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+ | 全身がディメンション・エナジー・クリスタル(DEC)で構成されており、歩行も攻撃も全て[[次元力|オリジン・ロー]]によって賄われる。一方、飛行こそ不能ではあるもの、瞬間移動能力をも持ち合わせており、これを利用する事で「地上から宇宙へと大気圏離脱をせず瞬時に移動する」といった物理法則を平然と無視した行動も可能となっている。「単独か小数で一つの文明そのものを滅ぼす」という無茶苦茶とも言えるコンセプトを強引にでも実現させる為か、広範囲の領域を大火力で一気に撃破する攻撃手段が備えられており、次元力による火炎放射で焼き尽くす「破界の業火」やクリスタルのブレスによって大多数の敵を粉砕する「愚者の墓標」といった怪獣に似せた外見に相応しい武装を持つ。 | ||
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+ | その戦闘力は[[アンゲロイ|アンゲロイ・アルカ]]とは比較にならないレベルで遥かに凌駕しており、主に御使いの使役する霊魂[[イドム]]が制御し、肉体や生命への渇望を力として生きとし生ける者全てを破壊し、蹂躙し、殲滅する。御使いが監視する星には必ず1体から3体が送り込まれており、[[北極|極]][[南極|点]]で休眠。御使いの意に反する進化を感知すると自動的に[[覚醒]]する仕掛けとなり、覚醒後はその文明を完全に消滅させるまでひたすら暴れ続ける。そのあまりの強さと無慈悲な殲滅力から、銀河の伝承においては「審判の巨獣」として恐れられている。 | ||
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:第51話以降は御使いの中ボス格として登場するが、第48話のリアクター3人とヴィルダークを倒せたならば十分に撃墜可能。資金はわずか8000と実入りは少なく、イドムのレベルもこの時点での平均レベルだろう62なので、経験値も期待できない。育っていないパイロットに落とさせよう。 | :第51話以降は御使いの中ボス格として登場するが、第48話のリアクター3人とヴィルダークを倒せたならば十分に撃墜可能。資金はわずか8000と実入りは少なく、イドムのレベルもこの時点での平均レベルだろう62なので、経験値も期待できない。育っていないパイロットに落とさせよう。 | ||
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+ | :最終話にて[[ゼル・ビレニウム]]と共に[[クエスターズ]]の戦力として登場。パイロットは[[師父]]。戦闘能力は『第3次Z天獄篇』より低くなっているものの、その異様な風貌からか[[ドライクロイツ]]のパイロット達は畏怖の念を感じていた。 | ||
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+ | ;装甲値+600、照準値+25。全ての武器に特殊効果「[[バリア貫通]]」を得る | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[ゼル・ビレニウム]] | ;[[ゼル・ビレニウム]] | ||
− | : | + | :近縁種だが、こちらは人型の有人機。エル・ミレニウムよりもさらに強い。 |
;[[次元獣]] | ;[[次元獣]] | ||
− | : | + | :[[次元将]]を生み出した文明によるコピー品。 |
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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[[Category:Zシリーズ]] | [[Category:Zシリーズ]] |
2024年8月30日 (金) 03:18時点における最新版
エル・ミレニウム | |
---|---|
外国語表記 | El Millennium[1] |
登場作品 | |
デザイン | 杉浦俊朗 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 文明破壊・生命体殲滅型重機動兵器 |
生産形態 | 量産型 |
全高 | 138.7 m |
動力 | 次元力 |
構成物質 | DEC |
所属 |
御使い クエスターズ エトランゼ |
主なパイロット | イドム |
エル・ミレニウムは『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
御使い直轄の超大型重機動兵器で、「審判の巨獣」の異名を持つ。
名称のエル・ミレニウムは、エルはヘブライ語で「神」、ミレニウムは「千年王国」を意味しており、和訳すると「神の千年王国」となる。
機体概要 [編集 | ソースを編集]
御使い側により、敵対する勢力はおろか文明そのものを完全に消滅させる目的で開発された重機動兵器。獣脚類の恐竜か怪獣を想起させる有機的な姿をしているが、生物ではなくれっきとした兵器である。
