「メイガス」の版間の差分

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その正体は、[[イーグレット・フェフ]]の手により[[マシンセル]]を注入され、[[アースクレイドル]]の管理を司るメイガス・システムと一体化させられた[[ソフィア・ネート]]博士。マシンセルの影響からか、肌の色が[[マシンナリー・チルドレン]]と同様、薄紫色に変色している。マシンセルの制御を掌握しているため、スリサズの感情調整を行おうとした場面も見受けられた。
 
その正体は、[[イーグレット・フェフ]]の手により[[マシンセル]]を注入され、[[アースクレイドル]]の管理を司るメイガス・システムと一体化させられた[[ソフィア・ネート]]博士。マシンセルの影響からか、肌の色が[[マシンナリー・チルドレン]]と同様、薄紫色に変色している。マシンセルの制御を掌握しているため、スリサズの感情調整を行おうとした場面も見受けられた。
  
当初は地球の環境再生と人類達自身に地球の守護を任せるべく行動していたが、何千年経とうと争いをやめず地球を汚染する事しか考えない人類に生存する価値はないと判断し、地球の維持のために人類の抹殺が必要という結論を導き出し、作中ではそれを遂行するために行動する。[[タイムスリップ]]機能を得た機動兵器[[アウルゲルミル]]駆り、最終的に[[プリベンター]]らに倒される。
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当初は地球の環境再生と人類達自身に地球の守護を任せるべく行動していたが、何千年経とうと争いをやめず地球を汚染する事しか考えない人類に生存する価値はないと判断し、地球の維持のために人類の抹殺が必要という結論を導き出し、作中ではそれを遂行するために行動する。[[タイムスリップ]]機能を得た機動兵器[[アウルゲルミル]]を駆り、最終的に[[プリベンター]]らに倒される。
  
 
また、クレイドル制御の「メイガス・ゲボ」と[[スクール]]の教育用として「メイガス・ケーナズ」というコンピュータも存在した。
 
また、クレイドル制御の「メイガス・ゲボ」と[[スクール]]の教育用として「メイガス・ケーナズ」というコンピュータも存在した。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:熟練度「易」「普」ルートの[[ラストボス|ラスボス]]。乗機アウルゲルミルは武装の性能がよく、超射程のイミルアーム、高威力のドグマブラスターは反則的な性能を誇る。EP時のドグマブラスターは直撃を受ければ、間違いなく撃墜されてしまう。メイガスが2回行動するターンに注意。頻繁に発動してくる鬼のような精神コマンドによる連撃も辛く、持久戦に持ち込まれると詰む危険性も高い。メイガスの精神を解除しつつ安全にダメージを与えるにはどうするかよく考えて行動すべし。<br />熟練度「難」ルートの場合、ラスボスの座は[[ネオ・グランゾン]]に奪われてしまうが、あちらはあちらで無消費系の武器が射程1のグランワームソードしかないため、ENを切れさせてしまえば安全に攻撃できる。一方のアウルゲルミルは主兵装の一つであるイミルアームが射程1~13でありながら、ENも弾薬も一切消費しないので何度でも使用してくる。継戦能力に関しては間違いなくこちらが強い。いかなる状況でも必ず反撃されてしまうのだ。
+
:初登場作品。[[アンセスター]]のトップということもあり、本作のシナリオに大きくかかわっている。初登場時は肌の色を変えてSポイントの[[イノセント]]の主を演じていた。熟練度『易』『普』では[[ラストボス|ラスボス]]を務める。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
:難易度『難』でラスボスを務める[[シュウ・シラカワ|シュウ]]と比べると能力値と[[念動力]]の差で命中回避は大きく劣るものの、[[底力]]による頑丈さでは勝る。また、[[アウルゲルミル]]は反撃不能状態にまずならないこともあり、どちらが強いかは一概には言えない。
:ゼンガールートの序盤に登場。この時は[[イーグレット・フェフ]]による反乱がまだ起きていなかったため、コンピュータの姿で登場。アースクレイドルに攻め込んできた[[邪魔大王国]]に対し[[マシンセル]]で抵抗を試みるも、機能停止に追い込まれてしまう。しかしここで邪魔大王国が攻めてこなければ、近い内にフェフの反乱によってアンセスターが誕生してしまうため、そういった意味では邪魔大王国は間接的に人類を危機から救ったことになる。
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
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:[[アースクレイドル]]のシステムとして[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]編の冒頭に登場。[[邪魔大王国]]の襲撃で機能停止に追い込まれる間際に彼のコールドスリープを解除する。
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:この襲撃によって[[アンセスター]]が誕生する未来は回避されたため、ある意味では邪魔大王国が人類を危機から救ったとも言える。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION]]
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;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
 
