「勇者ライディーン」の版間の差分

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富野氏同様ロボットアニメの経験がなかった長浜氏であったが、物語の設定から特にムー帝国に纏わる伝承を主軸に据え、伝奇ロマンという新たな方向性を打ち出した。これにより番組開始時に掲げた「神秘性」というテーマを損なう事なく物語は完結を迎えている。
 
富野氏同様ロボットアニメの経験がなかった長浜氏であったが、物語の設定から特にムー帝国に纏わる伝承を主軸に据え、伝奇ロマンという新たな方向性を打ち出した。これにより番組開始時に掲げた「神秘性」というテーマを損なう事なく物語は完結を迎えている。
  
関連したアニメ作品に『超者ライディーン』『REIDEEN』があるが、いずれも「ライディーン」という名前のロボットが出てくる別作品であり、ストーリーや設定上の繋がりは持たない。また、「コミックジャイブ」誌にて長谷川裕一氏による漫画『ゴッドバード』が連載された。こちらは原作の延長線上にある作品で、同時に他のいわゆる「長浜ロマンロボ([[超電磁ロボ コン・バトラーV|コン・バトラーV]]、[[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテスV]]、[[闘将ダイモス|ダイモス]]、[[未来ロボ ダルタニアス|ダルタニアス]])」の共演作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の続編でもある。これらの作品はいずれもスパロボ未参戦。
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関連したアニメ作品に『超者ライディーン』『REIDEEN』があるが、いずれも「ライディーン」という名前のロボットが出てくる別作品であり、ストーリーや設定上の繋がりは持たない。また、「コミックジャイブ」誌にて長谷川裕一氏による漫画『ゴッドバード』が連載された。こちらは原作の延長線上にある作品で、同時に他のいわゆる「[[長浜ロマンロボシリーズ|長浜ロマンロボ]]([[超電磁ロボ コン・バトラーV|コン・バトラーV]]、[[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテスV]]、[[闘将ダイモス|ダイモス]]、[[未来ロボ ダルタニアス|ダルタニアス]])」の共演作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の続編でもある。これらの作品はいずれもスパロボ未参戦。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』と同様、前半の敵勢力との戦いは描かれることが多いが、後半の敵勢力は未消化のまま終わる確率が高い傾向にある。故に、[[バラオ]]と決着がつけられるケースは稀。一方でクロスオーバーでは多用される傾向があり『[[トップをねらえ!]]』『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』等の版権他作品や[[バンプレストオリジナル]]と設定面で絡むことが多い。
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『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』と同様、後半の敵勢力は未消化のまま終わる傾向にあり、[[バラオ]]と決着がつけられるケースは稀。一方でクロスオーバーでは多用される傾向があり『[[トップをねらえ!]]』『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』などの版権他作品や[[バンプレストオリジナル]]と設定面で絡むことが多い。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*富野氏は監督を降板してからも絵コンテ等への参加で作品に携わった。またその後も長浜氏の作品で共に仕事をしている。著書『だから僕は…』ではライディーンでの苦い思い出と長浜氏との仕事の経験が、その後の自身の監督業において非常に大きい影響があったことを回想している。
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*富野氏は監督を降板してからも絵コンテなどで作品に携わった。またその後も長浜氏の作品で共に仕事をしている。著書『だから僕は…』では『ライディーン』での苦い思い出と長浜氏との仕事の経験が、その後の自身の監督業において非常に大きい影響があったことを回想している。
*本作序盤では「視聴者に挿入歌を印象付けさせる」という意図が有ったのか、「神と悪魔」などの挿入歌が流れる戦闘シーンでは格闘時に生じるSEのボリュームが極端に下がり、回によっては'''SEそのものが入らない'''という演出を施されるケースが多く見受けられた。流石に迫力不足であったためか、1クールを過ぎた頃からは通常のレベルに落ち着いている。
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*本作序盤では「視聴者に挿入歌を印象付けさせる」という意図があったのか、「神と悪魔」などの挿入歌が流れる戦闘シーンでは格闘時に生じるSEのボリュームが極端に下がり、回によっては'''SEそのものが入らない'''という演出を施されるケースが多く見受けられた。流石に迫力不足であったためか、1クールを過ぎた頃からは通常のレベルに落ち着いている。
*『勇者ライディーン』と同じテレビ朝日のアニメ『[[クレヨンしんちゃん]]』の6代目OP曲である「とべとべおねいさん」が「勇者ライディーン」と非常にメロディやフレーズがよく似ており、話題となったことがある。なお、メロディ等が類似していることによるトラブル(盗作など)は特に起こっていない。
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*『勇者ライディーン』と同じテレビ朝日のアニメ『[[クレヨンしんちゃん]]』の6代目OP曲である「とべとべおねいさん」が「勇者ライディーン」と非常にメロディやフレーズがよく似ており、話題となったことがある。類似していることによるトラブル(盗作など)は特に起こっていない。
 
