「ギルター・ベローネ」の版間の差分

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== ギルター・ベローネ ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[Zシリーズ]]
**[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
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*所属:[[サイデリアル]]「[[アンタレス]]」
 
*キャラクターデザイン:
 
  
サイデリアルの特殊部隊「アンタレス」の小隊長。うぬぼれが強く傲慢な性格で部下からの信頼はないに等しく、その為かサイデリアルでは「上司にしたくない男ナンバー1」という不名誉な称号がある。
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{{登場人物概要
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'''ギルター・ベローネ'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』の登場人物。
  
「知将」を自称して様々な策を弄するが、基本的に相手を最悪の状況に陥れることばかり考え、劣勢になった際のリカバリーを全く考慮していない。そのためいずれの場合も詰めが甘く、とっさの対応力はない。劇的な展開を好むという性格がそれに拍車をかけている。彼の建てる卑劣な策はせいぜい相手を非常に不快な気持ちにさせる事くらいで、何度もそれで[[Z-BLUE]]に挑むも、いずれも怒りを必要以上に買うだけで本気になった彼らに力や言葉で徹底的に叩きのめされて失敗する結果に終わっている。当然、正真正銘の「知将」であるゼロやスメラギ達の立案した作戦には全く対抗できず、それ以前に誰が見ても解る様な陽動作戦にも簡単に引っ掛かるなど、この様に「知将」を自称するのも滑稽な程で敵味方双方から「自分が賢いと思っている馬鹿」と評されてしまっている。
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== 概要 ==
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[[サイデリアル]]の特殊部隊「[[アンタレス]]」の小隊長。うぬぼれが強く傲慢な[[性格]]で部下からの[[信頼]]は無いに等しく、その為かサイデリアルでは'''「上司にしたくない男ナンバー1」'''という不名誉な[[異名|称号]]がある。
  
劣等感と猜疑心、功名心の塊のような男で、バルビエルはそこから憎悪を励起するためあえてサルディアスの下においていた。
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「知将」を自称して様々な策を弄するが、基本的に相手を最悪の状況に陥れることばかり考え、劣勢になった際のリカバリーを全く考慮しておらず、過去の失敗から学ぶこともしようとしない。そのためいずれの場合も詰めが甘く、とっさの対応力はない。また、有利な状況になると自分の実力を鼻にかけてひけらかす悪癖があり、それが元で失敗する事も多い。この様に「知将」を自称するのも滑稽な程で、'''敵味方双方から「自分が賢いと思っている馬鹿」と評されてしまっている'''。この通り、周囲の評価は散々な一方で、自尊心ばかりが異常に大きいため周囲から認められない事を逆恨みし、内心では自分を認めない全てに対して非常に強い憎悪を持っている。
  
度重なる失態からバルビエルが放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって精神を破壊されて、憎しみのみで戦う狂戦士と化して[[Z-BLUE]]に襲い掛かるが結局は敗北。撃墜直後に正気を取り戻すが逆にそれが災いし、死への恐怖を叫びながら爆発に呑みこまれ、そのまま戦死した。
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最終的には度重なる失態から[[バルビエル・ザ・ニードル]]が放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって精神を破壊されて、憎しみのみで戦う狂戦士と化して[[Z-BLUE]]に襲い掛かるが結局は敗北。撃墜直後に正気を取り戻すが逆にそれが災いし、死への恐怖を叫びながら爆発に呑みこまれ、そのまま戦死した。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== [[Zシリーズ]] ===  
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=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}
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:初登場作品。第2話で顔見せした後、第3話から本格的に登場<ref>この時点ではそれなりの功績は挙げていたらしく、1エリアの部隊長から抵抗勢力掃討部隊の指揮官に格上げされていた。</ref>。その後も度々登場するが、第13話のイベント戦闘で[[ヘリオース]]に吹き飛ばされたのが最後の登場となる。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:声優の平井氏はUXの[[カスミ・スガイ]]役を経て、本作で王道シリーズ初参戦。
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:序盤の[[翠の地球]]ルート第6話から登場。[[ランカ・リー|地球側]][[シェリル・ノーム|の]][[タカヤノリコ|重要]][[オルソン・D・ヴェルヌ|人物]]が収容されている施設の警備隊長格といった立ち位置。
:序盤の翠の地球ルート6話で登場。平井氏の小物全開の演技は必見もの。
 
