「ヒュッケバインボクサー」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == |
2017年10月14日 (土) 19:01時点における版
ヒュッケバインボクサー | |
---|---|
外国語表記 | Huckebein Boxer |
登場作品 | |
分類 |
試作型パーソナルトルーパー (ヒュッケバインシリーズ) |
型式番号 | RTX-011AMB |
動力 |
トロニウム・エンジン 核融合炉 プラズマ・ジェネレーター |
基本OS | TC-OS |
補助システム | グラビコン・システム |
補助MMI | T-LINKシステム |
素体 | ヒュッケバインMk-III |
所属 | |
主なパイロット |
|
概要
『スーパーロボット大戦α』に初登場したヒュッケバインシリーズ。ヒュッケバインMk-IIIが「アーマードモジュール・ボクサー」と合体した状態。
Mk-IIIがインファイト向けのAMで、武器追加のほか装甲が強化される。またガンナーと違い、Mk-IIIの固定兵装がほぼ全て問題なく使用できる。ボクサーはもともとSRX用のR-WEAPONシリーズとして開発されていたため、Gソード・ダイバーなる一風変わった必殺武器がある。SRXが一撃必殺型であるならば、ボクサーは長時間継戦型であるといえよう。
αではガンナーが極めて強いので微妙な形態だった。ただし、MK-IIの時に使い勝手が良かった「チャクラム・シューター」が格闘武器だったので、ボクサーの場合は「チャクラム・シューター」を使う事で伸びた格闘値を存分に活かせる。しかし、移動力や射程、運動性といった点において、結局はガンナーに軍配が上がってしまうだろう。とは言え、これはあくまで「ガンナーと比べて」の話。運動性はガンダムF91等の1級MSと同等、HP・装甲は下手なスーパー系より高く、攻撃力もガンバスターのスーパーイナズマキックに匹敵するほど高い。切り払い・分身・グラビティテリトリーも搭載しており、更には主人公の特権として魂は勿論、場合によっては捨て身や奇跡も使用可能・・・と鬼のように強い。あくまでガンナーが異常過ぎるだけで、こちらも洒落にならないほど強いのである。
αで猛威を振るったガンナーが弱体化されたため、OG2では相対的にパワーアップ。Gソード・ダイバーの攻撃力は合体攻撃を除けばコスモノヴァと共に屈指の破壊力を誇り、同じくαが初出の龍虎王(虎龍王)よりも火力が上で、燃費は良好。装甲もそこら辺のスーパーロボットでは相手にならないほど分厚く、バリアも有している。更にMk-IIIでしか使えなかった分身が追加された。運動性はMk-IIIよりも低くなってしまうが、全く問題にならないレベルで、ちゃんと避ける事が出来る。結果として弱体化したガンナーと立場が逆になったのはある意味皮肉と言えなくもない。
唯一にして最大の弱点は、射程が極端に短い事。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- リアル系主人公の後期搭乗機体。圧倒的な戦闘力を誇るガンナーに換装出来るようになると、プレイスタイルにもよるだろうが、殆どの敵は一撃で倒せる。物足りない人はあえてボクサーで戦うのもいいかもしれない。Mk-IIIの最盛期。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 汎用パーソナルトルーパー。デフォルトパイロットはリョウト・ヒカワ。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- OG2に準拠。AMガンナーとヒュッケバインガンナーとの改造が両立している。そのため、2機手に入るうちボクサー使用を前提とした1機のみを改造し、もう1機はガンナー使用を前提として無改造でおく(AMガンナーに改造を加える)とよい。なおLとRで最大改造時のボーナスが異なり、リョウトが乗るLは装甲が、隠し機体のRは運動性が上昇する。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 前作とほぼ同様。修羅神の機体など、機体特性が格闘の機体が増えたので、本機にリョウトを乗せてツインユニットのサブとして運用すると良い。パートナーとなるツインユニットの相方は、SRX、ダイゼンガー、ビレフォール、グルンガスト参式(この場合、メインパイロットはリオ・メイロンがベスト)、ソウルゲインあたりが良いだろう。
装備・機能
初代ヒュッケバインやヒュッケバインMk-IIを参考にした武装が多く、重力兵器やチャクラム系などの武装を基本とする。
武装・必殺武器
OGシリーズの一部の武装は、パイロットの念動力Lvが一定値以上ないと使用できない。念動力者を乗せないとMk-IIIの真価を発揮できない場合がある。
OGシリーズでは、換装武器を装備させても通常のMk-IIIでしか使用できない。
