「見切り」の版間の差分

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主に[[命中]]率と[[回避]]率に影響を与える。作品によって、[[精神コマンド]]版と[[特殊技能]]版に分かれている。<br />ただし、[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]では両方存在する。
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主に[[命中]]率と[[回避]]率に影響を与える。作品によって、[[精神コマンド]]版と[[特殊技能]]版に分かれている。
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ただし、『[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]』では両方存在する。
  
 
== 見切り([[精神コマンド]]) ==
 
== 見切り([[精神コマンド]]) ==
[[必中]]と[[ひらめき]]が同時にかかる[[精神コマンド]]。後に特殊技能に「見切り」が加わったため、同様の効果を持つコマンド名が[[直感]]に変更された。無限のフロンティアEXCEEDでは、再び精神コマンドとして採用されている。
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[[必中]]と[[ひらめき]]が同時にかかる[[精神コマンド]]。後に特殊技能に「見切り」が加わったため、同様の効果を持つコマンド名が[[直感]]に変更された。
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『無限のフロンティアEXCEED』では再び精神コマンドとして採用されている。
  
 
=== 採用作品 ===
 
=== 採用作品 ===
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:COMPACT3で所持。
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;[[アレディ・ナアシュ]]
 
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:「見切り」の効果は、それぞれを単独で使えず他の防御系コマンドがないアレディにとって重要。しかし前述の通り消費SPが高く、彼自身のSPも低いのが悩みの種。味方全員に閃きがかかる[[ハーケン・ブロウニング]]のキャンフィールドや、[[KOS-MOS]]の[[感応]]でSPを節約することも考えたい。
 
:「見切り」の効果は、それぞれを単独で使えず他の防御系コマンドがないアレディにとって重要。しかし前述の通り消費SPが高く、彼自身のSPも低いのが悩みの種。味方全員に閃きがかかる[[ハーケン・ブロウニング]]のキャンフィールドや、[[KOS-MOS]]の[[感応]]でSPを節約することも考えたい。
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:COMPACT3やEXCEEDでかかるが、元々奇跡には必中とひらめきの効果が含まれていたので、その点では他の採用作品と実質的な変化はない。
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;[[統計学的分析]]
 
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:EXCEEDの[[有栖零児]]が修得。戦闘時、HPが50%以下でランダムに発生。
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:『EXCEED』の[[有栖零児]]が修得。戦闘時、HPが50%以下でランダムに発生。
  
 
==== その他 ====
 
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;マウス・イーター
 
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:EXCEEDの[[カッツェ・コトルノス]]の支援効果。セットしたキャラに10%の確率で発生。
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:『EXCEED』の[[カッツェ・コトルノス]]の支援効果。セットしたキャラに10%の確率で発生。
  
 
== 見切り([[特殊技能]] / 特殊スキル) ==
 
== 見切り([[特殊技能]] / 特殊スキル) ==
[[気力]]が一定値以上まで上がると、最終[[命中]]率・最終[[回避]]率にプラス補正がかかる([[K]]では『最終』という表記がなくなった)。作品によっては[[クリティカル]]率にもプラス補正がある。
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[[気力]]が一定値以上まで上がると、最終[[命中]]率・最終[[回避]]率にプラス補正がかかる(『[[K]]』では『最終』という表記がなくなった)。作品によっては[[クリティカル]]率にもプラス補正がある。
  
[[第2次α]][[OE]]では最終命中率・最終回避率としてではなく、パイロットの命中・回避に直接加算される。またOEのみ技能レベルが存在している(最大9)。
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[[第2次α]]』や『[[OE]]』では最終命中率・最終回避率としてではなく、パイロットの命中・回避に直接加算される。また『OE』のみ技能レベルが存在している(最大9)。
  