**作詞・作曲を担当したもつ氏によれば、『勇者ライディーン』は観ておらず似せる気はなかったとのこと。ただし制作にあたって「勇者ライディーン」が収録された参考曲集をもらっており、その曲集の集約として作ったのが「とべとべおねいさん」のつもりだったが、言われてみると「勇者ライディーン」の要素が強くなっているのは自分でも感じたという。<ref>[https://www.musicman.co.jp/artist/512086 『アニメソングの可能性』第五回 MOTSUの考えるアニメソングの根源的な楽しさと、アニメファンカルチャーの未来] 2024年5月2日閲覧。</ref>
 
**作詞・作曲を担当したもつ氏によれば、『勇者ライディーン』は観ておらず似せる気はなかったとのこと。ただし制作にあたって「勇者ライディーン」が収録された参考曲集をもらっており、その曲集の集約として作ったのが「とべとべおねいさん」のつもりだったが、言われてみると「勇者ライディーン」の要素が強くなっているのは自分でも感じたという。<ref>[https://www.musicman.co.jp/artist/512086 『アニメソングの可能性』第五回 MOTSUの考えるアニメソングの根源的な楽しさと、アニメファンカルチャーの未来] 2024年5月2日閲覧。</ref>
 
*日本アニメーションと葦プロダクションが共同して製作したロボットアニメ『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(SRW未参戦)は本作をモチーフにした部分が多い。
 
*日本アニメーションと葦プロダクションが共同して製作したロボットアニメ『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(SRW未参戦)は本作をモチーフにした部分が多い。
 
*アニメ製作会社「スタジオディーン」(SRW参戦作では『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』を製作)の社名は勇者ライディーンが元となっている。
 
*アニメ製作会社「スタジオディーン」(SRW参戦作では『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』を製作)の社名は勇者ライディーンが元となっている。
*本作に登場する[[ガンテ]]と[[ドローメ]]が、出渕裕氏のイラストで[[ダンバイン]]と共演している。詳細は'''[[ガンテ]]'''を参照。
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*[[ガンテ]]と[[ドローメ]]は出渕裕氏のイラストで[[ダンバイン]]と共演している。詳細はガンテの項目を参照。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
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== 商品情報 ==
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2024年10月27日 (日) 21:47時点における最新版

勇者ライディーン
原作 鈴木良武
監督 富野喜幸[1](第1~26話)
長浜忠夫(第27~50話)
脚本 五武冬史
山本優
伊上勝
吉田喜昭
辻真先
古城武司
田口章一
キャラクターデザイン 安彦良和
メカニックデザイン 村上克司
安彦良和
スタジオぬえ
音楽 小森昭宏
制作 NETテレビ[2]
東北新社
創映社
放送局 NETテレビ系
放送期間 1975年4月4日 -
1976年3月26日
話数 全50話
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
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勇者ライディーン』は、東北新社プロデュース・創映社[3]制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

東北新社の委託により創映社が制作したロボットアニメ。同社が初めて手掛けたロボットアニメでもある。

マジンガーZ』や『ゲッターロボ』といった、先行するロボットアニメとの差別化を図る意味で、従来のロボットアニメでは用いられていなかった要素の導入が積極的に行われた。

