レリオン
レリオン | |
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登場作品 | |
デザイン | 小野聖二 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦OG |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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正式名称 | リファイン・リオン |
分類 | アーマードモジュール(リオンシリーズ) |
型式番号 | RAM-013 |
全高 | 20.5 m |
重量 | 39.1 t |
浮揚機関 | テスラ・ドライブ |
開発 | イスルギ重工 |
所属 |
ガイアセイバーズ 地球連邦軍 |
主なパイロット | ガイアセイバーズ兵 |
スペック (マスカレオン) | |
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正式名称 | マスカレード・リオン |
分類 | アーマードモジュール(リオンシリーズ) |
全高 | 20.6 m |
重量 |
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主なパイロット | アラセリ・ガルシア |
レリオンは『第2次スーパーロボット大戦OG』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
イスルギ重工が開発したリオンシリーズの原点・リオンの直接的な後継機となる量産機のアーマードモジュール。
『封印戦争』開戦前後にて、ガイアセイバーズ及び地球連邦軍の最新鋭主力機として活躍する事になる。
なお、本稿では偽装機となる「マスカレオン」に関しても記載する。
機体概要[編集 | ソースを編集]
DC戦争を経て、その優れた生産性に加え、テスラ・ドライブの標準装備による高い空戦能力と機動性、装備や改修次第ではあらゆる局面に対応出来る拡張性の高さ等から、L5戦役以降における地球連邦軍の主力量産機の座は、リオンを始めとする「リオンシリーズ」が採用される事になった。だが、エアロゲイターやインスペクター、修羅といった外宇宙及び異世界からの勢力を相手にした戦いでは、リオンはおろかリオンシリーズ全体が次第に力不足となっていく事態となり、更にイスルギ重工のライバル会社であるマオ・インダストリーが新型のパーソナルトルーパーの開発に加え、ヒュッケバインシリーズの量産化に成功させる形で巻き返してきた結果、次第にリオンシリーズの立場は危うい状況となっていた。この事態を重く見たイスルギ重工の社長ミツコ・イスルギは、リオン及び上位機種のガーリオンのバージョンアップ型と言える新型アーマードモジュールの開発を計画。その先駆けとして開発される事になったのが、リオンの直接的な後継機となる本機である。
リオンの直接的な発展型として開発されただけあって外見も似ているが、全体的な性能はリオンよりも大幅に向上しており、両肩部に増設されたブースターだけでなく脚部を始めとする機体各部にも追加さたサブスラスターによって、特に機動性や運動性に関しては、リオンの上位機種とされたガーリオンをも凌駕する物となっている。操縦性に関しても、従来のリオンから大きく変更されてはいない模様で、既にリオンに乗り慣れているパイロットであっても容易に機種転換が可能となっている。一方、腕部に関してはレールガンやミサイルによる固定武装がオミットされ、ガーリオンやパーソナルトルーパーと同じマニピュレーターへと変更。これによって、従来のリオンシリーズのみでなく、一部のパーソナルトルーパーの手持ち武装も運用可能としている等、汎用性が大きく向上しており、従来のリオンシリーズと比較した場合でもますます人間に近づいてきている。更には、後述の追加装甲で偽装を施した形態であるマスカレオンからも分かる通り、リオン程では無いがある程度の拡張性も備えている。武装面に関しては、「アサルトブレード」や「バースト・レールガン」といったガーリオンも使用していた手持ち武装を標準装備する他、固定武装として機体のバックパックのコンテナに小型誘導ミサイルの「キャスク・ミサイル」と、大型誘導ミサイルの「AHWGMランチャー」の二種類のミサイル兵器が装備されている等、高い火力を備えている。後に、「プロジェクトTD」のデータに反映させる形で開発されたサイリオンにも装備されていた「ボックス・レールガン」も装備している。
主力量産機となっていたリオンの後継機として申し分無い機体として完成し量産体制も整った後、『封印戦争』の時期には地球連邦政府大統領の直属部隊となるガイアセイバーズへと優先的に配備される事になっているが、戦争終結後にガイアセイバーズの実態が明るみになり解体された後は地球連邦軍にも配備され、ガーリオンの後継機であるガレリオンやサイリオンと共に地球連邦軍の新たな主力機として活躍する事になっている。