:名前のみ登場。
 
:名前のみ登場。
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
 
:新たにメイガス・ゲボとメイガス・ケーナズが登場。ソフィア博士がゲボのコアとされるが、ゼンガーにより救出され、ゲボは機能を停止した(ケーナズに関しては不明)。
 
:新たにメイガス・ゲボとメイガス・ケーナズが登場。ソフィア博士がゲボのコアとされるが、ゼンガーにより救出され、ゲボは機能を停止した(ケーナズに関しては不明)。
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
:概要は上記のOG2と同じだが、ケーナズは破壊されてない様子。
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:概要は上記の『OG2』と同じだが、ケーナズは破壊されてない様子。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
ラスボスの1人だけあって能力値は高水準。特に防御は隠しボスのシュウを凌ぐ高さを持ち、現行の作品で最も高いダークブレインに匹敵する数値となっている。回避が少々低い以外は欠点が見当たらない。
+
[[ラストボス|ラスボス]]の一人だけあって高水準の能力値になっている。格闘と防御の初期値は『α外伝』トップ。
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なお、[[没データ]]には[[ソフィア・ネート|ソフィア]]としてのパイロットステータスも存在しており、能力値をはじめ、精神コマンドや技能も少し異なる。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
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:'''[[ド根性]]、[[必中]]、[[かく乱]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[戦慄]]'''
 
:'''[[ド根性]]、[[必中]]、[[かく乱]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[戦慄]]'''
:アンセスターの長らしく凄まじいラインナップ。この内、かく乱・戦慄以外は全てゲーム中で使用してくる。これだけでも十分恐ろしいのだが…。
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:なお、イベントで使用する機会があるのは「[[熱血]]、魂、[[鉄壁]]、[[集中]]、必中、[[ひらめき]]、覚醒、[[根性]]、ド根性、[[補給]]、[[気合]]」となっている。
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:'''[[根性]][[ひらめき]]、[[集中]][[熱血]][[気合]][[鉄壁]]、[[補給]]'''(イベント用)
 
:追い込まれると、頻繁に根性(ド根性)で粘ってくる他、ひらめき・集中・鉄壁で守りを固め、気合・熱血(魂)でこちらを確実にしとめてくる。特に必中・魂の掛かったドグマブラスターの威力は凶悪の一言。何としても回避を。補給でENと弾薬の回復も何度か行なうので、使用タイミングは意識しておくといい。タイミングを見誤ると減らしたENが無駄になってしまう。鉄壁と覚醒を使用したターンは撃墜が不可能に近いので、メイガスの2連ドグマブラスターを対処する事を重点に行動するといい。2軍ユニットをメイガスの攻撃範囲外へと退避させる事も忘れずに。
 
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[底力]] [[指揮官|指揮官L4]]
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:ボス標準の底力にカンストの指揮官を持つ。底力と精神の鉄壁、アウルゲルミルの装甲にメイガスの高い防御と合わさって異常に硬く長期戦は免れない。指揮官で取り巻きのベルゲルミルが強化されるのも厄介。
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:'''[[底力]][[指揮官]]L4'''
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:他の[[アンセスター]]メンバーと違い[[ガッツ]]ではない。
  
 
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ソフィア・ネート]]
 
;[[ソフィア・ネート]]
:素体となった人格にして器。彼女の意思はメイガスによって既に消去されたのだが…。
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:素体となった人格にして器。彼女の意思は既に消去されてしまっている。
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
:[[スレードゲルミル]]のパイロット。「メイガスの剣」として何千年も地球を護り続けていた。αシリーズではアースクレイドルの軍事責任者として眠りについていたが、イーグレット=フェフによる反乱が原因で、メイガスに洗脳されてしまう。しかし元の人格だったソフィアにゼンガーに対する何らかの想いがあったのか、最後まで彼にマシンセルを注入する事はなかったが、髪の色がマシンセル特有の紫色に染まっている事から多少マシンセルによる処置が行なわれていたと思われる。アンセスターでは唯一の人間。
+
:[[スレードゲルミル]]のパイロット。メイガスの洗脳によって「メイガスの剣」となり、何千年も地球を護り続けている。
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:[[アンセスター]]では唯一の人間であり、最後までマシンセルが注入されることは無かった。
 