例えば主役メカ・ライディーンの「ムー帝国の守護神で、ムートロンなる神秘的な力によって稼動する」という設定は、制作当時ブームだったオカルト的な要素を取り入れた結果である。ライディーンのデザインについても日本のロボットアニメ史上初となる玩具メーカー主導にて行われており、ゴッドバードへの変形が玩具でほぼ再現できているのもそのためである。

スタッフィングにおいてもロボットアニメ初参加の富野喜幸氏をチーフディレクターとして起用、従来のロボットアニメとは一線を画す世界観構築が目指された。特にオカルト要素は、ストーリー面で新機軸を与えるものとして富野氏の発案とスポンサー側の了承によって推し進められたものであったが、放送局のNETの親会社である朝日新聞社が当時「オカルトや疑似科学のブームに対しては批判的スタンスを貫く」という報道理念を掲げていたため、放映直前になって問題視されるようになったという。

しかし既に本制作が始動し企画の練り直しも不可能な状況だったため、学園ドラマや王道活劇の要素を強めてオカルト色を薄める路線変更が行われたものの、根本設定まで変えるには至らず、オカルト排除を要求するNETサイドとの溝は深まり続け、結果としてNETの現場介入とそれに反発する制作・代理店・スポンサー側との意見対立が顕在化し、現場は機能不全に陥ってしまう。その責任をとる形で富野氏は降板、当時アニメ業界から離れていた長浜忠夫氏を「総監督」に据えるという措置が取られた。

富野氏同様ロボットアニメの経験がなかった長浜氏であったが、物語の設定から特にムー帝国に纏わる伝承を主軸に据え、伝奇ロマンという新たな方向性を打ち出した。これにより番組開始時に掲げた「神秘性」というテーマを損なう事なく物語は完結を迎えている。

関連したアニメ作品に『超者ライディーン』『REIDEEN』があるが、いずれも「ライディーン」という名前のロボットが出てくる別作品であり、ストーリーや設定上の繋がりは持たない。また、「コミックジャイブ」誌にて長谷川裕一氏による漫画『ゴッドバード』が連載された。こちらは原作の延長線上にある作品で、同時に他のいわゆる「長浜ロマンロボコン・バトラーVボルテスVダイモスダルタニアス)」の共演作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の続編でもある。これらの作品はいずれもスパロボ未参戦。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

1万2千年前、ムー大陸の帝王ラ・ムーによって封印されていた妖魔帝国が復活し、地上に侵攻を開始した。

ごく普通の中学生だったひびき洸は、謎の声に導かれ、ムー帝国が残した巨大ロボット・ライディーンに乗り込み、妖魔帝国と戦いを繰り広げる。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

ムトロポリス[編集 | ソースを編集]

ひびき洸
本作の主人公。ライディーンとは一心同体の関係にある。
ひびき一郎
洸の実父である考古学者。物語前半では妖魔帝国に囚われていた。
ひびき久造
洸の祖父で考古学者。
東山大三郎
科学要塞ムトロポリスの所長。コープランダー隊の指揮官も兼任する。

コープランダー隊[編集 | ソースを編集]

桜野マリ
本作のヒロインで洸のGF。第31話ラストから麗の後任としてコープランダー隊に加わる。
神宮寺力
「ミスター」の通称を持つコープランダー隊のリーダー。
明日香麗
超能力を秘めたミステリアスな少女。第30話で除隊する。
猿丸太郎
科学分析を得手とする学者肌の隊員。麗の除隊に伴い、後半は解析作業に従事する。

古代ムー帝国[編集 | ソースを編集]

ひびき玲子(レムリア)
洸の実母にして古代ムー帝国の女王。物語終盤のキーパーソンであるのと同時に、実質的なヒロインの立ち位置も担う。

妖魔帝国[編集 | ソースを編集]

