦場に出すことは嫌っていたが…。
ミリア・ファリーナ・ジーナス
母親。性格や容姿は母譲り。
グババ
彼女のペット。5歳時にマックスからプレゼントされた。
北条アキコ
チームのマネジメントを担当。レイと共にミレーヌの魅力を引き出す。
ガビル
彼曰く「健康美」。ガムリンの一件で興味を持つ。
エミリア・ジーナス
7の映画『銀河がオレを呼んでいる!』に登場。ジーナス家の五女で、ミレーヌの姉である。

他作品との人間関係

リン・ミンメイ
初代スーパーアイドルとの共演に大喜び。なお、公式でも劇中の共演は無いが、彼女とのデュエット曲が存在。
ラクス・クライン
第3次αにて意識不明のバサラを見舞い、バサラの歌が自分の目標であると伝え、ミレーヌのを「優しい」と評価していた。
タカヤノリコ
第3次αでの誕生パーティーイベントにて、彼女から「沖ジョ伝統の鉄ゲタ」をプレゼントされ、リアクションに窮する。ちなみにユングは「覆面コーチXのマスク」にすべきだった(『NeXT GENERATION』ネタ)と、ノリコのセンスを非難していた。どっちもどっちであるが。
ユウキ・コスモ
第3次αでは彼にバサラの歌を揶揄され怒りを露わにするも、当の本人によって制される。
流竜馬 (OVA)
Dにて意識不明のバサラに代わって歌う事を決意した際、彼にその覚悟を認められ、「戦隊長達の娘だ」と後押しされる。
キリコ・キュービィー
第2次Z 再世篇では当初、レッドショルダーマーチに苛立つあまり周囲とのコミュニケーションを拒絶していた彼を「人間の感情が無いみたい」と酷評するが、カレンからフィアナに関する話を聞かされた後はキリコへの見識を改める。尤も、コロッと評価を変えた事でバサラからは「軽い女だぜ」と呆れられていたが。

名台詞

「うん……もう放してもいいよ」
第1話。戦闘の爆風からバサラに庇われ、気遣われた時のセリフ。照れるでもなく気恥ずかしさが表立っている。さえ歌えればいいというイメージの先行しがちなバサラも最低限の常識を弁えているのと同時に、男に抱きつかれても性関連の反応とはかけ離れている当時のミレーヌの子供っぷりを示すシーン。
「私だってサウンドフォースの一員なんです」
「あたし…あたし…あそこには私の大事な人がいるんだもん!」
オペレーションスターゲイザー時、バサラ、ガムリン、マックスを気に掛け追いかけるミレーヌは涙ながらにミリアに答えた。そしてミリアから「馬鹿な子」と言われパイロット勲章を授かる。

スパロボシリーズの名台詞

「…ガムリンさんって…」
「…ガムリンさんって、あたしよりもバサラの事を理解してるみたいですね」
第3次αEDで、独りで盛り上がるバサラの性分を「それでこそ」と評するガムリンに対し、嬉しそうに指摘する。
「バサラと付き合ってると驚きの連続だから、こういうのにも慣れちゃったみたいなんです」
「それに転移した事で、こうしてみんなにも会う事が出来ましたし」
第2次Z 再世篇中盤で、別次元へのフォールドという異常事態を経験しながらも、あまり困惑した様子の無いミレーヌ達を不思議がるクランへ発したポジティブな返答。

スパロボシリーズの迷台詞

「やるぅ、シンジ!三角関係の師匠のアルトに弟子入りしたら?」
第3次Z 時獄篇で、綾波アスカの関係を聞かれたシンジに対する台詞。
この後ガムリンは密かにツッコミを入れていた。

搭乗機体

VF-11MAXL改 VF-11MAXL改SB
ミレーヌ専用機。

余談

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