「Iフィールド」の版間の差分
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2014年7月8日 (火) 13:02時点における版
Iフィールド(I Field)
ミノフスキー粒子が充満している中で発生する電磁フィールド。この技術の応用により核融合炉の縮小化、メガ粒子の圧縮、ミノフスキークラフト、バリアフィールドなどに用いられる。
主にバリアフィールドの別名で呼ばれている。Iフィールドを発生させると機体表面に電磁波の障壁となり、メガ粒子ビームを防御する。『∀ガンダム』では「Iフィールドドライブ(I.F.B.D.)」と呼ばれる駆動システムにも使われている。また、∀の場合はビームだけでなく実弾にも効力があるため、実態は宇宙世紀200年代以降にマン・マシーン(モビルスーツの大幅発展形)の標準装備とされている「Iフィールドバリア」に近いと考えられる。ただ、これはあくまで実弾を防ぐ事ができるだけで、MSに作用する様な力場を持っている訳ではない。このため、∀のものは更に進んだ別の技術であると言える。
シリーズでの効果
射撃ビームのみ効果がある。スパロボではオールレンジ攻撃系のビーム兵器は実弾扱いとなり、Iフィールドを無力化する。『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』の世界における、実弾を防ぐ装甲「フェイズシフト装甲」の登場で矛盾を抱えた設定となったが、2008年に発売された『スーパーロボット大戦Z』ではビーム属性とバリア貫通の設定となった。
α以降からνガンダムとその派生機、クロスボーン・ガンダムX3はダメージ軽減効果の高い固有のIフィールドを装備している。
また強化パーツで追加効果を発生することが可能。
登場作品での効果
第2次スーパーロボット大戦G
ビーム兵器を完全防御。
SFC版第3次と第4次の効果の折衷であるが、本作では第4次以降でビーム兵器扱いされている武装がビーム兵器でない場合(主に武装名が「○○メガ粒子砲」の場合)があるので注意。
SFC版第3次・SFC版EX
「ビーム」と名の付くものを無効化。
ゲッタービームや光子力ビーム、Vレーザーなども含むが、グレイターキンなどの使うフォトンビーム砲だけは例外的に非ビーム扱い。
第4次・第4次S・PS版第3次・PS版EX
ビーム兵器によるダメージを2000まで無効化。
敵では、ドクーガの3大戦艦とバンドック、メカギルギルガンやネオ・グランゾンも装備している。今作はバリア系がビーム専用の3種類しか存在せず、最上級のオーラバリアはオーラバトラー専用であるため、その他の機体は実質Iフィールドが最上級バリアである。
F・F完結編・64・COMPACT・COMPACT2・A
ビーム兵器によるダメージを2000軽減。消費EN 10。
スーパーロボット大戦α・DC版α
- Iフィールド
- ビーム兵器によるダメージを2000軽減。消費EN 10。
- Iフィールド(νガンダム)(DC版では「IフィールドΔ」)
- ビーム兵器によるダメージを2500軽減。消費EN 10。必要気力110。
スーパーロボット大戦α外伝
ダメージバランスが変化したためか、効果がαの半分以下にまで弱体化した。
- Iフィールド
- ビーム兵器によるダメージを850軽減。消費EN 10。
- Iフィールド(νガンダム)
- ビーム兵器によるダメージを950軽減。消費EN 10。必要気力110。
第2次スーパーロボット大戦α
- Iフィールド
- ビーム兵器によるダメージを850軽減。消費EN 10。
- IフィールドΔ / IフィールドX3
- ビーム兵器によるダメージを900軽減。消費EN 10。必要気力110。
第3次スーパーロボット大戦α
小隊を保護する広域バリアとして指定。
- Iフィールド
- ビーム兵器によるダメージを850軽減。小隊ではビーム兵器によるダメージを450軽減。消費EN 10。
- IフィールドΔ
- ビーム兵器によるダメージを1000軽減。小隊ではビーム兵器によるダメージを500軽減。消費EN 10。必要気力110。
スーパーロボット大戦Z
- Iフィールド
- ビーム兵器によるダメージを1000軽減。消費EN 10。
- IフィールドΔ
- ビーム兵器によるダメージを1500軽減。消費EN 10。必要気力110。
R・D
ビーム兵器によるダメージを1000軽減。消費EN 5。
IMPACT・MX
- Iフィールド
- ビーム兵器によるダメージを850軽減。消費EN 5。
- Iフィールド(νガンダム)
- ビーム兵器によるダメージを900軽減。消費EN 5。必要気力110。
スーパーロボット大戦COMPACT3
ビーム兵器によるダメージを2000まで無効化。消費EN 10。
GC・XO
ビーム兵器によるダメージを1300軽減。消費EN 10。
主なユニット
- ビグ・ザム
- ガンダムシリーズでは初めて搭載。ただし放送当時はIフィールドの設定がなく強力な磁界を張ってビームを曲げたことになっている。この磁界は機体周辺のみであり、至近距離によるビームは効果がない。シリーズによってはビームコートになっている。
- ガンダム試作3号機 / ノイエ・ジール
- 両機とも搭載した超大型機体。3号機はウェポンコンテナ「オーキス」に設置。
- サイコガンダム / サイコガンダムMk-II
- 機体表面に発生させることが可能。至近距離のビームにも対応できる。
- クィン・マンサ
- 両肩のバインダーに内蔵。
- Ex-Sガンダム
- 脚部の脛の「リフレクター・ビット」に内蔵。それを射出してビーム兵器を反射させて攻撃を行う。また、胸部にも装備されており、バイタルエリアにビームが着弾する際に発生するようになっている。
- α・アジール
- ゲームでは搭載されている事が多いが、劇中ではビームで損傷する場面も存在しており、実際には搭載されているかは不明。
- νガンダム / Hi-νガンダム / 量産型νガンダム
- 複数の「フィン・ファンネル」を立体状に展開して、ビーム粒子によるIフィールドバリアを実現。
ゲームでは通常のIフィールドより効果が高いことがあり、「IフィールドΔ」と表記される場合もある。
ちなみに原作や『EVOLVE』だと実はビームだけではなくファンネル本体も弾いている。 - ラフレシア
- こちらも機体表面に発生させることが可能。
- クロスボーン・ガンダムX3
- 両腕の掌から発生させる。持続時間は片腕105秒、冷却期間は片腕120秒。両腕で連続使用を行った場合は合計210秒使えるが、片腕の冷却が終わらないため、その後15秒間は完全に使用不可となる。発生器の小型化も実現している。原作ではビームサーベルをも防げるが、SRWでは無視。参戦しない第3次αではビームサーベルにビーム属性が付いた。
- V2アサルトガンダム / V2アサルトバスターガンダム
- 両肩の追加パーツに内蔵。
- コアファイター (V2)
- α及びα外伝では小型戦闘機群の中で唯一装備している。
- ∀ガンダム / ターンX / スモー
- 「Iフィールドドライブ(I.F.B.D.)」の効果によりIフィールドと空中浮遊の効果がある。
ゲームの表記は「Iフィールド」。 - ソレイユ / アルマイヤー
- 戦艦では初の搭載。
- ガンダムデスサイズヘル / ガンダムデスサイズヘルカスタム
- 宇宙世紀の機体ではなく、プラネイトディフェンサーの応用によるものなので本来は違うのだが、U.C.ガンダムのいないW以外ではIフィールドで表現されている。