バラオ
「大魔妖帝」「妖魔大帝」などの別称を持つ妖魔帝国の長。
シャーキン
バラオ神殿における作戦指揮官で洸のライバル的存在でもある。
ベロスタン
妖魔帝国の祭祀長。化石獣の誕生には彼の捧げる祝詞が必要不可欠。
アギャール
初代戦闘指揮官。かなりドジな慌て者でもある。
豪雷巨烈
妖魔島における作戦指揮官で巨烈兄弟の兄。
激怒巨烈
妖魔島における戦闘指揮官で巨烈兄弟の弟。
平祭官
妖魔帝国の神官たち。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

コープランダー隊[編集 | ソースを編集]

古代ムー帝国[編集 | ソースを編集]

妖魔帝国[編集 | ソースを編集]

化石獣[編集 | ソースを編集]

巨烈獣[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

化石獣
文字通り化石化したモンスターで、妖魔帝国の主戦力となる。神官ベロスタンによる魔術で石化から解除される。
巨烈獣
後半の幹部・巨烈兄弟の製作した戦闘ロボ。化石獣以上の戦闘力を持つ。
コープランダー隊
ムトロポリスに配属されている、対妖魔帝国用の戦闘チーム。
ムトロポリス
神面岩の側に建設された、ムートロンの研究施設。
神面岩
人間の顔面に酷似した外観を持つ岩山。ライディーンの格納庫兼修理施設であり、その地下には古代ムー帝国の都市が秘匿されている。
ムートロン
謎に包まれた神秘のエネルギーにしてライディーンの動力源。生物の生命エネルギーに呼応する特徴がある。
ラ・ムーの星
物語後半のキーアイテムとなるムートロン解放装置。
ムー帝国
妖魔帝国
1万2千年前に、ムー帝国を襲った悪魔の軍団。ムー大陸と同様に海底に没し、帝王バラオと共に深い眠りについていた。
巨烈兄弟
バラオ神殿

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「勇者ライディーン」
『第3次』『第4次』『新』『COMPACT』『COMPACT2』『α』『α外伝』『第3次α』『SC2』『DD』で採用。『DD』ではイベント「ゆけ、偉大な勇者達」にてクエストBGMに採用。
エンディングテーマ
「おれは洸だ」
『第4次』『α』で採用。
挿入歌
「神と悪魔」
『IMPACT』『MX』で採用。原曲と比べ、戦闘シーン向けのアレンジが施されている。
「戦え!ライディーン」
『SC』で採用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

超電磁ロボ コン・バトラーV』と同様、後半の敵勢力は未消化のまま終わる傾向にあり、バラオと決着がつけられるケースは稀。一方でクロスオーバーでは多用される傾向があり『トップをねらえ!』『ラーゼフォン』などの版権他作品やバンプレストオリジナルと設定面で絡むことが多い。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦
初参戦作品。シャーキンとの戦いが描かれるが出番は少ない。
第4次スーパーロボット大戦S
バラオベロスタンによって前作で死んだシャーキンが生き返って再び戦うことになるが、ルート選択では復活シナリオが省かれてしまい、ついででシャーキンが倒されてしまうことに。しかもその後は何もなく妖魔帝国はフェードアウトしてしまう。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
かつて宇宙怪獣と戦った古代人の意志が残っており、宇宙怪獣に反応するというオリジナル設定が採り入れられている。終盤でゴッドボイスが追加されるものの、ムートロン解放まではいかない。
スーパーロボット大戦α外伝
恐竜帝国によってシャーキンが復活し、再び戦うことに。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
バラオ及び巨烈兄弟とは『第2次α』の期間に決着を付けたことが言及される。ムートロン解放は後半のイベントで実装。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
スーパーロボット大戦IMPACT
珍しくシャーキンが倒れた後の物語が描かれる。巨烈獣やバラオもユニットとして登場し、決着をつけることができる。