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
=== [[能力]]===
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=== [[能力|能力値]] ===
一般兵の「鬼宿」と同レベルという弱さ。おまけに立場上は部下であるはずのアンタレスには全ての面で上を行かれているあたり、この男の器がうかがい知れる。「怨嗟の魔蠍」で暴走した後は格闘・射撃が上がるが、反面回避・防御が大幅ダウンして余計に弱くなる。
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立場上は部下であるはずの[[アンタレス (一般兵)|アンタレス]]には全ての面で上を行かれているあたり、この男の器がうかがい知れる。「怨嗟の魔蠍」で暴走した後は格闘・射撃が上がるが、反面回避・防御が大幅ダウンして余計に弱くなる。
=== [[精神コマンド]] ===
 
  
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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=== [[特殊スキル]] ===
;通常時
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
:[[指揮官]]L2、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[底力]]L6、[[地形利用]]、[[カウンター]]L6
 
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;暴走時
 
:[[気力+ボーナス]]、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[底力]]L6、[[地形利用]]、[[カウンター]]L6、[[精神耐性]]、[[気力限界突破]]
 
 
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:;通常時
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::'''[[指揮官]]L2、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[底力]]L6、[[地形利用]]、[[カウンター]]L6'''
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::サルディアスの下位互換といったところ。旺盛な自己顕示欲の象徴か闘争心と戦意高揚を併せ持つ。
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::'''[[気力+ボーナス]]、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[底力]]L6、[[地形利用]]、[[カウンター]]L6、[[精神耐性]]、[[気力限界突破]]'''
 +
::憎しみを爆発させた影響か指揮官を無くし気力関係が補強されているものの、精神耐性が追加された以外防御面は変わっていないので回避・防御のダウンを補えていない。
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::しかし、'''怨嗟の魔蠍の力で暴走しているはずなのに精神耐性が追加された'''のかは謎。あるいは完全に壊れて精神が変わらなくなってしまった、ということか?
  
=== 固有[[エースボーナス]] ===
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=== [[エースボーナス]] ===
 
;自分よりレベルの低い相手への与ダメージ1.5倍
 
;自分よりレベルの低い相手への与ダメージ1.5倍
:カン・ユーやリントと同じボーナス。このボーナスは小物の証なのだろうか。
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で採用。[[カン・ユー]]や[[アーバ・リント|リント]]と同じボーナス。このボーナスは小物の証なのだろうか。
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:彼自身、'''上記二人の悪い部分を足した'''ような人物なので、同類扱いは納得であるが。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[バルビエル・ザ・ニードル]]
 
;[[バルビエル・ザ・ニードル]]
:アンタレス隊長。内心、彼に対する強い憎しみを持っていた。前述の通り憎悪を利用するためにおかれていたに過ぎず、彼からは敵の策に嵌ってばかりいる様を「救いようのない馬鹿」と評されていた。
+
:アンタレスに堕とされる恐怖から表面上は忠誠を誓っているものの、内心では自分を馬鹿にする彼に対して強い憎しみを持っていた。
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:バルビエル自身は彼から憎悪を励起するためにあえてサルディアスの下に置いていたに過ぎず<ref>'''2桁に迫る回数の失敗を重ねている'''にもかかわらずアンタレスに落とされなかったのも、この辺りが理由と思われる。</ref>、バルビエルからは敵の策に嵌ってばかりいる様を「救いようのない馬鹿」と評されていた。
 
;[[サルディアス・アクス]]
 
;[[サルディアス・アクス]]
:副長。彼からはギルターさんと呼ばれているが、明らかに小馬鹿にしている。
+
:副長。彼からは「ギルターさん」と呼ばれているが、明らかに小馬鹿にしている。
:連獄篇では内偵行動中の彼を本気で殺そうとし、「真面目に働かないとその事を思い出す」という旨の脅迫をされた。
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]]では内偵行動中の彼を'''本気で殺そうとし'''、「真面目に働かないとその事を思い出す」という旨の脅迫をされた。
;[[インセクト]]
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;[[インセクト (オリジナル)|インセクト]]
:翠の地球に生息する昆虫をベースに生み出した人造兵士。主に彼の手駒として使われることが多い。
+
:主にギルターの手駒として使われることが多い。
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;[[ランド・トラビス]]
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]]ではザ・クラッシャー呼ばわりし続けて勝手にピンチに陥っていた。
  
