「ピグマン子爵」の版間の差分

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(相違点なし)

2012年7月9日 (月) 23:31時点における版

ピグマン子爵(Vicomte Pygman)

Dr.ヘル配下の幹部で、妖術・呪術などのシャーマン的な能力を具える。

マジンガーZ

あしゅら男爵ブロッケン伯爵に続きDr.ヘルが第三の幹部として造りあげたサイボーグで、マサイ族の戦士の屈強さとピグミー族の呪術師の超能力を併せ持つ。

妖怪参謀」の異名が示す通り、妖術・幻術を駆使した多彩かつ強力な戦闘能力を誇り、機械獣や機動要塞の類を用いる事無く単独(それも生身)で作戦行動を行なえるポテンシャルを秘める。
本体である小男の上半身と大男の胴体部分は任意で分離可能であり、上半身さえ無事ならば胴体を破壊されてもスペアパーツを換装する事で機能が回復する。
斯様なまでに強力すぎる能力を有してはいるが、それ故に自惚れが強く創造主たるヘルへの忠誠心は薄い。

第87話でヘルに反旗を翻し、世界征服への第一歩として光子力研究所を制圧するも甲児の反撃に遭い失敗。進退窮まったピグマンは生身でマジンガーZに挑み得意の超能力を駆使して追い詰めるが、フルパワーで放たれた光子力ビームに貫かれ爆死。四散した頭部が五重塔の先端へ刺さり、晒し首状態になるという凄惨な最期を迎えた。

僅か5回の活躍に終わった事もあり、幹部キャラとは言えあしゅらやブロッケンに比べると知名度も低くマイナーな存在ではあるが、彼等をはるかに凌駕するキャラデザインの奇怪さ(大男の首から上に小男の上半身が乗っている)はインパクト絶大である。また、登場時期が夏季に集中している事から彼の存在には「納涼企画」的な意味合いも含まれており、(悪役とはいえあまりにも猟奇的な結末込みで)ピグマンがメインのエピソードは何れもホラー色が強い。
反面、そのあまりにも「危なすぎる」デザインや実在の部族をモチーフにした設定が災いしているのか、現在のところ東映版準拠のピグマンはスパロボに登場していない。

真マジンガー 衝撃! Z編

Dr.ヘル五大軍団の一角を一人で受け持ち、森羅万象を司る呪術者。スタイリッシュに背広を着こなす紳士然とした容姿を具えるが、これは一種の鎧のようなものであり内部に本体である小男(こちらは東映版に酷似)を収納している。
強力な超能力を発揮し、単独(生身)での作戦行動を好むという東映版と共通する基本設定は有るものの、性格付けは大幅に変更されヘルへの忠誠心が厚く、野心を抱く事も無い有能な部下として描かれている。

最終決戦で光子力研究所を陥落させるも、暗黒寺から撃ち込まれた「スペシャル弾」によってダメージを受け小男の姿を曝し逃亡を図るが、突如出現した「勇者ブレード」なる謎の存在に全身を切り刻まれ絶命する。

紳士然とした風貌は、永井作品『バイオレンスジャック』に登場する盲目の空手家「ジム・マジンガ」をモチーフにしているが、その内部に同作でジムを死に至らしめたピグマンを本体として忍ばせる辺り、今川泰宏監督の遊び心が窺える。
2011年、この『真マジンガー』設定でスパロボへの初参戦を果たした。

また月刊少年チャンピオンRED掲載の漫画『真マジンガーZERO』ではZ編と同様のジム・マジンガ姿で登場。
こちらではDr.ヘル配下ではなくアメリカ合衆国大統領として登場し、ヘルによって股間を握り潰されたり、異なる歴史では兜十蔵によって土下座させられブレストファイヤーで焼き殺されたり散々な目に合わされている可哀想な人。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
『真マジンガー』設定で初参戦。とは言え、今回は物語の展開上NPC扱いであり、音声収録も行われていない。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
音声収録が果たされ、生身ユニットとしてZEXISZEUTHの前に立ちはだかり原作同様の猛威を振るう。ちなみに撃破された際は携帯機のような爆散デモは入らず、画面が白く発光してそのまま消える。なお、最期は逃亡前に暗黒寺がしっかり引導を渡すため、本作では勇者ブレードの直接の登場はない。

装備・機能

武装・必殺武器

投槍
暗黒呪術
暗黒の力で巨大化し、敵を押しつぶす。能力半減の効果があるので、精神耐性がないユニットは絶対に手を出さないように。

移動タイプ

サイズ

SS
再世篇唯一のSSサイズの敵ユニットなので必中なしではニュータイプでも攻撃がまず当たらない。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

さすがに生身で機動兵器を相手取るだけあり、各能力とも高く、大ボスクラスに迫る勢い。

精神コマンド

偵察直感気合祝福かく乱再動
何気にサポート系の構成。

特殊技能(特殊スキル)

ガードSP回復精神耐性気力限界突破底力L8
スキルもそつがない。極と底力のおかげでとにかく速い、速すぎる。

固有エースボーナス

戦闘した相手の気力を-5

機体(パイロット)BGM

人間関係

マジンガーZ

Dr.ヘル
主君ではあるが彼への忠誠心は薄く、後に謀反を起こす。
ブロッケン伯爵
同僚。
あしゅら男爵
東映版では彼の死後に着任したため直接的な交流は無いが、妖術で彼の幻影を出現させている。
兜甲児
宿敵。超能力で幾度と無く彼を窮地に陥れる。
弓さやかボス
催眠光線で操ったり人質に取るなど、ピグマンにとっては有効な「駒」と言える。

真マジンガー 衝撃! Z編

Dr.ヘル
主君。東映版と異なり絶対的な忠誠心を抱いている。
あしゅら男爵、ブロッケン伯爵
同僚。彼等が劣勢の時には積極的に助力するなど仲間意識が強い。
兜甲児(真マジンガー)
宿敵。
錦織つばさ
彼女の暗殺を目論み、あしゅら男爵に化けて「くろがね屋」に潜り込む。
剣鉄也
彼の亡霊を召喚し、つばさを精神的に追い詰める。
暗黒寺闇太郎
最終決戦で、彼から「ちょっとしたスペシャル」な弾丸を撃ち込まれ撤退するが、再世篇では彼に直接引導を渡された。
勇者ブレード
逃亡中、突如現れた彼によって引導を渡される。

他作品との人間関係

サグール
第2次Z 破界篇ではサグールから放たれた挨拶代わりの超能力を防御した事で、その実力を称賛される。

名台詞

スパロボシリーズの名台詞

「げえっ!兜甲児!!」
再世篇の日本ルート第41話にて、突如目の前に姿を現した甲児に驚愕して。
元ネタは横山光輝の漫画『三国志』の曹操の名(迷)台詞「げえっ!関羽!」であると思われる。

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