「マクロス・ギャラクシー船団」の版間の差分
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第51次超長距離移民船団の総称。未知のテクロノジーを採用しているゼネラル・ギャラクシー主導で、独自に[[インプラント]]やサイバネティックスなど人間を半機械化する技術を開発するなど、その技術力は全銀河でもトップレベルを誇る反面、ハイテク思考で「資本主義を聖典と崇めるほどの資本主義体制」であり、省力化・自動化が極度に進んだ結果、失業率が高く、一部はスラム化している。「銀河の妖精」ことトップアイドルの[[シェリル・ノーム]]は同船団の出身者。2059年、シェリルがコンサートツアーのため近隣宙域の[[マクロス・フロンティア船団]]を訪れている間に、ギャラクシー船団は[[バジュラ]]からの大規模な襲撃を受けている旨の通信を最後に消息不明となるが、テレビ版と劇場版では以降の経過が異なる。 | 第51次超長距離移民船団の総称。未知のテクロノジーを採用しているゼネラル・ギャラクシー主導で、独自に[[インプラント]]やサイバネティックスなど人間を半機械化する技術を開発するなど、その技術力は全銀河でもトップレベルを誇る反面、ハイテク思考で「資本主義を聖典と崇めるほどの資本主義体制」であり、省力化・自動化が極度に進んだ結果、失業率が高く、一部はスラム化している。「銀河の妖精」ことトップアイドルの[[シェリル・ノーム]]は同船団の出身者。2059年、シェリルがコンサートツアーのため近隣宙域の[[マクロス・フロンティア船団]]を訪れている間に、ギャラクシー船団は[[バジュラ]]からの大規模な襲撃を受けている旨の通信を最後に消息不明となるが、テレビ版と劇場版では以降の経過が異なる。 | ||
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一方の劇場版では、実際にバジュラの攻撃を受け壊滅(ただし、その前に'''[[バジュラ本星]]の巣を焼払った'''事に対する報復なので自業自得である)。その後、[[電脳貴族|船団上層部]]の肉体を収めた装置と工作員が難民船と共にフロンティア船団に紛れ込み、[[バトル・フロンティア]]のコントロールを奪って[[バジュラクイーン]]と融合させ、[[クイーン・フロンティア]]へと変貌させる。 | 一方の劇場版では、実際にバジュラの攻撃を受け壊滅(ただし、その前に'''[[バジュラ本星]]の巣を焼払った'''事に対する報復なので自業自得である)。その後、[[電脳貴族|船団上層部]]の肉体を収めた装置と工作員が難民船と共にフロンティア船団に紛れ込み、[[バトル・フロンティア]]のコントロールを奪って[[バジュラクイーン]]と融合させ、[[クイーン・フロンティア]]へと変貌させる。 | ||
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ギャラクシー船団の艦名にはデネブ・カイトスやデネブ・ダルフィムなど、デネブを冠する恒星名が付いている。 | ギャラクシー船団の艦名にはデネブ・カイトスやデネブ・ダルフィムなど、デネブを冠する恒星名が付いている。 | ||
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2022年8月15日 (月) 13:58時点における最新版
『マクロスF』、ならびに劇場版『虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』『恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜』に登場する長距離移民船団。
概要[編集 | ソースを編集]
第51次超長距離移民船団の総称。未知のテクロノジーを採用しているゼネラル・ギャラクシー主導で、独自にインプラントやサイバネティックスなど人間を半機械化する技術を開発するなど、その技術力は全銀河でもトップレベルを誇る反面、ハイテク思考で「資本主義を聖典と崇めるほどの資本主義体制」であり、省力化・自動化が極度に進んだ結果、失業率が高く、一部はスラム化している。「銀河の妖精」ことトップアイドルのシェリル・ノームは同船団の出身者。2059年、シェリルがコンサートツアーのため近隣宙域のマクロス・フロンティア船団を訪れている間に、ギャラクシー船団はバジュラからの大規模な襲撃を受けている旨の通信を最後に消息不明となるが、テレビ版と劇場版では以降の経過が異なる。
テレビ版では実際には小惑星帯に無傷の状態で潜んでおり、グレイス・オコナーら上層部の暗躍によってバトル級21番艦「バトル・ギャラクシー」とその艦載機がフロンティア船団と交戦する。この戦闘には敗北し計画は失敗、全人類の支配と隷属を目的とした船団上層部ぐるみの陰謀は、S.M.Sにより新統合政府にも通報された。バジュラ戦役後の経緯については物語中では語られていないが、監督の河森正治氏によれば「マクロス・ギャラクシー船団上層部は健在で、『とりあえずはバジュラを利用されるのは阻止できた』段階」と語っている。
