「重戦機エルガイム」の版間の差分

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:重戦機(ヘビーメタル)に対し軽戦機と呼ばれる簡易機動兵器。現時点ではSRWに登場していない。
 
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:人間の生体エネルギーを吸収し、様々に応用するシステム。不老不死にする、機体を強化するなどができるが副作用があるので完璧という訳ではない。
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:バイオリレーションシステムを応用したシステムの一つ。精神同調によって人間を自在に操ったり、生体センサーとすることができる。処置を受けた人間は首筋に受信部がある。
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:スパロボでは[[ビームコート]]として扱われることが多い。
 
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2015年5月27日 (水) 00:09時点における版

概要

地球よりはるか遠くの銀河系「ペンタゴナワールド」を舞台に、独裁者ポセイダルの圧制から人々を解放しようとする主人公ダバ・マイロードらの革命活躍を描いたSFロボットアニメ。アダルトな番組内容ではあったが、今でも根強い人気を博している。

聖戦士ダンバイン』の後番組として放送し、『戦闘メカ ザブングル』、『聖戦士ダンバイン』と続き、同作品を挟み、その後『機動戦士Ζガンダム』から『機動戦士ガンダムΖΖ』へと続く富野由悠季監督作品の名古屋テレビ系列の3番目。

キャラクターデザイン、メカニックデザイン、世界観を永野護が担当。当時23歳というアニメ業界では若年で抜擢。彼の描いた作品はのちのロボットアニメにも影響を与えるほどであった。富野作品でも関連深い人物である湖川友謙、渡邊由自、富田祐弘、川瀬敏文、今川泰宏、北爪宏幸らが名を連ねる。
ちなみに当時は「超時空要塞マクロス」が人気を博しており、マクロス同様に若い感性を取り入れようという動きが、永野護ら若手の抜擢に繋がったとされている。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

登場人物の名前について

本作に登場するキャラクターの名前は、ダバの項でも触れられている通り、苗字・名前の順に並んでいる。つまり、ダバのファーストネームは『マイロード』、アムのファーストネームは『アム』……といった具合である。
これは、日本が舞台ではないロボットアニメ作品としては、非常に珍しい例である。

ダバ関係者

ダバ一行

ダバ・マイロード
ファンネリア・アム
ミラウー・キャオ
リリス・ファウ
ガウ・ハ・レッシィ

反乱軍

ステラ・コバン
セムージュ・シャト
ミヤマ・アスフィー

ポセイダル軍

オルドナ・ポセイダル
ギャブレット・ギャブレー
ハッシャ・モッシャ
クワサン・オリビー

13人衆

サイ・クォ・アダー
スパロボには未登場。
プレータ・クォイズ 
スパロボには未登場。
ギワザ・ロワウ
ネイ・モー・ハン
アントン・ランドー
次期13人衆候補。
ヘッケラー・マウザー
次期13人衆候補。
ワザン・ルーン
チャイ・チャー
マーハル・セヌーマ
スパロボには未登場。チャイ戦死後に加入。
テッド・デビラス
マフ・マクトミン
リョクレイ・ロン
リィリィ・ハッシー
バーン・ガニア・キラーズ
ハンス・アラハート
スパロボには未登場。
ガウ・ハ・レッシィ
ポセイダル軍を離反しダバ達と行動を共にする。

その他

フル・フラット
アマンダラ・カマンダラ(真オルドナ・ポセイダル)

登場メカ

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

レジスタンスのヘビーメタル

エルガイム
エルガイムMk-II
プローラー
ディザード
ヌーベルディザード
ゴロンゴ

ポセイダル軍のヘビーメタル

グライア
アローン
バッシュ
カルバリーテンプル
グルーン
アトール
アトールV
アシュラテンプル
オージェ
オージ
アモンデュール・スタック

その他ヘビーメタル

ガイラム
ブラッドテンプル

艦艇

ターナ
ホエール
サージェ・オーパス
一般用艦、ネイ艦、ギワザ艦が登場。
レイ

用語

ペンタゴナワールド
作中の舞台となる地球とは全く関係の無い銀河系。その名のとおり、五つの惑星で構成されている。オルドナ・ポセイダルが支配する。
13人衆
ポセイダル軍の最精鋭部隊。部隊名は、設立当時のメンバーが13名だったことに由来する。ただし、その時代によって構成人数および構成員が異なる。
ファティマ
一部のオリジナルやA級のヘビーメタルの額部分に搭載された人型の有機コンピューター。
企画当初では「ヘビーメタルのコントロールを行うために製造された人造人間」という設定であった。
ヘビーメタル
過去にペンタゴナワールドで起きた大戦で使用された戦闘ロボット。ロストテクノロジーの産物であり、中でもオリジナルおよびA級の機体は、性能と希少価値が高い。
マシンナリィ
重戦機(ヘビーメタル)に対し軽戦機と呼ばれる簡易機動兵器。現時点ではSRWに登場していない。
バイオリレーションシステム
人間の生体エネルギーを吸収し、様々に応用するシステム。不老不死にしたり機体の強化等が可能だが、副作用があるので完璧という訳ではない。
バイオセンサー
バイオリレーションシステムを応用したシステムの一つ。精神同調によって人間を自在に操ったり、生体センサーとすることができる。
ちなみに、バイオセンサーの処置を受けた人間は首筋に受信部がある。
ツインメリットコーティング
スパロボではビームコートとして扱われることが多い。

楽曲

オープニングテーマ
「エルガイム -TIME FOR L-GAIM-」(前期)
作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:松下誠、歌:MIO[現・MIQ]
『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』『OE』で採用。
「風のノー・リプライ」(後期)
作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:戸塚修、歌:鮎川麻弥
『GC』『OE』で採用。
劇中BGM
「進撃エルガイム」
『GC』『OE』で採用。
「対決ダバマイロード」
関連作品の『バトルロボット烈伝』にて『エルガイム』出典の敵ユニットとの戦闘BGMに使用されたが、スパロボでは未採用。

登場作と扱われ方

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
初出演作品。第4次Sではダバ、アム、レッシィに声が入った。
地球に侵攻してくるという設定で、序盤ではビームコート装備の機体や名有りのパイロットの多さもあって中々の強敵。スーパー系で地上ルートを選んでいるならば中盤は見かけないが、終盤は必ず戦う事になり、特に決着シナリオである「オルドナ・ポセイダル」は選択肢にもよるが歴代屈指の難シナリオである。
スーパーロボット大戦Fスーパーロボット大戦F完結編
扱いとしては第4次に準ずるが、戦闘バランスやAIの仕様変更により敵ヘビーメタルは高難易度として知られる本作を象徴するような強敵群となっている(只でさえ硬い上にビーム兵器がほとんど通用しない、MAP兵器を多用する等)。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ペンタゴナワールドが初めてマップとして登場。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
ペンタゴナが主人公部隊が初めて訪れる外宇宙の地域となり、反ポセイダル軍の描写もされている。
スーパーロボット大戦Operation Extend
主人公サイドは、第1章では追加ミッションにのみ登場となり、本格参戦は中盤となる第4章から。一方ポセイダル軍はグラドス軍バララント同盟と手を結びISTO(星間条約機構)として、序盤からコネクト・フォースの前に立ちはだかる。

その他の作品

主要スタッフ

制作
日本サンライズ(第2スタジオ)
監督
富野由悠季
キャラクターデザイン
永野護
湖川友謙
メカニックデザイン
永野護
音楽
若草恵

商品情報

  • DVD

  • コミック・資料

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