「サーヴァ・ヴォルクルス」の版間の差分

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「[[ギゾース・グラギオス|創造神ギゾース=グラギオス]]」、「[[ルザムノ・ラスフィトート|調和神ルザムノ=ラスフィトート]]」と並ぶ[[ラ・ギアス]]の三邪神。破壊を司り、最高級の危険度を誇る不滅の存在。完全復活した暁には、地下から隆起して現れる数千のヴォルクルス神殿が断層のなかに人間を飲み込み、神殿の祭壇から襲来する分身体が地底世界を食らい尽くすと言われている。その姿は数々の怨念が凝り固まったもの(OGクルセイド)。2億年前から7千万年前の[[ラ・ギアス]]に存在し、大異変により滅亡したとされる「巨人族」の怨念が破壊神として実体化したらしいが、未だその実態は不明。
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「[[ギゾース・グラギオス|創造神ギゾース=グラギオス]]」、「[[ルザムノ・ラスフィトート|調和神ルザムノ=ラスフィトート]]」と並ぶ[[ラ・ギアス]]の三邪神。破壊を司り、最高級の危険度を誇る不滅の存在。完全復活した暁には、地下から隆起して現れる数千のヴォルクルス神殿が断層のなかに人間を飲み込み、神殿の祭壇から襲来する分身体が地底世界を食らい尽くすと言われている。その姿は数々の怨念が凝り固まったもの(OGクルセイド)。2億年前から7千万年前の[[ラ・ギアス]]に存在し、大異変により滅亡したとされる「[[巨人族]]」の怨念が破壊神として実体化したらしいが、未だその実態は不明。
  
 
新暦の時代から遡ること約5000年前、ラ・ギアス紀元の時代に勃発した大戦で人間の勇者ランドール・ゼノサキスとの決闘に敗北。ラングランの各地に配置された「五大封印」と、細胞(この細胞は一欠片の肉片からも全身を復元できる自己修復機能を備えている)の活動を抑制する「調和の結界」のふたつで大地の底に押し込められ、ざっと5000年もの間その実体化を阻まれていた。しかし、新暦4957年頃に引き起こされた「魔力弾事件」の影響で「調和の結界」が一時消失したことで活性化。「[[春秋戦争]]」の水面下で5個の封印を全てを破壊された結果、完全なる本体の現し身がラ・ギアスに降臨。ついに目覚めの時を迎えた。
 
新暦の時代から遡ること約5000年前、ラ・ギアス紀元の時代に勃発した大戦で人間の勇者ランドール・ゼノサキスとの決闘に敗北。ラングランの各地に配置された「五大封印」と、細胞(この細胞は一欠片の肉片からも全身を復元できる自己修復機能を備えている)の活動を抑制する「調和の結界」のふたつで大地の底に押し込められ、ざっと5000年もの間その実体化を阻まれていた。しかし、新暦4957年頃に引き起こされた「魔力弾事件」の影響で「調和の結界」が一時消失したことで活性化。「[[春秋戦争]]」の水面下で5個の封印を全てを破壊された結果、完全なる本体の現し身がラ・ギアスに降臨。ついに目覚めの時を迎えた。

2014年10月9日 (木) 15:27時点における版

サーヴァ=ヴォルクルス(Shiva Volclus)

創造神ギゾース=グラギオス」、「調和神ルザムノ=ラスフィトート」と並ぶラ・ギアスの三邪神。破壊を司り、最高級の危険度を誇る不滅の存在。完全復活した暁には、地下から隆起して現れる数千のヴォルクルス神殿が断層のなかに人間を飲み込み、神殿の祭壇から襲来する分身体が地底世界を食らい尽くすと言われている。その姿は数々の怨念が凝り固まったもの(OGクルセイド)。2億年前から7千万年前のラ・ギアスに存在し、大異変により滅亡したとされる「巨人族」の怨念が破壊神として実体化したらしいが、未だその実態は不明。