;[[イーグレット・ウルズ]]
 
;[[イーグレット・ウルズ]]
:側近の少年。ゼンガーが「メイガスの剣」ならばウルズは「メイガスの目」と言うべき存在。時折、元の人格を見せるメイガスやゼンガーに対し不安を抱いていた。マシンナリー・チルドレンの中でも冷静かつ的確な判断が出来た彼は最も信用出来たようで、プリベンターの面々との接触や各種任務、アウルゲルミルの管理も任されていた。
+
:側近の少年。沈着冷静な彼を[[マシンナリー・チルドレン|三人]]の中で最も信頼していたようで、[[プリベンター]]との接触や[[アウルゲルミル]]の管理なども任されていた。
 
;[[イーグレット・フェフ]]
 
;[[イーグレット・フェフ]]
:ソフィアをメイガスに変貌させた張本人であるが、α外伝ではそれを知ったゼンガーに殺害される。
+
:ソフィアをメイガスに変貌させた張本人。『α外伝』ではすでにゼンガーによって殺害されている。
  
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
;[[カシム・キング]]
+
;[[フロスト兄弟]]
:直接関係は無いが、カシムが[[核ミサイル]]を放ち大地を汚染させた事でメイガスは人類抹殺を決意した。
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:『α外伝』では彼らが[[核ミサイル]]を使用したことが人類抹殺を決断した要因になっている。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「スリサズ、先程から感情パターンが偏っている…」<br />「そのままでは命令実行に支障をきたす恐れがある。感情調整を行うぞ」
 
;「スリサズ、先程から感情パターンが偏っている…」<br />「そのままでは命令実行に支障をきたす恐れがある。感情調整を行うぞ」
:旧人類抹殺に熱を入れ過ぎたスリサズを不安に思ったメイガスの台詞。マシンセルの制御が可能であるメイガスだからこそマシンセルで構成された彼らの感情調整が可能なのだろう。そして、[[イーグレット・スリサズ|スリサズ]]の言葉は…。
+
:『α外伝』第37話「僕らが求めた戦争だ」より。マシンセルの制御が可能であるメイガスだからこそ、マシンセルで構成された彼らの感情調整が可能なのだろう。
 +
;「所詮、ゼンガーは機動兵器スレードゲルミルの一パーツに過ぎん。その時は破棄するまでだ」
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:『α外伝』第40話「ABAYO」より。ゼンガーがイレギュラーに倒された場合のことを質問したウルズに対して。非情な言葉とは裏腹に、「パーツであるのならばなぜ洗脳処置という半端で不安定な制御方法を選ぶのか」というウルズからの疑問には彼女自身にも説明できなかった。
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;「何っ…!? ゼンガーが…ゼンガーが倒されたのか…!」<br />(「何っ…!? ゼンガーが我々を裏切っただと…!?」)<br />「…ゼンガーが……!」
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:『α外伝』第42話「歪んだ未来」or「地球の後継者」or第43話「人類死すべし」より。表情からも明らかに動揺が見て取れる。
 
;メイガス「…アウルゲルミルを…アウルゲルミルを起動させるのだ、ウルズ…」<br />ウルズ「アウルゲルミルを…? [[アストラナガン|例のブラックボックス]]を含め、まだ調整が完全ではありませんが…」<br />メイガス「構わぬ、かくなる上はアウルゲルミルで…この歪んだ未来ごと奴らを消去してくれる…!」
 
