「ノイ・レジセイア」の版間の差分
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:アインストは超機人を「守護者のしもべ」と呼ぶ。超機人同士の戦いよりも昔、守護者とアインストの戦いの頃からの仇敵であり、超機人と守護者を指して「お前と…お前の[[ガンエデン|主]]の存在を許すわけにはいかぬ…!」と発言している。 | :アインストは超機人を「守護者のしもべ」と呼ぶ。超機人同士の戦いよりも昔、守護者とアインストの戦いの頃からの仇敵であり、超機人と守護者を指して「お前と…お前の[[ガンエデン|主]]の存在を許すわけにはいかぬ…!」と発言している。 | ||
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− | :ギリアムが『扉』を開くXNガイストの機能由来の鍵の保持者であるいう認識だけでなく、世界を彷徨う運命を背負って『鍵』を手にした者という所までは認識している。しかし大いなる終焉にまでは理解が及んでおらず「ならば、おまえは単なる異形だ。[[太極]] | + | :ギリアムが『扉』を開くXNガイストの機能由来の鍵の保持者であるいう認識だけでなく、世界を彷徨う運命を背負って『鍵』を手にした者という所までは認識している。しかし大いなる終焉にまでは理解が及んでおらず「ならば、おまえは単なる異形だ。[[太極]]へ至る者ではない」とギリアムから断じられた。 |
;[[ベーオウルフ]] | ;[[ベーオウルフ]] | ||
:レジセイアが放ったアインストの種子を受け取った別世界の[[キョウスケ・ナンブ]]だったはずが、種子は不完全と言われた。そして、逆にベーオウルフはレジセイアの「古き者」を捨てるという判断は間違いと断言した。 | :レジセイアが放ったアインストの種子を受け取った別世界の[[キョウスケ・ナンブ]]だったはずが、種子は不完全と言われた。そして、逆にベーオウルフはレジセイアの「古き者」を捨てるという判断は間違いと断言した。 | ||
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;「……」<br />「問題…あり」<br />「…宇宙…」<br />「静寂…で…なければ」<br />「…憎みあう…」<br />「望んでいない」<br />「望んでいない…世界」<br />「望んでいない…世界…修正…」<br />「完成する…」<br />「…新たなる…生命…」<br />「…失敗」<br />「…やはり…人間は…」 | ;「……」<br />「問題…あり」<br />「…宇宙…」<br />「静寂…で…なければ」<br />「…憎みあう…」<br />「望んでいない」<br />「望んでいない…世界」<br />「望んでいない…世界…修正…」<br />「完成する…」<br />「…新たなる…生命…」<br />「…失敗」<br />「…やはり…人間は…」 | ||
:IMPACT冒頭のノイ・レジセイアの問答。クリアすることで、初めて分かる台詞である。 | :IMPACT冒頭のノイ・レジセイアの問答。クリアすることで、初めて分かる台詞である。 | ||
− | ; | + | ;「そうだ…それでいい…そうやって…お前達は戦って…戦って戦って版図を拡げてゆくのだ…これからも永遠に戦いを繰り返し…淘汰と成長を繰り返し…いつの日かたどり着くだろう…我らが望んだ頂きへと…我らすらも乗り越えたお前達には…その資格がある!!」 |
:漫画「衝撃騎士団」最終話にて、キョウスケにトドメを刺された時の台詞。 | :漫画「衝撃騎士団」最終話にて、キョウスケにトドメを刺された時の台詞。 | ||
2012年11月22日 (木) 23:40時点における版
ノイ・レジセイア(Neu Regisseur)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:若本規夫
- 分類:アインスト
- 全高:100 m以上(推定)
- 重量:不定
- 所属:アインスト
最上級のアインストで、全てのアインストを統括する存在。最後までその存在が知り得ないことから「女王蜂」のネーミングで呼ばれた。地球で発生した思念体が、あらゆる宇宙や平行世界へと生命の種子を飛ばした。育んだ生命体を見守る「監視者」としての役割が与えられた。だが、育んだ生命体が醜い争いを演じたため、その生命をリセットするべく動き出した。初期の段階では新たな生命としてエクセレン・ブロウニングに目をつけて、蘇生させた上で次世代のアインストとなる役割が与えられた。さらに人間の深層心理を知るためにエクセレンのクローンとも言うべきアルフィミィを生み出した。しかし、「監視者」としての結論は「人間を滅ぼして、新たな生命を生み出す」「生命のリセット」という結論に達した。