新暦の時代から遡ること約5000年前、ラ・ギアス紀元の時代に勃発した大戦で人間の勇者ランドール・ゼノサキスとの決闘に敗北。ラングランの各地に配置された「五大封印」と、細胞(この細胞は一欠片の肉片からも全身を復元できる自己修復機能を備えている)の活動を抑制する「調和の結界」のふたつで大地の底に押し込められ、ざっと5000年もの間その実体化を阻まれていた。しかし、新暦4957年頃に引き起こされた「魔力弾事件」の影響で「調和の結界」が一時消失したことで活性化。「春秋戦争」の水面下で5個の封印を全てを破壊された結果、完全なる本体の現し身がラ・ギアスに降臨。ついに目覚めの時を迎えた。

その後は、かつての手駒にして背信者となったシュウ・シラカワと水面下で激しい鍔迫り合いを演じていたが……。

下半身はおそらくバビロニア神話の「上半身は人間で腰部もしくは下半身がサソリの怪物」であるギルタブリル(ギルタブルル)がデザインのモチーフと思われる。また上半身がドクロなのもギルタブリルの上半身は死神のような姿であるとされる説を採り入れたものとも推測できる。生命体に明確な敵意を持っており、その呪詛は生けるもの全てを汚染し壊死させる力で満ちている。ヴォルクルスを崇める神殿には石材から金属体のひとつひとつにまでその呪詛が篭っており、崩落に巻き込まれた場合、万一魔装機に搭乗していたとしても助からないとされる(魔装機に宿る精霊、コクピットに座る操者、その全てに必殺の汚染が浸透するため)。

このように物体に対して非常に強い干渉能力を持っており、人間の精神を暗示で支配することを皮切りに、機械の分子構造を自由自在に操る魔力を備え、死の淵に瀕した人間を留めた事まである。正式な契約を交わした者には特に強い暗示を送り込んでいて、その洗礼を授かった者達はヴォルクルスとその眷属に逆らうことを赦されない。背信行為にはほぼ死で報いており、「羈絏」を授かりながら神殿を破壊した者は、いかなる事情があれど(怨敵壊滅が目的であっても)激痛に苛まれながら死に至るという。なお、契約には強弱があり、全ての信徒に「羈絏」を授けているわけでもない。信者にしても、現世利益(死者蘇生、または恋愛など)を追求して入信する者が混じっているため、背信行為を行った者全てが死に直結するわけではない(現に「地上人召喚事件」時、神官サフィーネと助祭ガエンは分身に攻撃を加えても無事であった)。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL 第一章

ヴォルクルスを信仰の対象とし、その復活とそれによる世界の破滅を目論む宗教団体「ヴォルクルス教団」に属する魔神官ルオゾール・ゾラン・ロイエルが登場。自らも復活のために様々な謀略を練っており、手駒に加えたラングランの王族シュウ・シラカワの内面を煽り、彼に画策させた謀略でラングランを混乱の渦に叩き込んで復活の土台を作り上げる。

地上人召喚事件(共通)

各地に眠る分身が復活を果たしていき、最終的に2種の分身が融合した完全体の分身がグリモルド山の地下神殿の祭壇に降臨する。完全体の分身でない中途半端な(上半身と下半身が分かれた)者達は知性がなく、Aクラス魔装機に匹敵するパワーをもって破壊衝動のままに暴れるのみ。物体への干渉力も弱いらしく、映像等にその姿を記録することが出来ないらしい(完全体は例外)。OGシリーズの戦闘を見る限りでは、分身体の内上半身に当たる部分の方が若干意思のようなものを備えており、下半身に当たる方はほとんど怨念や本能で動いているようだ。

このときの復活は、契約により自らの自由を束縛していたヴォルクルスへの復讐を目論んだシュウが関与したもので、「死後復活」の後遺症で契約に関する記憶を失った彼が操るネオ・グランゾンのパワーに押し負けて後退。己に従属することを拒んだシュウへの怒りから、復活時の生贄になった魔神官ルオゾールをナグツァートごと取り込み彼への刺客として放つのであった(「第二章」の邪神ルート)。

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD

さらなる復活のために大量の流血を欲しており、「シュテドニアス南北戦争」を引き起こさせた黒幕の一人と目される。計二度に及んだ「類似の法則」(サティルスが無限の力を与えてくれると信じていたオンガレッドエルシーネを崇拝した1200余名の兵士が持つ信頼していた者に裏切られた想い)に従った生贄の儀式の力で2度目の復活を果たす。完全復活を目前としたヴォルクルスの魂に呼応して鳴動する大地の中から姿を現す邪神の神殿と分身達、その光景を記録して放送する「聯盟通信社」の映像をみて怯えるラ・ギアスの人々の負の感情で世界は危機に晒されるのだが、今回の復活事変は「アンティラス隊」とシュウの共闘により未然に防がれる。破壊神は再び雌伏の時につくのであった。