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
;[[ガロード・ラン]]
 
;[[ガロード・ラン]]
:
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:最初の分岐で翠の地球ルートを通った場合、人質作戦をあっさり崩される。
 
;[[レド]]
 
;[[レド]]
:
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:DLC「戦わざるもの食うべからず」では彼から「食い物の恨み」をぶつけられる。
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
 
:彼に自身の策を尽く見破られ、詰めの甘さを嘲笑されている。
 
 
;[[ピニオン]]
 
;[[ピニオン]]
:彼からキノコ野郎呼ばわりされる。
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:人質作戦や「サソリの毒」で利用しようとした事があるなど因縁があり、彼からは嫌悪を込めて「キノコ野郎」と呼ばれている。
== 名台詞 ==
+
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
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:彼らの策には全く対抗できず、詰めの甘さを嘲笑されたり呆れられたりしている。
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;[[神勝平]]
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:中盤の分岐における日本(翠の地球)での戦いで「神ファミリーは出て行け」と民衆を煽り戦闘不能に追い込もうとするが、駆けつけた香月達に目論見を崩される。
 +
;[[ゲシュタルト]]
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:中央大陸ルート第27話でターミナル・ベースへの彼の無断侵入を見逃した結果、機密情報を盗まれる。その結果、バルビエルの逆鱗に触れ[[Z-BLUE]]との最後の決戦をすることになる。
 +
:ギシン星系の人間であることは予想していたが彼の[[ズール皇帝|素性]]は全く知らなかった。
 +
 
 +
== 迷台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
;「私を馬鹿にするな! 私はギルターなんだぞ!」
+
;「おのれ、サルディアス!貴様にだけは…!」
:どこかの富野節のようなセリフ。本人の小物ぶりもあって死亡フラグにしか聞こえない。
+
:連獄篇でのサルディアスからの被弾時。この時点でのサルディアスは脱走兵として行動しているとは言え、あからさまに敵意を向けている事がうかがい知れる。
 +
;「私を馬鹿にするな! 私はギルターなんだぞ!」
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:暴走時の被弾台詞。どこかの富野節のようなセリフ。本人の小物ぶりもあって[[死亡フラグ]]にしか聞こえない。
 +
;「私は…!ギルター・ベローネだぁぁぁぁっ!!」
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:決着シナリオで撃墜されたときのセリフ。最後までなお自己主張し続けた。
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=== 会話 ===
 
=== 会話 ===
 +
;「黙れ!この[[シャウラス|シャウラス・リーダー]]に乗った以上、今までの私だと思うなよ!」
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:「誓いの決戦」にてクロウとランドから揶揄されて。[[サルディアス・アクス|本来の搭乗者]]は「分不相応な機体に乗っている」と呆れていた。
 
