「無敵超人ザンボット3」の版間の差分
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2013年3月26日 (火) 22:37時点における版
- 1977年10月8日 ~ 1978年3月25日放映(名古屋テレビ発・テレビ朝日系) 全23話
- 初参戦スパロボ:第4次スーパーロボット大戦(1995年)
概要
無敵シリーズの第一作目で、富野由悠季監督作品。
このアニメは異星人の末裔であるがゆえに迫害・中傷を受ける神ファミリーの描写など、この当時のアニメでは考えられない作風であった。また、この作品を象徴するあまりにも残酷なガイゾックの『人間爆弾』の存在、最終決戦において主要キャラである神ファミリーの殆どが戦死するという凄惨な展開は、富野作品の中でも敵味方が全滅する『伝説巨神イデオン』と並んで”黒富野”の象徴とされる事が多い。
関連商品の売り上げこそ良好だったものの、子供受けはかなり悪かったため、後番組の『無敵鋼人ダイターン3』は富野氏の「(『ザンボット』を)シリアスに作りすぎてしまったので、口直しをしたい」という意向もあり、痛快娯楽路線に切り替わった。
ストーリー
人類を滅ぼすことを目的とするガイゾックが地球に襲来した。かつてガイゾックに滅ぼされたビアル星人の末裔・神ファミリーはザンボット3で対抗する。しかし、人々は「神ファミリーがいるからガイゾックに狙われる」と神ファミリーを迫害するのだった。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/第4次
- メカ&キャラクターリスト/64
- メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT2
- メカ&キャラクターリスト/A
- メカ&キャラクターリスト/IMPACT
- メカ&キャラクターリスト/R
- メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE
- メカ&キャラクターリスト/Z
- メカ&キャラクターリスト/ZSPD
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z
神ファミリー
勝平の友人
ガイゾック
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/第4次
- メカ&キャラクターリスト/64
- メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT2
- メカ&キャラクターリスト/A
- メカ&キャラクターリスト/IMPACT
- メカ&キャラクターリスト/R
- メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE
- メカ&キャラクターリスト/Z
- メカ&キャラクターリスト/ZSPD
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z
神ファミリー
ガイゾック
メカブースト
- ドミラ
- 第1話に登場のメカブースト第一号。
- ガビタン(変形前と変形後が存在)
- 第3話に登場。一度倒されても変形する。
- ドヨズラー
- 第4話に登場。ムーンアタックで屠られた初のメカブースト。
- クモガニラ
- 第7話に登場。
- ガルチャック
- 第8話に登場。
- アンモスガー
- 第9話に登場する水爆メカブースト。
- トラシッド
- 第10話に登場。ドヨズラー、ガルチャック、アンモスガーと共に20話で再生軍団として再出撃する。
- クラーゲン
- 第18話に登場。
- ダンガルン
- 第21話に登場。メカブーストの中では恐らく最強。
- ゾンダア
- 同じく第21話に登場。最後のメカブーストだが、実は見せ場に乏しい。
ガイゾックの守護騎士
バンドック
- バンドック
- バンドック(頭部)
主題歌とBGM
- 「行け!ザンボット3」
- オープニング。戦闘BGMに採用されている。イントロ部分の「ザザンザーザザン」は非常に有名。
- 「宇宙の星よ永遠に」
- エンディング。
- 「合体!ザンボット3」
登場作と扱われ方
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初出演作品。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 移植にあたり、主役クラスのキャラに音声がついたが、勝平にはつかなかった。これ以降音声がつくスパロボ作品にはしばらく参戦しなくなる。
- スーパーロボット大戦64