魔装機神F COFFIN OF THE END

今回、三邪神の由来が明かされる。彼らは遥かなる昔、異世界より現れた巨人族が人間との戦いで滅ぼされた結果生まれた怨念が、長い時間の間に力を蓄えて生まれた存在であった。そしてこれまでの戦いで完全復活が成されなかったのは、かつて古代トロイア時代に顕現した際にヨーテンナイを生贄とした封印が施されていたためだった事が判明した。 しかしヨーテンナイの『静死の棺』によって集められたアストラルエネルギーによって大元である巨人族が復活。その怨念である三邪神も巨人族の戦力として使役される事になった。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
シュウの章のラスボスとして本体が登場。分身よりもパイロット能力は高くなっており、見かけによらず回避も高くなっている。最大射程が8なので、攻め方としては射程外からのアウトレンジ射撃が有効(グランゾンのブラックホールクラスター、ソルガディのハイパーレールガン、ガディフォールのリニアレールガン、サザビーのファンネル)。最終面までにグランゾンをフル改造で応戦して、その都度ノルス修理装置で回復させれば倒せるだろう。一緒に出現する分身は無視したほうが良い。武器の強化が十分なら、3ターン程で撃破できるため、分身の攻撃もあまり受けないで済む。なお、本体はバランス調整の結果、特殊能力の欄から自己修復能力(HP回復)をオミットされている。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
ヴォルクルス名義で登場するが、分身体の一部である(丁度ラスボスより少し弱くした程度)。2体か3体で出現するが、HP回復量が尋常でないので1体ずつ倒していこう。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
3度目の復活だが「今までヴォルクルスそのものが出現したことはない」という設定になり、EX・OGDPのヴォルクルス等これまで本体だと思われていた者も少々能力の高い分身体に過ぎない事が明らかになった。ルート分岐次第で「限りなく本体に近い存在(つまりあくまで分身体)」として「S・ヴォルクルス」名義の個体が出現する。通常の分身は片言で喋るがS・ヴォルクルス名義は流調に喋っている。また、ヴォルクルスが完全復活するとラ・ギアス各地に封印された分身体全てが連動して復活する事が判明した。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
今回は分身体(ラスフィトート、グラギオス含む)すら出てこない。今回はヴォルクルス教団の目的が創造神ギゾース=グラギオスの復活にあり、本命グラギオスの復活はならなかったが、封印自体は大幅に弱まったことで完全復活が示唆されている。また、ヴォルクルスが世界を滅ぼし、グラギオスが新世界を創造、ラスフィトートが世界の調和を保つという三邪神の役割が明かされた。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
三邪神の由来が明確にされた。今回はボーロヴァールニーヤが手駒として分身体を召喚した他、フーム・ラカーブによってラスフィトート、グラギオスと共に取り巻きとして呼び出される(この時が最も強く、恐らく完全復活状態)。最終話にもカドゥム・ハーカームの取り巻きとして現れるが、ここまで来ると往年のボスとしての風格はなく、単なるタフな雑魚扱いである(ハーカームのHPは800000を超えているが、ヴォルクルス達三邪神は50000強で2体ずつ)。
また、シナリオ中では完全復活を妨げていた封印がヨーテンナイの死によって解かれたため、完全な復活を成しているとも考えられるが、巨人族の目的が人間を教化し支配する事であったためか、世界中の分身体が復活し世界を滅亡に導くようなことは無かった。ヴォルクルスの契約による対象の支配は、今作で明かされた巨人族の教化と似通う部分が多く、教化を基にした能力だと思われる。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
約12年ぶりに上半身と下半身が分離して別れたヴォルクルスの分身達が登場する。記念すべきOGシリーズの出演に伴い、長年2種類の攻撃手段しか持たされてこなかった彼らの武装欄にも若干変化が生じた。嫌らしい特殊効果を付与されている。
合体形態はハードルート最終話でヴォルクルスの分身を全滅させると登場する。「HP30万越え+専用特殊能力+2回行動」と決して弱いわけではないが、地形適応がA止まりのうえHP・EN回復能力もないので、特殊武器でENを空にして遠距離からチクチク攻撃すればたいした被害を受けずに倒せたりする。
このサプライズにより、マサキらは『LOE』第二章の邪神ルートよりも先行して、そして鋼龍戦隊一同がそのヴォルクルスの真の「姿」を知ることとなった。
なお、アダマトロンのイベント後に合体させると「巨大な闇」がかかってしまい「Wing Of Legend」が中断される。ノリと雰囲気を保ちたければさっさと合体させるか最後まで無視するべし。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
第20話「ダークプリズン」で本体が出現。戦力的には一緒に出て来る分身体の「HP回復」が厄介だが、本体は大ボスの一角ながら何故か『第2次OG』同様回復系特殊能力が無いので持久戦にすこぶる弱い。さらに、最大射程が「縮退砲」より短く移動もしないので最終的にはネオ・グランゾンにタコ殴りにされる運命にある
なお、シュウを操って地上に差し向けた件に関して「地上にも混乱を生み出して自身を顕現させるため」だろうと推測されている。