第2次α、K、OE以外では最終補正のため、攻撃命中率を最低10%にすることができる。しかし単体では効果が薄く『[[ジャミング機能]]』『[[念動力]]』『[[天才]]』など他の命中・回避アップ技能や能力と併用することでようやく実感できる。
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『第2次α』、『K』、『OE』以外では最終補正のため、攻撃命中率を最低10%にすることができる。しかし単体では効果が薄く『[[ジャミング機能]]』『[[念動力]]』『[[天才]]』など他の命中・回避アップ技能や能力と併用することでようやく実感できる。
  
 
地味ながら優秀な技能。各特殊技能、特殊能力と組み合わせる事により高い補正値を得る事ができ、作品によっては最終命中率・最終回避率が上昇する技能を敵が所持している場合があるので、その補正値を打ち消す事が出来る。これにより敵の最終命中率を気にせず、パイロットの素の能力値で回避する事が可能になるため、装甲が薄いリアル系ユニットでは特に重要。安心して攻撃可能に。
 
地味ながら優秀な技能。各特殊技能、特殊能力と組み合わせる事により高い補正値を得る事ができ、作品によっては最終命中率・最終回避率が上昇する技能を敵が所持している場合があるので、その補正値を打ち消す事が出来る。これにより敵の最終命中率を気にせず、パイロットの素の能力値で回避する事が可能になるため、装甲が薄いリアル系ユニットでは特に重要。安心して攻撃可能に。
  
 
=== 採用作品 ===
 
=== 採用作品 ===
登場作品の多くでは、[[パイロット養成]]による取得が可能。ただし[[MX]]では、[[ケーン・ワカバ]]がイベントで取得する専用技能となっている。消費PPは割高で、技能枠も食うため養成が効果的なパイロットは限られる。[[K]]以降の任天堂携帯機シリーズでは[[スキルパーツ]](アイテム)で習得する方式になった。
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登場作品の多くでは、[[パイロット養成]]による取得が可能。ただし『[[MX]]』では、[[ケーン・ワカバ]]がイベントで取得する専用技能となっている。消費PPは割高で、技能枠も食うため養成が効果的なパイロットは限られる。『[[K]]』以降の任天堂携帯機シリーズでは[[スキルパーツ]](アイテム)で習得する方式になった。
  
 
{| class="wikitable"
 
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=== 主な所持パイロット ===
 
=== 主な所持パイロット ===
勘が鋭かったり、何らかの武術や格闘技に精通したキャラが多く所持。OEでは[[ニュータイプ]]のような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロットが多く覚えている。
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勘が鋭かったり、何らかの武術や格闘技に精通したキャラが多く所持。『OE』では[[ニュータイプ]]のような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロットが多く覚えている。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:OEにて所持。1st設定なためか微妙な初期能力だが、レベル上昇につれて取得・技能Lv上昇すれば[[ニュータイプ]]能力と相乗効果を成し、RX-78[[ガンダム]]の大人しい性能でもだいぶ回避できるようになる。
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:『OE』にて所持。1st設定なためか微妙な初期能力だが、レベル上昇につれて取得・技能Lv上昇すれば[[ニュータイプ]]能力と相乗効果を成し、RX-78[[ガンダム]]の大人しい性能でもだいぶ回避できるようになる。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:COMPACT3にて所持。
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:『COMPACT3』にて所持。
 
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:OEで所持。上述した「ニュータイプのような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロット」の代表例(一応今回は「ヤーマンの末裔」を持つが、命中・回避補正の効果ではない)。
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:『OE』で所持。上述した「ニュータイプのような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロット」の代表例(一応今回は「ヤーマンの末裔」を持つが、命中・回避補正の効果ではない)。
 
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;[[神隼人]]([[神隼人 (OVA)|OVA版]]含む)
 
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;[[天空侍斗牙]]
 
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:乗機がスーパー系なので相性はいまひとつ。上書きしても良いだろう。
 
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;[[シリウス・ド・アリシア]]
 