武器が個別改造の作品では、改造段階を共有する武器が分かりにくくなっており、運用時には確認が必要。
ヒュッケバインMK-III
αではAMパーツを換装しても殆どのMK-IIIの武装は使用可能だが、OGシリーズではAMパーツを換装した場合、一部の武装が使用不可能になる。
- ツインバルカン
- 頭部二門装備のバルカン砲。「バルカン砲」表記の場合も。
- ロシュセイバー
- 高出力プラズマソードを二本携帯。ガンナーではセイバーを構えて、突撃しつつすれ違い様に敵機を斬り裂く。OGシリーズでは換装武器。
- ファング・スラッシャー
- 2つ重なった形状のゾル・オリハルコニウム製のブーメランを十字手裏剣のように展開して投擲する。αでは低燃費、中々の射程、移動後使用可能な強力な武器であり、これを主軸に戦うと安定しやすいが、射撃武器扱いなのが難点。OGシリーズでは格闘武器なので存分に使っていこう。左腕部の装備の為、Mk-IIIのどの形態でも使用可能。しかし、OGシリーズではガンナーによる使用が不可能になっている。
- グラビトン・ライフル
- MK-IIに装備されていたG・インパクトキャノンを小形・軽量化し片手で扱えるようにしたもの。新機能としてグランゾンのグランワームソードのように異空間からライフルを召喚して敵機を攻撃する事が可能となった。この機能により、母艦から離れた状況でも長時間の戦闘による武装不足に陥った際の攻撃力の低下を気にする必要が無くなり、突如ライフルを召喚する事で敵に不意打ちを仕掛けるといったユニークな使い方も出来る。この機能が組み込まれたのはやはりMK-IIIの開発にシュウが関わっていたためだろう。αでのこれの戦闘デモは必見。α以降のシリーズでは異空間からライフルを召喚する事は無くなってしまった。出力調整によりバーストモード「BST」で発射可能。普段は射出兵器として使用。通常のMk-IIIやガンナーでは長射程武器になるが、ボクサーだと射程が短くなり、代わりにP属性が付く。
使用時、OG2では他の汎用武器と同じく普通に取り出すだけ、BSTでは文字通りブースターで飛んでくる。
AMボクサー
- ガイスト・ナックル
- AMボクサーの両腕にMk-IIIの腕をリンクさせて巨大な拳で殴りつける。Gソード・ダイバーが念動力が必要のため念動力持ち以外のパイロットを乗せるプレイヤーは少ないが専用台詞もあり必見である。拳部分にR-1のT-LINKナックルのようなフィールドを展開している描写があるが、使用するのに念動力は必要ないため、重力系の技術が用いられていると思われる。武装名称やエフェクトからバルマー帝国の主力機エゼキエルのガイスト・ブローを元にしているのかもしれない。
- カタパルト・キック
- カタパルトで射出されたかのような勢いで、AMボクサーの巨大な脚で飛び蹴りを浴びせる。AMボクサーのつま先には重力剣形態で切っ先となる刃が取り付けられており、これに重力場を発生させた状態で蹴りつけるため、斬撃を浴びせる形になる。OGS以降は「Gソード・ダイバー」の演出に組み込まれている。
- Gソード・ダイバー(グラビティソード・ダイバー)
- Mk-IIIとAMボクサーが分離し、重力剣に変形したAMボクサーを切っ先から重力場を発生させた状態で相手に突貫させる。Mk-IIIは分離直後はAMボクサーの上に乗り、相手に狙いを付け、突貫させる直前に離脱する。トロニウム・エンジンの出力調整にT-LINKシステムを用いているため、使用には念動力Lvが一定値以上必要。OGs以後はバリア貫通能力が付加。
特殊能力
- グラビティ・テリトリー/G・テリトリー
- グラビコン・システムの応用により発生する重力波バリア。全属性のダメージを一定値以下まで無効化するが、Mk-IIIの高い能力ゆえに必要性は薄く、無効化系のバリアの為、扱い難い。
- 分身
- αでは通常形態のみ使用。OG2以後は、ボクサーでも使用可能になった。
- 換装
- ヒュッケバインボクサーか、ヒュッケバインガンナーに形態変更。OG2以後は、換装対応するのはボクサーのみとなった。
- 分離
- AMボクサーを切り離し、素のヒュッケバインMk-IIIになる。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
OG外伝ではタイプLとタイプRではカスタムボーナスが違っている。
- 装甲値+10%、最大EN+10%(タイプL)
- 運動性+10%、最大EN+10%(タイプR)
機体BGM
- 「Ace Attacker」
- ヒュッケバインMk-IIIのテーマ。
関連機体
- ヒュッケバインガンナー
- SRX
- MK-IIIのコンセプトは「小型・高性能化したSRX」。αでは文字通り、SRX以上の性能を発揮した。
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