装備・機能

武装・必殺技

分身飛行形態

かぎづめ / 鉤爪
『EX』のみ。翼に付いてある手の爪で攻撃すると思われる。OGシリーズでは使用不可。
プラグマティックブレード
髑髏の額から突き出たねじくれた角を振りかざして突進する。OGシリーズで爪の代わりに使用している。
ハイパーソニックウェーブ
心臓血管などの内臓のパーツで吊り下げられるようにずり落ちた胸部の頭蓋骨が、苦悶の呻きとともに超音速の衝撃波と、その破壊力を増幅する魔法陣を吐き出す。その際、歯を打ち鳴らしながら節が連なった胴体を膨張させて気味の悪さを強調させるなど、芸が細かい。
アストラルバスター
「アカシックバスター」と原理を同じくする魔術攻撃。発射の合図は落ち窪んだ髑髏の眼窩から迸る光。

分身陸上形態

かぎづめ / 鉤爪
女人パーツの乳房からグロテスクに生え揃った節状の前脚の先端を飾る一対の鋭利な爪。OGシリーズでは、左の爪を突き立てて捕らえた獲物を右の爪で鋸挽きにして両断する。
ハイパーソニックウェーブ
この形態時はなぜか頭部からの発射を行わず、女人パーツの口から発射する。飛行型も含めて分離型の分身はこの攻撃の発射に一定の痛苦を必要とするらしく、尾の先端で鎌首をもたげる蛇が人形の後頭部に食らいつきぐいぐいと根元を引きちぎらんばかりに吊り上げる。
アストラルバスター
「アカシックバスター」と原理を同じくする魔術攻撃。モーションは合体形態と同一。

合体形態

かぎづめ / 鉤爪
下半身を構成する部位のひとつに、「左右の肩口から三対の細腕を生やした女性」の人形(ひとがた)がある。その乳房からグロテスクに生え揃った節状の前脚の先端を飾る一対の鋭利な爪。DSリメイク時の演出は、「蛇の尻尾を振り回す尾撃と咬みつきで宙に跳ね上げた目標を、爪で斜め十字に切り裂く」というもの。
  • ROE:本作での扱いは射撃武装。「斬り返し」では防げない。地面に突き立てた前脚部の2本の「鉤爪」が地中から獲物に襲い掛かる。
浄化の焔
下半身のヘッド(頭部)が顎を開いて撒き散らす紅蓮の炎。
ハイパーソニックウェーブ
四海を震わすヴォルクルスの咆哮。戦闘時の視覚表現が詳細に作りこまれたのはDSリメイクからとなる。触手の先端部に生えた無数の蛇頭が口から複数の魔法陣を吐き出して目標と自機の間に展開。下半身の頭部から発射された衝撃波は魔法陣に沿って突き進む。
  • OG:地中から大量の死霊装兵を召喚し、攻撃対象を押さえつけた後に発射する。攻撃対象の機体が吹き飛ばされる時に一緒に飛んでいる柱や、ぶつけられる壁が神殿らしいものとなっており、『OGDP』での登場を前提としたかのような演出が『第2次OG』の時点でなされていた。攻撃力自体は「浄化の焔」や「アストラルバスター」より低いものの、ヴォルクルスの名物というべきこの攻撃が、やはり演出面において特に力を込められている。
アストラルバスター
「アカシックバスター」と原理を同じくする魔術攻撃。下半身の尻尾から魔法陣が出現、そこからたくさんのビームが打ち込まれる。上半身部分のそれと同じ内容で、邪神の割に、ナグツァートウィーゾルのそれと違って演出が地味なのも特徴。

