ナデシコ・Yユニット
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ナデシコ・Yユニット | |
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外国語表記 | Y-NADESICO[1] |
登場作品 | 機動戦艦ナデシコ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 |
機体 母艦 |
スペック | |
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分類 | ナデシコ級宇宙戦艦 |
型式番号 | ND-001Y |
動力 |
相転移エンジン4基 核パルスエンジン4基 |
AI | オモイカネ |
原型機 | ナデシコ |
乗員人数 | 最大214名 |
主な搭乗員 |
概要[編集 | ソースを編集]
「Yナデシコ」とも称する。ナデシコにYユニットを無理矢理接続した姿。
これによって大幅なパワーアップを果たし、目標周辺の空間を丸ごと相転移させることが可能となった。
Yユニット[編集 | ソースを編集]
追加の相転移エンジン2基と相転移砲を内蔵したユニットと、大型レドーム付き連装式グラビティブラストのセット。オモイカネと同様の独立型コンピュータ「サルタヒコ」によって制御されている。
元々はナデシコ級4番艦「シャクヤク」用に建造されたものだが、シャクヤクは木連優人部隊の攻撃により撃沈どころか出撃前に落盤で潰れてしまったためこのユニットを接続することはなかった。
ユリカが言うには「もったいない」発破をかけるために部下に指示を出したウリバタケいわく「4番艦に着くもんが1番艦に着かないはずない」とのことだが、やはり無理に接続したための不具合が生じ、その対処に奔走するシーンも。
なお、漫画『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』ではナデシコが改修された際「ヤマト=ナデシコ」と改名されたが、YユニットのYがそのYなのかは不明である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
SRWでも弱点が殆どない万能戦艦。初期にはP武器がないことや、ディストーションフィールドやグラビティ・ブラストのコストが高くガス欠を起こしやすいという弱点もあったが、前者はミサイルのP武器への変更や精神コマンド「突撃」により、後者はEN回復により弱点にならなくなっている。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 強化型なので運用法はナデシコと同じだが、ディストーションブロックが追加されるので、難易度が高い本作の壁役に最適。但し発動により消費ENが改修前より10増えてしまうため、マップ兵器の活用はより困難となる。特に同時期に追加される相転移砲は超級覇王電影弾の上位版に近い性能で非常に強力なのだが、命中補正が更に低くて中々当てられないのに、貴重なENを大放出してしまう。第90話あたりから敵に援護持ちが増えて密集することもでてくるので、敵の回避率が低ければ一気に稼ぐこともできる。強化パーツ高性能照準器や「命中率+」系の特殊技能で補いたい所。
- 特殊能力欄が4つすべて埋まっている本艦だが、ソーラーセイルなど特殊能力欄に追記する強化パーツを装備しても、能力欄には表記されてないEN回復などの効果もきちんと作用する。ただ、元々数少ない強化パーツスロットの競合が激しいのでパーツの吟味は悩みどころか。
- なお、EDムービーでは何故か通常のナデシコに戻っている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。当てて避けて耐える自軍最強の戦艦。ただしフル改造しても燃費は悪い。更に本作と『IMPACT』ではチーム分割で補給装置持ちのいないチームに入ってしまうので注意。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 乗り換え前から引き続き、強力なカスタムボーナスを持つためフル改造の価値が上がっている。また、隠しユニットだが補給装置持ちがチームに入るようになった。
- スーパーロボット大戦R
- 中盤にナデシコがYユニットを装備する形で登場。ミス一番星コンテストの直後にコマンダー・ネンドルに指揮権を奪われる。終盤に火星で航行不能となり、改造はナデシコCに引き継がれる。ミスマル・ユリカの愛で戦闘でも活躍できる。燃費面も改善された他、本作の分岐では補給持ちもちゃんといるので安心。
- スーパーロボット大戦J
- 中盤にナデシコがYユニットを装備する形で登場。5人精神・バリア持ち・EN回復持ち・マップ兵器2種所持と、戦艦でありながら並の主力ユニットを凌駕する性能を持ち、天のゼオライマー、主人公機と並んで『J』の凶悪ユニットとされている。全52話の中の第24話から登場するため、かなり早期からその高性能を堪能できる。本作では命中率0%スルーがあるのでYナデシコも必然的に良く狙われ、撃墜数を稼ぐことができる。追加武装0の上にどんどん退艦者がでるアークエンジェルとはエライ違いである。乗り換えでホシノ・ルリを艦長にできる。『J』では数少ないトドメ演出がある武器を持つ。