;「う、うそ…やだ…」
 
;「う、うそ…やだ…」
:天獄篇第14話。ネオ・アルカトラズでFire bomber(偽)のライブを陽動としたZ-BLUEの救出作戦を看破、潜入部隊を発見…したまではよかったものの、配下のインセクト兵やバイオロイド兵はキリコのアーマーマグナムで撃ち倒され、タケルの衝撃波で吹き飛ばされ、エレメント達にボコボコにされ…と白兵戦で圧倒された挙げ句、本人は'''とてもイイ笑顔の甲児と竜馬に凄まれ'''、思わずこの台詞を漏らす。<BR/>卑劣な敵とはいえ、この面々を正面から敵に回してしまった彼には同情を禁じ得ない。合掌。
+
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]第14話。ネオ・アルカトラズで[[FIRE BOMBER]](偽)のライブを陽動とした[[Z-BLUE]]の救出作戦を看破、潜入部隊を発見したまではよかったものの、彼らが生身でも高レベルの戦闘力を持っている事を知らなかったのが仇となり、配下のインセクト兵やバイオロイド兵が[[白兵戦]]で圧倒された挙げ句、本人は'''とてもイイ笑顔の[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]と[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]に凄まれ'''、思わずこの台詞を漏らす。何やら無駄に乙女くさい。
;「ば、馬鹿な!? そんな人間がいるはずがない!」
+
:しかし、この後機体に乗って出てくるあたりを見ると無事にこの場から逃げ延びた模様。どうやったのだろうか。
:残されの海ルート第26話「深遠よりの目覚め」にて、ガルガンティア船団に「サソリの毒」を放った……まではよかったが、多少の苛立ちを覚えさせる程度で全く効果がなかった時のリアクション。
+
;「馬鹿な…馬鹿なっ! そんな人間達がいるわけがないっ!!」
:反対ルートの「闇の兄、光の弟」ではレジスタンスたちを見事に混乱させていたが、そもそも「憎む」という感情に縁遠いガルガンティアの人々には「サソリの毒」も無力であった。これにより彼の最後の作戦は出だしからいきなり失敗に終わるのだった。
+
:残されの海ルート第29話「深淵よりの目覚め」にて、[[ガルガンティア船団]]に「サソリの毒」を放った……まではよかったが、そもそも「憎む」という感情に縁遠いガルガンティアの人々には多少の苛立ちを覚えさせる程度で全く効果がなかった為、彼の最後の作戦は出だしからいきなり失敗に終わるのだった。この失態がトドメとなり切り捨てられて(ついでに言えばこのルートでは[[エルーナルーナ・バーンストラウス|ストラウスの正体発覚]]と話がかぶるため、見せ場がないに等しい)。
 +
:なお、反対ルートの第28話「闇の兄、光の弟」ではレジスタンス達を混乱させる事に成功しているものの、結局敗北して捨て駒にされる。
 +
;「わ、私はギルター・ベローネ! サイデリアル最高の知略を持つ将軍であり、アンタレスの副隊長に相応しい男!」<BR/>「全ての愚民は私にひれ伏せ! サルディアスも、バルビエルも、アウストラリスも!」
 +
:撃墜時。憎悪と自己顕示欲がここに来て爆発するが、'''それで主張するのが副隊長'''というのが何とも。所詮はギルターというべきだろうか……?
 +
;「セツコ・オハラ…」<br/>「い、嫌だ…!私は死にたくない!私は…!」
 +
:断末魔。暴走の果てにセツコの悲しみに触れ、死の間際に正気を取り戻したが、全ては遅かった。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
;[[シャウラス]]
+
;[[シャウラス]]、シャウラス・リーダー
:[[アン・アーレス]]の設計を元にした量産機。
+
:[[アン・アーレス]]の設計を元にした量産機。サルディアス機の直系の下位であるこの機体が当てられたのも、憎しみを煽るためだった模様。
 +
:シャウラス・リーダーの方は、連獄篇で[[サルディアス・アクス|本来の搭乗者]]が居ないことにより'''勝手に使用する'''。
 +
 
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== 余談 ==
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*名前の由来はさそり座カッパ星「ギルタブ」と思われる。
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 +
== 脚注 ==
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<references/>
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
{{DEFAULTSORT:きるたへろね}}
+
{{DEFAULTSORT:きるたあへろおね}}
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]
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[[Category:第3次スーパーロボット大戦Z]]
 
[[Category:Zシリーズ]]
 
[[Category:Zシリーズ]]

2022年6月7日 (火) 01:32時点における最新版

ギルター・ベローネ
登場作品

バンプレストオリジナルZシリーズ

声優 平井啓二
デザイン 大籠之仁
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間
性別
所属組織 サイデリアル
所属部隊 アンタレス
役職 小隊長
テンプレートを表示

ギルター・ベローネは『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

サイデリアルの特殊部隊「アンタレス」の小隊長。うぬぼれが強く傲慢な性格で部下からの信頼は無いに等しく、その為かサイデリアルでは「上司にしたくない男ナンバー1」という不名誉な称号がある。