特殊能力

HP回復(小~大)
形態によって用意されていないこともある。OGシリーズではなぜか本体のみがこの力を所有していない。
EN回復(大) / MG回復(小~大)
形態によって用意されていないこともある。OGシリーズではやっぱり本体が持っていないため、いずれエネルギーを使い尽くして的と化すことになる。
ビーム吸収
OGシリーズ旧シリーズで所有する特殊能力。
闇の領域
OGシリーズで追加された合体形態の特殊能力。周囲8マスに存在する敵対ユニットのENを自軍フェイズ終了時に30下げる。開始時ではないのでENが少なくなっているときは反撃でとっととENを使ってしまったほうがいいかもしれない。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

LL
いずれの形態も2Lサイズ。

属性

パイロットステータス設定の傾向

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
いずれの名義でも「精神コマンド」と「特殊技能」を保持していない。

精神コマンド

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
根性ド根性報復吸収
第2次OGDP
根性必中不屈覚醒熱血同調(ツイン)
※ヴォルクルス(上)(下)。
ド根性必中覚醒再動かく乱(ツイン)
※ヴォルクルス(合体)。

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
気配察知2回行動
第2次OGDP
底力L5、援護攻撃L1、援護防御L1、カウンターL5
※ヴォルクルス(上)(下)。
2回行動底力L7、援護攻撃L2、ガードカウンターL7
※ヴォルクルス(合体)。

固有エースボーナス

「HP50%以下で、一度だけ「かく乱」を使用する」
OGシリーズのエースボーナス。全形態共通。

機体(パイロット)BGM

「ARMAGEDDON(ネオ・グランゾン)」
EX』での戦闘BGM。
「迫り来る敵」
LOE』での戦闘BGM。他にはテューディゼツの戦闘BGMとして採用されている。『OGDP』では分離形態の戦闘BGMとなった。
「巨大な闇」
ROE』、および『第2次OG』『OGDP(合体形態のみ)』での戦闘BGM。
「決戦」
COE』での戦闘BGM。他にはグラギオスラスフィトートの戦闘BGMとして採用されている。元々はROEでのラスフィトートの戦闘BGMであった。

相対関係

調和神ルザムノ=ラスフィトート
同列に位置する三邪神の一柱。ROEで分身体が登場。調和の為に争うものを滅ぼそうとするなど、本質的にはヴォルクルスと同様の邪神である。ヴォルクルスと契約した者には手を出さないなどの契約があると語る。
創造神ギゾース=グラギオス
同列に位置する三邪神の一柱。POJの時点では分身体すら出てきていないが、COEにて遂に登場。作中では依然不明な点が多いが、三邪神は同一の存在で、三邪神全ての封印が解かれたときに完全な状態での復活をするのではないかと推測されている。

台詞

戦闘台詞

「解せぬ……塵芥に過ぎぬ者共が、なぜ我に逆らう?」
「愚かなる者共よ。目を見開き、真実を見よ。我こそはサーヴァ・ヴォルクルスなり」
『ROE』における汎用戦闘台詞。
「我が身を見てもひるまぬとは……度胸と呼ぶには、あまりに無謀よな」
『COE』で追加された汎用戦闘台詞。
「貴様は……見覚えのある顔だな……だがまあいい。我に敵対するなら関係ない事だ」
「背教者か……面白い。神罰を身をもって知るがいいわ」
「ほう……かつて我に関わった形跡がある。だが、我の力を知ってなお、それを続けられるか?」
シュウを始めとする背教者達への特殊戦闘台詞。
「ぬぅっ……ぬおぉぉぉぉっ!?」
撃墜時の台詞。