Scranble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander
原作再現はシャーキン戦まで。ラスボスであるソーディアンズガードはライディーンを参考に開発されたという設定になっている。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
シャーキン撃破後の後半シナリオがメイン。こちらも『ラーゼフォン』と絡む。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
妖魔帝国は出てこないが、ムー帝国の設定が登場する。
スーパーロボット大戦MX
原作終了後の参戦。妖魔帝国は既に滅んでいるので原作再現はないが、『ラーゼフォン』との絡みが多い。またラスボスによってラ・ムーの星が簒奪されるなど、原作終了後にも拘わらずストーリーの根幹に関わってくる。
スーパーロボット大戦モバイル
スーパーロボット大戦Card Chronicle
スーパーロボット大戦DD
2023年8月のメインストーリー第3章Part7より参戦。『SC2nd』以来約16年ぶりとなる声付き参戦。何気にスパロボでは初めて第1話からの原作再現が行われている。
ワールド6の第9世界に所属。『クロムクロ』と絡んでおり、『獣神ライガー』ともクロスオーバーが展開され、敵組織である妖魔帝国ドラゴ帝国が同盟関係にある。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 タイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 大魔竜ガンテ ライディーン
ガンテ
妖魔獣ドローメ
第2話 化石巨獣バストドン 化石獣バストドン
ブルーガー
第3話 鋼鉄獣ガーダ 化石獣ガーダ
第4話 大マドン東京全滅 化石獣マドン
第5話 強襲!超音獣ビイラ 化石獣ビイラ
第6話 奪回!巨大トータスの人質 化石獣トータス
第7話 分裂獣スカールを砕け! 化石獣スカール
第8話 逆襲!双頭魔獣シバ 化石獣シバ
第9話 恐怖!マンモーの冷凍作戦 化石獣マンモー
第10話 対決!化石人ジャガーの恋 化石獣ジャガー
第11話 殺し屋ギルディーンの陰謀 化石獣ギルディーン
第12話 火球獣アルガンドスの痛撃 化石獣アルガンドス
第13話 妖変美女シュラガの愛 化石獣シュラガ
第14話 暗闇魔獣ダアクルの洞窟 化石獣ダアクル
第15話 宝石魔獣ダイヤンの復讐 化石獣ダイヤン
第16話 海竜ドローズデンの地獄攻め 化石獣ドローズデン
第17話 不死身ゴーレモンの悪魔裂き 化石獣ゴーレモン
第18話 壮烈!アギャール必殺の電撃 アギャール
化石獣タランチュ
ダルダン登場
第19話 巨獣ゴンガー魔腕の唸り 化石獣ゴンガー
第20話 残忍!悪魔提督ダルダン 化石獣ドッグキャット
第21話 強撃!翼獣ムチールの罠 化石獣ムチール
第22話 乱撃!魔鳥コンドルンの爪 化石獣コンドルン
化石獣ゴーガー
第23話 妖刀鎌ギラーと轟撃モグロン 化石獣カマギラー
化石獣モグロン
第24話 分身魔獣キバンゴの怪拳! 化石獣キバンゴ
第25話 灼熱獣モドロスの炎 化石獣モドロス
第26話 妖獣ガメレーン地獄の大進撃 化石獣ガメレーン
再生化石獣軍団
ここまで富野監督
第27話 シャーキン悪魔の闘い 巨大シャーキン
化石獣アリージゴ
総監督交代
第28話 地獄の巨烈獣大あばれ! メカガンテ
巨烈獣コーカツ
巨烈獣グレート・ザ・フンヌ
巨烈兄弟&巨烈獣初登場
第29話 七つ目獣レーザルを叩け 巨烈獣レーザル
巨烈獣ドリンゲン
第30話 怪力ガンマー脳天つぶし 巨烈獣ガンマー
巨烈獣ゲルド
第31話 恐怖のテツダンさかさ落とし 巨烈獣テツダン
巨烈獣ドハツ
第32話 ドライガー心臓破り作戦 巨烈獣ドライガー
巨烈獣アンタレス
第33話 破壊魔獣11の秘密 巨烈獣クラッシュ
巨烈獣ゼンダ
第34話 ガルジャー謎の秘密兵器 巨烈獣ガルジャー
巨烈獣ギラン
第35話 熱火竜サラマンダーの炎 巨烈獣サラマンダー
巨烈獣ヒュードラ
第36話 地獄の射手マダンガー 巨烈獣マダンガー
巨烈獣ガントス
第37話 ザイクロン激突カーレース 巨烈獣ザイクロン
第38話 再生魔獣ダングスを砕け! 巨烈獣ダングス
巨烈獣バジャー
第39話 怪鳥獣ギガールの爪 巨烈獣ギガール
巨烈獣ガンタレス
第40話 黒い殺人鬼ジェットクロス 巨烈獣ジェットクロス
巨烈獣ガンダーラ
第41話 強力合体獣ガードンの罠 合体巨烈獣ガードン
巨烈獣ガンダー
巨烈獣ゲルドン
エネルギーカッター解禁
第42話 サンドキラー恐怖の砂嵐 合体巨烈獣サンドキラー
巨烈獣サンダース
巨烈獣ストームキラー
ゴッドボイス解禁
第43話 殺し屋合体獣シャーゴン 合体巨烈獣シャーゴン
巨烈獣メカシャーク
巨烈獣ゴンドル
ビッグスピン、ゴーガンソード、
ジェットブーメラン解禁
第44話 キバガーダ猛火攻め 巨烈獣キバマタ
巨烈獣ビガーダ
ヘッドカッター解禁
第45話 死神ギルモラー悪魔ばさみ 合体巨烈獣ギルモラー
巨烈獣ギルセイド
巨烈獣モンドラー
第46話 ガビローン魔の死刑台 合体巨烈獣ガビローン
巨烈獣ガドール
巨烈獣ラドロン
第47話 激怒巨烈地獄の叫び 激怒巨烈
巨烈獣スレイド
巨烈獣ゴースタン
第48話 豪雷巨烈軍団の挑戦 豪雷巨烈
巨烈獣バンガー
巨烈獣バイデン
巨烈獣モンギー
巨烈獣スネーカー
第49話 バラオ最後の賭け 妖魔巨烈獣バラゴーン
第50話 輝け!不死身のライディーン バラオ