- 『スーパーロボット大戦リンクバトラー』と連動することで登場する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 初めて声付きで参戦となるが、勝平と宇宙太は代役が起用されている。
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 本作でエースボーナスが追加されたが、勝平のエースボーナスは幸運を掛けると不屈も掛かる、というもの。
これだけ見てはよく分からないが、それぞれの略称をつなげるとよく分かる。
『不』『幸』。 - スーパーロボット大戦R
- 当初は原作通りに話が進んだ後、ブッチャーが未来で復活したことになっていたが、主人公たちが過去に行ったことで恵子と宇宙太生存、ガイゾック破壊となっている。
- スーパーロボット大戦Z
- 『UFOロボ グレンダイザー』と共に『第4次』から約13年振りに王道シリーズに復帰。人間爆弾イベントが久しぶりに再現されるなどかなり多くの原作再現イベントが用意されている。待望のキング・ビアル参戦。ただし、宇宙太の家族と恵子の家族はそれぞれの家族の家にいるため、ビアル2世とビアル3世は自動操縦となっている。また宇宙太の声は原作で数話だけ演じた古川登志夫に変更。バレターはガンダム系の特殊台詞が用意されている(バレターの声も古川氏)。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 前作でストーリーを終わらせたのでいるだけ参戦だがZシリーズ初参戦作品の『無敵ロボ トライダーG7』とよく絡み、ルート選択によっては続投作品の中では一番早く登場するので扱いは悪くない。また勝平の台詞からわかるとおり、前作でアキが生存した場合の話が正史となった様子。
用語
- 神ファミリー
- ガイゾック
- 文明破壊を目的としたマシーン「コンピュータードール」に支配された組織及びその出身地となる星の名。
- メカブースト
- ガイゾックが使用する戦闘ロボット。バンドック内にその製作工場がある。生物的フォルムのタイプが多い。
- 人間爆弾
- ガイゾックが捕まえた人間の体内に爆弾を組み込んだもの。手術後には星型のアザが残る。爆弾を組み込んだ人間はそのまま解放され、街や難民キャンプに帰った所で爆破するという非道な作戦であった。
- 香月組
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
1 | ザンボ・エース登場 | メカブースト・ドミラ | 第4次(第4次S)、Z | |
2 | 燃える死神の花 | メカブースト・ジドビラー | ||
3 | ザンボット3出現! | メカブースト・ガビタン | 第4次(第4次S)、Z | |
4 | 集結!キング・ビアル | メカブースト・ドヨズラー | ||
5 | 海が怒りに染まる時 | メカブースト・ガルンゲ | Z | |
6 | 父が帰ってきた日 | メカブースト・エレギン | Z | |
7 | さらば!我が友よ | メカブースト・クモガニラ | ||
8 | 廃虚に誓う戦士 | メカブースト・ガルチャック | ||
9 | 危うし!キング・ビアル | メカブースト・アンモスガー | ||
10 | バンドック現わる! | メカブースト・トラシッド | ||
11 | 決死の爆破作戦 | メカブースト・バイブロン | ||
12 | 誕生日の死闘 | メカブースト・モグンダー メカブースト・ハリンダー |
||
13 | 果てしなき戦いの道 | メカブースト・ダボンガー | ||
14 | スカーフよ永遠なれ | メカブースト・カメジオン | ||
15 | 海に消えた老将 | メカブースト・デスカメル | ||
16 | 人間爆弾の恐怖 | メカブースト・ブウボン | ||
17 | 星が輝く時 | メカブースト・ヒラヤンガー メカブースト軍団 |
Z | |
18 | アキと勝平 | メカブースト・クラーゲン | 第4次(第4次S)、Z | |
19 | 明日への脱出 | メカブースト・ゴルガス メカブースト・ガイダー |
||
20 | 決戦前夜 | 再生ドヨズラー 再生ガルチャック 再生アンモスガー 再生トラシッド |
戦闘シーンのみ バンク使用の半総集編 |
|
21 | 決戦!神ファミリー | メカブースト・ダンガルン メカブースト・ゾンダア |
Z | |
22 | ブッチャー最後の日 | 赤騎士デスカイン 青騎士ヘルダイン |
第4次(第4次S)、IMPACT、Z | |
23 | 燃える宇宙 | コンピュータドール第8号 | 第4次(第4次S)、IMPACT、Z |
主要スタッフ
- 制作会社
- 日本サンライズ
- 監督
- 富野由悠季
- キャラクターデザイン
- 安彦良和
- メカニカルデザイン
- 平山良二
- 音楽
- 渡辺岳夫
松山祐士
商品情報