;メイガス「…アウルゲルミルを…アウルゲルミルを起動させるのだ、ウルズ…」<br />ウルズ「アウルゲルミルを…? [[アストラナガン|例のブラックボックス]]を含め、まだ調整が完全ではありませんが…」<br />メイガス「構わぬ、かくなる上はアウルゲルミルで…この歪んだ未来ごと奴らを消去してくれる…!」
:高熟練度ルート第43話「人類死すべし」にて。
+
:上記の続き。一転、険しい表情になり自身も出撃を決意する。一連の流れから、彼女にとってゼンガーがどれほど大きな存在なのかがよくわかる。
;「我が名はメイガス…。アンセスター…そして、地球の管理者…人間共よ…お前達は地球という巨大なシステムには不要な存在…お前達が長きに年月に渡って愚かな戦いを繰り広げ、地球を汚染し続けて来た罪は…このアウルゲルミルによって裁かれなければならない……」
+
;「我が名はメイガス…。アンセスター…そして、地球の管理者…」<br />「人間共よ…お前達は地球という巨大なシステムには不要な存在…」<br />「お前達が長きに年月に渡って愚かな戦いを繰り広げ、地球を汚染し続けて来た罪は…」<br />「このアウルゲルミルによって裁かれなければならない……」
:アースクレイドル内での最終決戦でアウルゲルミルと共に現れた時の台詞。
+
:『α外伝』第43話「眠れ、地の底に」or「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。アウルゲルミル初登場時の台詞。
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;「私は地中の奥深くで、ゆりかごに眠る人間達と共に長い年月の間、地球環境の再生状況を見守り続けていた……」<br />「だが、その役目はある事件をきっかけに終了した…」<br />「私はその事態に対処するため、ソフィア=ネート、ゼンガー=ゾンボルト、イーグレット=フェフの三人を目覚めさせた」<br />
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:『α外伝』第43話「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。地下勢力を撃退した「二度目の大災厄」の状況を語り始める。また、このときのフェフの行動によってアンセスターが誕生することとなった。
 
;「ゼンガー…この裏切り者めが」<br />「…正常に機能しない部品は排除あるのみ…」
 
;「ゼンガー…この裏切り者めが」<br />「…正常に機能しない部品は排除あるのみ…」
:ゼンガーがプリベンターの味方になった時の台詞。
+
:『α外伝』第43話「人類死すべし」より。記憶と人格を取り戻したゼンガーに対して。
 
;「歪んだ過去などいらぬ。そして、未来を我が手に」
 
;「歪んだ過去などいらぬ。そして、未来を我が手に」
:戦闘台詞の一つ。現在のメイガスは皮肉にも歪んだ過去の出来事によって誕生した存在と言える。
+
:戦闘台詞の一つ。だが、現在のメイガスは皮肉にも歪んだ過去の出来事によって誕生した存在と言える。
 
;「ヒトが同じ愚行しか繰り返さないのは黒歴史が証明している…。私はそのメビウスの輪を断ち切るのだ」
 
;「ヒトが同じ愚行しか繰り返さないのは黒歴史が証明している…。私はそのメビウスの輪を断ち切るのだ」
:[[アムロ・レイ|アムロ]]と戦闘した時の会話。確かに元の世界から数千年以上経過した未来世界でも未だに争い続ける人類をメイガスが見放すのも無理は無い。
+
:[[アムロ・レイ|アムロ]]との[[戦闘前会話]]より。人間が地球を汚染させていく様を見続けた彼女が人間を見放すのも無理はない。
 
;「歪曲フィールド、展開…」
 
;「歪曲フィールド、展開…」
:バリア系使用時の没台詞。なんとあの[[歪曲フィールド]]がアウルゲルミルに搭載されていたらしい。恐らく、[[アストラナガン|ブラックボックス]]の機能によるものだろうが、ブラックボックスのバリアは元々[[念動フィールド]]なので、[[念動力]]者ではないメイガスにはバリアが展開できない。そこでアンセスターの技術を用いて歪曲フィールドに変質させた可能性がある。後の[[ベルグバウ]]に念動フィールドでは無く、ディフレクトフィールドが装備されていたのはこれが理由の一つかもしれない。
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:バリア系使用時の没台詞。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*α外伝において、メイガスとゼンガーを対決させた際、ファンの間では'''夫婦喧嘩'''と揶揄される事がある。確かにラスボスの彼女とボス級のゼンガーの夫婦喧嘩は地球を破滅に導きかねないが。
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*『α外伝』において、メイガスとゼンガーを対決させた際、ファンの間では'''夫婦喧嘩'''と揶揄される事がある。確かにラスボスの彼女とボス級のゼンガーの夫婦喧嘩は地球を破滅に導きかねないが。
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*メイガスにつけられている「ケーナズ」と「ゲボ」はルーン文字の読みが由来であり、ケーナズ(kenaz)は6番目の文字で「松明」を意味し、ゲボ(gebo)は7番目の文字で「贈り物」を意味する。なお、6番目の文字は「カウナン(kaunan)」とも読み、「潰瘍」を意味する。
  
