「ディアブロ」の版間の差分
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2018年11月1日 (木) 22:55時点における版
ディアブロ | |
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外国語表記 | Diablo |
登場作品 | |
デザイン | 寺島慎也 |
分類 | Bクラス魔装機 |
守護精霊 | 大地系低位・森「ディアノス」 |
全高 | 26.3 m |
本体重量 | 38.9 t |
全備重量 | 48.2 t |
動力 | フルカネルリ式永久機関 |
エネルギー |
プラーナ 魔力 |
装甲材質 | オリハルコニウム |
開発者 | ウェンディ・ラスム・イクナート |
所属 | 神聖ラングラン王国 |
パイロット | マドック・マコーネル → ミオ・サスガ → プレシア・ゼノサキス |
概要
ラングラン王国の16機の魔装機の1機。
大地系の守護精霊を契約しており、陸戦用の機体で、砲撃能力に優れている。両肩に装備された二連装リニアレールガンが特徴。初代操者はマドック・マコーネル。彼の死後は地上から召喚されたミオ・サスガが操者となり、ミオが同じ大地系の魔装機神ザムジードの操者となった後は、プレシア・ゼノサキスに譲られ、現在に至る。プレシアが乗った後は彼女が剣皇ゼオルートの娘という事もあり、ゼオルート譲りの剣技を披露するなど格闘戦でも運用されることになる。本来の機体の設計思想からはかけ離れた運用方法なのだが、これにより、遠近ともに死角の無い戦い方ができるようになった。
ディアブロとはスペイン語で「悪魔」を意味しているが、操者は酔っ払いの老人だったり、漫才好きな女子高校生だったりととても名前からは想像もつかない。極めつけはプレシアだろう。いわゆる『女性型ロボット』ではない本機で可愛らしい女性的な動きで戦う姿は、中々のインパクトがある。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 長射程のリニアレールガンが主兵器。射程外から攻撃を受けることはないので、多分シリーズで最も使えたディアブロだろう。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 時系列を無視して最初から「緑の墓標」が使え、さらに強化イベントで「くるみ割り人形」「剣の舞」が使える。『LOE』と違って「剣の舞」が独立した技となっており、また「緑の墓標」の仕様が遠距離攻撃となっていること、そして武器改造効率が高いことから、武装については燃費・射程・攻撃力ともに申し分ないハイスペック機であり、非常に使いやすい。しかし気力制限とそれ以外の能力の低さ、特に移動性能がネックとなる。使うのなら、プレシアの援護攻撃と3つの強化パーツ枠を上手く活用したい。プレシアの精神コマンドが戦闘系、支援系共に充実しているのも強み。今回の魔装機神系の例にもれず、戦闘デモは非常に凝っている。プレシアファンの間で大評判の「くるみ割り人形」の演出は必見。ミスするとディアブロが盛大にずっこける姿が見られる。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年3月のイベント「復讐が覆う宇宙」の報酬ユニット。SSRシューター。
- 2018年8月にニューカマーで大器型SSRブラスターが追加。期間限定作品からのニューカマーは本機が初。
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- ゲームシステムの変更により、各魔装機にも必殺技が追加された。ディアブロは射撃系の「緑の墓標」を、さらに条件により「くるみ割り人形」を覚える。だが、プレシアの精神コマンドが援護特化なので、使う分には苦労する。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 武装の詳細が明確になっている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 残念ながら戦力としてはいまいち。武装は主にハイパーレールガンを使っていくことになるが、プレシアの命中が低く安定しない。移動力も低く、他の大地系魔装機とは違い補給装置もないと、どうにも扱いづらい印象を受ける。そして必殺技の「くるみ割り人形」は新技の「春の祭典」のための伏線になっているのだが、それゆえに「剣の舞」にランクアップせず、「緑の墓標」に下克上されてしまう。