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:やはり乗機がスーパー系なので効果を実感しづらい。こちらも上書き推奨。
 
:やはり乗機がスーパー系なので効果を実感しづらい。こちらも上書き推奨。
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:携帯機シリーズでは標準装備。
 
;[[アーバイン]]
 
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:OEでの「ニュータイプのような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロット」の代表例その2。
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:『OE』での「ニュータイプのような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロット」の代表例その2。
:なお彼は[[精密攻撃]]も併せて取得するがOEでは他にもこれらを併せ持つパイロットがそれなりにおり([[ル・シャッコ]]、[[バイマン・ハガード|バイマン]]等)、この二つがリアル系の定番といった印象がある。
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:なお彼は[[精密攻撃]]も併せて取得するが『OE』では他にもこれらを併せ持つパイロットがそれなりにおり([[ル・シャッコ]]、[[バイマン・ハガード|バイマン]]等)、この二つがリアル系の定番といった印象がある。
  
 
==== バンプレストオリジナル ====
 
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;[[リョウト・ヒカワ]](OGシリーズ)
 
;[[リョウト・ヒカワ]](OGシリーズ)
:[[念動力]]を持っているので、それと重複して最終的にはかなりの命中・回避補正がかかる。GBA版では上書き不可能だったが、OGs以後は可能。
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:[[念動力]]を持っているので、それと重複して最終的にはかなりの命中・回避補正がかかる。GBA版では上書き不可能だったが、『OGs』以後は可能。
 
;[[セレーナ・レシタール]]
 
;[[セレーナ・レシタール]]
 
:乗機の[[ASソレアレス]]([[ASアレグリアス]])に[[ジャミング機能]]があるので、見切りが発動すると計+20%の最終命中&回避補正が入る。
 
:乗機の[[ASソレアレス]]([[ASアレグリアス]])に[[ジャミング機能]]があるので、見切りが発動すると計+20%の最終命中&回避補正が入る。
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:見切りの効果がより強力になったものと言える技能。基本的に敵専用。
 
:見切りの効果がより強力になったものと言える技能。基本的に敵専用。
 
;[[SEED]]、[[イノベイター]]、[[イノベイド]]、[[超兵]]、[[スーパーパイロット]]、[[騎士]]
 
;[[SEED]]、[[イノベイター]]、[[イノベイド]]、[[超兵]]、[[スーパーパイロット]]、[[騎士]]
:見切りや極と同じく気力条件を満たすと命中・回避率等が上昇する、各作品由来の専用スキル。一部はさらに気力を上げることでより効果が高められ、[[気力限界突破]](もしくは[[気力覚醒]])もあればさらに伸びしろが増える。
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:見切りや極と同じく気力条件を満たすと命中・回避率等が上昇する、各作品由来の専用スキル。一部はさらに気力を上げることでより効果が高められ、[[気力限界突破]](もしくは[[気力覚醒]])もあればさらに伸びしろが増える。ただし、これらは最終補正率ではない場合が多い。
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;[[IFS]]、[[コーディネイター]]、[[ヨロイインターフェイスインプラント|YII]]、[[ゼロシステム]]
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:これらも気力上昇に伴って命中・回避が上昇する特殊技能(最後のゼロシステムのみ[[特殊能力]])だが、これらは[[能力]]値が直接上昇し、命中・回避以外の能力も上昇する。
 
;[[武士道]]、[[精霊力]]
 
;[[武士道]]、[[精霊力]]
:[[NEO]]で登場したほとんど同様の効果を得られるスキル(クリティカルに着目すれば[[騎士道]]や[[忍者|忍術]]もこの範疇に入る)。共存するようになったOEでは見切りの方が気力制限なしに変更されている。
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:[[NEO]]』で登場したほとんど同様の効果を得られるスキル(クリティカルに着目すれば[[騎士道]]や[[忍者|忍術]]もこの範疇に入る)。共存するようになった『OE』では見切りの方が気力制限なしに変更されている。
  
