「ヤヌス侯爵」の版間の差分
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:桜多吾作の漫画版では、一時的に指揮下に入れる。 | :桜多吾作の漫画版では、一時的に指揮下に入れる。 |
2014年1月9日 (木) 22:10時点における版
ヤヌス侯爵(Marquis Janus)
ミケーネ帝国の諜報軍の士官で、キャットルー軍団を率いる。
基本的には、長い爪が特徴的な女性型戦闘獣である。一方、人間の女性の姿をした等身大の身体も組み込まれており、戦闘獣から分離して、地上人と接触することがある。
諜報軍の高官だけあり、等身大の身体でも変身機能を備えていたり、催眠術が使えたりする。
ミケーネ帝国の幹部達は大部分が「機械の巨人」として描かれ、ゴーゴン大公に至っては怪物じみた姿であるなか、彼女だけが「普通の人間」の姿をとることができ、ある種の異彩を放っていた。
主な役目は諜報と事前の破壊工作であり、暗黒大将軍や地獄大元帥とは全く違うキャラクターで、個性ある「女傑」である。剣鉄也を追い詰めるなど、最後の最期まで宿敵として描かれた。武器は専用のビュレットで、生身でもグレートマジンガーを相手にしてはダメージを受けさせる。また、人質作戦や、ブレーンコンドルに細工を施したりと、要所で活躍。上司であるアルゴス長官が亡くなった後は、地獄大元帥に付いていった。
終盤では地獄大元帥の差し金で、鉄也の動きを完全に封じ込め、マジンガーZ単独で戦わせるお膳立てをする。Wマジンガーによる攻撃で無敵要塞デモニカと共に散った。
永井豪の漫画版では、ボスに催眠術をかけ、ボスボロットを強化した。
桜多吾作の漫画版では、「アルゴス長官に並ぶ幹部」となっており、名実共に七大将軍より格上として扱われる。また、指揮を執っていた火山島前線基地を潰された事で鉄也に尋常ではない怨みを抱き、その怨念を物語のクライマックスで晴らす事となる。
劇場版マジンガーシリーズと共通の時間軸で描かれた後日談であるデジタルコミック『ダイナミックヒーローズ』(作:越智一裕)では、無敵要塞デモニカによる奇襲で科学要塞研究所を占拠。更に炎ジュンを操り手出しの出来ないグレートを徹底的に嬲るが、ゲッターロボGの介入によって撤退を余儀なくされ、最終的にグレートブースターとシャインスパークという最強コンボの直撃を喰らい、デモニカもろとも爆死した。
『ヤヌス』とは、『過去と未来の間に存在する扉』を司る女神の名前である。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 現時点で唯一の登場作品。ルートによってサリィ・ポォに変装したり、ミネルバXを出してきたり、デモニカ撃墜後に生身で戦ったりする。
また、64のヒロインとも言えるレラ死亡イベントに関わって、リアル系主人公と戦闘前台詞が発生するなど、割と目立っている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 爪
- 怪光線
特殊能力
なし
特殊技能
なし
移動タイプ
サイズ
- M
人間関係
- 闇の帝王
- 主君。
- ゴーゴン大公
- 前任の火山島前線基地司令官。
- アルゴス長官
- 上司だが、彼女を「我が娘」と呼んだ事がある。
桜多吾作の漫画版では同格。 - 暗黒大将軍
- 軍の総司令官。快く思っていない素振りも見せたが、彼がグレートマジンガーに決戦を挑む際には、心意気に打たれて助力する。
- 地獄大元帥
- 新しい軍の総司令官。アルゴス長官を通さず、彼に直接報告することもある。「侯爵」という称号といい、彼との関係はなんとなく前身の姿の時の配下達とのそれを思わせる。
- 怪鳥将軍バーダラー
- 桜多吾作の漫画版では、一時的に指揮下に入れる。
- 生田信一郎
- 本来は敵国の一平民に過ぎないが、「闇の帝王と会見させてほしい」という頼みを聞き届け、仲介する。
- 弓さやか
- 原作第48話では、彼女に変身する。
他作品との人間関係
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