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
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2022年9月20日 (火) 22:57時点における最新版

メイガス
外国語表記 Magus
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 土井美加
初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 パイロット
ラストボス
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プロフィール
種族 コンピュータ(ソフィア・ネートと一体化)
所属 アンセスター(α外伝)
役職 指導者(α外伝)
テンプレートを表示

メイガスは「αシリーズ」の登場キャラクター。

概要[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

未来世界における、アンセスターと呼ばれる集団の指導者。

その正体は、イーグレット・フェフの手によりマシンセルを注入され、アースクレイドルの管理を司るメイガス・システムと一体化させられたソフィア・ネート博士。マシンセルの影響からか、肌の色がマシンナリー・チルドレンと同様、薄紫色に変色している。マシンセルの制御を掌握しているため、スリサズの感情調整を行おうとした場面も見受けられた。

当初は地球の環境再生と人類達自身に地球の守護を任せるべく行動していたが、何千年経とうと争いをやめず地球を汚染する事しか考えない人類に生存する価値はないと判断し、地球の維持のために人類の抹殺が必要という結論を導き出し、作中ではそれを遂行するために行動する。タイムスリップ機能を得た機動兵器アウルゲルミルを駆り、最終的にプリベンターらに倒される。

また、クレイドル制御の「メイガス・ゲボ」とスクールの教育用として「メイガス・ケーナズ」というコンピュータも存在した。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

αシリーズと同じくメイガスの名を冠するコンピュータとして、アースクレイドルの中枢を司る「メイガス・ゲボ」と、上記の「メイガス・ケーナズ」の二種が登場。アースクレイドルと同様のムーンクレイドルには「グロリア」という同系列のスーパーコンピュータが存在する。

イーグレット・フェフの企みによってソフィア・ネートがメイガス・ゲボと一体化させられ、アースクレイドルの制御(マシンセル)に当たらせた。スレードゲルミルベルゲルミルもメイガス・ゲボの補助によりマシンセルで進化を果たしている。その後ソフィアはゼンガー・ゾンボルトに救出された。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。アンセスターのトップということもあり、本作のシナリオに大きくかかわっている。初登場時は肌の色を変えてSポイントのイノセントの主を演じていた。熟練度『易』『普』ではラスボスを務める。
難易度『難』でラスボスを務めるシュウと比べると能力値と念動力の差で命中回避は大きく劣るものの、底力による頑丈さでは勝る。また、アウルゲルミルは反撃不能状態にまずならないこともあり、どちらが強いかは一概には言えない。
第2次スーパーロボット大戦α
アースクレイドルのシステムとしてゼンガー編の冒頭に登場。邪魔大王国の襲撃で機能停止に追い込まれる間際に彼のコールドスリープを解除する。
この襲撃によってアンセスターが誕生する未来は回避されたため、ある意味では邪魔大王国が人類を危機から救ったとも言える。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
名前のみ登場。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
新たにメイガス・ゲボとメイガス・ケーナズが登場。ソフィア博士がゲボのコアとされるが、ゼンガーにより救出され、ゲボは機能を停止した(ケーナズに関しては不明)。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
概要は上記の『OG2』と同じだが、ケーナズは破壊されてない様子。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

ラスボスの一人だけあって高水準の能力値になっている。格闘と防御の初期値は『α外伝』トップ。

なお、没データにはソフィアとしてのパイロットステータスも存在しており、能力値をはじめ、精神コマンドや技能も少し異なる。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

ド根性必中かく乱覚醒戦慄
なお、イベントで使用する機会があるのは「熱血、魂、鉄壁集中、必中、ひらめき、覚醒、根性、ド根性、補給気合」となっている。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

底力指揮官L4
他のアンセスターメンバーと違いガッツではない。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「眠れ、地の底に」
アウルゲルミル搭乗時のBGM
「EARTH CRADLE」
ゲーム初登場時のBGM。THE GATE OF MAGUSのフレーズが含まれている。
「ANCESTOR」
彼らアンセスターの専用BGM。様々な所で使用されている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ソフィア・ネート
素体となった人格にして器。彼女の意思は既に消去されてしまっている。
ゼンガー・ゾンボルト
スレードゲルミルのパイロット。メイガスの洗脳によって「メイガスの剣」となり、何千年も地球を護り続けている。
アンセスターでは唯一の人間であり、最後までマシンセルが注入されることは無かった。
イーグレット・ウルズ
側近の少年。沈着冷静な彼を三人の中で最も信頼していたようで、プリベンターとの接触やアウルゲルミルの管理なども任されていた。
イーグレット・フェフ
ソフィアをメイガスに変貌させた張本人。『α外伝』ではすでにゼンガーによって殺害されている。