「知将」を自称して様々な策を弄するが、基本的に相手を最悪の状況に陥れることばかり考え、劣勢になった際のリカバリーを全く考慮しておらず、過去の失敗から学ぶこともしようとしない。そのためいずれの場合も詰めが甘く、とっさの対応力はない。また、有利な状況になると自分の実力を鼻にかけてひけらかす悪癖があり、それが元で失敗する事も多い。この様に「知将」を自称するのも滑稽な程で、敵味方双方から「自分が賢いと思っている馬鹿」と評されてしまっている。この通り、周囲の評価は散々な一方で、自尊心ばかりが異常に大きいため周囲から認められない事を逆恨みし、内心では自分を認めない全てに対して非常に強い憎悪を持っている。

最終的には度重なる失態からバルビエル・ザ・ニードルが放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって精神を破壊されて、憎しみのみで戦う狂戦士と化してZ-BLUEに襲い掛かるが結局は敗北。撃墜直後に正気を取り戻すが逆にそれが災いし、死への恐怖を叫びながら爆発に呑みこまれ、そのまま戦死した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
初登場作品。第2話で顔見せした後、第3話から本格的に登場[1]。その後も度々登場するが、第13話のイベント戦闘でヘリオースに吹き飛ばされたのが最後の登場となる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
序盤の翠の地球ルート第6話から登場。地球側重要人物が収容されている施設の警備隊長格といった立ち位置。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

立場上は部下であるはずのアンタレスには全ての面で上を行かれているあたり、この男の器がうかがい知れる。「怨嗟の魔蠍」で暴走した後は格闘・射撃が上がるが、反面回避・防御が大幅ダウンして余計に弱くなる。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

第3次Z天獄篇
通常時
指揮官L2、闘争心戦意高揚底力L6、地形利用カウンターL6
サルディアスの下位互換といったところ。旺盛な自己顕示欲の象徴か闘争心と戦意高揚を併せ持つ。
暴走時
気力+ボーナス闘争心戦意高揚底力L6、地形利用カウンターL6、精神耐性気力限界突破
憎しみを爆発させた影響か指揮官を無くし気力関係が補強されているものの、精神耐性が追加された以外防御面は変わっていないので回避・防御のダウンを補えていない。
しかし、怨嗟の魔蠍の力で暴走しているはずなのに精神耐性が追加されたのかは謎。あるいは完全に壊れて精神が変わらなくなってしまった、ということか?

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

自分よりレベルの低い相手への与ダメージ1.5倍
第3次Z天獄篇』で採用。カン・ユーリントと同じボーナス。このボーナスは小物の証なのだろうか。
彼自身、上記二人の悪い部分を足したような人物なので、同類扱いは納得であるが。

人間関係[編集 | ソースを編集]

バルビエル・ザ・ニードル
アンタレスに堕とされる恐怖から表面上は忠誠を誓っているものの、内心では自分を馬鹿にする彼に対して強い憎しみを持っていた。
バルビエル自身は彼から憎悪を励起するためにあえてサルディアスの下に置いていたに過ぎず[2]、バルビエルからは敵の策に嵌ってばかりいる様を「救いようのない馬鹿」と評されていた。
サルディアス・アクス
副長。彼からは「ギルターさん」と呼ばれているが、明らかに小馬鹿にしている。
連獄篇では内偵行動中の彼を本気で殺そうとし、「真面目に働かないとその事を思い出す」という旨の脅迫をされた。
インセクト
主にギルターの手駒として使われることが多い。
ランド・トラビス
連獄篇ではザ・クラッシャー呼ばわりし続けて勝手にピンチに陥っていた。