なお、名称の「レリオン」は「リファイン・リオン」の略で、「リファイン」は英語で「洗練」を意味する。
マスカレオン[編集 | ソースを編集]
レリオンの機体各部に増加装甲と追加武装を施した形態。原形機が解らない程に外見が大きく変わっており、特に大きな差異として脚部に踵とつま先が存在するのがポイントとなっている。通常仕様(タイプN)の他、砲戦仕様(タイプC)の二形態が存在する。
一種の「偽装機」とも言える本機は、本来パーソナルトルーパーを仮想敵に据えた模擬戦等でガレリオンとレリオンの相手役を務めた試験機であるのが、レリオンの拡張性を模索した側面を持ち合わせているとも言える。増加装甲による恩恵で徒手空拳による格闘戦に耐えられる剛性や耐弾性の向上や、本機独自の武装である脚部に増設された「ミサイルランチャー」やタイプCの両肩に装備された「FTレールガン」による火力の強化等、この特殊仕様による形態は運用次第でレリオン以上の戦闘力を発揮する事も十分に可能となっており、何気にレリオンの優秀さを証明していると言っても良く[1]、鋼龍戦隊で独自改修されたリオンVをベース機にしてパーソナルトルーパーのパーツを追加したアーマリオンに近いコンセプトとなっている。なお、タイプNには本形態の特性を生かした「ノック・インアロウ」という攻撃パターンが設定されている。
イスルギ重工として試験機としての役目を終えた後は、より実戦的な戦闘データの取得を狙った社長のミツコの意向で、アラセリ・ガルシアを始めとする傭兵達や反連邦勢力であるテロリスト達に横流しした模様で、「非合法手段でレリオンのデータを入手した外部組織が独自に開発した機体」と言うのが社長の建前となっている。
名称は「マスカレード・リオン」の略で、「マスカレード」は英語で「仮面舞踏会」を意味しており、なかなか洒落の利いた名称である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 2022年3月のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」にて登場。ボックスレールガンを採用した黒い機種で、バランスタイプ。
- 2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」でも同仕様の機体が登場している。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- マスカレオンは第1話から登場。その後もアラセリ・ガルシア率いる実験部隊の戦力として何度か登場する他、ルイーナが鹵獲した機体も登場する。
- レリオンはガイアセイバーズのザコ敵として頻繁に登場。登場当初はバーストレールガンを搭載した灰色の機種が登場し、後にサイリオンのボックスレールガンを採用した黒い機種に切り替わる。ツインユニットでALL武器を乱射してくるのが鬱陶しい。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- ガイアセイバーズの解体に伴い、レリオンが正規軍でも運用されている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
レリオン[編集 | ソースを編集]
- アサルトブレード
- キャスク・ミサイル
- ミサイルではあるがM属性はない。
- AHWGMランチャー
- 大型誘導ミサイル。キャスク・ミサイルと同じミサイルコンテナに格納されている。
- バースト・レールガン
- 灰色に塗装されたレリオン機が携帯する(F武器)。
- ボックス・レールガン
- 黒に塗装されたレリオン機が携帯する。ALL属性のF武器。導入時期の関係からサイリオンで試用されていたものを本機にフィードバックしたと思われる。
- 『DD』では実弾属性の通常攻撃に採用。
マスカレオン[編集 | ソースを編集]
- M950マシンガン
- バースト・レールガン
- ミサイルランチャー
- 脚部に装着されたユニットから発射する。単独で使うことはなく、後述のノック・インアロウで使用する。
- ノック・インアロウ
- タイプNの主力兵器。M950マシンガンを連射しながら間合いを詰め、つま先で思い切り相手を蹴り上げた後にミサイルランチャーで追撃を行う攻撃パターン。移動後使用可。
- ガーリオンやサイリオンのようにT・ドットアレイを用いた重力フィールドを使わずに機体の駆動系だけで格闘戦を行う。偽装を行ったうえでそれに合わせた戦い方ができるレリオンの優秀さが垣間見える技。
- FTレールガン
- タイプCの主力兵器。両肩に折りたたんでいる大型レールガンを展開して攻撃を行う。全体攻撃。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
関連機体[編集 | ソースを編集]
- リオン
- 直接的な後継機。
- ガレリオン
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