「イーグレット・スリサズ」の版間の差分
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2018年9月12日 (水) 00:47時点における版
イーグレット・スリサズ | |
---|---|
外国語表記 | Eagret Thurisaz |
登場作品 | |
声優 | 石田彰 |
種族 | マシンナリー・チルドレン |
性別 | 男 |
年齢 | 15歳に設定 |
所属 |
イーグレット・スリサズは「バンプレストオリジナル」の登場人物。
概要
イーグレット・フェフにより生み出された人造人間「マシンナリー・チルドレン」の一人。自律金属細胞「マシンセル」を投与された結果、通常の人間を上回る身体能力と反応速度を有する。OGシリーズでは強靭な肉体を有するブーステッド・チルドレン、アラド・バランガが肉体のベースとなっている。
ウルズ、アンサズに比べると非常に好戦的な性格。価値のない旧人類など皆殺しにしてしまえば良いというような残虐な台詞を嬉々として吐くことも多く、他の2人に比べてやや破綻(その壊れ方は、無理な強化により精神の破綻した強化人間のような具合である)した性格の持ち主として描かれている。OGシリーズにおいては2号から15号までのチルドレンには意図的に不安定な部分が与えられているという設定であるが、彼はそれが最も分かり易く現れた試験体であると言えよう。
名前の由来はルーン文字3番目の「スリサズ」から。意味は「巨人、トゲ、助言(thurisaz)」。由来の番号から彼が3号と思われる。
専用の機体のベルゲルミルは赤色。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 他の2人と異なり、一度だけ単独交戦の機会がある。またアーサー・ランクの特攻を受けて逆上するシーンなど見せ場も多く、その破綻した性格も合わせて3人の中でも目立つ存在。今作では彼の性格自体は設定されたものでしかなく、命令があれば自身を調整する事も可能なようだ。他の2人同様、あらゆる面で高水準の能力を誇るため、戦闘でも非常に苦戦させられる。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- α外伝同様、マシンナリー・チルドレンの中ではもっとも交戦機会が多く目立つ。他のチルドレン同様、右肩の部分にスパイク状の突起が追加された。また、その交戦的な性格を買われてか、3人の中でアラドの抹殺に人一倍執着し、主に彼を嬲る役目を与えられている。そんな役割を反映してか、本作においては、性格の種類の一つ「残虐」は彼専用のものとなっている。OG設定ではマシンナリー・チルドレンの2号体とされている。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 役割は概ねリメイク後も同じ。中ボスクラスにしては嫌になるほど高水準の能力も相変わらず。実はラスボスに匹敵する高い能力値を誇っている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
- 他のチルドレン同様に全能力が非常に高い。アンサズと比べると、技量を除く全ての能力値が勝っている。何故か、防御だけはチルドレンの中で最も高い。OGsでもほぼ同様だが、アンサズと比べると、格闘は勝っているが、射撃、技量は負けており、『α外伝』でチルドレンの中で最も高かった防御もアンサズより2低くなっている。
- 余談だが、ベルゲルミルには格闘武器が存在しない筈なのに、格闘の能力値もゼンガーやウォーダンどころか、他のパイロットより高いという面白い現象が起きている。これでオリジネイターのウルズが負けたのは何故?(OGs)
精神コマンド
- ひらめき 加速 集中 かく乱 覚醒 魂(α外伝)
- 覚醒を除く他の精神は各チルドレン共通で、5つ目の精神だけは異なり、各チルドレンの個性が設定されている。スリサズの場合、やや壊れ気味の性格を反映したのか、覚醒になっている。
特殊技能(特殊スキル)
- ガッツ 指揮官L2 援護L4(α外伝)
- チルドレン共通のガッツを所持しているのでHPが減る度、装甲が徐々に上昇し、一定値を下回ると最終命中率・回避率も大幅に上昇し、高い能力値と合わさってゲーム中屈指の強さ。好戦的で壊れ気味な性格だが、指揮官がL2まで上昇し(チルドレンの中では2番目に高い)、援護は限界Lまで達する。こんな彼でも一応指揮能力はあるということか。
- 天才 戦意高揚 アタッカー 底力 ガンファイト カウンター(OGs)
- 天才、アタッカー、底力等凶悪な技能が豊富。ガンファイトで底上げされた攻撃力はアタッカーを併用すると致命的なダメージになりやすい。彼と戦う時に精神コマンドは必須。『α外伝』の時に所持していた指揮官、援護はなくなった。
エースボーナス
- 「命中率+20%」
- OGsでのエースボーナス。パイロットのレベル・撃墜数の都合上、これが適用されるのはEX-Hardのみ。ただでさえ高い能力値なのにこのボーナスが適用されると更に回避が困難になる。ひらめきで確実に回避したい。
人間関係
- メイガス
- アンセスターの指導者としての役割を持つメインコンピュータ。α外伝ではその指示に従っていた。
- イーグレット・フェフ
- 生みの親であるが、他のチルドレンは彼を見下していた。OGシリーズでは「パパ」と呼んでいる。
- イーグレット・ウルズ
- マシンナリー・チルドレンの一人で、リーダー。彼には逆らえないようだ。
- イーグレット・アンサズ
- マシンナリー・チルドレンの一人。
- ゼンガー・ゾンボルト
- 『α外伝』では洗脳された彼と共闘するものの、その存在を快くは思っておらず、最終的には敵対する。
- アラド・バランガ
- OGシリーズでは彼の肉体のベースとなった存在。新人類たるべき自身がブーステッド・チルドレンの中でも落ちこぼれである彼から生まれているという事実が許せず、彼を殺害し、自身の出自を葬りさることで新人類としてのアイデンティティーを確かなものにしようとしている。
- オウカ・ナギサ
- OG2ではウルズ達と共にフェフの命令でアラド達に苦戦していた彼女を救助していたが、アラドと同じブーステッド・チルドレンである彼女を見下していた。
名台詞
- 「僕達の絆は他の誰よりも固いんだ!」
- 同じチルドレン相手の援護防御時のセリフ。
- 「所詮はイレギュラーだ! 僕達が管理するシステムの調和を乱すイレギュラーは排除するしかない!」
「こいつらは力の使い方がわかっていない!」
「自分達の力で世界を統一する気もない! 平和という幻想を追い続けて、また人間同士で小競り合いを続けるだけだ!」
「ここで排除するべきだ! こいつらは僕達のことを勘違いして、やがて僕達に牙をむく!」 - 『α外伝』第34話Xポイントへ向かうルート「この星は僕らのものだ」or第37話「僕らが求めた戦争だ」より。プレイヤー部隊の前に現れた際、恐竜帝国を倒す前に人類同士の戦いを収める事を優先する彼らに対して、怒りと嫌悪感を露わにしていた。
- 「申し訳ありません…。ニュートラルに戻します」
- 『α外伝』第37話「僕らが求めた戦争だ」より。暴走気味だった自分に対し、メイガスが調整を行おうとした際の台詞。彼の性格はあくまで設定されたものでしかないのか、自身を制御する事も可能なようだ。単に身の危険を感じただけかもしれないが。
- 「! うるさいんだよ!!」
「アハハハ! 愚かなヒトの分際で僕に命令するからそうなるんだよ!」 - 『OG2』第23話(『OGs』では第30話)アビアノルート「仕組まれた子供たち」より。苦戦していたオウカの救援に来た際、自分達に援護を要請してきた同じDCの基地司令に対して、八つ当たり同然で基地ごと攻撃した。
搭乗機体
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