版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガロード・ラン
最初の分岐で翠の地球ルートを通った場合、人質作戦をあっさり崩される。
レド
DLC「戦わざるもの食うべからず」では彼から「食い物の恨み」をぶつけられる。
ピニオン
人質作戦や「サソリの毒」で利用しようとした事があるなど因縁があり、彼からは嫌悪を込めて「キノコ野郎」と呼ばれている。
スメラギ・李・ノリエガゼロ
彼らの策には全く対抗できず、詰めの甘さを嘲笑されたり呆れられたりしている。
神勝平
中盤の分岐における日本(翠の地球)での戦いで「神ファミリーは出て行け」と民衆を煽り戦闘不能に追い込もうとするが、駆けつけた香月達に目論見を崩される。
ゲシュタルト
中央大陸ルート第27話でターミナル・ベースへの彼の無断侵入を見逃した結果、機密情報を盗まれる。その結果、バルビエルの逆鱗に触れZ-BLUEとの最後の決戦をすることになる。
ギシン星系の人間であることは予想していたが彼の素性は全く知らなかった。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「おのれ、サルディアス!貴様にだけは…!」
連獄篇でのサルディアスからの被弾時。この時点でのサルディアスは脱走兵として行動しているとは言え、あからさまに敵意を向けている事がうかがい知れる。
「私を馬鹿にするな! 私はギルターなんだぞ!」
暴走時の被弾台詞。どこかの富野節のようなセリフ。本人の小物ぶりもあって死亡フラグにしか聞こえない。
「私は…!ギルター・ベローネだぁぁぁぁっ!!」
決着シナリオで撃墜されたときのセリフ。最後までなお自己主張し続けた。

会話[編集 | ソースを編集]

「黙れ!このシャウラス・リーダーに乗った以上、今までの私だと思うなよ!」
「誓いの決戦」にてクロウとランドから揶揄されて。本来の搭乗者は「分不相応な機体に乗っている」と呆れていた。
「う、うそ…やだ…」
第3次Z天獄篇第14話。ネオ・アルカトラズでFIRE BOMBER(偽)のライブを陽動としたZ-BLUEの救出作戦を看破、潜入部隊を発見したまではよかったものの、彼らが生身でも高レベルの戦闘力を持っている事を知らなかったのが仇となり、配下のインセクト兵やバイオロイド兵が白兵戦で圧倒された挙げ句、本人はとてもイイ笑顔の甲児竜馬に凄まれ、思わずこの台詞を漏らす。何やら無駄に乙女くさい。
しかし、この後機体に乗って出てくるあたりを見ると無事にこの場から逃げ延びた模様。どうやったのだろうか。
「馬鹿な…馬鹿なっ! そんな人間達がいるわけがないっ!!」
残されの海ルート第29話「深淵よりの目覚め」にて、ガルガンティア船団に「サソリの毒」を放った……まではよかったが、そもそも「憎む」という感情に縁遠いガルガンティアの人々には多少の苛立ちを覚えさせる程度で全く効果がなかった為、彼の最後の作戦は出だしからいきなり失敗に終わるのだった。この失態がトドメとなり切り捨てられて(ついでに言えばこのルートではストラウスの正体発覚と話がかぶるため、見せ場がないに等しい)。
なお、反対ルートの第28話「闇の兄、光の弟」ではレジスタンス達を混乱させる事に成功しているものの、結局敗北して捨て駒にされる。
「わ、私はギルター・ベローネ! サイデリアル最高の知略を持つ将軍であり、アンタレスの副隊長に相応しい男!」
「全ての愚民は私にひれ伏せ! サルディアスも、バルビエルも、アウストラリスも!」
撃墜時。憎悪と自己顕示欲がここに来て爆発するが、それで主張するのが副隊長というのが何とも。所詮はギルターというべきだろうか……?
「セツコ・オハラ…」
「い、嫌だ…!私は死にたくない!私は…!」
断末魔。暴走の果てにセツコの悲しみに触れ、死の間際に正気を取り戻したが、全ては遅かった。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

シャウラス、シャウラス・リーダー
アン・アーレスの設計を元にした量産機。サルディアス機の直系の下位であるこの機体が当てられたのも、憎しみを煽るためだった模様。
シャウラス・リーダーの方は、連獄篇で本来の搭乗者が居ないことにより勝手に使用する

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名前の由来はさそり座カッパ星「ギルタブ」と思われる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. この時点ではそれなりの功績は挙げていたらしく、1エリアの部隊長から抵抗勢力掃討部隊の指揮官に格上げされていた。
  2. 2桁に迫る回数の失敗を重ねているにもかかわらずアンタレスに落とされなかったのも、この辺りが理由と思われる。