- スーパーロボット大戦W
- 第1部終盤に登場するも第2部開始前には引退する(というかYユニットを演算ユニットごと木星に沈めてしまうため、第1部最終話には素のナデシコに戻っている)。第2部序盤では火星の後継者によるYユニット運搬目的のレプリカが登場。第2部終盤でユリカが戦線復帰し、なんとユーチャリスを改造したという設定で、戦場に2隻のナデシコが存在することに。また、サブパイロットとしてラピス・ラズリが搭乗している。
- なおこのユーチャリス改修型は第1部のナデシコではなくその時点でのナデシコCの改造が反映されるため、第1部でナデシコをお気に入りに入れて15段階改造していても、第2部で劇場版ナデシコをお気に入りから外していると改造段階が下がってしまうことになる。
- 『J』とは立場が逆転され、4人乗りのヴァルストークの方が優秀な戦艦になってしまった。サブパイロットがルリしかいなくなった上全体的に性能が弱体化、武器の燃費悪化、MAP版相転移砲の範囲縮小など扱いが悪い。
- スーパーロボット大戦BX
- やはり中盤頃にパワーアップする。なお、本作では「シャクヤク」は、軍の内通者の手でヴェイガンに渡るのを阻止するべくビシディアンによって爆破され、そのためシャクヤクのパワーアップ用のパーツをナデシコに取り付ける展開になっている。
- 無理矢理接続した弊害なのか、HPがYユニット接続前より減っている(むしろ、接続前のHPが他の母艦に比べて多いのではあるが)が、引き続き宇宙適応がSであることやIFS持ちになったユリカの能力も手伝い、戦艦でありながらかなりの回避率を誇る。
- 何より、同作では気力制限がマイク・サウンダース13世の「ディスクP」のお陰で制限になっていないため、相転移砲(MAP版)の使い勝手があまりにも良好で、「ヒット&アウェイ」(または「強襲」)と「連続行動」を養成すれば、先制攻撃で敵雑魚を一掃可能。MAP兵器の範囲が全体的に控えめな『BX』においては、グラン・ガラン(自機中心型)やマイク・サウンダース13世(敵味方識別つき扇型)と並びかなり広く、使い勝手はそれらをさらに上回る。
- 精神コマンドの揃いも抜群で、相も変わらずバランスブレイカーの一機。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- レーザー砲
- 両艦首先端から発射。『IMPACT』のみ実装。
- ミサイル
- ミサイル発射口があるディストーションフィールド発生装置がYユニットに換装されてしまったのでそちらから発射される。
- グラビティブラスト
- 艦首に内蔵の重力波砲。こちらもYユニット由来。
- MAP兵器版も所持。
- 相転移砲
- 艦首の砲口から発射された併行ビームが目標点に入ると、目標点から相転移フィールドが形成されて相手を空間ごと消滅させる。つまり一発でも発射したが最後、敵は防ぐことも脱出することも出来ず絶命するため(スパロボでは無視されるが)、その攻撃の苛烈さに発射したユリカをして「こんなの…反則だよ…」と愕然とさせた。
- 『J』以降はMAP兵器版と通常兵器版、そして相手がそのまま消滅するトドメ演出がある。
- ディストーションフィールド
- 自艦の周囲の空間を歪ませ、敵の攻撃を逸らすバリア。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 搭載
- ディストーションフィールド
- ディストーションブロック
- 『IMPACT』のみ実装。艦内ブロックごとにフィールドを形成してダメージを軽減する。
- EN回復 / EN・MP回復L2
- 『A』や『IMPACT』等を除いて実装。真空を取りこんでエネルギーにする相転移エンジンの再現だが、大気圏内でも性能が落ちることはない。
- EWAC(小)
- 『A』のみ母艦共通の仕様として所持。『A PORTABLE』では後述のカスタムボーナスにて強化される。
- 重力波ビーム
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 2L(LL)
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 『EWAC』の効果+15%
- 『A PORTABLE』で採用。
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- BX
-
- 初期段階:CRT補正+10 HP+500
- 第二段階:CRT補正+15 HP+750 EN+50
- 第三段階:CRT補正+20 HP+1000 EN+75
- 最終段階:CRT補正+30 HP+1500 EN+100 射程+1
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「YOU GET TO BURNING」
艦載機[編集 | ソースを編集]
- エステバリス
- ひなぎく
- 艦底部に搭載した強襲揚陸艦。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ アクアマリン ナデシコ級一番艦 「ナデシコ」 Yユニット装備型、パッケージより。
商品情報[編集 | ソースを編集]