版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

フロスト兄弟
『α外伝』では彼らが核ミサイルを使用したことが人類抹殺を決断した要因になっている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「スリサズ、先程から感情パターンが偏っている…」
「そのままでは命令実行に支障をきたす恐れがある。感情調整を行うぞ」
『α外伝』第37話「僕らが求めた戦争だ」より。マシンセルの制御が可能であるメイガスだからこそ、マシンセルで構成された彼らの感情調整が可能なのだろう。
「所詮、ゼンガーは機動兵器スレードゲルミルの一パーツに過ぎん。その時は破棄するまでだ」
『α外伝』第40話「ABAYO」より。ゼンガーがイレギュラーに倒された場合のことを質問したウルズに対して。非情な言葉とは裏腹に、「パーツであるのならばなぜ洗脳処置という半端で不安定な制御方法を選ぶのか」というウルズからの疑問には彼女自身にも説明できなかった。
「何っ…!? ゼンガーが…ゼンガーが倒されたのか…!」
(「何っ…!? ゼンガーが我々を裏切っただと…!?」)
「…ゼンガーが……!」
『α外伝』第42話「歪んだ未来」or「地球の後継者」or第43話「人類死すべし」より。表情からも明らかに動揺が見て取れる。
メイガス「…アウルゲルミルを…アウルゲルミルを起動させるのだ、ウルズ…」
ウルズ「アウルゲルミルを…? 例のブラックボックスを含め、まだ調整が完全ではありませんが…」
メイガス「構わぬ、かくなる上はアウルゲルミルで…この歪んだ未来ごと奴らを消去してくれる…!」
上記の続き。一転、険しい表情になり自身も出撃を決意する。一連の流れから、彼女にとってゼンガーがどれほど大きな存在なのかがよくわかる。
「我が名はメイガス…。アンセスター…そして、地球の管理者…」
「人間共よ…お前達は地球という巨大なシステムには不要な存在…」
「お前達が長きに年月に渡って愚かな戦いを繰り広げ、地球を汚染し続けて来た罪は…」
「このアウルゲルミルによって裁かれなければならない……」
『α外伝』第43話「眠れ、地の底に」or「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。アウルゲルミル初登場時の台詞。
「私は地中の奥深くで、ゆりかごに眠る人間達と共に長い年月の間、地球環境の再生状況を見守り続けていた……」
「だが、その役目はある事件をきっかけに終了した…」
「私はその事態に対処するため、ソフィア=ネート、ゼンガー=ゾンボルト、イーグレット=フェフの三人を目覚めさせた」
『α外伝』第43話「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。地下勢力を撃退した「二度目の大災厄」の状況を語り始める。また、このときのフェフの行動によってアンセスターが誕生することとなった。
「ゼンガー…この裏切り者めが」
「…正常に機能しない部品は排除あるのみ…」
『α外伝』第43話「人類死すべし」より。記憶と人格を取り戻したゼンガーに対して。
「歪んだ過去などいらぬ。そして、未来を我が手に」
戦闘台詞の一つ。だが、現在のメイガスは皮肉にも歪んだ過去の出来事によって誕生した存在と言える。
「ヒトが同じ愚行しか繰り返さないのは黒歴史が証明している…。私はそのメビウスの輪を断ち切るのだ」
アムロとの戦闘前会話より。人間が地球を汚染させていく様を見続けた彼女が人間を見放すのも無理はない。
「歪曲フィールド、展開…」
バリア系使用時の没台詞。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

アウルゲルミル

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『α外伝』において、メイガスとゼンガーを対決させた際、ファンの間では夫婦喧嘩と揶揄される事がある。確かにラスボスの彼女とボス級のゼンガーの夫婦喧嘩は地球を破滅に導きかねないが。
  • メイガスにつけられている「ケーナズ」と「ゲボ」はルーン文字の読みが由来であり、ケーナズ(kenaz)は6番目の文字で「松明」を意味し、ゲボ(gebo)は7番目の文字で「贈り物」を意味する。なお、6番目の文字は「カウナン(kaunan)」とも読み、「潰瘍」を意味する。