全身がディメンション・エナジー・クリスタル(DEC)で構成されており、歩行も攻撃も全てオリジン・ローによって賄われる。一方、飛行こそ不能ではあるもの、瞬間移動能力をも持ち合わせており、これを利用する事で「地上から宇宙へと大気圏離脱をせず瞬時に移動する」といった物理法則を平然と無視した行動も可能となっている。「単独か小数で一つの文明そのものを滅ぼす」という無茶苦茶とも言えるコンセプトを強引にでも実現させる為か、広範囲の領域を大火力で一気に撃破する攻撃手段が備えられており、次元力による火炎放射で焼き尽くす「破界の業火」やクリスタルのブレスによって大多数の敵を粉砕する「愚者の墓標」といった怪獣に似せた外見に相応しい武装を持つ。
その戦闘力はアンゲロイ・アルカとは比較にならないレベルで遥かに凌駕しており、主に御使いの使役する霊魂イドムが制御し、肉体や生命への渇望を力として生きとし生ける者全てを破壊し、蹂躙し、殲滅する。御使いが監視する星には必ず1体から3体が送り込まれており、極点で休眠。御使いの意に反する進化を感知すると自動的に覚醒する仕掛けとなり、覚醒後はその文明を完全に消滅させるまでひたすら暴れ続ける。そのあまりの強さと無慈悲な殲滅力から、銀河の伝承においては「審判の巨獣」として恐れられている。
なお、次元将の使役する次元獣は、本機をモデルとしたデッドコピーであったのだが、その力には雲泥の差がある。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
本編の開始される以前より、同型の機体が御使いの意に反する形で進化を遂げた数々の文明を滅ぼして来たらしく、エルーナルーナ・バーンストラウスの父親でもあるハイアデスの前頭領を倒したのもこの機体とされている。
サイデリアルによる地球侵略作戦が失敗に終わった後、御使いの拠点であるカオス・コスモスへ向かおうとしていたZ-BLUEの前に現れた怒りのドクトリンと楽しみのテンプティの二人の御使いによって、地球の極点で休眠状態となっていた3機のエル・ミレニウムが覚醒。瞬時にZ-BLUEのいた宇宙にまで転移し、その桁違いな力と御使いの威圧により、当初は絶望に叩き込んでいたが、幾多の戦いを経て成長した後の彼らには及ばず、3機とも撃破される。その後、カオス・コスモスにてZ-BLUEが真化融合へと至った後は、もはや全く相手にならなかった。
スーパーロボット大戦30[編集 | ソースを編集]
次元の狭間に残されていた本機をクエスターズが回収。ゼル・ビレニウムと共に戦力として利用している。
かつてはイドムによって動かされていたのを有人仕様でも運用出来るよう改造が施されているらしく、クエスターズの構成員である師父達が直接操縦する形で運用している。
サイクラミノスも同様に戦力化しているが、そちらはイドムによるコントロールのままである。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 初登場作品。最速での登場は救出ルートだと第21話、離脱ルートだと第20話で、アンゲロイ・アルカと共に1機だけ登場。Zチップボーナスのためには全滅させる必要があるが、無理はしないこと。
- 第51話以降は御使いの中ボス格として登場するが、第48話のリアクター3人とヴィルダークを倒せたならば十分に撃墜可能。資金はわずか8000と実入りは少なく、イドムのレベルもこの時点での平均レベルだろう62なので、経験値も期待できない。育っていないパイロットに落とさせよう。
- ちなみに、テンプティが意識を飛ばしていることがあるが、その時は2回行動が付いてくるので注意。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- 最終話にてゼル・ビレニウムと共にクエスターズの戦力として登場。パイロットは師父。戦闘能力は『第3次Z天獄篇』より低くなっているものの、その異様な風貌からかドライクロイツのパイロット達は畏怖の念を感じていた。
- クリア後の戦線やDLCミッションには、エトランゼ所属の個体が登場。パイロットはイドムだが、戦闘能力は本編最終話のものより向上している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺技[編集 | ソースを編集]
- 破界の業火
- MAP兵器。口から次元力の炎を吐いて敵を焼滅させる。
- 愚者の墓標
- 全体攻撃。口からクリスタルのブレスを吐いて敵チームを結晶の奔流に巻き込み、粉砕する。
- 審判の鉄槌
- P兵器。瞬間移動を繰り返しながら敵を連続攻撃し、最後にその軌跡に沿って結晶を作り出し、滅殺する。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 陸
- 空は飛べない。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 2L
- かなり巨大。大抵のユニットにはサイズ差補正が発生する。
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 『30』Steam英語版にて確認。
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