一方の劇場版では、実際にバジュラの攻撃を受け壊滅(ただし、その前にバジュラ本星の巣を焼払った事に対する報復なので自業自得である)。その後、船団上層部の肉体を収めた装置と工作員が難民船と共にフロンティア船団に紛れ込み、バトル・フロンティアのコントロールを奪ってバジュラクイーンと融合させ、クイーン・フロンティアへと変貌させる。
船団内容[編集 | ソースを編集]
ギャラクシー船団の艦名にはデネブ・カイトスやデネブ・ダルフィムなど、デネブを冠する恒星名が付いている。
- マクロス・ギャラクシー
- 総旗艦。
- バトル・ギャラクシー
- メインランド先端にドッキングするバトル級21番艦。ギャラクシー移民船団護衛軍艦隊の総旗艦・総司令部である。
登場作品[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- TV版設定で登場。イノベイター勢力と手を組み、ネオ・プラネッツを拠点に暗躍する。黒の騎士団ルートではLに引き続き最後に戦う版権作品の敵勢力の一つとなる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 劇場版設定だが、ZシリーズのマクロスFがTV版の設定を引き継いでいるため、TV版からの因縁に本作で決着をつけることになる。翠の地球にて残党がバジュラを操って暗躍しており、マクロス・クォータールートでは黒幕である電脳貴族との決戦が描かれる。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦L
- TV版設定で登場。他の勢力と関わる場面は殆ど無く、ほぼ原作準拠の流れで、終盤にLOTUSの前に立ちはだかる。
- スーパーロボット大戦UX
- 劇場版設定で登場。終盤にバジュラ本星にてフロンティア船団首脳部と人類軍を滅ぼしたところで、アルティメット・クロスの前に立ちはだかる。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- TV版・劇場版の双方がクレジットされているが、イベント「イツワリノセンジョウ」では劇場版に近い立回りをする。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- シェリル・ノーム
- ギャラクシー船団にて絶大な人気を誇る歌姫。
- グレイス・オコナー
- 船団の幹部の一人。TV版では黒幕の一人だが、一方の劇場版では上層部を裏切り、シェリルを救うために行動する。
- ブレラ・スターン
- 船団に所属するバルキリーパイロット。TV版でも劇場版でも上層部に洗脳されて操られるが、最終的に洗脳が解けて上層部の野望の阻止に尽力する。
- 電脳貴族
- 上層部。
- スルト
- 漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』における船団の長。元々は船団の人間ではなく辺境の惑星に住む民間人だったが、元老院のバジュラ洗脳実験の際に姉と妹を殺され、攫われて全身をインプラント化されてしまう。作中終盤に上層部を乗っ取り、船団とバジュラを利用して全ての滅びを画策し、その手始めにギャラクシーの市民を一人残らず「処分」している。
- 余談だが移民船団や地球の人間を「人間ども」「虫けら以下の生物」と発言していることから、地球人ですらない可能性も示唆されている。
他作品の関連人物[編集 | ソースを編集]
- リボンズ・アルマーク
- 第2次Zでの協力者。グレイスを介してギャラクシー船団と協力関係を結んでいる。
- ショット・ウェポン
- UXでの協力者。第3部終盤にバジュラ本星にて共謀し、フロンティア船団首脳部と人類軍を抹殺する。
- ストライカー
- 第3次Zでの協力者。彼らの思想に共感し、最終的に自身の量産型を生み出すほどの関係を抱く。
関連する用語[編集 | ソースを編集]
- 超長距離移民船団
- マクロス・フロンティア船団
- 結果的に船団同士の争いとなった。
- バジュラ
余談[編集 | ソースを編集]
- 劇場版を原作とした漫画『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』では電脳貴族の代わりに元老院が登場しており、首長のスルト(SRW未登場)によりバジュラを船団内部で一斉に孵化させられて一人残らず滅ぼされるという、全媒体でも最悪の末路を辿った。その後、スルトも洗脳を破ったブレラに討たれ、彼女の死と同時にV型ウイルスが充満したギャラクシー6が地球に降下するシステムが作動するが、アルトとブレラにより宇宙空間で破壊された。
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