その方法論はキョウスケ・ナンブらによって否定され、ノイ・レジセイアは倒されてしまうのだが、最後の最期まで人間の心理を理解することはなかった。結局「監視者」として見守るだけの存在が、何時しかその目的から外れてしまったことは「システム」としての監視者を長期間維持するのは困難ということも知らしめてしまった。
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(OG2)』では同じ生命を生み出す起源として「ガンエデン」と「第一始祖民族」、さらに「アポカリュプシス」の存在まで示唆した。これは『第3次スーパーロボット大戦α』参戦の布石といえるが、今後のOGシリーズの展開も含まれていると思われる。
ドイツ語でノイは「新しい」、レジセイアは「監督、演出家」の意味。なお、OGシリーズでは日本語表記が『ノイレジセイア』となっており、区切られていない。
登場作品と操縦者
IMPACTでノイ・レジセイアが登場するのだが、GBA版OG2では進化してシュテルン・レジセイアに、OGsではシュテルン・ノイレジセイアとなる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 本作におけるラストボス(隠しのシャアは除く)。この時は「???」である。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作におけるラストボスで、初めて設定が肉付けされた。扱いそのものはCOMPACT2と同じ。アインストレジセイアを強化した姿で、攻撃方法も同じ。マップ兵器のミットライトさえ警戒すれば、あっさり倒させるだろう。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 本作でも通常最終ボスであるが、隠し最終話まで進むと、進化系の「シュテルン・レジセイア」となって復活する。IMPACTと同じ扱いだが、HPが450000と大幅に増えている上、歪曲フィールドの追加により全属性のダメージを半減するようになり、EN切れ狙いや直撃、合体攻撃などで対策しないといけなくなった。特殊武器が増え、本作のみエレガントアルムが連続攻撃対応。マップ兵器のミットライトも健在。しかし、エアヴァルトゥングはなくなった。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- リメイク版であるが、本作では「シュテルン・ノイレジセイア」として登場するため、ユニットとしてのノイ・レジセイアとしての登場はない。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 本人が登場したのは第23話、第25話、第26話だが、出番は少ない。今回はシステムXNを利用してホワイトスターを宿木のように寄生しており、厳密には融合体の「シュテルン・ノイレジセイア」とは本質が違う。SRXの天上天下一撃必殺砲、止めのダイゼンガー&アウセンザイターの竜巻斬艦刀・逸騎刀閃で引き裂かれた…が、その時?。
装備・機能
武装・必殺武器
- トターラージーク
- OG2から追加。敵を1ターン行動不能にする特殊武器。
- ゲヴィンネンガイスト
- OG2から追加。敵のSPを減らす特殊武器。
- ライツフォルタウフェ
- OG2から追加。敵の精神コマンドを1ターン封じ、更に精神効果を解除する特殊武器。
- ミットライト
- ドイツ語で「同情、哀れみ」。身体全体からエネルギービームを放出する。全周囲マップ兵器。
- エレガントアルム
- ドイツ語で「優雅な腕」と言う意味合い。右腕の触手を伸ばす。GBA版OG2では連続攻撃武器になっている。
- エアヴァルトゥング
- ドイツ語で「覚悟」。胸部からエネルギー波を放つ。OGシリーズには登場しない。
- ウアタイルスクラフト
- ドイツ語で「判断力」。左腕から高エネルギーボールを放ち、相手に命中させると同時に左腕の握力とエネルギーで消滅させる。ノイ・レジセイアの最強技。
特殊能力
特殊技能
機体BGM
- 「黙示録(アポカリプス)」
- イベントBGM。
- 「凶星の監察官」
- ノイ・レジセイア専用のBGM。
人間関係
- 超機人
- アインストは超機人を「守護者のしもべ」と呼ぶ。超機人同士の戦いよりも昔、守護者とアインストの戦いの頃からの仇敵であり、超機人と守護者を指して「お前と…お前の主の存在を許すわけにはいかぬ…!」と発言している。
- ギリアム・イェーガー
- ギリアムが『扉』を開くXNガイストの機能由来の鍵の保持者であるいう認識だけでなく、世界を彷徨う運命を背負って『鍵』を手にした者という所までは認識している。しかし大いなる終焉にまでは理解が及んでおらず「ならば、おまえは単なる異形だ。太極へ至る者ではない」とギリアムから断じられた。