余談[編集 | ソースを編集]

  • 富野氏は監督を降板してからも絵コンテなどで作品に携わった。またその後も長浜氏の作品で共に仕事をしている。著書『だから僕は…』では『ライディーン』での苦い思い出と長浜氏との仕事の経験が、その後の自身の監督業において非常に大きい影響があったことを回想している。
  • 本作序盤では「視聴者に挿入歌を印象付けさせる」という意図があったのか、「神と悪魔」などの挿入歌が流れる戦闘シーンでは格闘時に生じるSEのボリュームが極端に下がり、回によってはSEそのものが入らないという演出を施されるケースが多く見受けられた。流石に迫力不足であったためか、1クールを過ぎた頃からは通常のレベルに落ち着いている。
  • 『勇者ライディーン』と同じテレビ朝日のアニメ『クレヨンしんちゃん』の6代目OP曲である「とべとべおねいさん」が「勇者ライディーン」と非常にメロディやフレーズがよく似ており、話題となったことがある。類似していることによるトラブル(盗作など)は特に起こっていない。
    • 作詞・作曲を担当したもつ氏によれば、『勇者ライディーン』は観ておらず似せる気はなかったとのこと。ただし制作にあたって「勇者ライディーン」が収録された参考曲集をもらっており、その曲集の集約として作ったのが「とべとべおねいさん」のつもりだったが、言われてみると「勇者ライディーン」の要素が強くなっているのは自分でも感じたという。[4]
  • 日本アニメーションと葦プロダクションが共同して製作したロボットアニメ『超合体魔術ロボ ギンガイザー』(SRW未参戦)は本作をモチーフにした部分が多い。
  • アニメ製作会社「スタジオディーン」(SRW参戦作では『機動警察パトレイバー the Movie』を製作)の社名は勇者ライディーンが元となっている。
  • ガンテドローメは出渕裕氏のイラストでダンバインと共演している。詳細はガンテの項目を参照。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 後の富野由悠季。
  2. 後のテレビ朝日。
  3. 後のサンライズ(バンダイナムコフィルムワークス)。
  4. 『アニメソングの可能性』第五回 MOTSUの考えるアニメソングの根源的な楽しさと、アニメファンカルチャーの未来 2024年5月2日閲覧。

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

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サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
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