共通

「……ワガ……ネムリヲ……サマタゲ……ヨビオコシタノハ、オマエ……タチカ……?」
「……ホウビヲ、ヤラネバナランナ…… オマエ達ノ……望ムモノ……其レハ……死ナリ」
EX』、『OGDP』での登場時の台詞。『EX』や『メモリアル・デイ』では台詞の途中から流暢になっているが、『OGDP』では『ROE』以降の設定を踏まえてか、終始片言のままに改変されている。
「タ……タガガ人間の分際デ……神デアル私ヲ……倒スト……言ウノカ……」
撃墜後の台詞。
「私ハ……死ナヌ……ワタシハ……オマエタチ……ダ……」
「オマエ……タチノ……ミ……ライ……」
最期の台詞だが…。

魔装機神シリーズ

「ぬう……精霊界と現実界の狭間では、我が力もまだ不完全……またしても後れをとるか……」
ROE』南部ルート最終話「終末の黙示」より。三度の復活を果たしたが、アンティラス隊(魔装機神隊)の手によってまたも阻止された。

OGシリーズ

「ココハ……ドコダ……ナゼ我ガココニ……」
第2次OG』最終話「古の忌憶」より。ユーゼスが召喚したヴォルクルスは『OGDP』のヴォルクルスと違いがあるらしく、シュウの推測では「平行世界のヴォルクルス」だが、図鑑によると「ヴォルクルスとは別の存在」らしい。
ちなみに、この台詞自体はマサキの章で登場する上半身部分も喋る。
「オォォォォ……我ニ歯向カウ者ニ死ヲ……」
「所詮、ソンナモノヨ……」
「ム……アクマデ逆ラウ気カ……」
「ナルホド……ソレホド我ヲ恐レルカ……」
「馬鹿メ……」
「グゥゥゥ……死ヲ……死ヲ与エテヤル……」
分身体の上半身部分及び合体形態の台詞。カタコトではあるが、明確な自意識を持っているのが窺える。
「ウゥウ……イノチヲ……クレェ……」
「イキテル……オォォ……ネタマシイ……」
「イノチ……イノチだ……」
「アアァァァァァァ!!」
「ギァアアアァッ!」
「ガアア!」
こちらは下半身部分。ほとんど怨念と本能の塊である。

関連機体

ネオ・グランゾン
肩にある「ヴォルクルスの羈絏(きせつ)」を通じて束縛していたアーマードモジュール。羈絏とは手綱のこと。
真ナグツァート
ヴォルクルス細胞と融合して蘇った咒霊機の成れの果て。しかし、その力は魔装機神とネオ・グランゾンを脅かすほど高い。
アダマトロン
決戦時にクロスゲートの力を用いてヴォルクルスを召喚してみせた(ただしラ・ギアスに存在するものとは異なる点があるらしい)。

余談

  • ヴォルクルスはシュウの本名が「クリストフ・ゼオ・ヴォルクルス」であった事から設定された。
  • 三邪神のモチーフとなっているのは、インド神話の三大神である創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ、破壊神シヴァである。作中でも「ヴォルクルスの又の名はシヴァ」とする表現も存在する。
  • ヴォルクルスに似た設定を持つそっくりさんとしてアインストレジセイアがいる。また、『第2次OG』でのエクセレンの特殊セリフにはアインストの件について言及するものがある。さらにOGシリーズにおける合体形態のハイパーソニックウェーブの演出はイェッツトレジセイアの必殺技であるウアタイルスクラフトにも似ている。アインストと散々闘ってきた面々にとってはあまり珍しくもない印象の存在だったらしく、臆するどころか手慣れている様をラ・ギアスの人間に語る程。特にタスクに至ってはラ・ギアスの世界観にちなんでデモンゴーレムと並んで「らしくなってきた」と言い出す程。
  • 『ROE』では第一話から分身が出る上、魔装機操者達も何度も戦って慣れ始めている様子である。しかし、終盤に出てくる本体に限りなく近い分身は凄まじいプレッシャーを放っており、破滅の王相手にずれた反応をするサフィーネが気圧され、あのシュウすら警戒するほどであった。