トドメとして、ルートによってはシナリオの都合上最終話で説得するまで離脱する上に肝心の「春の祭典」習得が最終話であるため、まともに使えるようになるのは次の周回からになる。皮肉にも、プレシアのストーリー上の厚遇とことごとく逆を行ってしまっている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- またもプレシアの能力が低いために、攻撃力と命中率が低く、戦闘はやや苦手。だが専用スキル「堅忍不抜」の効果が常時ダメージ50%カットに変更され(エネミーフェイズで防御を選択すれば75%カット、さらに強化パーツ「プラーナシールド」のダメージカット効果も重複する)、壁役としては極めて頼れる存在になった。またミサイルがMAP兵器になったので、その気になれば一気に稼ぐことも可能(フル改造してもプレシアの能力の問題で攻撃力が伸びないので、HP調整に苦労するが)。隠しランクアップ武器として久々に「剣の舞」が復活している。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 第33話「フリングホルニ」より参戦。基本的に前作の長所と短所をそのまま引き継いでいるが、今作で利便性の上がった援護防御役として極めて優秀。また通常格闘武器のブラッシュブレードと剣の舞の特殊効果が「操者能力減少」と「装甲減少」を同時に与えるという極めて強力なものであり、攻撃力の低さを補って余りあるほどの利便性を秘めたユニットとなっている。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- マサキ編第3話からの参入。ミオを操者に戦った後、ザムジードの奪取に伴いプレシアを新たな操者に据えて17話で一時離脱。46話で再加入する。
装備・機能
武装・必殺武器
- プラズマソード
- 左腕の手甲内に収納携帯する非実体剣。最大2本まで使用する。媒体によって使用不可。『α外伝』ではエネルギーを纏わせた実体剣の二刀流だった。
- 多弾頭ミサイル / ミサイル
- 命中率が高いが、一発しか撃てない。魔装機神シリーズでは「ミサイル」名義。発射口は両肩のバックパック。『POJ』では全方位型のMAP兵器となった。
- 対空レーザー
- 空専用の強力なレーザー。『EX』のみの武装。
- パルスレーザー
- 光学兵器。『OG2nd』で12年ぶりに武装欄に復活。発射口は掌に内蔵されている。
- リニアレールガン / ハイパーレールガン / ハイバーレールキャノン
- 両肩に装備された二連装レールガン。本機の主力武器。初出の『EX』では射程・弾数共に優秀だったが、以後のシリーズでは弱体化している。『α外伝』では砲門からの照準用レーザーや発射後の後部解放冷却などの演出もなされていた。
- ハイパーレールガン
- 「リニアレールガン」のランクアップ武器。『魔装機神II』からこの状態で始まる。
- ハイパーレールキャノン
- 「ハイパーレールガン」のランクアップ。レールガンが実弾系なのに対し、こちらはビーム砲に近い演出。抜群の使い勝手を誇るがプレシアの射撃数値が低いため、思った以上にダメージ数値が出ない。
- ブラッシュブレード
- 『ROE』で「プラズマソード」に代わって使用する二本の小太刀。デザインは『α外伝』の「プラズマソード」を採用している。
- 『魔装機神III』では条件付けで「剣の舞」にラックアップする。
必殺技
- 緑の墓標 / 幽翠の奥津城
- プレシアがジノ・バレンシアから特訓を受けて編み出した必殺技。プレシア曰く「剣技と魔術の応用技」だが、剣は使っていない。
- LOE:地中を這って進む翠の球を放つ。DSリメイクから『α外伝』における初弾の描写を採用している。その動作は某有名格ゲーの必殺技によく似ている。
- α外伝:拳を大地に叩き付けて発生させた緑の衝撃波をぶつけた後、2撃目に放つ球状の魔力弾を撃ち込んで敵機を破壊する。
- 幽翠の奥津城
- 「緑の墓標」のランクアップ武器。「緑の墓標」の最後に上空から拳を打ち下ろす格闘攻撃を加えたもの。低めの必要気力と燃費はそのままに射程が1マス延びる上、最終的にくるみ割り人形よりも攻撃力が高くなる。IIIでは使用不可。
- くるみ割り人形