 
{{DEFAULTSORT:みきり}}
 
{{DEFAULTSORT:みきり}}
 
[[Category:精神コマンド]]
 
[[Category:精神コマンド]]
 
[[Category:特殊技能]]
 
[[Category:特殊技能]]

2015年12月11日 (金) 16:43時点における版

主に命中率と回避率に影響を与える。作品によって、精神コマンド版と特殊技能版に分かれている。

ただし、『スーパーロボット大戦COMPACT3』では両方存在する。

見切り(精神コマンド

必中ひらめきが同時にかかる精神コマンド。後に特殊技能に「見切り」が加わったため、同様の効果を持つコマンド名が直感に変更された。

『無限のフロンティアEXCEED』では再び精神コマンドとして採用されている。

採用作品

一般的なスパロボでは、消費SPは20~30前後。

スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦COMPACT2
スーパーロボット大戦IMPACT
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
GBA版『1』のみ。
スーパーロボット大戦COMPACT3
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
味方ではアレディ・ナアシュのみ修得するが、消費SPが70と高い上、同作では必中も閃きも一度きりの効果なので気軽には使えない。

主なパイロット

採用作品のみ。

剣鉄也
キョウスケ・ナンブ
ヴィレッタ・バディム
ゼンガー・ゾンボルト
フォルカ・アルバーク
『COMPACT3』で所持。
アレディ・ナアシュ
「見切り」の効果は、それぞれを単独で使えず他の防御系コマンドがないアレディにとって重要。しかし前述の通り消費SPが高く、彼自身のSPも低いのが悩みの種。味方全員に閃きがかかるハーケン・ブロウニングのキャンフィールドや、KOS-MOS感応でSPを節約することも考えたい。

同じ効果を含む要素

精神コマンド

奇跡
『COMPACT3』や『EXCEED』でかかるが、元々奇跡には必中とひらめきの効果が含まれていたので、その点では他の採用作品と実質的な変化はない。

特殊技能

統計学的分析
『EXCEED』の有栖零児が修得。戦闘時、HPが50%以下でランダムに発生。

その他

マウス・イーター
『EXCEED』のカッツェ・コトルノスの支援効果。セットしたキャラに10%の確率で発生。

見切り(特殊技能 / 特殊スキル)

気力が一定値以上まで上がると、最終命中率・最終回避率にプラス補正がかかる(『K』では『最終』という表記がなくなった)。作品によってはクリティカル率にもプラス補正がある。

第2次α』や『OE』では最終命中率・最終回避率としてではなく、パイロットの命中・回避に直接加算される。また『OE』のみ技能レベルが存在している(最大9)。

『第2次α』、『K』、『OE』以外では最終補正のため、攻撃命中率を最低10%にすることができる。しかし単体では効果が薄く『ジャミング機能』『念動力』『天才』など他の命中・回避アップ技能や能力と併用することでようやく実感できる。

地味ながら優秀な技能。各特殊技能、特殊能力と組み合わせる事により高い補正値を得る事ができ、作品によっては最終命中率・最終回避率が上昇する技能を敵が所持している場合があるので、その補正値を打ち消す事が出来る。これにより敵の最終命中率を気にせず、パイロットの素の能力値で回避する事が可能になるため、装甲が薄いリアル系ユニットでは特に重要。安心して攻撃可能に。

採用作品

登場作品の多くでは、パイロット養成による取得が可能。ただし『MX』では、ケーン・ワカバがイベントで取得する専用技能となっている。消費PPは割高で、技能枠も食うため養成が効果的なパイロットは限られる。『K』以降の任天堂携帯機シリーズではスキルパーツ(アイテム)で習得する方式になった。