- ベーオウルフ
- レジセイアが放ったアインストの種子を受け取った別世界のキョウスケ・ナンブだったはずが、種子は不完全と言われた。そして、逆にベーオウルフはレジセイアの「古き者」を捨てるという判断は間違いと断言した。
名台詞
IMPACT
- 「……」
「問題…あり」
「…宇宙…」
「静寂…で…なければ」
「…憎みあう…」
「望んでいない」
「望んでいない…世界」
「望んでいない…世界…修正…」
「完成する…」
「…新たなる…生命…」
「…失敗」
「…やはり…人間は…」 - IMPACT冒頭のノイ・レジセイアの問答。クリアすることで、初めて分かる台詞である。
- 「そうだ…それでいい…そうやって…お前達は戦って…戦って戦って版図を拡げてゆくのだ…これからも永遠に戦いを繰り返し…淘汰と成長を繰り返し…いつの日かたどり着くだろう…我らが望んだ頂きへと…我らすらも乗り越えたお前達には…その資格がある!!」
- 漫画「衝撃騎士団」最終話にて、キョウスケにトドメを刺された時の台詞。
OG2
- 「……ルーツは一つだけではない……」
「お前達に知性や力、そして試練を与え、進化を促す存在がいる……」
「その血を引き……『門』を開いて、古の記録に触れようとする者がいる」
「彼らやお前達の存在は宇宙の静寂と秩序を乱す……。故に……」 - 地球人とインスペクターが同じルーツだと明かされ、それならバルマー人もそうなのかと思ったユウキの呟きに反応しての台詞。それはまるで、αシリーズにおける「無限力」……ことにゲッター線やビムラーに近い存在のようである。だが、「その血を引く」と表現された以上それは人間であろうため、恐らくこれは「オリジナル・サイコドライバー」即ちアウグストスを示しているのであろう。『門』は考えるまでもなくクロスゲート、「古の記録」はアカシックレコードとみていいだろう。
- 「精神……心の進化……それは肉体に関係しない。だが、お前たちの精神は未熟すぎる……」
「己の欲望のままに力を使い、知識を貪り、宇宙を蝕んでいく……」
「そして……それは無秩序に広がり過ぎた命の種子と進化によって、加速度を増し……」
「運命の刻を待たず、お前たちは自らの手で自らの宇宙を壊しつつある……」 - 人間の抹消を決定した理由。「宇宙を破壊する運命の刻」と言えばアポカリュプシスのように思えるが、Zシリーズの根源的な災厄ではないか、という見方が俄かに浮上している。
- 「お前達は進化の方向を誤った。その行く末を監査する必要はない」
- キョウスケに対して。進化とは生命体が進む必定であり、その方向性は文字通り無限、正誤などは存在しない。アインストが生命体を理解していないことの証左ともいえるこの台詞を見る限りでは、まるでαシリーズのイデのような物言いである。
- 「我らは人間よりも遥か昔から……そして遥か未来へと存在し続ける」
「我らはアインストであり、ツークンフト……これからの宇宙の行く末は我らが決め、見定める」 - ツークンフトはドイツ語で「未来」の意味。監査者であり神ではないと否定していたが、過去にして未来である者というのは聖書に記された神の在りようである。
- 「わからぬ……元々は………の……理解できぬ……お前たちは……」
- GBA版の撃破台詞。
- 「何故だ……? 我は……始まりの地を……」
「様々な……危険な力……始まりの地に芽生えた……力……次元すらも超越する……」
「もう一つのルーツからの……干渉……それによる混沌を……正すために……」
「我らの役目を阻む……もう一つの……守護者のしもべを……抹消するために……」
「『門』を開き……古の記録に触れる者を排除するために……」
「宇宙の静寂と秩序を……守るために……」
「始まりの地の者から……不純物を……取り除き……新たな……人間を……」
「そのために……サンプルを……」 - ノイ・レジセイアの最期。アインストが監視の役目を外れて自ら干渉を始めた発端には、本来の地球人のルーツとは異なる、バルマー・念動力者・超機人などの起源と思しき「もう一つのルーツ」の存在があったようだ。これらの事象に共通で該当する既存のオリジナル概念と言えば、ずばり「ガンエデン」。龍虎王の存在や自身の過去に触れたアーチボルドの発言、外伝で言及された「機人大戦」がOGにおけるナシム・ガンエデンの存在を示唆している他、第2次OGではそのナシム・ガンエデンを巡る封印戦争が勃発。「もう一つのルーツ」の正体が明らかになる時は、遠くはないのかも知れない……。
関連機体
- シュテルン・レジセイア / シュテルン・ノイレジセイア
- OGシリーズでのみ登場。ノイ・レジセイアが、ホワイトスター(ネビーイーム)と融合した形態。前者はGBA版OG2、後者はOGs以後の呼び方。
資料リンク
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