- かつて、プレシアが父ゼオルートから学んだ剣技をうろ覚えで思い出した上でアレンジして編み出した必殺技(別ルートではシュメルに教えてもらえることもある)。原理は不明だが、光剣を新体操のリボンのような形状にして、舞を踊るように回転しつつ連続で斬りつける技。『α外伝』では、スタッフの一部によるヴァルシオーネRの悪乗り演出から始まったとされる一連の異常アニメーション進化の極致ともいえる、可愛いプレシアが動き回るカットインが見られる上に声も付いているため、ファンは必見・必聴である。…恐ろしいことに、10年以上の月日が経ち、PS2等の上位機種で多くのスパロボが出た現在に至っても、これより動くカットインはほとんどないと評されるほどである。2世代後のPS3になってほとんどアニメのセル画のようなカットインが用意されたが、動きに限ればPSのα外伝でのドット絵の方が多いほどである。
- α外伝:シャボン玉をバックにくるくると動き回るプレシアのカットイン後、ビームのリボンで新体操のような演舞を行う。そのまま敵をリボンで攻撃し、ドリル状に回転するリボンで撃ち上げた後、2度目のプレシアカットインに合わせ敵を一閃する。
- OG2nd:隠し武器として実装されている。貫通属性はないため、バリアを抜くのには直撃を必要とする。技の視覚表現は『α外伝』のものをほぼそのままに洗練とさせた美麗なもの。命中しなかった場合の演出に加えて、命中したときの演出(専用カットイン2枚)と専用の止め演出も有り。なにがここまでスタッフをはやらせるのか……。
- POJ:「春の祭典」の登場に伴いその役目を終え、武装欄からその名を抹消された。
- 春の祭典
- 『ROE』で新登場した「くるみ割り人形」の真の姿。「螺旋の型」は本来両手で行う「二重螺旋の型」が正解であり、マサキにそのことを教わり、習得する。また、「二重螺旋の型」は魔術的な側面が強く、一度使用すれば遺伝子に組み込まれた異物を看破し、呪詛の解呪も行うことができる。
- 剣の舞
- 神祇無窮流「浮雲の型」をプレシアが独自に改良した剣舞。『ROE』では使用不可。その理由をジノに問われたプレシアは、「体調不良の原因がこの技を使用したことにあったのではないか?」と考えていたことを挙げている。体調不良の原因(ヴォルクルスの呪い)が判明し、それを解決した現在……プレシアは同じ流派の使い手であるガエンの指導を経て、IIIの中盤から再びこの剣舞の使用に踏み出した。
- LOE:「くるみ割り人形」のランクアップ武器として登場する。DSリメイクから、魔力で生み出した分身と行う多重剣舞による斬り上げで敵を寸断する技に変更された。発動時に大地系魔法陣を展開する。
- α外伝:手にした二刀の剣舞で標的を宙に浮かした後、新たに引き寄せた3本目の大刀で繰り出す上空からの下突きで串刺しにする。『ROE』と違い「くるみ割り人形」とは個別に使用可能だが、「くるみ割り人形」より攻撃力が低い。
- POJ:条件付きで「ブラッシュブレード」のランクアップ武器として登場する。本作の有射程格闘武器としては珍しく、全方位2マスに攻撃可能(他の操者の剣技は大半が斜め方向に攻撃できないものばかりである)。命中補正が高いのも特徴。
合体攻撃
- 大地の桎梏(ガイアズ・バインド)
- 『ROE』で追加された、ミオ・サスガのザムジードとの必殺技。打撃に魔法陣を組み込んで順番に打ち込むことで、地面から隆起した柱に相手を封じ、二人で砲撃して止めを刺す。なお、プレシアは文字と違う読み方をする中ニ的センスはわからない模様。POJでは使用できない……のだが、MAP兵器のミサイルをザムジードに当てると、この合体攻撃の件は謝るからという趣旨の台詞をミオが言う。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 陸の地形適応「S」(OG2nd)
- プレシアの宇宙適正(B)が低いため、汎用ボーナスでは宇宙Sを選んだほうがツブシが利く。そういう意味ではありがたいボーナスかもしれない。
- HP+1000、装甲+200(LOE)
- HP+2000、装甲+200、HP回復+30%(ROE)
機体BGM
- 「熱風!疾風!サイバスター」
- 初期の『EX』(SFC)では専用BGMが用意されてないので、代替。
- 「終わりなき戦い」
- 『LOE』での汎用戦闘BGM。
- 「正調 ミオのじょんがら節」
- 『OG2nd』でのミオ搭乗時のBGM。
- 「春風のプレシア」
- プレシア搭乗時のデフォルトBGM。
関連機体
- ブローウェル / ブローウェルカスタム
- ディアブロの簡易量産機とカスタム機。
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