シリーズ 必要気力 命中 回避 CT率 消費PP
COMPACT3 130 +10% +10% 110
OG2・OGs・OG外伝 90
第2次α +10 +10 150
MX 110 +15% +15% 養成不可
第3次α・第2次Z 130 +10% +10% +10% 150
Z 700
第3次Z 250
K・L・UX・BX 同名スキルパーツ(アイテム)消費
OE なし +6+技能lv×2
(+8~24)
+6+技能lv×2
(+8~24)
- 養成システム不採用

主な所持パイロット

勘が鋭かったり、何らかの武術や格闘技に精通したキャラが多く所持。『OE』ではニュータイプのような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロットが多く覚えている。

アムロ・レイ
『OE』にて所持。1st設定なためか微妙な初期能力だが、レベル上昇につれて取得・技能Lv上昇すればニュータイプ能力と相乗効果を成し、RX-78ガンダムの大人しい性能でもだいぶ回避できるようになる。
カミーユ・ビダン
『COMPACT3』にて所持。
デュオ・マックスウェル
ハリー・オード
ジャミル・ニート
キオ・アスノ
ダバ・マイロード
『OE』で所持。上述した「ニュータイプのような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロット」の代表例(一応今回は「ヤーマンの末裔」を持つが、命中・回避補正の効果ではない)。
熱気バサラ
ケーン・ワカバ(MX)
初めは技能欄が伏せられており、イベントで習得。先天技能扱いで上書きは不可能。
藤堂鏡志朗
神隼人OVA版含む)
『Z』以降所持。下記の二人と違い、スーパー系でも回避に優れるゲッター2系のパイロットなので無駄にならない。
天空侍斗牙
乗機がスーパー系なので相性はいまひとつ。上書きしても良いだろう。
シリウス・ド・アリシア
やはり乗機がスーパー系なので効果を実感しづらい。こちらも上書き推奨。
早乙女アルト
携帯機シリーズでは標準装備。
アーバイン
『OE』での「ニュータイプのような先天技能のない作品のリアル系一線級パイロット」の代表例その2。
なお彼は精密攻撃も併せて取得するが『OE』では他にもこれらを併せ持つパイロットがそれなりにおり(ル・シャッコバイマン等)、この二つがリアル系の定番といった印象がある。

バンプレストオリジナル

リョウト・ヒカワ(OGシリーズ)
念動力を持っているので、それと重複して最終的にはかなりの命中・回避補正がかかる。GBA版では上書き不可能だったが、『OGs』以後は可能。
セレーナ・レシタール
乗機のASソレアレスASアレグリアス)にジャミング機能があるので、見切りが発動すると計+20%の最終命中&回避補正が入る。
ラミア・ラヴレス(OGシリーズ)
愛機アンジュルグ(条件付きで手に入るヴァイサーガも)は分身持ちなので、気力が130になった途端スーパー系らしからぬ回避能力を発揮するようになる。
スレイ・プレスティ
アニエス・ベルジュ
第3部に入ると、自動的に追加される。
草薙征士郎
Lv27からと取得し始めるのが遅い。なお彼も精密攻撃とセットで取得。

類似する特殊技能など

見切りの効果がより強力になったものと言える技能。基本的に敵専用。
SEEDイノベイターイノベイド超兵スーパーパイロット騎士
見切りや極と同じく気力条件を満たすと命中・回避率等が上昇する、各作品由来の専用スキル。一部はさらに気力を上げることでより効果が高められ、気力限界突破(もしくは気力覚醒)もあればさらに伸びしろが増える。ただし、これらは最終補正率ではない場合が多い。
IFSコーディネイターYIIゼロシステム
これらも気力上昇に伴って命中・回避が上昇する特殊技能(最後のゼロシステムのみ特殊能力)だが、これらは能力値が直接上昇し、命中・回避以外の能力も上昇する。
武士道精霊力
NEO』で登場したほとんど同様の効果を得られるスキル(クリティカルに着目すれば騎士道忍術もこの範疇に入る)。共存するようになった『OE』では見切りの方が気力制限なしに変更されている。